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布教?

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「これはハマるわね…」
 「ああ…城にもぜひ置きたい…」
 「俺も欲しいぞ!」
 「さすがにこれは俺が引き受ける訳にはいかないからな…ヒカリ、ミリヤどうだ?」
 「…意外といい素材使うから、安いやつは弱いからここまでの精度はでない」
 「そうですね…これ1台で安い家なら買えそうですね」
 「お前等…趣味にどれだけ…」
 「金を掛ける所は人それぞれだな、俺は全く後悔していない!」
 「…ヒカリも!」
 「当然です!」
 「それはそうとして材料的にはどうだ?2台作れるか?」
 「…いけるかな?ちょっと足りないかも…」
 「なぁ、別に売るわけじゃないがヒカリとミリヤが人に渡せるって思えるレベルで作るとしたらどの位コスト下がる?」
 「…技術料抜きで今あるのが素材を買い揃えたら1億z越える」
 「でもそれは魔の森での余った素材が大半なので…」
 「…うん、ざっくりトシの知り合いに渡すなら1000万z、プレイできるってだけなら300万zかな?」

 1億z越えって…また魔の森行かないとな…

「高いわね…ヒカリの技術料入れたら2倍よね?」
 「…知り合いから技術料は取らない主義」
 「ねぇ師匠流石にそろそろ…」
 「…うん、最初からあげるつもりで作った」
 「本当にか!」
 「ありがとう!ヒカリ!ミリヤ!」
 「…あう」
 「…うぅ」

フィリアさんと姉ちゃんに抱き着かれて…俺は知ってたがエマルの屋敷に1台、兵舎に2台、ラグナ、姉ちゃん、グレミオに1台づつにするって、人気次第で1000万zクラスを城に置くとも…ヒカリは何を目指しているのだろう…

「…トシの真似してラシャ破いたら高い」
 「!…気を付ける…」
 「うちも…」
 「でもあれはやってみたくなりますね」
 「アヤコもわかるか?!」
 「魔法も使わずにあんなに曲がるなんて…うちも覚えたいです」

 今はボーラードを教え俺と同じ200点を越えたらマッセの練習許可するってヒカリが言ってから、順番に遊んでいる、2台をボーラード、2台をナインボールって感じだな

「安い訳じゃないけど、100万zの作って練習するか?」
 「…トシのさっきの見てからそのつもり」
 「師匠も同じ考えでしたか…」
 「それは兵舎に置いてみんな練習できる様にしよう、まさかみんなガッツリハマるとはな」
 「ここは娯楽が少ないからな…それ抜きでもビリヤードは面白いがな」
 「これは老若男女問わずできるからな」
 「もう少しコストが下がれば絶対流行るぞ、しかも冬に大会でもやれば…」

 大会か楽しそうだな…

「ヒカリこれって委託でいけそう?」
 「…微妙…粗悪品なんて作られたら楽しさ半減」
 「そうか…あれ?訓練所にいなかったっけ?木工志望と細工志望」
 「…鍛える?」
 「ヒカリが仕込めるなら国のお抱えにしたいな…」
 「なんか大きな話に…その子達の意思が優先だからな!」
 「わかっているが…フィリアちょっと」
 「はい?」

なにかの相談かな?ビリヤード組はみんな上手いな…背の小さい子は両足浮いちゃってる…まぁ細かい事はいいか…楽しそうだしな

「トシ―!さっきの背中の教えて!」
 「今行くー!」


こうして新年初めはみんなで楽しく過ごして… 
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