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ロックは不思議な踊りを踊っている

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 ふー最近人数が増えたばかりのせいか嫁会議が多いな、一緒に超部屋に来ているのでのんびりお風呂タイムはいいのだが……

「なぁ?さっきから何踊ってるんだ?」
「まー!」
「んー?同じ踊り繰り返してるよな?なにか伝えたいのか?」
「まー!」

 ロックが俺に見せつけるように踊り続けている、こんな事は初めてじゃないか?

「ピンー」
「なんですー?」
「ロックの踊りは何かわかるか?」
「でっかいボグ見せないの?って言ってるです」
「おぉー!忘れてた忘れてた!さんきゅーロック!」
「まー!まー!まっま!」
「ん?動きが変わった、次は当てるからまだ言わなくていいぞー」
「お風呂一緒に入っていいです?」
「いいぞー、湯舟の中でも平気なの知ってるけど焦るから潜るの禁止なー」
「お顔出すですー!」

 ピンは呼吸が必要ないらしく、前に湯舟に沈んでいるのを焦って引っ張り上げた事がある。

「んーなんだろ、浴槽の淵にロクの剣置いたな……なにするんだ?」

 端っこの方にロクの剣置いたあと反対側の淵に移動した……なに遊んでんだろ?

「まー!」
「うそだろ!?その剣、名付けたのアオなのになんでロックが召喚できるんだ?」
「成功です!ロックちゃんおめでとなのですー!」
「まー!!!!」
「ピン!どういう事だ?!」
「ロックちゃんはとちしゃまの中でいっぱい剣使って認められたですー!」
「剣に認められた!?ロックが!?」
「ですー!」
「でも名前呼ばないと召喚できないよな!?」
「心で呼んでるです!」

 来い定春!

「……来たな、召喚できちゃったな」
「とししゃま認められてるです!」
「おぉーいつのまに」
「とししゃまはマジックバックで繋がってるです!だから早いです!」
「そうなのか?他にいる?」
「んーいないです、あおしゃまおしいです?」
「アオ?アオがか?」
「いっつも持ってるです!」
「普通の人はマジックバックに入れている間は使っていない?アオはいつも腰に差してるからか?」
「ですー!いつも手置いてるです!」

 最初の頃、重心が悪く先端を引きずってしまうのを防ぐ為に手を置いていたが、直してあげてからも癖なのか良く手を置いている。

「武器に認められるには触れていないといけないのか……で認められるとどうなるんだ?」
「召喚できるです!」
「名付け親じゃなくても呼べるんだな、他には?」
「?持ち主専用になるです?」
「それは名前つけた時からだろ?」
「……わかんないです、ソレしゃま作ったやつだけです?お名前つけれるの」
「……もしも加工できるスキルあっても名前は付けられない……俺関連?でもラグナ達も付けてたし……」
「とししゃまいるです!」
「ソレ婆ちゃんは近くにいないからクリス達はだめだった?みんなは俺が側にいたから名前を付けられた?」
「です?」
「まぁ何も変わらないしいいんだけどな、教えてくれてありがとなピン」
「です!」

 ロックが召喚できるようになった事以外なにも変わりはない、問題ないな!

「なぁロック」
「ま?」
「お前働く気あるか?」
「ま?」
「ピンもなんだけどさ」
「ピンにお仕事です!?」
「メランでわかるかな?あそこで警備員として働く気あるか?ロックファミリー全員なんだけど」
「まー!」
「頑張るって言ってるです!」
「ピンはどうだ?分身して悪い事する人をロック達に伝える、ロック達が悪い人を捕まえるって考えてるんだが」
「がんばるです!みんなのお店はピンとロックちゃん達が守るです!」
「まぁあああああああああああああ!!!!!!!」
「気合十分だな、あ!送り迎えどうしよう……やっぱ無理か?」
「大丈夫です!ちっちゃいコア、メランに置いてです!」
「リエダがくれたやつか?」
「です!とししゃまの転移ポイントあればみんな飛べるです!」
「おぉー!すげー!」
「ご主人様が呼べば直ぐ帰るです!」
「ロックも神鋼だもんな、他のみんなも呼べば帰ってこれるのか!」
「ですです!」
「それなら本格的にこの線で行くかな、みんなにも相談だ」


 その後はのんびり3人?でお風呂を楽しんだ。
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