Blood Demon~崩壊~

ハーマ

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過去

最後の望み

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クロード視点

クロウド「クロード様  準備完了致しました」

クロード「今行く」

リューンを返してから数日  クロードは行動を実行した

国民「クロード様?!」

クロード「久しいな」

クロード  前にここに来た時に記憶をすり替えておいて正解だった

前に来た時に記憶を諸々すり替えておいたので、何かと楽に王宮までつきワープ

研究員「…………」

クロード「普通は抵抗すると思うんだがな」

研究員「兵士が皆謀反した時点で………覚悟は決まっております」

クロード「お前達は国の為に尽くしてきた  違うか?」

まず最初にクロードが来たのは研究員達の所で………研究員達は何も言わずにただ跪いていた

研究員「ミーファ様の為です  ミーファ様はシューフェスト様に暴行されていました………我々の持つ力は微弱ですが………少しでもミーファ様を守れたらと………」

クロード「姉さんは今どこに」

クロード  城の中にいるのは分かるが………

研究員「地下牢に………兵士達の謀反の責任で………」

クロード  ほんと救いようもないやつだなあいつ

クロード「クロウ、クロウド」

クロウ、クロウド「はい」

クロード「クロウはシューフェストを生け捕りで無傷のまま捕らえろ  クロウドは研究員達を城の外に出し国民と共に保護」

クロウ、クロウド「仰せのままに」

クロードはクロウとクロウドにそう命令して地下牢へ行く

ミーファ「!」

クロード「姉さん」

ミーファ「ギルーヴァ………?」

クロード  傷だらけだ………自分の妹ですら暴力を振るうのか………仮にも一国の王であるのに

クロード「姉さん  俺と来て」

ミーファ「でも………」

クロード「姉さんは利用されてきたんだ  今だって暴力を振るわれて傷だらけ………あいつと一緒にはできない」

クロードはミーファにそう言って手を差し伸べた………クロードの表情は真剣そのものでミーファは少し躊躇う………

クロード「姉さん」

ミーファ「…………」

しかしクロードの「姉さん」と呼ぶその声が優しさに溢れ、自分に危害を加える気がないとわかりミーファは手を握る

クロウド「クロード様  保護完了しました」

クロウ「生け捕りしましたよ  今は気絶しています」

クロード「ご苦労  一時国民達を眠らせて魔城に帰る  シューフェストは独房にでも入れとけ  姉さんは俺が見る」

クロウ、クロウド「はっ」

ということでクロード達は魔城に帰りシューフェストは独房へ、ミーファはクロードが信頼を置く女体の魔族を呼ぶ

クロード「ミリュン」

ミリュン「はい  クロード様」

クロード「姉さんを俺の部屋の近くの大きくて綺麗な部屋に  後ドレスとか諸々頼めるか?」

ミリュン「お任せ下さい!このミリュン  ミーファ様に合うドレスを前々から用意致しておりました!」

クロード  ずっーっと見てたもんな………そりゃそうか

クロード「頼んだよ  ミリュン」

ミリュン「はい!ささミーファ様  こちらです!」

ミリュンは喜んでミーファを部屋へと案内し、ミーファも予期せぬ優遇に驚きながらついていく

アールシキール「流石に生かすことは出来んぞ  クロード」

クロード「分かってるよ  ただ今まで出来なかったことをさせたいんだよ  長い間兄からの束縛で何も出来なかった………最後は幸せに満ち溢れて眠って欲しい」

アールシキール「クロードらしい」

アールシキールはクロードの考えには賛成していた………なんせミーファの過去があまりにも悲惨で………アールシキールも殺す気にはなれなかったのだ

クロード「フィレンア、レイシャード」

フィレンア、レイシャード「はっ」

クロード「シューフェストは好きにしていい  だが五体満足のまま殺すなよ」

フィレンア、レイシャード「仰せのままに」

クロードにとってシューフェストはどうでもいいのか………2人にそう命令して着替えたであろう姉の元へ行く

「コンコンコン」

ミリュン「どうぞ~」

クロード「失礼します」

ミーファ「ギルーヴァ」

クロード  やっぱり姉さんには金色のドレスが良く似合う………

クロード「流石ミリュンだ  似合ってる」

ミリュン「(*´∀`*)」

ミーファ「そう?ありがとう」

クロード  少し緊張してるな………まぁドレスとか着たことないんだろうし………当たり前か

ミーファ「………ねぇギルーヴァ」

クロード「?」

ミーファ「………話したいことがあるの」

不意にミーファがそう言い出したのでミリュンは退室

クロード「………どうしたの?」

ミーファ「…………」

ミーファはクロードを近くの椅子に座らせて自分も座り、暗い表情でクロードを見た

ミーファ「私が知ってる限りの兄さんのこと」

クロード「…………」

ミーファ「兄さん  昔は名のしれた騎士だったの  名を知らない人はいないくらい強かった………でもある時………兄さんが処刑の決まっていた魔族の青年を逃がした………その人は兄さんの幼い頃からの側近で、人間と偽って王宮で暮らしてたの………兄さんとは相思相愛で………兄さんはその人を逃がした責任で父様に酷い罰を受けた………兄さんが私に暴力を奮っていたのは本当は違うの  私が兄さんに生きる術を教えて貰ってたの………皆にそのことを言ってなかったから………誤解されてたの  兄さんは罰を受けた後に私が回復したのだけど………兄さんの腕は再起不能寸前まで追い込まれてた………私の回復能力で何とか腕の回復はできたけど………兄さんは剣を握れなくなった………そして人が変わってしまった………誰も愛せなくなってしまったの………誰とも顔を合わせなくなって………口数が減って声のトーンも低くなった………昔は優しく強かったはずの兄さんは………冷たく弱くなっていった  剣を握れないから戦場にも出ないし人前にも出なくなった………そして何よりも兄さんはずっと待ってる………別れ際に約束をしたらしいの………「必ず迎えに行く」って………叶うはずもない約束を待ち続けてる………生きているのかもわからない人を………」

ミーファから伝えられたシューフェストの過去………常にどこか暗い印象のあるシューフェストが………昔は優しく強かったことを………

クロード「…………ありがとう姉さん  教えてくれて」

クロードは腹の奥底から上がってくる怒りを表に出さず、ミーファにそう言って部屋を出てミリュンにその場を任せ、部屋からかなり遠くなった時に大声で怒号に近い声を出す

クロード「クロウ!!!!!!!」

その場にいた魔族と兵士達「?!!」

クロウ「ちょっ  兄さんのその声だと壁壊れるから!?」

クロード「シューフェストの過去を徹底的に調べろ!!!!!使えるものは全て使え!!!!!俺が許可する行け!!!!!」

完全にブチ切れモードの兄に圧倒されクロウは大急ぎで走っていく

クマーガ「なんだなんだ」

アールシキール「凄い怒号が聞こえたんだが」

クロウド「いや怒号でしたよあれ  ブチ切れてます」

2人「「この短期間で何があった」」

つい声を揃えて言ってしまったが  本当に短期間であそこまでクロードがキレているので、二人も驚きを隠せていない

クロウド「…………シューフェストの過去に兄さんが関わってる」

クマーガ「……リューか」

クロウド「そう」

アールシキール「…………本当の悪者は彼らの父か………」

実はクマーガには息子が2人いてクロウドは次男

クマーガ「リューは眠ってる  ずーっと………今年で25年目だ」

クロウド「目が覚めればいいけどね  シューフェストが処刑される前に」

リューは25年もの間眠り続けているのだ………起きる兆しのないリューに、それを知らないシューフェストはどれ程の時間を待ち続けているのか

クロウド「シューフェストの年齢は43………18歳の時からずっと待ってるんだな………兄さんのこと」

クロウドは起きる兆しのない兄の眠りが覚める日を待っていた  そしてシューフェストが何故あそこまで豹変したのか………それもわかる気がする

クロウド「愛している人と引き剥がされて………酷似していたリューンに手を出してしまう程………愛に飢えていた………きっと両親は愛してくれなかったんだろうね」

クロードと同じだった………彼もまた愛して欲しい人に愛してもらえなかった………そしてシューフェストは相思相愛だった人とは引き剥がされ………壊れることも出来ずに狂ってしまった

クロウド「(兄弟故に似ている)」

クロウドはそう心の内で思った………

~数時間後~

クロウ「はぁ………はぁ………兄さん………これ資料」

クロード「ご苦労  休め」

クロウ「あい」

数時間後  げっそりとした顔でクロウが資料を持ってきて、クロードがそれを真剣な眼差しで見る

クロード「…………」

(資料内容です↓)

「5歳の時にリューと出会う
リューは側近としてシューフェストと共に過ごす

8歳の時にシューフェストはリューが魔族であることを知るが、あえて何も言わずに側近として傍に置く
この頃から父からの暴力が始まるようになる
妹となるミーファが誕生する

13歳の時にリューはシューフェストに想いを告げ、シューフェストもリューに想いを告げたことで恋人関係に
その頃には「最強」と呼ばれる程の騎士としての力量を開花
父からの暴力は日に日に激化  ついには精神的にも暴行を振るうようになってきた

15歳の時に初夜を迎える
名の知れた騎士として妹  ミーファに容赦のない護身術を教えるようになる
母である妃が病にて死去

16歳の時にリューが魔族であることが発覚
シューフェストが庇い続けたがリューの処刑が決定される
父からの暴力はシューフェストの生活までも脅かすようになる

17歳の時に妹  ミーファを庇い右腕を負傷する
なんとか剣を持つことは出来た為騎士として国に貢献する
その頃からシューフェストは身に覚えのない悪夢に苛まれる様になる

18歳の時にシューフェストが処刑間際のリューを脱獄させ逃がす
父からの酷い罰を受けた結果  両腕共々骨と肉の境目がなくなる
妹  ミーファのお陰で傷は回復
しかし剣を持てるほどの回復は不可能であった
リューとの別れ際リューに「必ず迎えに行く」と言われる

20歳の時に契約違反のため父が死去
王位継承者として王位を継承する
その頃にはもう人を愛せなくなっていた
同時期に魔族の長であるアールシキールの息子を誘拐」

クロード「…………」

クロウ「ああああぁぁぁ…………部屋がすごいことに…………」

クロード  全て父親が悪いんじゃねぇか  シューフェストにキレてた俺が馬鹿みてぇ

クロードの冷静な頭とは裏腹にどんどん部屋が壊れていき、気がついた時には部屋は凄まじいことに

クロード「無意識って怖いな」

アールシキール「指を鳴らすだけで治るのか………(クロードが指パッチンをした)」

クロウ「体力消耗凄そう」

クロード「体力はそこまで持っていかれない  ただ指パッチンはやり過ぎると指が折れる」

(実証済み)

クロウド「確かそれで治しすぎて2ヶ月くらい左で食事してましたよね」

クロード「中々痛みが引かなくてな」

そう言いつつクロードはふとあることを思った

クロード「父さん  閻魔大王のところって行けたりする?」

アールシキール「うん?クロードの力なら行けることには行けるが………」

クロード「やり方教えて」

クロードはあることを考えそれを実行

~魔界~

閻魔大王「~~~~」

クロード「その裁判待った」

クロードは魔界に行き、丁度シューフェスト達の父親が裁判にかけられていて、天国に行きそうだったところをクロードが止めた

閻魔大王「そなたは?」

クロード「魔族の長  アールシキールの実の息子  クロード」

閻魔大王「アーキのとこの息子か  なぜ裁判を止めた?理由によってはそなたもアーキもただでは済まされぬぞ」

クロード「そいつ天国に行ける器はないよ  これを見ればわかる  貴方の目には真実だけが見えてるはずだ」

クロードはそう言って自分も調べた内容を書いた資料を渡す

閻魔大王「…………」

クロード「…………」

クロード  俺とてただでは済まされないことは百も承知………だがあいつが天国に行くなんて許さない  姉さんも兄さんも散々傷つけてきたんだ………これくらい許して欲しいくらいだ

閻魔大王「………今の判決を取り消す  主は地獄行きじゃ  地獄の釜で永遠の苦しみを味わうといい」

閻魔大王はそう言って2人の父親を地獄に突き落とした………

閻魔大王「不運な子らだ  時代と親さえ良ければ………苦しまなかっただろうに」

クロード「生まれてきてしまったのはしょうがない  それに………親は選べないからな」

閻魔大王「あの男を地獄に突き落とす為に来たのか?」

クロード「大元はそれだよ  けど………」

クロード  兄さんのあの怪我は………悪魔としてではなく「人」として………

クロード「兄さんが味わった痛みを知るべきだ  兄さんは妃からも愛されなかった………ずっと苦しみ続けて漸く見つけた光を………あいつは奪った  奪って狂わせるくらいの仕打ちをした」

閻魔大王「まるで人の様じゃな  クロード」

クロード「それ程酷かったんだよ」

人の心は今のクロードではもう理解できない………でも今は………今だけは………

クロード「………今だけは兄さんの苦しみも理解できる」

そう呟きながらクロードは閻魔大王に一言述べ、元いた世界に戻り、部屋を与えられ気絶していた(するように寝ていた)シューフェストの手に触れた

シューフェスト「…………」

クロード「起きないんだね  俺がこうやって触っても」

クロード  結構強めに握ってるのに………握り返してこない………

クロードは昔寝ているシューフェストの手を握って、握り返してくれた日のことを覚えていた  だからこうして手を握ったが………眠りがあまりにも深く握り返してくれない

クロード「ねぇ兄さん  俺知らなかったんだ  兄さんがどんな人生歩んでたのか  俺を愛さなかった理由も何もかも」

クロードはシューフェストを「兄」と呼んだ………シューフェストは奪われた側で………自分達のために悪役を買って出たのだと知ったから………

シューフェスト「俺も言わなかったからな」

クロード「起きてたの?」

シューフェスト「最初からな」

クロード  最初から起きてたって………ならなんで握り返してくれなかったんだろう………

シューフェスト「………日に日に力なくしてきててな  今は多分食事したりペンを持つので精一杯だ」

クロード「………後遺症?」

シューフェスト「痛みが強いんだ  少し力を入れただけで………激痛が走る」

クロード「…………」

クロード  痛みで剣を握れなくなったっけことか………

シューフェスト「治りはした  だが………神経が滅茶苦茶な治り方をして………生活に影響が出始めた頃にはもう………何もかも遅かった………治らないと医者に宣告されてたんだ………それに踏まえて元々心臓に痛みが来る持病があってな………腕の痛みと一緒にそっちも強くなってる」

クロード「持病………?」

シューフェスト「………あと2ヶ月持てばいいほうだ」

クロードが伝えられたシューフェストの悲しい過去………そしてもう長くはない命………本当は誰よりも優しかった兄として、シューフェストはクロードにこんなことを言った

シューフェスト「この国の王政を終わらせてくれ  お前の手で」

クロード「兄さん………」


















シューフェストが最後の最後に望んだこと………それはクロード自らが、兄  シューフェストの命を絶つことだった………
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