敵と敵
君が敵ではなかったのならば俺はどれだけ救われたのだろう………君が俺のたった1人の兄を殺した人物だと知らなかったのならどれだけよかっただろう………知ってしまった君の素性………戦に負けて死を覚悟した俺に君は………俺が自決することを禁じ自分の王宮に軟禁した………
君を殺すことが出来るのなら俺は喜んで死を受け入れよう
兄を………父を………母を殺された恨みを晴らそう
恋し愛した君を殺そう………
〜人物紹介〜
ロッドリア・ルウィーク
戦で負け死を覚悟したが殺されなかった若き青年騎士 腕は超一流で「首狩り」と呼ばれ恐れられていた 銀髪でゴールドの瞳 敵国国王だとは知らずに恋をしていた 根は優しいがジークを殺そうと目論んでは捕まっている
ジーク・シュウレン
ロッドリアの敵国国王 ロッドリアの兄を殺した張本人 ロッドリアに好意を寄せているが叶わぬ恋だと分かっている 弟のレイザンと仲が良い よく脱走するロッドリアを探し慣れていると同時によく殺されそうになる
レイザン・シュウレン
ジークの弟で騎士 近衛隊隊長 ロッドリアの噂は聞いていたがかなりの手練でまだまだ勝つには道が遠い ロッドリアの根が優しいのはわかったが一生その優しさを感じることは無いと思っている
ザット・ウィーゲン
ロッドリアの師匠 中立の立場であるため敵でもなければ味方でもない ロッドリアの葛藤を理解している 昔は一緒に戦地を駆け巡ったが今はやっていない 名の知れた情報屋でもあってよく脱走したロッドリアの行方を聞かれる
ロッドリア「お前を殺す 絶対に」
※本作は暴力表現及び流血表現が多数ございます
苦手な方は回覧をお控え下さい
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ロッドリア・ルウィーク
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