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混乱

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 念話で話すと屋敷にいたメンバーが次々に転移してくる……そばに物があると少しずれて転移できる事は知っていたが……最初に転移してきたルイーズが下敷きに……あぁああ……また上に……

「みんな大丈夫か?」
「…痛い、カオル重い」
「ちょ!なに言ってんのよ!」
「ルイーズ?大丈夫か?一番下になってたろ?」
「///……だいじょうぶ///」
「どうした?真っ赤だぞ?」
「ルー姉照れてるー!」
「トコリとクルルは上手く躱してたな」

 たった1週間だが随分会っていない気がする。

「そんなに慌てるなって、えっとメリル達は依頼中か?あとイアンにリーヤ、城組は……エルとクリスは来れたか」
「ヒカリいるのにイーヒとミリヤは?スズとシズカもいないわね」
「…なんか緊張してる」
「ん?緊張?」
「…久々だからイーヒとミリヤが緊張して固まってる」
「スズとシズは説得中?」
「着替え中です」

 スズとシズカはタイミング悪く入浴中だったらしい。

「ヨシコもいないな……」
「ソロでリュノーの黒魔の森行ってたのよね、戻り次第来るはずよ」
「アリア?手は大丈夫か?」
「へ、へ、へいきよ!」
「アリアはツンになっちゃってるね」
「デレデレだったからバランス取れるんじゃない?」
「アリアとレイはいるけど……シェミーとレビィは城に行ってるのか?」
「二人もタイミング悪く……でもすぐ来ると思いますよ///」

 みんな集まるのは夕食の時間位かな?

「ピン、厨房って使える?」
「完璧です!すぐ使えるです!ふぎゅ!」
「なにこの子!喋ってるー!」
「あたしトコリ!ピンちゃん?よろしくねー!」

 クルルトコリに捕まってしまった……まだ夕食の準備はいいかな?

「ヒカリお姉ちゃんアオちゃんのお洋服作れる?」
「……アオです……よろしくおねがいします……かわいいのすき///」
「…むふー!お姉ちゃんに任せて!!」

 あちこちで色々行われている……

「カエデです!スー姉ちゃんって呼んでいい?」
「構いませんよ、これから同じメイド仲間です、よろしくね」

 聞き逃した!ミニスカさんがスーさん?やばいぞ!名前って聞きにくい!ってメイド?!

「お待たせしました!」
「お久しぶりです///」
「……///」
「///」
「スズにシズカ久しぶり!ミリヤとイーヒは……どした?まだ緊張してんのか?」
「……イーヒ何か言いなさい」
「ミリヤが先に言って!」
「お!イーヒの口調が普通だ!」
「ふ、ふん!1週間の成果じゃ!」
「じゃ!」
「……だ!」

 スズとシズカは余程慌ててたのか、まだ髪が濡れてる……張り付いた髪はいいね!

 すぐに来れるメンバーは来たっぽいな、話もしたいけど、昨日は予定外に早く出てしまったから今日はゆっくり入るぞ!……忘れてたがあれからヌードル君は見てないな。

「ロエ?ちょっと聞きたいんだけど?」
「///はい……なんでございますか?」
「ロエ!猫被らないの!」
「最初が大事って教えたのはあなたでしょ!」
「聞こえてるからな!それより昨日風呂で会ったんだがヌードル君って王族なの?」
「トシ様?昨日入浴中に出会った方ですか?」
「そうなんだよ、細くて、少し褐色で髪は黒でロエより短いかな?雰囲気がロエに似てた」
「ヌードル……外見には心当たりはあるのですが……もしかしてリーベル様ですか?」
「……」

 全員視線が……カップラーメンの話になったのが駄目だった……

「リーベル様にお会いに……お風呂で?」
「なんかまずった?」
「いえ……」
「問題ないでございます事よ」
「ロエ!もう!ちゃんと普通に話しなさい!」


 ロエのキャラがブレブレで見てて楽しいのだが、このキャラのまま行くのは後々大変だろう、早く普通にしてもらいたいな。
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