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VS ???
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開いた先は広いダンジョンだった
「やっぱり出口じゃなかったよ…」
一歩二歩と慎重に奥へ進み始めた
『バタンッ!』
「…閉まった…ってそんな気はしてたよ!」
一応扉を調べてみるが開く気配は一切ない。殴れば壊せる気もするが壊せなかった場合を考えると無駄な力をここで使っていいものかと思う
「先に進むかー」
もともと楽観的な性格ではあったがこちらに来てますます楽観的になってるような感じがする
「さてとこの先になにがあるんだ?」
『グァーー!!』
立ち竦むような咆哮と共に俺の倍はある火球が襲ってくる
「だぁー!!いきなりかよ!!」
横に飛びのき咆哮の出先を見つめる
「ドラゴン?にしては不細工だな」
そこには黒く禍々しいドラゴンっぽいなにかがいた…口が裂け、鱗も所々剥がれ皮膚が見えている
「こいつを倒さなきゃ話が進まないようだし、いっちょやりますか!」
気合を入れ両足に力を籠め一気にドラゴンに突貫する
『ペシッ!』
「ぐはっ!」
尻尾で叩き落とされた、狼とは比べ物にならない位に強いっぽいぞ!叩きつけられた俺に向かってドラゴンの爪が振り下ろされるが転がって回避し立ち上がる
「最初のダンジョンにしては強すぎねーか?」
尻尾と爪を避けながら一撃をやっと入れるが狼の様に爆散はしなかった
「一撃って訳にはいかねーか、でも効いてるっぽいよな?」
『グワァーー!』
近距離での火球が襲ってくる、必死によけようとするも左足に当たってしまった
「痛ってーーーー!」
ジーパンと靴が燃え素足が露出してしまった…だが足はある、赤くなりヒリヒリするが軽い火傷ですんでるようだ、魔闘気状態の戦闘に慣れ始め徐々に攻撃が当たり始めるが決め手がない。そこからは泥仕合のように尻尾で叩かれ、爪に叩きつけられ、ぶん殴って、吹っ飛ばされてを繰り返す
「そういやーこっちに来てから初めて怪我してんな…てっきり無敵とか思ってたのに…」
どれだけの時間戦ってるのかもわからない、体感的には数十時間も戦っている気もするが、まだ数分しかたっていない気もする
「しかも一歩も動かないって余裕ですか?意地でも殺してやるよ!」
戦闘を続けるうちにテンションがおかしくなってくる。爪を避け顔面に殴りかかった時、今までにないパターンが来た
『ガブッ』
頭上から口を開き俺を丸のみにしようとしやがった、上半身が口内に入り牙が右足のふとももに突き刺さり激痛が襲う
「うがぁぁぁぁぁーーーー!!」
痛みを堪えながら口の中で拳を振るうと『ぐしゃ!!』と音が鳴るがドラゴンが押し潰しにかかってくる、刺さったままの牙を抜き脱出する為、口を開かせようと力を籠めるとあっさりと口が開き牙が抜けていく、口から這いながら脱出するとすでにドラゴンは虫の息だった
「はぁはぁ、勝てたのか?」
「やっぱり出口じゃなかったよ…」
一歩二歩と慎重に奥へ進み始めた
『バタンッ!』
「…閉まった…ってそんな気はしてたよ!」
一応扉を調べてみるが開く気配は一切ない。殴れば壊せる気もするが壊せなかった場合を考えると無駄な力をここで使っていいものかと思う
「先に進むかー」
もともと楽観的な性格ではあったがこちらに来てますます楽観的になってるような感じがする
「さてとこの先になにがあるんだ?」
『グァーー!!』
立ち竦むような咆哮と共に俺の倍はある火球が襲ってくる
「だぁー!!いきなりかよ!!」
横に飛びのき咆哮の出先を見つめる
「ドラゴン?にしては不細工だな」
そこには黒く禍々しいドラゴンっぽいなにかがいた…口が裂け、鱗も所々剥がれ皮膚が見えている
「こいつを倒さなきゃ話が進まないようだし、いっちょやりますか!」
気合を入れ両足に力を籠め一気にドラゴンに突貫する
『ペシッ!』
「ぐはっ!」
尻尾で叩き落とされた、狼とは比べ物にならない位に強いっぽいぞ!叩きつけられた俺に向かってドラゴンの爪が振り下ろされるが転がって回避し立ち上がる
「最初のダンジョンにしては強すぎねーか?」
尻尾と爪を避けながら一撃をやっと入れるが狼の様に爆散はしなかった
「一撃って訳にはいかねーか、でも効いてるっぽいよな?」
『グワァーー!』
近距離での火球が襲ってくる、必死によけようとするも左足に当たってしまった
「痛ってーーーー!」
ジーパンと靴が燃え素足が露出してしまった…だが足はある、赤くなりヒリヒリするが軽い火傷ですんでるようだ、魔闘気状態の戦闘に慣れ始め徐々に攻撃が当たり始めるが決め手がない。そこからは泥仕合のように尻尾で叩かれ、爪に叩きつけられ、ぶん殴って、吹っ飛ばされてを繰り返す
「そういやーこっちに来てから初めて怪我してんな…てっきり無敵とか思ってたのに…」
どれだけの時間戦ってるのかもわからない、体感的には数十時間も戦っている気もするが、まだ数分しかたっていない気もする
「しかも一歩も動かないって余裕ですか?意地でも殺してやるよ!」
戦闘を続けるうちにテンションがおかしくなってくる。爪を避け顔面に殴りかかった時、今までにないパターンが来た
『ガブッ』
頭上から口を開き俺を丸のみにしようとしやがった、上半身が口内に入り牙が右足のふとももに突き刺さり激痛が襲う
「うがぁぁぁぁぁーーーー!!」
痛みを堪えながら口の中で拳を振るうと『ぐしゃ!!』と音が鳴るがドラゴンが押し潰しにかかってくる、刺さったままの牙を抜き脱出する為、口を開かせようと力を籠めるとあっさりと口が開き牙が抜けていく、口から這いながら脱出するとすでにドラゴンは虫の息だった
「はぁはぁ、勝てたのか?」
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