契約スキルで嫁沢山！-男少女多な異世界を正常なる世界へ-

帰還

 （そっちはどうなってる？）
 （…ヒカリ以外は防衛に向かった）
 （わかった、地下で待機していてくれ）
 （…了解）

ヒカリに連絡してからギルドに到着しレイフォード君を探す

「いた！このテント君達のか？」
 「あ…はい」
 「１回中に入ってくれ」
 「はい」

ギルド所有の広場にテントが並んでいたが、レイフォード君は俺をテントの前で待っていてくれたようだ、話をする為、みんなで中に入ると中にはアリアさんも…

「すでにサリアは戦闘に入ったみたいだ、こっちはすでに終わらせた」
 「え？…もうですか？」
 「ああ、それで君達をサリアに連れて行きたいのだが…荷物はあるか？」
 「全部マジックバックに入っています…でも…」
 「向こうの詳しい状況が解らないから、苦情はラグナに言ってくれ」
 「エル、仮面とコート脱いでくれ」
 「え？うん///」

それだけ伝えるとマジックバックを…マジックバックに入るんだな…まぁいいコートと仮面も収納、それより…いやだな…

「ん？レイフォード君ちょっとこっち来てくれ…」
 「え？なんですか？…」
 『ガバッ…ちゅ』
 「「…」」

 男の契約者が２人になった…そして未だに起きないアリアさんにも…ラグナ殺されても文句言うなよ…

『ちゅ』
 「「…」」

よし、契約完了だ…

「先に戻るぞ！」
 「「…はい///」」

お前男だろ！頬を染めるな！、帰還を念じて魔力を籠めていく…

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「…起きた？」
 「ありがとな、ここに着いてから時間は経ってないな？」
 「…うん、５分も経ってない…ごめん…なかなか起きなくていっぱい叩いた…」
 「大丈夫、気にするな」

 頬がジンジンするが無事に戻れたようだ

「まずはこっちに呼ばないと…【契約者召喚　ルナ】」
 「…え？」
 「…間違えた…」
 「トシ！戦闘中よ！」
 「やばい！どうする！」
 「もう！落ち着きなさい！」
 『バシッ』
 「…すまん…」
 「連絡とるから！ヒカリなにか着るもの頂戴」
 「…これ着てて」
 「ありがと」

なにやってんだ俺は…ここで焦っても駄目なのに…足引っ張っちまった…反省は後だ！

 「【契約者召喚　エル】【契約者召喚　アリア】」
 「///」
 「…」
 「２人の着替えなんか頼む…」

 地下部屋２へ…全裸の男は見せたくない！

 「【契約者召喚　レイフォード】」
 「…///」
 「マジックバックだ着替えてくれ」
 「…はい///」
 「呼んだらそこの階段を上がってくれ」
 「はい」

こいつまだ寝てやがる…がルナとエルはすでに着替えている、よし！行くぞ！

 「ルナ！頭に乗れ！エルはこっち！」
 「「はい」」
 「ヒカリ、地下部屋２にいる王子とまだ寝てる姫さん頼んだ！行ってくる！」
 「…任された、いってらっしゃい…がんばって」


 久々の肩車だな…ルナを頭に乗せ、エルを抱っこして戦場に向かう