Blood Demon~崩壊~

王政の崩壊

終わりと始まり

クロード視点

クロード｢壊せ何もかも｣

クロードの号令と共に元いた国の王宮は壊されていった………勿論それに反発する国民もいた………だが………

クロード｢今この国には王がいない  よってこの国にこれ(王宮)は必要ない｣

そう冷たく言い放てば反発する国民も黙った

リュー｢これから何を？｣

クロード｢王政を作り直す｣

王宮が壊され魔城を完全ワープさせたクロードは、手始めに今の国のどこが悪いのかを調べあげた

クロード｢貧富の差はシューフェストのお陰で今はない  だが今後そのようなことがないとは言いきれない  それをさせないために国民に衣食住を徹底するようにさせろ  必ず3食食わせるようにし汚れ仕事は下級魔族に任せる  まともな仕事を与え休みも与える  勿論魔族達にも同じように休暇を与える  今の王政では不可能であるそれを実行しろ  全責任は俺がとる  何かしらの希望があれば俺に伝えろ  行け！｣

魔族達｢はっ！！｣

クロードの命令によって魔族達が国を良くしようと動き出す………勿論クロードも手伝いや提案をしつつ国を良くしていく

クロード｢…………｣

その間クロードは度々頭痛に苛まれていたが、それを隠し通してなんとか国を良くすることが出来た

クロード｢今の王政を全て作り替えるにはまだまだ時間がいる｣

クロード  流石に俺も………少し疲れたしな………

実はクロード  シューフェスト達を魔城に連れてきてから、一睡もしておらず大方の準備の終わった今とてつもなく眠い

クロウド｢クロード様  お休みになられてください  一睡もしていないのでしょう？｣

クロード｢今寝たら迷惑がかかるだろ………｣

クロウド｢大丈夫だよ  その間父上が代行してくれるって｣

クロード｢…………｣

クロード  眠い………本当に眠い………

クロード｢………父さん  頼みます｣

アールシキール｢ゆっくり休め｣

クロードはアールシキールに断りを入れて私室に戻り………軽い服に着替えて眠りにつく………









そして次に目が覚めた時………王政を全て作り替えると心の内で思いながら………