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Regained Memories
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僕は三年も過ごしている部屋で一つ、二つと白い封入りの玉を創った。
「これで……もう、つらくならない」
今は彼はいない。最近忙しいらしく一緒にいられる時間が少なくなった。
だから僕は、ここでこの玉を創り出した。どうやってできたのかはわからない。ただできたから創った、それだけのこと。
玉はいろんな効果のあるものを創れるが僕はその中で記憶を吸い取って封をする玉を創った。
もう、疲れてしまったんだ。ここに来て三年と半年ぐらい?元からあった常識と白の祝福へ向ける憎悪という【僕】が新しく作り替わり、完成した【神】の意思とぶつかり合って精神が疲弊していく。
神の意志に僕の意識が蝕められ、それに抵抗してエラーを起こして狂う。
最近は人斬りの時に意識を乗っ取られるのも珍しくない。気が付いたら刀片手に血塗れになっていたり、普段からでも人を見ると斬りたいと言う衝動が出てくる。ああ、もちろん今もだ。苦しいくるしいくるしい、けれど自分だから逃げられない。逃がしてくれない、どうして、なんで、なんでなんでんななないdじああjでょgどあいあkべくshふぁげh…………
またエラーが起きちゃった、気をつけないと。
玉を二つ創ったらだいぶ疲れてしまった。一つ創るのにもの凄い集中力と力がいるのだ。この後にある社にいったらその中で力を受け取りながら何個か創ろうと思う。
さて、記憶を籠めようか。
これが終わったら僕は、忘れる。
一つ、父さんと母さんを
二つ、友達を
おやすみ、僕の永遠。
さよなら、大切な人。
―――――――――おーしまい
終わった、消えた、中に入った、苦しくない、辛くない、悲しくない。あは、あははははは!やった、解放された!これで
心置きなく人を斬れるね。
ずーっと抵抗してたんだよね僕。私はそんなのどうでもいい、役目を果たすためにやってたけどさぁ……短時間しか主導権を取れないし、エラーは起きるし、まあそのおかげで僕が追い詰められてこんなことをしたんだけど。
さて、そろそろ元に戻らされそうだからこの玉をどっかにやっておこうか。何処にしようかな、あ、社の前の玉砂利に紛れ込ませておけばいっか。力に反発していて未だに馴染めていない僕ぐらいにはわからないように、っと隠蔽完了。これは私の力の塊だからね。うっすらとだけど力を感じ取れている僕には何もしてないと流石にバレちゃう。まあ、探さないだろうけどね。
無意識に玉を砂利に紛れ込ませるように暗示でもかけてあげよう。
ははは!この調子でどんどん記憶をなくしていってほしいねぇ!ついでに常識も。そうしたら僕と私も混ざることができる。
それじゃあ、おはよう、僕。
私は目を閉じて、僕は目を開けた。
おはよう
「これで……もう、つらくならない」
今は彼はいない。最近忙しいらしく一緒にいられる時間が少なくなった。
だから僕は、ここでこの玉を創り出した。どうやってできたのかはわからない。ただできたから創った、それだけのこと。
玉はいろんな効果のあるものを創れるが僕はその中で記憶を吸い取って封をする玉を創った。
もう、疲れてしまったんだ。ここに来て三年と半年ぐらい?元からあった常識と白の祝福へ向ける憎悪という【僕】が新しく作り替わり、完成した【神】の意思とぶつかり合って精神が疲弊していく。
神の意志に僕の意識が蝕められ、それに抵抗してエラーを起こして狂う。
最近は人斬りの時に意識を乗っ取られるのも珍しくない。気が付いたら刀片手に血塗れになっていたり、普段からでも人を見ると斬りたいと言う衝動が出てくる。ああ、もちろん今もだ。苦しいくるしいくるしい、けれど自分だから逃げられない。逃がしてくれない、どうして、なんで、なんでなんでんななないdじああjでょgどあいあkべくshふぁげh…………
またエラーが起きちゃった、気をつけないと。
玉を二つ創ったらだいぶ疲れてしまった。一つ創るのにもの凄い集中力と力がいるのだ。この後にある社にいったらその中で力を受け取りながら何個か創ろうと思う。
さて、記憶を籠めようか。
これが終わったら僕は、忘れる。
一つ、父さんと母さんを
二つ、友達を
おやすみ、僕の永遠。
さよなら、大切な人。
―――――――――おーしまい
終わった、消えた、中に入った、苦しくない、辛くない、悲しくない。あは、あははははは!やった、解放された!これで
心置きなく人を斬れるね。
ずーっと抵抗してたんだよね僕。私はそんなのどうでもいい、役目を果たすためにやってたけどさぁ……短時間しか主導権を取れないし、エラーは起きるし、まあそのおかげで僕が追い詰められてこんなことをしたんだけど。
さて、そろそろ元に戻らされそうだからこの玉をどっかにやっておこうか。何処にしようかな、あ、社の前の玉砂利に紛れ込ませておけばいっか。力に反発していて未だに馴染めていない僕ぐらいにはわからないように、っと隠蔽完了。これは私の力の塊だからね。うっすらとだけど力を感じ取れている僕には何もしてないと流石にバレちゃう。まあ、探さないだろうけどね。
無意識に玉を砂利に紛れ込ませるように暗示でもかけてあげよう。
ははは!この調子でどんどん記憶をなくしていってほしいねぇ!ついでに常識も。そうしたら僕と私も混ざることができる。
それじゃあ、おはよう、僕。
私は目を閉じて、僕は目を開けた。
おはよう
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