真の敵

ハーマ

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龍斗の目覚め

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市民視点&龍斗視点

市民「和流(せせらぎ)、大和(やまと)、明日香(あすか)、越後(えちご)が殺された………もう何人目だ?」

市民「160人………まだこれでもここの地方は少ないほうだ……大地様の所は既に1万を超え次期に2万に満たるらしい」

市民「………犠牲とリスクを払ってでも「英雄」を目覚めさせないと………この世界は終わる」

市民達は殺された市民の死を悲しみながら「英雄」の1人「越前  龍斗」を目覚めさせようと………残った市民達は一致団結し機会に詳しい者は龍斗を目覚めさせ、他の者達は死を覚悟で侵略者達に立ち向かう手順に

侵略者「今日はやけに静かだな」

侵略者「市民達が家から出ずにいるらしい」

侵略者「珍しいこともあるな」

市民達が一致団結し着々と侵略者達に近づいている中下っ端の警備している侵略者達は呑気に談話

市民「行くぞ」

市民の中でリーダー格の1人が言うと全員頷き侵略者達に襲いかかる

侵略者「!?」

市民「行け!!」

市民「すまない!」

侵略者「クソ反逆か!ルヴェール様!!反逆です!至急増援を!!」

市民達に襲われながらも侵略者は龍斗の元へ走った市民の方へ向かうがそこには事前に用意していた爆弾が……

市民「上手くいった  急ごう!」

侵略者達の足止めに成功した市民達はなんとか龍斗の眠る装置を起動できる場所へ到着

装置「冷凍睡眠装置システムを解除  チャージ1」

市民「早く………早くしてくれ!」

刻一刻と侵略者達が向かってきている中………少しずつ装置が解除されていく

装置「システムを解除完了  英雄の名前と位を呼んでください」

市民「越前  龍斗………役職は非戦闘員の後方支援!」

装置「英雄  越前  龍斗の冷凍睡眠  解除」

時間にして10分………漸く冷凍睡眠の装置が解除され装置の扉が開く

侵略者「貴様らァ!!」

市民「ウア゙!!」

龍斗「…………」

そしてタイミングよくやってきた侵略者がやって来てその場にした市民が斬られ、顔についた返り血の感触で「英雄」の1人である龍斗の目が覚めた

龍斗「…………」

目の前の光景を見て龍斗は即座にサバイバルナイフを取り出して侵略者達を殺す

市民「龍斗………様」

龍斗「俺を目覚めさせてくれたこと感謝する  後は任せて安らかに逝け」

市民「この世界を………お護り下さい…………」

龍斗「後方支援を主とするとは言え俺も戦える  必ずこの世界を護る………だからもう苦しむな」

龍斗の言葉に安堵した市民はそのまま息を引き取り外に出てその場にいた敵を殲滅していく

市民「龍斗様!」

龍斗「……先に逝ってしまった者達を埋葬し皆はここから逃げよ  この場所にいれば全員皆殺しにされる」

市民「はい!」

龍斗  俺を目覚めさせる為にどれほどの人が犠牲になっんだ………

避難している昔より人の減った市民を見ながら龍斗はそんなことを少し寂しく思う

龍斗「ここから近いのは………海花(しいな)か………」

市民の避難を確認した龍斗は昔使っていたBluetoothで仲間の位置を確認し一番近い海花のいる街へ向かう

~数日後~

市民「!龍斗様!!」

龍斗「久しぶりだな」

コミュ障を抱える龍斗は市民達と軽い会話をして海花の眠る場所を超能力(生まれつき)を使って観察

龍斗「あー………俺一人で行けっかなぁ………」

龍斗  後方支援が主でもいざと言う時用で悠や隼人には及ばずとも戦闘もできるが………少し多いな………

龍斗がいた場所にいた侵略者は50程度で海花の所には100………隙をつけばなんとか行ける量ではある

龍斗「雑魚も幹部も警戒心がないな………」

観察によって分かった警戒心のなさを龍斗は利用させてもらうべく………日付の変わった深夜2時に行動を行動開始時刻にしまだ日の高い間に適当に宿を取り仮眠

~深夜2時~

龍斗「さーてと………本領発揮と行きますか」





「英雄」が1人  「越前  龍斗」……非戦闘員の後方支援専門の彼の裏の顔夜戦を得意とし戦闘を行うことで有名………彼は誰にも勝てない代わりに誰にも負けない観察眼を持っていた
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