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第33話:新しいお風呂とベッド
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そんなわけで1階にあるミニスーパーにやってきたんだよ!
『まいばすけっと』いつも行ってたスーパーの系列だね。
さてと、調味料のコーナーは?
大体こういうのはどこの店舗でも配置はそう変わらないんだよ。
えーっと、いつも使ってるのはフタが青いやつだから・・・
「お嬢様、ゆで卵用の塩がありますが?」
なんと!卵かけご飯用のしょうゆは存在を知ってたけど、ゆで卵用の塩もあるのか・・・
「こういうのは結局いつものが一番おいしいっていう結論になるのよ・・・」
と言いつつもかごに入れる。
「結局購入するのですね・・・」
だって気になるじゃない?しかも色々種類があるし!
もちろんいつものお塩も購入する。
ゆっくりと見たい気もするけど、今は晩御飯を優先!
自分の家の真下だから、来ようと思えばいつでも来られる。
なので、塩だけ購入してさっさと部屋に帰る。
でも、ポイントカードを作るのは忘れない。たぶん、これからもお世話になることが多いと思うし。
で、晩御飯の再開なんだよ!
買ってきたゆで卵用のお塩を試してみる。
ラインナップは以下の5種類。
・温泉たまご味
・カレー味
・おでん味
・味噌煮込み味
・塩コショウ味
うん、なんとなくそんな感じのにおいがする。
肝心の味は?
まずは温泉たまご味から、おいしい。
次にカレー味、おいしい。
おでん味は・・・おいしい。
味噌煮込み味もおいしい。
市コショウ味、おいしい。
うーん、違いが分からないんだよ。
最後に、いつものお塩は・・・おいしい。
結局どれも同じ味なんだよ!
「これは香りのする塩って感じですね・・・」
佳乃も違いが分からないみたい。
「黒音は普通の塩でいい」
花子は試そうとすらしなかった・・・
お塩の味比べでついゆで卵を2個も食べちゃったんだよ・・・ゲフゥ
おにぎりも2個食べたし、いつもの基準からすると食べすぎな感じだ。
佳乃はなんであんなに食べて平気なんだろう・・・
確かに私よりも体は大きいし、運動量も多いとは思うけど・・・
明らかに量が多いと思うんだよ・・・
もしかしたら、あれかな?チャレンジメニューとかクリア出来ちゃうのかな?
30分以内に食べきったら1万円とか、そんな感じのやつ。
「ああいうのはもっと量が多いですよ?私でも無理です」
そうかなぁ?目の前の状況を見てるといけそうな気がするけど・・・
「あの手のは失敗すると罰金がすごいじゃないですか・・・怖くて挑戦出来ません」
まあ、無理に挑戦する必要もないしね。
「ところで、この後はお楽しみのお風呂ですね!」
ああ、佳乃が気になってた金魚鉢ね・・・
そう言えばジェットバスなんだっけ?
「楽しみですね!」
まあ、内容はともかく、前よりもだいぶ広いから3人で入っても窮屈じゃない。
その分浴槽にお湯をためるのに時間がかかる・・・と思ってたんだけど、
ジェットバスの各バルブからお湯が出てきて割と早くお湯がたまった・・・
なんとなく正しい使い方じゃない気がする・・・
当たり前のように全員でお風呂に入る。
佳乃が私の身体を隅から隅まで丁寧に洗い、花子の身体を普通に洗う。
私と花子で佳乃の身体を洗って、いよいよ浴槽へ!
設定をマイクロバブルに合わせてスイッチオン!
きめ細かい泡が浴槽内各所に設置されたバルブから放出される。
「マスター!すごいショワショワする!」
勢いはないけど、一瞬お湯が白濁したのかと思うほどの細かい気泡が浴槽を満たす。
確かにすごいね、身体中に小さい気泡がまとわりついて不思議な感覚・・・
「お嬢様の身体が見えなくなってしまうのがなんとも残念ですが、これは気持ちいいですね」
まるで、濁り湯の入浴剤を入れたみたい。
「ちなみに、電源を切ると?」
電源を切ると新たに泡は生成されないけど、既存の泡が消えるまでも結構長い時間がかかるね。
着のせいかもしれないけど、なんだか疲れも取れた気がするね。
いわゆる、温泉の炭酸泉みたいなもんだよね?泡はこっちの方が小さいけど。
「そう考えると、毎日温泉気分?」
花子も気に入ったのかな?
「でも、掃除が大変そう。メイドの負担が大きいかも?」
たしかに。
「さて、そろそろ寝ましょうか?」
大きなベッド。3人で寝ても窮屈じゃない。広々としている。
むしろ密着せずに個別にも3人寝られそうだ。
「もう少し小さいベッドにするべきでした・・・」
配置は左から、花子、私、佳乃の順番。
ふと思ったんだけど、掛布団は別々にした方がよかったんじゃないかな?
3人で1枚だと、何かの拍子に布団からはみ出ないかな?
今まではベッドが狭かったから密着しててどうにかなった気がしてきた・・・
「おやすみなさい、お嬢様(寝たのを確認してから抱き着きましょう)」
今日は一日色々あって疲れたね。
「おやすみ、マスター」
『まいばすけっと』いつも行ってたスーパーの系列だね。
さてと、調味料のコーナーは?
大体こういうのはどこの店舗でも配置はそう変わらないんだよ。
えーっと、いつも使ってるのはフタが青いやつだから・・・
「お嬢様、ゆで卵用の塩がありますが?」
なんと!卵かけご飯用のしょうゆは存在を知ってたけど、ゆで卵用の塩もあるのか・・・
「こういうのは結局いつものが一番おいしいっていう結論になるのよ・・・」
と言いつつもかごに入れる。
「結局購入するのですね・・・」
だって気になるじゃない?しかも色々種類があるし!
もちろんいつものお塩も購入する。
ゆっくりと見たい気もするけど、今は晩御飯を優先!
自分の家の真下だから、来ようと思えばいつでも来られる。
なので、塩だけ購入してさっさと部屋に帰る。
でも、ポイントカードを作るのは忘れない。たぶん、これからもお世話になることが多いと思うし。
で、晩御飯の再開なんだよ!
買ってきたゆで卵用のお塩を試してみる。
ラインナップは以下の5種類。
・温泉たまご味
・カレー味
・おでん味
・味噌煮込み味
・塩コショウ味
うん、なんとなくそんな感じのにおいがする。
肝心の味は?
まずは温泉たまご味から、おいしい。
次にカレー味、おいしい。
おでん味は・・・おいしい。
味噌煮込み味もおいしい。
市コショウ味、おいしい。
うーん、違いが分からないんだよ。
最後に、いつものお塩は・・・おいしい。
結局どれも同じ味なんだよ!
「これは香りのする塩って感じですね・・・」
佳乃も違いが分からないみたい。
「黒音は普通の塩でいい」
花子は試そうとすらしなかった・・・
お塩の味比べでついゆで卵を2個も食べちゃったんだよ・・・ゲフゥ
おにぎりも2個食べたし、いつもの基準からすると食べすぎな感じだ。
佳乃はなんであんなに食べて平気なんだろう・・・
確かに私よりも体は大きいし、運動量も多いとは思うけど・・・
明らかに量が多いと思うんだよ・・・
もしかしたら、あれかな?チャレンジメニューとかクリア出来ちゃうのかな?
30分以内に食べきったら1万円とか、そんな感じのやつ。
「ああいうのはもっと量が多いですよ?私でも無理です」
そうかなぁ?目の前の状況を見てるといけそうな気がするけど・・・
「あの手のは失敗すると罰金がすごいじゃないですか・・・怖くて挑戦出来ません」
まあ、無理に挑戦する必要もないしね。
「ところで、この後はお楽しみのお風呂ですね!」
ああ、佳乃が気になってた金魚鉢ね・・・
そう言えばジェットバスなんだっけ?
「楽しみですね!」
まあ、内容はともかく、前よりもだいぶ広いから3人で入っても窮屈じゃない。
その分浴槽にお湯をためるのに時間がかかる・・・と思ってたんだけど、
ジェットバスの各バルブからお湯が出てきて割と早くお湯がたまった・・・
なんとなく正しい使い方じゃない気がする・・・
当たり前のように全員でお風呂に入る。
佳乃が私の身体を隅から隅まで丁寧に洗い、花子の身体を普通に洗う。
私と花子で佳乃の身体を洗って、いよいよ浴槽へ!
設定をマイクロバブルに合わせてスイッチオン!
きめ細かい泡が浴槽内各所に設置されたバルブから放出される。
「マスター!すごいショワショワする!」
勢いはないけど、一瞬お湯が白濁したのかと思うほどの細かい気泡が浴槽を満たす。
確かにすごいね、身体中に小さい気泡がまとわりついて不思議な感覚・・・
「お嬢様の身体が見えなくなってしまうのがなんとも残念ですが、これは気持ちいいですね」
まるで、濁り湯の入浴剤を入れたみたい。
「ちなみに、電源を切ると?」
電源を切ると新たに泡は生成されないけど、既存の泡が消えるまでも結構長い時間がかかるね。
着のせいかもしれないけど、なんだか疲れも取れた気がするね。
いわゆる、温泉の炭酸泉みたいなもんだよね?泡はこっちの方が小さいけど。
「そう考えると、毎日温泉気分?」
花子も気に入ったのかな?
「でも、掃除が大変そう。メイドの負担が大きいかも?」
たしかに。
「さて、そろそろ寝ましょうか?」
大きなベッド。3人で寝ても窮屈じゃない。広々としている。
むしろ密着せずに個別にも3人寝られそうだ。
「もう少し小さいベッドにするべきでした・・・」
配置は左から、花子、私、佳乃の順番。
ふと思ったんだけど、掛布団は別々にした方がよかったんじゃないかな?
3人で1枚だと、何かの拍子に布団からはみ出ないかな?
今まではベッドが狭かったから密着しててどうにかなった気がしてきた・・・
「おやすみなさい、お嬢様(寝たのを確認してから抱き着きましょう)」
今日は一日色々あって疲れたね。
「おやすみ、マスター」
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