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わく☆どき♡ 新入生歓迎会

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「……x-12、x-14、目標を確保しろ。x-3、x-4は私と共に各個撃破もとい妨害を実行する。」

リーダー格の不審者Aが他の不審者たちに指示を出す。彼らは王道クン達へと向かっていき、ナイフを取り出して彼らを脅していく。

「…そこの成香 律をこちらに渡せ。」
「お前らみたいな不審者に渡すものか!」
「交渉決裂。お前ら、行くぞ。」

「それはぁいただけないなぁ~」

「ぐあっ!!?」
「!…誰だ!」
「……!上にからだと!」

はい俺だ。ここからどうやって近づこうと思っていたら彼らが背にしている建物があったんでバレないように裏から入り、上から見ていたというわけだ。そこで聞いていたらなんか凶器取り出すもんだからな。これは行かなきゃなーということで上から飛び降りて、ついでに一人潰した、やったね(笑)

「も~駄目だよぉ、凶器出しちゃあ~危ないでしょ~?」
「椿!俺を助けに来てくれたのか!」

否定したい。ものすごく否定したいところだが、その通りなんだよなぁ。ここまでくると、ねぇ?あ、爽やかクンは先ほどの建物の陰に待機中。彼がいてもこの状況だと邪魔でしかないから。そこで待機して委員長に説明するのをよーく、よーく言いつけておいたからな。

「会計!そいつは危険だ!逃げろ!」
「うわぁ、不良モドキクン心配してくれてんのぉ~?やっさしぃ~」
「つばきぃ!だめ!危ないよ!」
「そうだよ!逃げなきゃ!椿じゃ―――」

不良モドキクンに続いて双子たちも俺に言ってくる。だけどさぁ、

「危険?あははぁ、そうだねぇ。じゃなきゃなぁ?」

あ、やべ、意図せずに素が出ちゃった。案外、俺キレちゃってるかも。

「子供相手に凶器で脅す屑だもんねぇ?」
「やれ、俺たちに舐めた口を言っているクソガキに大人の怖さを思い知らせてやれ。」
「「「…!!」」」
「うわぁ、煽り耐性ひっく…」
「「椿(会計)!!」」

はぁ……もういいや。

「だったら手加減は、なしでいいよなァ?」
「「「……ッ!!?」」」

襲い来る刃をいなして勢いよくバットで殴る。これの繰り返しだ。最後に残っていたのは不審者のリーダー格のみ。

「くっ……こんなのがいたとはな。」
「最後だ。後でゆーっくりオハナシするからな。楽しみだ。」

ガゴンッ

制圧、完了。後の楽しみもできて良かったよ。それじゃあ

「椿―――」
「委員長たち~いるんでしょ~?もう来ていいよぉ~」
「ああ、ありがとうな。」
「いえいえ~」

あれ?副会長が何か言いかけた気がしたけど、いっか。
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