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転校生と副会長イベント

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ところ変わって現在生徒会室で仕事中
副会長?もちろんほおっておいた。だって、あの時は変装中だったんだよ。周りには腐男子がわんさかいるし、周りも放置する流れだったのでその中に紛れ退散だ。王道も見られて、ほくほくですわ。

で、

今日もわざわざ遅刻してきたのだが、副会長はまだ帰ってこねえ。あんくらいなら、1時間もかからずに回復すると思ってたんだが、副会長の頑丈さに期待しすぎたか?あの一発でダウンしてたわけだし、王道クンが強かったんじゃなくて副会長が弱かっただけか?いや、流石にどうだろうか…

「すみません、遅くなりました。」
「ん…め…ら……」
「ああ、珍しいな。どうしたんだ?」

ワンコの穴あきの言葉を汲み取れる会長、流石だな。愛のなせる業だ。hshs……

「いえ、少しうっかりしてしまって……」
「わぁ~副会長でもあるんだねぇ~なぁに~?女の子(はぁと)な日なの~?」
「くっは!そうかそうか、それは仕方ないな!ククク…」

茶々入れ完了!後は空気にでもなって…

「龍と椿は今日の仕事を10倍にでもしましょうか。大丈夫ですね、余裕そうですもの。」
「いやー!!!ごめんなさい~!それだけはやめて~!!」
「はぁっ!?ざけんな!無理に決まってんだろ!」
「ねえねえー」
「そんなことよりもさー」
「「転校生はどうだったのー?」

あああああ!ナイスタイミング!双子たちよ!後でなんか甘いもの作ってやる!

「……」
「「「「「……」」」」」
「…ふふふふっ」
「「「「……!?!?!?」」」」
(あー、みんな何も知らないからびっくりしてる……)

「あの子、私の表情をですね、嘘って言ったんですよ。自分が笑える時に笑え、無理して笑うな、って。びっくりしました、まさかそんなことを言ってくる人は初めてだったので。」
「マジかよ…」
「ふふっ…まじなんです。あっ!私、あの子を気に入ったので近づかないで下さいね。」
「たいきっきがそんなこと言うなんて」
「すっごい珍しーね!でもね」
「「僕たち、そんな転校生が気になっちゃったのでそれはできませーん!」」
「ちょっと!だめです!そんなことは…――」



うっわーーwww草
もうキャラなんてどうでもいいわ。マジこれ王道じゃないか。この学園に、いや、生徒会に入って良かったな。こんな近くで王道が見れるんだぞ!?最高じゃないか!もう死んでもいいくら…死んでもよくねえな。これからの王道が見れねえ。
いやー、嬉しいな。これから話通りに進むなら学園の崩壊の危機だけど、まあ、王道学園なんだ。主人公格の人がいて解決していくさ!そう受けになりながら、な!仕事が多くなると予想できるけど、それも少しの間だけだろう。だって、王道学園だし。普通はありえないだろうけど、ここならあり得る。
だって、ハイスペックな奴らが集まってできてんだぞ?一人二人いるだろ。軽く考えても。それに、流石に仕事を全部放棄するのはたぶんないだろう。少しくらいはすると思う。生徒会を毎年こなしてきたやつなんだ。責任感もしっかりとあるだろう。恋は盲目と言ってもな。

それに、もしもの時でもここは坊ちゃんたちの学園だ。風紀もいるし。どこかで諫めてくれるか、何かしてくれるだろ。あいつらもやけにハイスペックだし。

まあ、どうしても出来ねえんだったら俺が実力行使に出ればいいだろ。

でもまあ、それも想像の域を出ないんだけど。もしかしたら、そんなことにならないかもしれないし。わからんが。
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