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移動式家

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話が終わり屋敷に戻ると思ったがヒカリが立ち止まり…

 「…この家買った」
 「お隣さんじゃん…」
 「…昨日商業ギルド行ったら売ってた、結構前に夜逃げしたみたい」

 隣は普通の2階建ての一軒家だったが人の出入りを見た事なかったが…

「…この家持ち運びにどう?」
 「切り離して収納してみるか…」

 腕輪と薄く伸ばし地面にそって切り離す…そして収納…

「…完璧ね」
 「…ああ」
 「あとはミリヤと補強と改造するから地下部屋で出して」
 「了解」
 「…隣は更地にして今度なんか作る」
 「任せるよ…ヒカリの好きにしてくれ」
 「…ありがと」

 仕事中のイアン以外は全員参加すると言い、2時間地下部屋に行く事にした

「ここに直接出していいか?」
 「…まって、みんなで持てる?下も補強したい」
 「…試すか」
 『ズゥン』
 「静かに出せた…」
 「…余ってるインゴット円柱にして1mを10本お願いしていい?それに乗せれば作業できると思う」
 「なるほど…ジャッキみたいな感じか」

ヒカリの指示で円柱を作る…さて家を持ち上げれるかな?

 「みんな準備いいか?」
 「「「はーい」」」
 「ゆっくり持ち上げるぞー」
 「「「はーい」」」
 「あれ?余裕か?俺の側はいいや、向こう手伝ってくれ」
 「「はい!」」
 「ヒカリ、ミリヤどうだー」
 「…高さはOK、円柱設置中、もう少し」
 「みんな大丈夫かー?」
 「平気ですー」
 「こっちも平気」
 「…設置OK!ゆっくり降ろして」

 無事浮かせた状態でキープできた

「…神鋼少し使っていい?」
 「いいぞ、加工するだろ?指示は任せた」
 「…ん、とりあえず薄く、地面接地面に神鋼を張り付けて底を補強したい、野営にも使えるようにする」
 「おぉ野営で使えたらいいな!」

 俺、ヒカリ、ミリヤ以外は自由時間でさっそく、さくらとゆきなを混ぜてパーティ訓練をし始めた…約3時間後…

「…底の補強終わり、降ろしたい」
 「了解」

 一度家を収納し円柱の支えを外してから家を出す

「…ありがと、残りはミリアとできる」
 「はい!がんばります!」
 「よろしく!この円柱をインゴットにしたら訓練に混ざって来るな」
 「…思いっきりやっていい?」
 「意見出していいのか?」
 「…出来るか出来ないかは別、意見は言って」
 「俺は風呂が欲しい足が伸ばせるくらいあると嬉しい」
 「…ヒカリもお風呂欲しいから任せて!」
 「あとはキッチン位か?寝る所はラグナ達とカズ達を分けれればいいが、そんなには無理だろう…」
 「…カズ達?誰?」
 「ああ!話す前に俺が落ちたか!みんなに軽く説明するからちょっと待っててくれ」

みんなを集めて、カズの事を説明していく…さくらとゆきなの事はさくらが昨日説明したみたいだ

「へーアヤコさんとクロスがくっつくとは…」
 「これからはカズで統一してくれ、街の住人に名前しれ渡ってるからさ…」
 「トシが…クロス!!!!!って叫んだせいね」
 「すまんな、テンションがおかしくなってな」
 「ねね…トシ君…戦闘の最中に言った事覚えてる?」
 「…なんだっけ?」
 「貸1だ!後でなんでも言う事聞いてやる!ってあれって1人1個?///」
 「…ヒカリは2個目///」

そんな事言ったっけ?本当に?でも言ったからには…

「1人1個でいいよ」
 「「「///」」」
 「はい!」
 「「「あ!」」」

ルナが勢いよく手を挙げた

「ルナどうぞ」
 「私は早朝訓練後に再使用可能になり次第、トシと2人で2時間地下部屋で過ごす事に権利を使うわ!」
 「わかった…だけどこの移動式家完成後でいいか?、二人っきりならゆっくりしたいだろ?」
 「ええ…それで///」
 「僕2番!」
 「ちょ「わたし3番!」」
 「4番!」
 「まてまてまて!順番は契約した順でいいか?争いが起きそうだ!」
 「「「…はい」」」


この後は、みんなヒカリの手伝いを始め、意見を出し合い早急に改造が進んでいくが、流石に材料も足りずこの時間では全然足りなかった…
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