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光藤君と遊ぼうの回!
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「海城~そろそろ無視するのやめてくれよぅ~泣いちゃうぞ~?」
「キモイ。別に好きに泣いてくれても良いがその場合だとお前の隣のやつの妄想の餌食になると思うぞ?」
「wwwよくわかってるじゃんwwwもちろん海城×光藤だけどな」
「よし今すぐその嘘泣きをやめろ。潰すぞ?」
「(´・ω・`)ショボン…」
「手のひら返しが速すぎワロタwww手首壊れてない???」
腐男子は妄想するのは良いが妄想されるのは嫌いなんだよ。お前らもわかってくれるだろ?まあ、それでも腐男子なら妄想をやめないがな。
「それで何をやってたんだ?画面切り替えが速すぎて見えなかったんだけどwwww」
「確かにww僕も見てみたけど全然わからなかったwww」
「あー、これなら、まあ言っていいか。ほらさっき毬藻…じゃなかった王道転校生が王道信者の部屋を訪ねてただろ?チャイムを連打しながら」
「そうだな。あれ絶対やだなwww」
「それで王道信者はいいだろうけど、その同居者は嫌じゃないか」
「あー確かに。よっぽど好意でも持ってなければただの安眠妨害だからな」
よっぽどの好意を持っててもやだよ。そう考えると毬藻信者は頭狂ってるんだろうな。
「だからその同居者は今どうなってるのか調べてみるとけっこう迷惑を被っているらしい。ってことで然るべきところに通して部屋を移動できるか確認、許可をもらえたからその旨を被害者たちに送ったわけだ」
話し終えると二人はポカーンと俺を見ていた。
「海城お前何者だ…?」
「まじですっげーなww」
「ははは、何者だろうなぁ…?」
答えはお前ら二人ともよく知る人物だよ。片方新入生歓迎会の褒賞で余計なことをやってくれて、もう片方はついこの間告白してきたからな。
「その然るべきところって絶対権力者だろ。そこへのパイプを持ってる時点でただの一般生徒じゃないだろ」
「どうなんだろうな?」
「くっそwwニヤニヤしやがってwww」
「だって面白いし」
「ちっくしょー!」
そうしていると毬藻の方にも進展があった。毬藻信者のところを回り終わったのか寮をでてこちらに向かってくる。
「お、やべ、どこか見つからないように隠れるか」
「そうだなww王道転校生、面食いだしwwwww特に亜里先輩にくいつくんじゃないか?」
「絶対なるな。あ、あそこの木の上で良いんじゃないか?ちょうど生徒の人通りもなくなってるし、あの木も高くて葉も生い茂ってるからバレないだろ」
そう言って三人で登ると毬藻の大声が聞えてきた。はいセーフ。
遠くでキラキラと光る金髪が見えた。
「キモイ。別に好きに泣いてくれても良いがその場合だとお前の隣のやつの妄想の餌食になると思うぞ?」
「wwwよくわかってるじゃんwwwもちろん海城×光藤だけどな」
「よし今すぐその嘘泣きをやめろ。潰すぞ?」
「(´・ω・`)ショボン…」
「手のひら返しが速すぎワロタwww手首壊れてない???」
腐男子は妄想するのは良いが妄想されるのは嫌いなんだよ。お前らもわかってくれるだろ?まあ、それでも腐男子なら妄想をやめないがな。
「それで何をやってたんだ?画面切り替えが速すぎて見えなかったんだけどwwww」
「確かにww僕も見てみたけど全然わからなかったwww」
「あー、これなら、まあ言っていいか。ほらさっき毬藻…じゃなかった王道転校生が王道信者の部屋を訪ねてただろ?チャイムを連打しながら」
「そうだな。あれ絶対やだなwww」
「それで王道信者はいいだろうけど、その同居者は嫌じゃないか」
「あー確かに。よっぽど好意でも持ってなければただの安眠妨害だからな」
よっぽどの好意を持っててもやだよ。そう考えると毬藻信者は頭狂ってるんだろうな。
「だからその同居者は今どうなってるのか調べてみるとけっこう迷惑を被っているらしい。ってことで然るべきところに通して部屋を移動できるか確認、許可をもらえたからその旨を被害者たちに送ったわけだ」
話し終えると二人はポカーンと俺を見ていた。
「海城お前何者だ…?」
「まじですっげーなww」
「ははは、何者だろうなぁ…?」
答えはお前ら二人ともよく知る人物だよ。片方新入生歓迎会の褒賞で余計なことをやってくれて、もう片方はついこの間告白してきたからな。
「その然るべきところって絶対権力者だろ。そこへのパイプを持ってる時点でただの一般生徒じゃないだろ」
「どうなんだろうな?」
「くっそwwニヤニヤしやがってwww」
「だって面白いし」
「ちっくしょー!」
そうしていると毬藻の方にも進展があった。毬藻信者のところを回り終わったのか寮をでてこちらに向かってくる。
「お、やべ、どこか見つからないように隠れるか」
「そうだなww王道転校生、面食いだしwwwww特に亜里先輩にくいつくんじゃないか?」
「絶対なるな。あ、あそこの木の上で良いんじゃないか?ちょうど生徒の人通りもなくなってるし、あの木も高くて葉も生い茂ってるからバレないだろ」
そう言って三人で登ると毬藻の大声が聞えてきた。はいセーフ。
遠くでキラキラと光る金髪が見えた。
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