Lara

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☆馬鹿なやつらを殲滅しちゃおう大作戦☆

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外に出て、しばらく歩いていると

「あ、海城」
「ん?光藤か。久しぶりだな」
「おう!」

彼の腐男子光藤と会った。なんだ、サボりか
彼はニヤリと笑って俺に話しかけてくる。

「そういえば、よーく生徒名簿を調べてみたけど海城 矢生やおなんて人物いねーじゃねぇか。なんでだよww」
「え?そりゃあ偽名だから」
「なにを当たり前のように言ってんだよ。マジで吃驚したんだからな」
「いいじゃんいいじゃん、王道ってことで」
「ってことはお前有名人か?」
「それはわからないなーわきやーくでもいるっちゃいるからな。まあ、もしかしたら有名人かもな(笑)」

生徒会会計です。思いっきり有名人の部類にはいるがな。光藤はマジかーって言ってケラケラと笑った。

「そういえば海城(仮)」
「(仮)って…なんだ?」
「こんな時間にここにいるってサボりか?俺はサボりだw」
「おいおい…まあ俺もそうだが」
「だよなーww」

そんなに仲間がいて嬉しいか。というかお前

「もしかしてよくサボったりしてるのか?」
「いんや?今日だけだwなんか今日はサボってここにいた方がなんか面白いことに便乗できそうだから」
「ええぇ…………」
「俺そういう勘が結構良いんだよ。だから情報屋とかでもいいやつが入ってきたりするんだ」
「そういうもんなんだな…引くわ…」
「なんでだよ!で、お前はなんでサボったんだ?」
「俺か?…なあ、最近学園ってさ荒れてねーか?」
「んあ?なんだよ突然…確かにそうだけど…」
「王道転校生が素顔を晒したってのもあるけどそれに隠れてFクラスのやつらも色々とやらかしてくれてるんだよな」
「ほー、で?」
「だから、そいつらを一回潰してくる」
「…………、は?」
「だーかーらー、そいつらを一回潰してくるって言ってんの」
「わーお、俺の勘ってそれかー。俺もついていっていいか?足は引っ張んねぇから」
「自己責任でどうぞ」
「わーい」

わーい、でいいのか腐男子よ。まあ、いずれにしても腐男子という特性を持ってるからなんだかんだ何かあっても萌えのために生き残るだろ、うん。

「よーし、それじゃあF校舎に向けて出発だー!」
「あ、うん」
「ノリが悪いぞ海城くん」

F校舎はFクラスのやつらを隔離するためにわざわざ作られたものである。実はと言うとFクラスのやつらの寮もF校舎に付随していて完全に隔離するようにされている。まあそれでも外に出られるからこうして問題も起きてるからそこまで変わらないように気もするが。

意気揚々と先行する光藤を見ながらそんなことを思った。
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