62 / 280
わく☆どき♡ 新入生歓迎会
12
しおりを挟む
「さてさて~説明しまぁす~」
そこで俺は二つのリングを取り出した。
「皆さんにはもう支給されたと思うけどぉ~これは腕に付けてくださ~い。赤色と青色があるけど~赤色の人はぁ鬼さんでぇす。青色の人は逃走者でぇす。必ず腕に見えるようにつけてねぇ。捕まえるにはぁリングとリングを10㎝以内まで近づけることぉ。そうしないとぉ捕まえたってことにはならないからぁ注意してね?」
そこで会長にバトンタッチ。俺は一歩下がって、会長が一歩前に出た。
会長が前に出ると下の生徒たちはざわめき始める。
「うるさい。…次に摑まった後の話だ。捕まえられるのは鬼一人に逃走者一人。ペアとしてなってもらう。ペアになったらすぐさまここ、体育館に戻れ。捕まえたことでの報酬だが、鬼から逃走者に一つ良識の範囲内で願い事を言ってもらう。逃走者はそれを叶えろ。まあ、良識の範囲内ということであまりにもひどかったら拒否権はあるがな。」
会長は一つ息をもらして言った。
「次に、逃げきれたやつらだが、そいつらにも報酬がある。一つは食堂での一週間無料券だ。
二つ目は、外出許可証だ。どこかの休日にそれを担任に提出すれば簡単に許可を出してもらえるぞ。一応帰宅時間と外に出る理由を聞くからな。
最後に三つ目は生徒会役員や風紀委員に対して一つ願い事を言う権利だ。これも良識の範囲内でやってもらうがな。一般生徒間では後にアンケートで願い事を担任に提出してもらうが、生徒会役員や風紀委員に対してとなると俺たちは忙しいからな、閉会式の場で言ってもらうことになる。」
要するに俺たちには言うな、というわけだな。まあそれでも俺たちに願い事を言おうとしてくるやつはいるが。
「それと生徒会役員だが、俺たちは学園内の見回りをすることになった。教員と風紀も見回っているが、去年ルール違反と強姦事件が多かったらしく、警備を強化することになった。」
会長は言い終わると一歩下がって俺にマイクを渡してきた。最後に言いたいことがあると伝えたからであろう。流石に去年は大変ヤバかったぽいからな。これを言っておけば今年の二年と三年はまあまあ大人しくなるだろう。
俺は前に出てマイクを口元に近づける
「ルールと注意に関してはぁ~後で風紀の人たちが言ってくれるから僕は言わないけどぉ、これだけは言っておくねぇ~?」
ざわめきを前に俺は言った。
「去年は強姦事件が多かったが、今年はそうそうできるとは思うなよ?なぁ?」
二年と三年のゴリラ達に向かって笑顔を見せるとその顔は引きつっていく。
「そうだなぁ、もしも、もしもだ。やろうとしていたら……そのケツにバット突っ込んで拡張してやるから覚悟しろや。……それじゃあルールだけでなく、モラルも守って楽しみましょ~ あ、激しくルール違反とかしてたら同様の処置をとらしてもらうから、ね~?」
前科があるやつは顔を引きつらせその体を震わして、イケメン大好きなチワワは顔を上気させ、ただの普通のやつらは今俺が言った言葉に引いていた。腐男子?はなから聞いていないが。大方ゲームに向けての妄想中だろう。
そこで俺は二つのリングを取り出した。
「皆さんにはもう支給されたと思うけどぉ~これは腕に付けてくださ~い。赤色と青色があるけど~赤色の人はぁ鬼さんでぇす。青色の人は逃走者でぇす。必ず腕に見えるようにつけてねぇ。捕まえるにはぁリングとリングを10㎝以内まで近づけることぉ。そうしないとぉ捕まえたってことにはならないからぁ注意してね?」
そこで会長にバトンタッチ。俺は一歩下がって、会長が一歩前に出た。
会長が前に出ると下の生徒たちはざわめき始める。
「うるさい。…次に摑まった後の話だ。捕まえられるのは鬼一人に逃走者一人。ペアとしてなってもらう。ペアになったらすぐさまここ、体育館に戻れ。捕まえたことでの報酬だが、鬼から逃走者に一つ良識の範囲内で願い事を言ってもらう。逃走者はそれを叶えろ。まあ、良識の範囲内ということであまりにもひどかったら拒否権はあるがな。」
会長は一つ息をもらして言った。
「次に、逃げきれたやつらだが、そいつらにも報酬がある。一つは食堂での一週間無料券だ。
二つ目は、外出許可証だ。どこかの休日にそれを担任に提出すれば簡単に許可を出してもらえるぞ。一応帰宅時間と外に出る理由を聞くからな。
最後に三つ目は生徒会役員や風紀委員に対して一つ願い事を言う権利だ。これも良識の範囲内でやってもらうがな。一般生徒間では後にアンケートで願い事を担任に提出してもらうが、生徒会役員や風紀委員に対してとなると俺たちは忙しいからな、閉会式の場で言ってもらうことになる。」
要するに俺たちには言うな、というわけだな。まあそれでも俺たちに願い事を言おうとしてくるやつはいるが。
「それと生徒会役員だが、俺たちは学園内の見回りをすることになった。教員と風紀も見回っているが、去年ルール違反と強姦事件が多かったらしく、警備を強化することになった。」
会長は言い終わると一歩下がって俺にマイクを渡してきた。最後に言いたいことがあると伝えたからであろう。流石に去年は大変ヤバかったぽいからな。これを言っておけば今年の二年と三年はまあまあ大人しくなるだろう。
俺は前に出てマイクを口元に近づける
「ルールと注意に関してはぁ~後で風紀の人たちが言ってくれるから僕は言わないけどぉ、これだけは言っておくねぇ~?」
ざわめきを前に俺は言った。
「去年は強姦事件が多かったが、今年はそうそうできるとは思うなよ?なぁ?」
二年と三年のゴリラ達に向かって笑顔を見せるとその顔は引きつっていく。
「そうだなぁ、もしも、もしもだ。やろうとしていたら……そのケツにバット突っ込んで拡張してやるから覚悟しろや。……それじゃあルールだけでなく、モラルも守って楽しみましょ~ あ、激しくルール違反とかしてたら同様の処置をとらしてもらうから、ね~?」
前科があるやつは顔を引きつらせその体を震わして、イケメン大好きなチワワは顔を上気させ、ただの普通のやつらは今俺が言った言葉に引いていた。腐男子?はなから聞いていないが。大方ゲームに向けての妄想中だろう。
11
お気に入りに追加
302
あなたにおすすめの小説
塾の先生を舐めてはいけません(性的な意味で)
ベータヴィレッジ 現実沈殿村落
BL
個別指導塾で講師のアルバイトを始めたが、妙にスキンシップ多めで懐いてくる生徒がいた。
そしてやがてその生徒の行為はエスカレートし、ついに一線を超えてくる――。
【BL】国民的アイドルグループ内でBLなんて勘弁してください。
白猫
BL
国民的アイドルグループ【kasis】のメンバーである、片桐悠真(18)は悩んでいた。
最近どうも自分がおかしい。まさに悪い夢のようだ。ノーマルだったはずのこの自分が。
(同じグループにいる王子様系アイドルに恋をしてしまったかもしれないなんて……!)
(勘違いだよな? そうに決まってる!)
気のせいであることを確認しようとすればするほどドツボにハマっていき……。
悪役令息シャルル様はドSな家から脱出したい
椿
BL
ドSな両親から生まれ、使用人がほぼ全員ドMなせいで、本人に特殊な嗜好はないにも関わらずSの振る舞いが発作のように出てしまう(不本意)シャルル。
その悪癖を正しく自覚し、学園でも息を潜めるように過ごしていた彼だが、ひょんなことからみんなのアイドルことミシェル(ドM)に懐かれてしまい、ついつい出てしまう暴言に周囲からの勘違いは加速。婚約者である王子の二コラにも「甘えるな」と冷たく突き放され、「このままなら婚約を破棄する」と言われてしまって……。
婚約破棄は…それだけは困る!!王子との、ニコラとの結婚だけが、俺があのドSな実家から安全に抜け出すことができる唯一の希望なのに!!
婚約破棄、もとい安全な家出計画の破綻を回避するために、SとかMとかに囲まれてる悪役令息(勘違い)受けが頑張る話。
攻めズ
ノーマルなクール王子
ドMぶりっ子
ドS従者
×
Sムーブに悩むツッコミぼっち受け
作者はSMについて無知です。温かい目で見てください。
病気になって芸能界から消えたアイドル。退院し、復学先の高校には昔の仕事仲間が居たけれど、彼女は俺だと気付かない
月島日向
ライト文芸
俺、日生遼、本名、竹中祐は2年前に病に倒れた。
人気絶頂だった『Cherry’s』のリーダーをやめた。
2年間の闘病生活に一区切りし、久しぶりに高校に通うことになった。けど、誰も俺の事を元アイドルだとは思わない。薬で細くなった手足。そんな細身の体にアンバランスなムーンフェイス(薬の副作用で顔だけが大きくなる事)
。
誰も俺に気付いてはくれない。そう。
2年間、連絡をくれ続け、俺が無視してきた彼女さえも。
もう、全部どうでもよく感じた。
陰キャ系腐男子はキラキラ王子様とイケメン幼馴染に溺愛されています!
はやしかわともえ
BL
閲覧ありがとうございます。
まったり書いていきます。
2024.05.14
閲覧ありがとうございます。
午後4時に更新します。
よろしくお願いします。
栞、お気に入り嬉しいです。
いつもありがとうございます。
2024.05.29
閲覧ありがとうございます。
m(_ _)m
明日のおまけで完結します。
反応ありがとうございます。
とても嬉しいです。
明後日より新作が始まります。
良かったら覗いてみてください。
(^O^)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる