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のんびりできない

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 「なんだかんだで飯も食わずに1時か…なんか食べるかな」
 「そうですね、準備しますね」
 「バックにあるできた物出すよ、せっかくの休みが半分潰れたんだ…のんびりしよう」
 「はい、ありがとうございます」
 (トシ言い忘れがあるんだが…)
 (急ぎか?これから食事しようと)
 (悪いな、前に奴隷買うとか話してたよな?)
 (訓練の間に話したな)
 (その話なんだが…飯食ってから城に顔出せるか?)
 (…了解、また連絡する)
 (助かる)
 「すまないが…食事終わったら城に行かないといけなくなった…」
 「そういえば、強制的に帰ってしまったわね」
 「ラグナも忘れてたらしい…前に話した奴隷関係みたいだ」
 「屋敷の管理ですね」
 「掃除、洗濯、食事とか冒険者やりながらだと意外ときついから早めにしないととは思っていたが先延ばしになってたからな、みんなの意見も聞きたいから一緒に行かないか?」
 「「「はーい」」」

 食事も済ませ、さっそく城へ今回は門番もスルーだ!フィア効果凄いな、視線も逸らされない!

 「ラグナー来たぞー」
 「貴様!国王様になんたる態度か!」
 「…」
 「貴様!」
 「…これはこれは国王様、ご機嫌麗しゅうぞんします」
 「将軍…俺の客だ」
 「…は!」

 頭の毛根が死滅したおっさんはラグナに言われ、俺を睨みつけながら一歩下がった…なんで俺達が来る時は毎回人払いしてくれてんのに、今回は知らないう奴がいるんだよ…いつもの調子で来ちゃったよ

「4人目の犠牲者が出てその報告だ、悪いな」
 「いえいえ、先に言ってくだされば、完璧な態度で参上仕ったのですが…」
 「…将軍報告は受け取った、下がってよい」
 「…は!」

やっと出て行った…最後まで睨みつけてやがった…見るからに悪役だよな

「とりあえず殴っていいか?」
 「ダメに決まってるだろ!」
 「…そうか…フィアちょっといいか」
 「はい?」

フィアはトコトコと近づいてくる…左手で抱きしめながら頭を撫でる

「ごめんな…少し撫でさせてくれ…心を落ち着ける協力してくれないか」
 「///はひ///」
 『ワシャワシャワシャ』
 「フィアの髪は触り心地いいなー」
 「///はうぅ///」
 「ありがと…落ち着いた」
 「///いえ///」
 「フィリアさんありがとうございます」
 「いいのよーフィアも嬉しそうだしね」


フィアの髪は柔らくて少しふわふわした感じのセミロングだ、ラグナを押さえつけ口を塞いでくれていたフィリアさんにお礼して、いい話を促す…
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