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食事

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俺の腹減った宣言のせいか、王妃が食事にしようと提案してくれて部屋を移動した、移動の際に騎士団は王の命令で各場所へ行ったので、食事が配膳され給仕が下がった後はこの場には俺達5人と王族3人にイアンの9名となった。

 「この場には俺達だけだ敬語はいらん、食事の礼儀もいらん好きに楽しんでるれ、兵達に現状を洗い出して貰ってる、この後は時間が取れないかもしれん、解る事教えてくれないか?」
 「では、少しお話させていただきます」

イアンが話してくれるみたいだ…

「イアン、私達だけなのよ、敬語はいらないと聞こえなかったかしら?それとも3年で性格が変わった?もしくは…猫を被りすぎて脱げなくなったのかしら?」
 「…そんな事ありませんことよ、私はいつもこうではありませんか」
 「鬼がなに言ってるのよ」
 「…口を閉じないと殺しますことよ」
 「あんたにやれるって?」

なんだ普通に話が進むんじゃないのか…

(ターニャ何がどうなってるのか解るか?)
 (あのお2人とギルドで話に出てきた鬼斬姫は元Sランクの同じパーティです、うち達のじゃれ合いと同じ感じですね、国王様も心配してない様子です)
 (ありがとう、わかったよ)

 王の方へと視線を向けるが確かに心配していないようだ…

(ねぇ!トシ君!)
 (どした?)
 (あの2人ね、伝説の脳筋パーティの2人なんだよ!)
 (伝説?脳筋?)
 (そそ!戦士、戦士、剣士の三人でSランクまで昇りつめたの!凄いよねー!)
 (…ほんと凄いな…)

 回復も魔法も支援もなしか…凄いな…

「そろそろいいか?ギルマスとしての話を聞きたいんだが?」
 「そうね続きは国が良くなってからね」
 「そうですね、その首をよくお洗いになってお待ちくださいね」
 「んん!では頼む」
 「…3年ほど前に国王様がご病気になったと発表がありました。その後は大臣が政策を行うようになり、税が上がり、魔王国との契約も破棄、魔王討伐を掲げ、兵の徴収、回復薬などの買い占めなどが行われていました」
 「契約破棄だと!」
 「はい、病気で伏せている国王の印が入った書状を持った大臣が宣言を行っていました」
 「…」
 「そして10日程前に国王の病気が治り、これから3カ月後、冬が終わり次第兵を上げると」
 「…最悪の事態は間逃れたのか…」
 「ここで飯食ってて平気か?緊急に対処しないといけない気がするが…」
 「いつかギルマスとは話さなければならない、ここで焦って城の中だけで情報を集めても今は誰が敵なのかもわからんからな、フィリアも信用しているイアンに先に聞きたいんだよ…お前は知らんと思うが俺はイアンを大臣にしたかった位には信用している」
 「イアン凄いんだな」
 「…そんな事ないです///」
 「やっぱ惚れてんのね、早く子供作って貰いなさいよ」
 「///その話は今は止めて!!///」
 「「「「「…」」」」」

いつものように脱線しながら話が進んで行く…王よしっかり考えてたんだな…馬鹿だと思っててすまん…口では謝らんがな!
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