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わく☆どき♡ 新入生歓迎会
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「さてさて~説明しまぁす~」
そこで俺は二つのリングを取り出した。
「皆さんにはもう支給されたと思うけどぉ~これは腕に付けてくださ~い。赤色と青色があるけど~赤色の人はぁ鬼さんでぇす。青色の人は逃走者でぇす。必ず腕に見えるようにつけてねぇ。捕まえるにはぁリングとリングを10㎝以内まで近づけることぉ。そうしないとぉ捕まえたってことにはならないからぁ注意してね?」
そこで会長にバトンタッチ。俺は一歩下がって、会長が一歩前に出た。
会長が前に出ると下の生徒たちはざわめき始める。
「うるさい。…次に摑まった後の話だ。捕まえられるのは鬼一人に逃走者一人。ペアとしてなってもらう。ペアになったらすぐさまここ、体育館に戻れ。捕まえたことでの報酬だが、鬼から逃走者に一つ良識の範囲内で願い事を言ってもらう。逃走者はそれを叶えろ。まあ、良識の範囲内ということであまりにもひどかったら拒否権はあるがな。」
会長は一つ息をもらして言った。
「次に、逃げきれたやつらだが、そいつらにも報酬がある。一つは食堂での一週間無料券だ。
二つ目は、外出許可証だ。どこかの休日にそれを担任に提出すれば簡単に許可を出してもらえるぞ。一応帰宅時間と外に出る理由を聞くからな。
最後に三つ目は生徒会役員や風紀委員に対して一つ願い事を言う権利だ。これも良識の範囲内でやってもらうがな。一般生徒間では後にアンケートで願い事を担任に提出してもらうが、生徒会役員や風紀委員に対してとなると俺たちは忙しいからな、閉会式の場で言ってもらうことになる。」
要するに俺たちには言うな、というわけだな。まあそれでも俺たちに願い事を言おうとしてくるやつはいるが。
「それと生徒会役員だが、俺たちは学園内の見回りをすることになった。教員と風紀も見回っているが、去年ルール違反と強姦事件が多かったらしく、警備を強化することになった。」
会長は言い終わると一歩下がって俺にマイクを渡してきた。最後に言いたいことがあると伝えたからであろう。流石に去年は大変ヤバかったぽいからな。これを言っておけば今年の二年と三年はまあまあ大人しくなるだろう。
俺は前に出てマイクを口元に近づける
「ルールと注意に関してはぁ~後で風紀の人たちが言ってくれるから僕は言わないけどぉ、これだけは言っておくねぇ~?」
ざわめきを前に俺は言った。
「去年は強姦事件が多かったが、今年はそうそうできるとは思うなよ?なぁ?」
二年と三年のゴリラ達に向かって笑顔を見せるとその顔は引きつっていく。
「そうだなぁ、もしも、もしもだ。やろうとしていたら……そのケツにバット突っ込んで拡張してやるから覚悟しろや。……それじゃあルールだけでなく、モラルも守って楽しみましょ~ あ、激しくルール違反とかしてたら同様の処置をとらしてもらうから、ね~?」
前科があるやつは顔を引きつらせその体を震わして、イケメン大好きなチワワは顔を上気させ、ただの普通のやつらは今俺が言った言葉に引いていた。腐男子?はなから聞いていないが。大方ゲームに向けての妄想中だろう。
そこで俺は二つのリングを取り出した。
「皆さんにはもう支給されたと思うけどぉ~これは腕に付けてくださ~い。赤色と青色があるけど~赤色の人はぁ鬼さんでぇす。青色の人は逃走者でぇす。必ず腕に見えるようにつけてねぇ。捕まえるにはぁリングとリングを10㎝以内まで近づけることぉ。そうしないとぉ捕まえたってことにはならないからぁ注意してね?」
そこで会長にバトンタッチ。俺は一歩下がって、会長が一歩前に出た。
会長が前に出ると下の生徒たちはざわめき始める。
「うるさい。…次に摑まった後の話だ。捕まえられるのは鬼一人に逃走者一人。ペアとしてなってもらう。ペアになったらすぐさまここ、体育館に戻れ。捕まえたことでの報酬だが、鬼から逃走者に一つ良識の範囲内で願い事を言ってもらう。逃走者はそれを叶えろ。まあ、良識の範囲内ということであまりにもひどかったら拒否権はあるがな。」
会長は一つ息をもらして言った。
「次に、逃げきれたやつらだが、そいつらにも報酬がある。一つは食堂での一週間無料券だ。
二つ目は、外出許可証だ。どこかの休日にそれを担任に提出すれば簡単に許可を出してもらえるぞ。一応帰宅時間と外に出る理由を聞くからな。
最後に三つ目は生徒会役員や風紀委員に対して一つ願い事を言う権利だ。これも良識の範囲内でやってもらうがな。一般生徒間では後にアンケートで願い事を担任に提出してもらうが、生徒会役員や風紀委員に対してとなると俺たちは忙しいからな、閉会式の場で言ってもらうことになる。」
要するに俺たちには言うな、というわけだな。まあそれでも俺たちに願い事を言おうとしてくるやつはいるが。
「それと生徒会役員だが、俺たちは学園内の見回りをすることになった。教員と風紀も見回っているが、去年ルール違反と強姦事件が多かったらしく、警備を強化することになった。」
会長は言い終わると一歩下がって俺にマイクを渡してきた。最後に言いたいことがあると伝えたからであろう。流石に去年は大変ヤバかったぽいからな。これを言っておけば今年の二年と三年はまあまあ大人しくなるだろう。
俺は前に出てマイクを口元に近づける
「ルールと注意に関してはぁ~後で風紀の人たちが言ってくれるから僕は言わないけどぉ、これだけは言っておくねぇ~?」
ざわめきを前に俺は言った。
「去年は強姦事件が多かったが、今年はそうそうできるとは思うなよ?なぁ?」
二年と三年のゴリラ達に向かって笑顔を見せるとその顔は引きつっていく。
「そうだなぁ、もしも、もしもだ。やろうとしていたら……そのケツにバット突っ込んで拡張してやるから覚悟しろや。……それじゃあルールだけでなく、モラルも守って楽しみましょ~ あ、激しくルール違反とかしてたら同様の処置をとらしてもらうから、ね~?」
前科があるやつは顔を引きつらせその体を震わして、イケメン大好きなチワワは顔を上気させ、ただの普通のやつらは今俺が言った言葉に引いていた。腐男子?はなから聞いていないが。大方ゲームに向けての妄想中だろう。
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