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男の娘?
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記憶はないが4歳、男、名はトニ!現在女装中でトニコだ!
「おー!おー!あれが町かー!」
「トニコ静かにしろ!」
「ほーい!」
「わかってるのか!お前は女の子!男ってバレたら終わりだと思え!」
「スカートってスースーしていやんですわ」
「口を開かなければどこをどう見ても女の子なんだ!だから話すな!」
スカートを履かされ、長かった青髪は綺麗に整えられておさげになっている、長い髪はうざったいが我慢だな。
「こら!胸を揉むな!なんだこの4歳児は!」
「ちゃんと捕まれって言ったのに!」
「腰だ!腰!」
姐さんの馬の後ろに乗っているがおっぱいがいい感じだ!
「まずは毛皮を売って金にして、依頼失敗の違約金払って……」
「姐さんギルドでは売れないですよね?」
「イヤ、死体を見つけ皮だけ鞣したと説明する」
「荷台の牢屋はなんて言うんでしたっけ?」
「山賊に襲われたが捕まっていたトニコを助けただ!トニコはショックで話せない!さっき説明しただろ!」
山賊に捕まり男の子は殺されてしまった、山賊の住処には捕まっていた女の子がいたので隙を見て助けた、と突っ込みどころ満載の姐さんプランだ。
「了解であります!」
「信じてもらえるかなー?」
「もうすぐ町だ!トニコは話すなよ!」
姐さんが門番さんに軽く説明しただけで町には簡単に入れた。
この町の冒険者ギルドは門の側にありそのまま直行、ギルドのお姉さんに姐さんが説明しているが違約金や馬車の保証金やら聞こえてくる。
「そう申されても規則は規則なので」
「だからこの子が!」
「……」
話せない設定なので身振り手振りで……
「ではその子はギルドで預かります」
「!?」
は?助けてくれた姐さん達にお礼もできていないのに引き離されてたまるか!姐さんの足にしがみつき全力で離れたくないアピール!
「どうしたの?ギルドは安全よ、あなたのこれからもあるの」
「……孤児院かどこかに預けられるのか?」
「そうなります」
「あたいが面倒を見る事は可能か?」
「……本気ですか?」
「せめて落ち着くまでは一緒にいてやりたい」
「……わかりました、あなたもその方がいいのよね?」
「……」
当然だ!うんうんとアピール!
「では、手続きを行いますのでお待ちください」
姐さんと下っ端さんの会話で違約金と馬車代でとんでもない請求を受けたらしいが、黄色い虎の皮が更にとんでもない金額になったらしく、金銭的にはプラス、俺を養うのに充分な額が入ったようだった。
「一旦帰るぞ」
「どこに?」
「あたいの家だ」
2人の借り家はそれほど大きくないが3人で住むには充分な大きさだった。
「トニコ凄いな、涙まで流すなんて」
「ただの攫われた美少女でしたね」
「任せろ!」
「で?」
「でって?」
「ギルドにいた方が何かといいだろ」
「はー?まだお礼もできてないのに離れるわけないじゃん」
「あの皮でプラマイゼロだ、義理立てする必要はないんだぞ」
「プラスです、お金はプラスでした」
「静かにしろ」
「お金の問題じゃないんだよねー、姐さんが嫌なら出ていくよ?」
「……好きにしな」
「ほーい」
スカートは脱いでいいのかな?ひらひらして動きにくいな。
「ねね、女装やめていい?」
「ダメだ、家の中以外では男とばれると不味いと思え」
「家の中だよ?」
「トニコは飯を食いに行かないのか?」
「家なのに作らないの?」
「「……」」
「キッチンあるのに作らないの?」
「……外で食った方が早いからな」
「じゃ俺が作るよ、食材どこ?」
「作れるのか!?」
「たぶん?肉はまだあったよねー、野菜とかどこ?」
「買い出し行ってきます!」
「必要な料理器具もだ!」
「まって!俺も行く!」
何故か2人ともテンションが高すぎる。
「なんでそんなに興奮してるの?」
「当然だ!」
「この町には美味しい食事処がないんですよ!」
「足元見やがって、高いだけでたいして美味くもない」
「美味しくなくても怒らないでね」
「ああ約束する!」
「早くいきましょう!食材が売り切れちゃいます!」
雑貨屋で包丁、まな板、鍋、フライパン、失敗したら困るしな、まずはこれでいいや。
「次は八百屋でいいのか?」
「うん、八百屋と魚屋と肉屋を見たいかなー」
「肉はまだまだあるだろ?」
「色々試したいし、同じ肉だとあきるでしょ?」
「できないあたいが口を出す事ではないな、任せる」
野菜も魚も肉もわからない、店員さんにお勧め聞いて適当に買ってと。
「塩と胡椒は買ったけど醤油がないなー」
「しょうゆとはなんだ?」
「黒い水?」
「聞いたことがない」
「聞いたことないですね、トニコの村の特産品か何かですかね?」
「ないならいいや、帰って作るよー!」
家に帰りさっそく料理開始だ。
「2人とも近すぎない?」
「見るくらい構わないだろ?」
「野営で焼くしかしないので料理に興味があるのです!」
「まぁいいけど」
「鍋は何をしているのだ?先ほどから一度も蓋を開けていないが」
「米があったからね、ご飯炊いてるんだー」
「フライパンは肉を焼いた後に何をしているんだ?」
「ソース作ってるー」
質問攻めが終わらないけど料理は完成!
「簡単に肉野菜炒めとご飯!」
「「……」」
「いただいきます!」
「……いただく」
「うま!なんすかこれ!」
「……」
「姐さんちゃんと噛まないと駄目だよー」
下っ端さんは騒ぎ始め、姐さんはひたすらもぐもぐしている。
「これが簡単な野菜炒めだと?」
「お店と全然違う!」
「ソースかな?ご飯と一緒に食べてよ」
「白いのうま!お肉と合う!」
「……凄いな」
「両方おかわりあるから沢山食べてねー」
こうして3人での共同生活が始まった。でも米とか塩は覚えているのに野菜の名前とかわかんないんだろ?
「おー!おー!あれが町かー!」
「トニコ静かにしろ!」
「ほーい!」
「わかってるのか!お前は女の子!男ってバレたら終わりだと思え!」
「スカートってスースーしていやんですわ」
「口を開かなければどこをどう見ても女の子なんだ!だから話すな!」
スカートを履かされ、長かった青髪は綺麗に整えられておさげになっている、長い髪はうざったいが我慢だな。
「こら!胸を揉むな!なんだこの4歳児は!」
「ちゃんと捕まれって言ったのに!」
「腰だ!腰!」
姐さんの馬の後ろに乗っているがおっぱいがいい感じだ!
「まずは毛皮を売って金にして、依頼失敗の違約金払って……」
「姐さんギルドでは売れないですよね?」
「イヤ、死体を見つけ皮だけ鞣したと説明する」
「荷台の牢屋はなんて言うんでしたっけ?」
「山賊に襲われたが捕まっていたトニコを助けただ!トニコはショックで話せない!さっき説明しただろ!」
山賊に捕まり男の子は殺されてしまった、山賊の住処には捕まっていた女の子がいたので隙を見て助けた、と突っ込みどころ満載の姐さんプランだ。
「了解であります!」
「信じてもらえるかなー?」
「もうすぐ町だ!トニコは話すなよ!」
姐さんが門番さんに軽く説明しただけで町には簡単に入れた。
この町の冒険者ギルドは門の側にありそのまま直行、ギルドのお姉さんに姐さんが説明しているが違約金や馬車の保証金やら聞こえてくる。
「そう申されても規則は規則なので」
「だからこの子が!」
「……」
話せない設定なので身振り手振りで……
「ではその子はギルドで預かります」
「!?」
は?助けてくれた姐さん達にお礼もできていないのに引き離されてたまるか!姐さんの足にしがみつき全力で離れたくないアピール!
「どうしたの?ギルドは安全よ、あなたのこれからもあるの」
「……孤児院かどこかに預けられるのか?」
「そうなります」
「あたいが面倒を見る事は可能か?」
「……本気ですか?」
「せめて落ち着くまでは一緒にいてやりたい」
「……わかりました、あなたもその方がいいのよね?」
「……」
当然だ!うんうんとアピール!
「では、手続きを行いますのでお待ちください」
姐さんと下っ端さんの会話で違約金と馬車代でとんでもない請求を受けたらしいが、黄色い虎の皮が更にとんでもない金額になったらしく、金銭的にはプラス、俺を養うのに充分な額が入ったようだった。
「一旦帰るぞ」
「どこに?」
「あたいの家だ」
2人の借り家はそれほど大きくないが3人で住むには充分な大きさだった。
「トニコ凄いな、涙まで流すなんて」
「ただの攫われた美少女でしたね」
「任せろ!」
「で?」
「でって?」
「ギルドにいた方が何かといいだろ」
「はー?まだお礼もできてないのに離れるわけないじゃん」
「あの皮でプラマイゼロだ、義理立てする必要はないんだぞ」
「プラスです、お金はプラスでした」
「静かにしろ」
「お金の問題じゃないんだよねー、姐さんが嫌なら出ていくよ?」
「……好きにしな」
「ほーい」
スカートは脱いでいいのかな?ひらひらして動きにくいな。
「ねね、女装やめていい?」
「ダメだ、家の中以外では男とばれると不味いと思え」
「家の中だよ?」
「トニコは飯を食いに行かないのか?」
「家なのに作らないの?」
「「……」」
「キッチンあるのに作らないの?」
「……外で食った方が早いからな」
「じゃ俺が作るよ、食材どこ?」
「作れるのか!?」
「たぶん?肉はまだあったよねー、野菜とかどこ?」
「買い出し行ってきます!」
「必要な料理器具もだ!」
「まって!俺も行く!」
何故か2人ともテンションが高すぎる。
「なんでそんなに興奮してるの?」
「当然だ!」
「この町には美味しい食事処がないんですよ!」
「足元見やがって、高いだけでたいして美味くもない」
「美味しくなくても怒らないでね」
「ああ約束する!」
「早くいきましょう!食材が売り切れちゃいます!」
雑貨屋で包丁、まな板、鍋、フライパン、失敗したら困るしな、まずはこれでいいや。
「次は八百屋でいいのか?」
「うん、八百屋と魚屋と肉屋を見たいかなー」
「肉はまだまだあるだろ?」
「色々試したいし、同じ肉だとあきるでしょ?」
「できないあたいが口を出す事ではないな、任せる」
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「塩と胡椒は買ったけど醤油がないなー」
「しょうゆとはなんだ?」
「黒い水?」
「聞いたことがない」
「聞いたことないですね、トニコの村の特産品か何かですかね?」
「ないならいいや、帰って作るよー!」
家に帰りさっそく料理開始だ。
「2人とも近すぎない?」
「見るくらい構わないだろ?」
「野営で焼くしかしないので料理に興味があるのです!」
「まぁいいけど」
「鍋は何をしているのだ?先ほどから一度も蓋を開けていないが」
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「フライパンは肉を焼いた後に何をしているんだ?」
「ソース作ってるー」
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「「……」」
「いただいきます!」
「……いただく」
「うま!なんすかこれ!」
「……」
「姐さんちゃんと噛まないと駄目だよー」
下っ端さんは騒ぎ始め、姐さんはひたすらもぐもぐしている。
「これが簡単な野菜炒めだと?」
「お店と全然違う!」
「ソースかな?ご飯と一緒に食べてよ」
「白いのうま!お肉と合う!」
「……凄いな」
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