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秘密
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「…あれ…ここは…?」
「メリル大丈夫!?」
「気分悪くない!?」
俺の自己紹介を中断し全員メリルに視線を送る
「…たしかモンスターに切り裂かれて…それから…王子様が…動けないわたしに…キスを…///」
「…本当に大丈夫かしら…頭は打ってないはずよね…?」
ターニャは可哀そうな子を見るようにメリルを見つめている…って記憶あるのか…王子様って…
「メリル気をしっかり!だいたいその通りだけど一部美化されているよ!」
リリィは水を渡しながらツッコんでいる、受け取った水を飲み一息付けたのか俺の方に顔を向けた…
「…王子様…///」
ダメだ一息付けていない、もっと水を!
「彼等が僕達を助けてくれたんだよ!えーっと…まだ名前聞いてないや…」
自己紹介中に目が覚めて中断してたもんな…
「俺は俊です、17才 独身です」
『ベシッ』
「トシまでなんのアピールよ!しっかりして!」
膝を叩かれ怒られてしまった…
「私はルナ、トシの妻よ!」
ルナの好感度が凄いな…独身って言った直後に妻宣言か…
「…トシ様…///」
「トシ君って呼んでいいのかな…///」
「年上!下だと思ってたわ…トシさんね…///」
ルナの妻宣言はスルーされていた
「ぐぬぬ…まぁいいわ、それよりいいかしら?」
3人の注意を惹きルナが話し始める
「メリル、あなたの今の状態についてよ」
「え?はい」
「大事な話になるわ、2人に聞かれたくないなら少し場所を離しましょうか?」
「えっと…大丈夫です、ターニャとリリィにも聞いてもらっても…」
「そうなの?なら始めるわ」
ドキドキしてきた…契約のリスクって言ってたよな…
「今、メリルはトシと契約状態にあるのよ、契約が切れれば、その瞬間に傷が開き直に死ぬわ」
「契約?それが切れると死ぬ?」
「ええ、今はトシのスキルで生きている状態よ、契約が切れる、もしくはトシが死ねばあなたも死ぬのよ」
「…」
やばい…思ったよりリスクがでかい…契約が切れたら傷が開くのか…ってあれ…
「まて!俺が死ぬとメリルも死ぬのか!」
「そうよ、トシが死ねば私とメリルは死ぬわよ」
「ルナまで…」
「そしてトシからは契約破棄はできないわ、できるのは相手側つまり私達からしか破棄できないのよ」
なんだその契約は、片方からしか契約破棄できないなんて、碌な契約じゃないぞ
「破棄したらルナはどうなるんだ?」
「私は契約した時、怪我もしてなかったからどうにもならないわよ」
「じゃあ!「いやよ!」」
「なんで!」
「私は絶対に契約破棄なんてしないわ!誰からも見てもらえず、虐げられて、あんな場所に閉じ込められて…やっとの思いであなたを見つけたの!あなたが連れ出してくれたら私の全てを捧げるって…だから!私は絶対に破棄なんてしない!」
「…それでも俺は…」
「ありがと…トシは私が嫌い?」
「嫌いなはずないだろ!まだ出会ってからの時間は短いけどルナは俺が守ろうって決めたんだ!」
「なら問題なんてないじゃない、私はトシが好き、トシは私を守る…でしょ、それに契約なんてなくてもトシがいないなら私は死んでも構わないわ」
「…どうしてそこまで…」
「それは秘密よ」
良くない頭で考えるが、契約破棄させる理由なんか思いつかない…
「だぁぁぁぁぁーーーーー!!!わかったよ!俺から破棄しろなんてもう言わねーよ!俺なんかと契約しなければよかったなんて思わせないよう、がんばってやるよ!!!!!」
「私と契約してよかったと思われるように私もがんばるわ…トシ…ずっと一緒よ///」
「メリル大丈夫!?」
「気分悪くない!?」
俺の自己紹介を中断し全員メリルに視線を送る
「…たしかモンスターに切り裂かれて…それから…王子様が…動けないわたしに…キスを…///」
「…本当に大丈夫かしら…頭は打ってないはずよね…?」
ターニャは可哀そうな子を見るようにメリルを見つめている…って記憶あるのか…王子様って…
「メリル気をしっかり!だいたいその通りだけど一部美化されているよ!」
リリィは水を渡しながらツッコんでいる、受け取った水を飲み一息付けたのか俺の方に顔を向けた…
「…王子様…///」
ダメだ一息付けていない、もっと水を!
「彼等が僕達を助けてくれたんだよ!えーっと…まだ名前聞いてないや…」
自己紹介中に目が覚めて中断してたもんな…
「俺は俊です、17才 独身です」
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「トシまでなんのアピールよ!しっかりして!」
膝を叩かれ怒られてしまった…
「私はルナ、トシの妻よ!」
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「…トシ様…///」
「トシ君って呼んでいいのかな…///」
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「ぐぬぬ…まぁいいわ、それよりいいかしら?」
3人の注意を惹きルナが話し始める
「メリル、あなたの今の状態についてよ」
「え?はい」
「大事な話になるわ、2人に聞かれたくないなら少し場所を離しましょうか?」
「えっと…大丈夫です、ターニャとリリィにも聞いてもらっても…」
「そうなの?なら始めるわ」
ドキドキしてきた…契約のリスクって言ってたよな…
「今、メリルはトシと契約状態にあるのよ、契約が切れれば、その瞬間に傷が開き直に死ぬわ」
「契約?それが切れると死ぬ?」
「ええ、今はトシのスキルで生きている状態よ、契約が切れる、もしくはトシが死ねばあなたも死ぬのよ」
「…」
やばい…思ったよりリスクがでかい…契約が切れたら傷が開くのか…ってあれ…
「まて!俺が死ぬとメリルも死ぬのか!」
「そうよ、トシが死ねば私とメリルは死ぬわよ」
「ルナまで…」
「そしてトシからは契約破棄はできないわ、できるのは相手側つまり私達からしか破棄できないのよ」
なんだその契約は、片方からしか契約破棄できないなんて、碌な契約じゃないぞ
「破棄したらルナはどうなるんだ?」
「私は契約した時、怪我もしてなかったからどうにもならないわよ」
「じゃあ!「いやよ!」」
「なんで!」
「私は絶対に契約破棄なんてしないわ!誰からも見てもらえず、虐げられて、あんな場所に閉じ込められて…やっとの思いであなたを見つけたの!あなたが連れ出してくれたら私の全てを捧げるって…だから!私は絶対に破棄なんてしない!」
「…それでも俺は…」
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「嫌いなはずないだろ!まだ出会ってからの時間は短いけどルナは俺が守ろうって決めたんだ!」
「なら問題なんてないじゃない、私はトシが好き、トシは私を守る…でしょ、それに契約なんてなくてもトシがいないなら私は死んでも構わないわ」
「…どうしてそこまで…」
「それは秘密よ」
良くない頭で考えるが、契約破棄させる理由なんか思いつかない…
「だぁぁぁぁぁーーーーー!!!わかったよ!俺から破棄しろなんてもう言わねーよ!俺なんかと契約しなければよかったなんて思わせないよう、がんばってやるよ!!!!!」
「私と契約してよかったと思われるように私もがんばるわ…トシ…ずっと一緒よ///」
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