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木の棒
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「教えられるスキルなのか?」
「木剣で訓練すればいつのまにか覚えてます、冒険者はみなさん持ってるんじゃないですかね?」
「攻撃魔法にも使えるから便利みたいだね!魔法の効果なくなってただの魔力弾になっちゃうけど!メリルも拾った木の棒を適当に振って歩いてただけで覚えたもんねー」
「木の棒で覚えれましたよ」
「そんな簡単なのか?ルナは使えないのか?」
足元に落ちていた細い木の棒を拾って振ってみる
「使えないわ、スキルは使えたけど魔法は使えなかったしね、…トシに当ててしまった魔法が初魔法よ…」
「…あれか…」
「…使い方とか呪文はわかっていたからね…」
「…あの…【サンダー レイ】が初?…うそでしょ…上級魔法…しかも短縮詠唱…」
「…天才…」
「…支援魔法メインでよかった…攻撃魔法職だったら手も足も出ないよ…」
「…あ…」
「どうしたのよ?」
「【加減】覚えた、ほんと簡単なんだなー」
「「「いやいやいや、早くすぎ!」」」
「だってメリルも…」
「木の棒を振って歩いただけと言っても依頼の移動中に振って歩くを何回か繰り返して覚えたんです、こんなに早く覚えるなんて聞いた事ありませんよ!」
「…あ」
「「「え?」」」
「…私も覚えちゃったみたいよ…」
ルナの手には俺から取り上げた木の棒があった…
「「「…もういや…」」」
「木剣で訓練すればいつのまにか覚えてます、冒険者はみなさん持ってるんじゃないですかね?」
「攻撃魔法にも使えるから便利みたいだね!魔法の効果なくなってただの魔力弾になっちゃうけど!メリルも拾った木の棒を適当に振って歩いてただけで覚えたもんねー」
「木の棒で覚えれましたよ」
「そんな簡単なのか?ルナは使えないのか?」
足元に落ちていた細い木の棒を拾って振ってみる
「使えないわ、スキルは使えたけど魔法は使えなかったしね、…トシに当ててしまった魔法が初魔法よ…」
「…あれか…」
「…使い方とか呪文はわかっていたからね…」
「…あの…【サンダー レイ】が初?…うそでしょ…上級魔法…しかも短縮詠唱…」
「…天才…」
「…支援魔法メインでよかった…攻撃魔法職だったら手も足も出ないよ…」
「…あ…」
「どうしたのよ?」
「【加減】覚えた、ほんと簡単なんだなー」
「「「いやいやいや、早くすぎ!」」」
「だってメリルも…」
「木の棒を振って歩いただけと言っても依頼の移動中に振って歩くを何回か繰り返して覚えたんです、こんなに早く覚えるなんて聞いた事ありませんよ!」
「…あ」
「「「え?」」」
「…私も覚えちゃったみたいよ…」
ルナの手には俺から取り上げた木の棒があった…
「「「…もういや…」」」
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