8 / 280
平和な日常
4
しおりを挟む
只今、高級そうな座り心地が最高なソファーの上で正座している
ん?文法と絵面がおかしいって?
知 っ て る
「で、なにか釈明はありますか?」
そして、正座している俺の目の前にいるのは、生徒会副会長の紫月 大樹だ。
例に漏れず王道そっくりで、薄っぺらい笑顔を顔面にいつも張り付けている腹黒副会長だ。たまに微笑みの君と陰で呼ばれているのを聞いたことがある。
今回は笑顔の種類が違う。真っ黒な笑顔だ。怖い。
「んーとぉ、髪の毛のセットにぃ時間とっちゃったんだよねぇ☆」
ちなみに今日の髪の毛のセットは10分で終わったぞ。ほ、ほら時間はとってるだろ???
「......で?」
部屋の奥の方で他の人達が勇気あるな...ってかんじでこっち見てる。少しは表情隠せよ!わかってるさ!馬鹿なこと言ってるって!王道なチャラ男は真面目にやらないんだよ!
「私の前で考え事とは、余裕ですねぇ。」
「ご、ごめんなさい~~っ!!!」
ーーー.........
あの地獄のような時間が終わった後自分の会計専用の席に座り、鞄からパソコンを取り出し起動する。
自分用にカスタマイズしたパソコンだから、他のを使うよりは効率良いからな。それに、生徒会室のパソコンより処理が速いし、セキュリティーも堅いからこっちの方がいいんだよ。
「んん~っ」
あー、終わった終わった。と身体を伸ばすと、バキバキと音がする。音がする時点で色々とヤバイ。なにがとは言わず色々と、若いのに...
「ん?椿もう終わったのかよ。」
「うん~そうだねぇ~一区切り、ってかんじ?」
「そうか、励めよ。」
あ゛あ゛んっ?何が励めよじゃゴラ
こいつは神宮寺 龍俺様何様バ会長だ。いつも偉そうにしてる。ってか、実際に偉いわけだけど、なんかたまにイラッとするんだよな。別に良いけど。
「「わー!!」」
「つっつん!もう終わったの?」
「はっやーい!!じゃあさー」
「「遊ぼー!!」」
「遊ぼー、ではありません。仕事を終わらせてからにしてください。」
「「えーやだやだやだあっ!!」」
あー...いまのは相沢 皐月と相沢 睦月双子庶務くんだ。どちらもそっくりで見分けがつきづらい子達だ。ん?俺は見分けつけれるかって?つけれるぞ。腐男子の必須能力だ。
他にも喋るのが苦手な我らがワンコのし喋ってる内容をしっかりと理解できたり、盗撮機や盗聴機を見つからない所に設置したり、hshs している時に鼻血を出したり、腐男子はできるんだ。できなかったら腐男子を名乗る資格はないっ!!!(あります)
「はー...しょうがないですね。いったん休憩としましょう。」
「「わぁーーい」」
あ、はらぐr...副会長が折れた。まあ、双子がああなるとうざいもんな。しょうがない。
休憩という言葉が聞こえたからか、みんな生徒会室に置いてあるソファーに座る。
と、既に先客がいた。長身の男で副会長の言葉を聞いた瞬間に移動したのだろう。わくわくとした雰囲気を感じさせる。
この男は八雲 薙刀無口、うーんしゃべるのが苦手なワンコ。あ、違った。ワンコ書記。ん?違わない?気にしたら負けだ。この男こそ我ら生徒会の癒し。
書記の雰囲気に気圧されながらソファーの感触を楽しむ。すっげー座り心地良いんだよ、これ。さすが坊っちゃんたちが通う学園の最高機関。金をかけてる。このソファーひとつで何百万するんだろうか。
と、そう考えていたら
「はい、どうぞ。」
副会長が来て、目の前に飲み物を置いた。
「わぁ~副会長ありがとぉ~」
「いえいえ」
俺のは珈琲だ。ちなみに甘いのはあまり好きではないので、ブラック。
「ん、」
「一口一口感謝して飲みなさい。」
「おいっ!!なんか対応が違ってねぇか!?」
会長は紅茶だ。さすがお坊っちゃま。美しい所作で飲んでるわ。バ会長の癖に。
「「こうちゃ、紅茶!」」
そして副会長や双子も紅茶を好む。いや、双子庶務は違うな。兄が弟に合わせてる。兄は実はというと珈琲を飲む。隠れてコッソリ飲んでいるのを見た。
「...んっ!」
んで、書記はというと珈琲だな。ばりっばりに砂糖とミルクを入れて、...あれはもう珈琲牛乳とさえ言えない。牛乳珈琲だわ。あ、ちょっと胸焼けが... 飲んでいる姿は花が背後に飛んでるからなごむけど。
ん?文法と絵面がおかしいって?
知 っ て る
「で、なにか釈明はありますか?」
そして、正座している俺の目の前にいるのは、生徒会副会長の紫月 大樹だ。
例に漏れず王道そっくりで、薄っぺらい笑顔を顔面にいつも張り付けている腹黒副会長だ。たまに微笑みの君と陰で呼ばれているのを聞いたことがある。
今回は笑顔の種類が違う。真っ黒な笑顔だ。怖い。
「んーとぉ、髪の毛のセットにぃ時間とっちゃったんだよねぇ☆」
ちなみに今日の髪の毛のセットは10分で終わったぞ。ほ、ほら時間はとってるだろ???
「......で?」
部屋の奥の方で他の人達が勇気あるな...ってかんじでこっち見てる。少しは表情隠せよ!わかってるさ!馬鹿なこと言ってるって!王道なチャラ男は真面目にやらないんだよ!
「私の前で考え事とは、余裕ですねぇ。」
「ご、ごめんなさい~~っ!!!」
ーーー.........
あの地獄のような時間が終わった後自分の会計専用の席に座り、鞄からパソコンを取り出し起動する。
自分用にカスタマイズしたパソコンだから、他のを使うよりは効率良いからな。それに、生徒会室のパソコンより処理が速いし、セキュリティーも堅いからこっちの方がいいんだよ。
「んん~っ」
あー、終わった終わった。と身体を伸ばすと、バキバキと音がする。音がする時点で色々とヤバイ。なにがとは言わず色々と、若いのに...
「ん?椿もう終わったのかよ。」
「うん~そうだねぇ~一区切り、ってかんじ?」
「そうか、励めよ。」
あ゛あ゛んっ?何が励めよじゃゴラ
こいつは神宮寺 龍俺様何様バ会長だ。いつも偉そうにしてる。ってか、実際に偉いわけだけど、なんかたまにイラッとするんだよな。別に良いけど。
「「わー!!」」
「つっつん!もう終わったの?」
「はっやーい!!じゃあさー」
「「遊ぼー!!」」
「遊ぼー、ではありません。仕事を終わらせてからにしてください。」
「「えーやだやだやだあっ!!」」
あー...いまのは相沢 皐月と相沢 睦月双子庶務くんだ。どちらもそっくりで見分けがつきづらい子達だ。ん?俺は見分けつけれるかって?つけれるぞ。腐男子の必須能力だ。
他にも喋るのが苦手な我らがワンコのし喋ってる内容をしっかりと理解できたり、盗撮機や盗聴機を見つからない所に設置したり、hshs している時に鼻血を出したり、腐男子はできるんだ。できなかったら腐男子を名乗る資格はないっ!!!(あります)
「はー...しょうがないですね。いったん休憩としましょう。」
「「わぁーーい」」
あ、はらぐr...副会長が折れた。まあ、双子がああなるとうざいもんな。しょうがない。
休憩という言葉が聞こえたからか、みんな生徒会室に置いてあるソファーに座る。
と、既に先客がいた。長身の男で副会長の言葉を聞いた瞬間に移動したのだろう。わくわくとした雰囲気を感じさせる。
この男は八雲 薙刀無口、うーんしゃべるのが苦手なワンコ。あ、違った。ワンコ書記。ん?違わない?気にしたら負けだ。この男こそ我ら生徒会の癒し。
書記の雰囲気に気圧されながらソファーの感触を楽しむ。すっげー座り心地良いんだよ、これ。さすが坊っちゃんたちが通う学園の最高機関。金をかけてる。このソファーひとつで何百万するんだろうか。
と、そう考えていたら
「はい、どうぞ。」
副会長が来て、目の前に飲み物を置いた。
「わぁ~副会長ありがとぉ~」
「いえいえ」
俺のは珈琲だ。ちなみに甘いのはあまり好きではないので、ブラック。
「ん、」
「一口一口感謝して飲みなさい。」
「おいっ!!なんか対応が違ってねぇか!?」
会長は紅茶だ。さすがお坊っちゃま。美しい所作で飲んでるわ。バ会長の癖に。
「「こうちゃ、紅茶!」」
そして副会長や双子も紅茶を好む。いや、双子庶務は違うな。兄が弟に合わせてる。兄は実はというと珈琲を飲む。隠れてコッソリ飲んでいるのを見た。
「...んっ!」
んで、書記はというと珈琲だな。ばりっばりに砂糖とミルクを入れて、...あれはもう珈琲牛乳とさえ言えない。牛乳珈琲だわ。あ、ちょっと胸焼けが... 飲んでいる姿は花が背後に飛んでるからなごむけど。
10
お気に入りに追加
297
あなたにおすすめの小説
もういいや
senri
BL
急遽、有名で偏差値がバカ高い高校に編入した時雨 薊。兄である柊樹とともに編入したが……
まぁ……巻き込まれるよね!主人公だもん!
しかも男子校かよ………
ーーーーーーーー
亀更新です☆期待しないでください☆
僕が玩具になった理由
Me-ya
BL
🈲R指定🈯
「俺のペットにしてやるよ」
眞司は僕を見下ろしながらそう言った。
🈲R指定🔞
※この作品はフィクションです。
実在の人物、団体等とは一切関係ありません。
※この小説は他の場所で書いていましたが、携帯が壊れてスマホに替えた時、小説を書いていた場所が分からなくなってしまいました😨
ので、ここで新しく書き直します…。
(他の場所でも、1カ所書いていますが…)
地味で冴えない俺の最高なポディション。
どらやき
BL
前髪は目までかかり、身長は160cm台。
オマケに丸い伊達メガネ。
高校2年生になった今でも俺は立派な陰キャとしてクラスの片隅にいる。
そして、今日も相変わらずクラスのイケメン男子達は尊い。
あぁ。やばい。イケメン×イケメンって最高。
俺のポディションは片隅に限るな。
気づいて欲しいんだけど、バレたくはない!
甘蜜 蜜華
BL
僕は、平凡で、平穏な学園生活を送って........................居たかった、でも無理だよね。だって昔の仲間が目の前にいるんだよ?そりゃぁ喋りたくて、気づいてほしくてメール送りますよね??突然失踪した族の総長として!!
※作者は豆腐メンタルです。※作者は語彙力皆無なんだなァァ!※1ヶ月は開けないようにします。※R15は保険ですが、もしかしたらR18に変わるかもしれません。
父が腐男子で困ってます!
あさみ
BL
父子家庭に育った尾崎リョウは16歳の誕生日に、若くてイケメンの父、宗親(ムネチカ)に腐男子である事をカミングアウトされる。
趣味に文句は言わないと思うリョウだったが、宗親のBL妄想はリョウの友人×リョウだった。
いつでも誰といても、友人×リョウで妄想されては聞かされるリョウは大迷惑。
しかも学校にいる美少年をチェックしては勧めてくる始末。
どう見ても自分と釣り合わない優等生や、芸能人の美少年まで攻キャラとして推してくる。
宗親本人は腐男子であるだけで、恋愛対象は美女だという事で、自分勝手にリョウだけを振り回す毎日。
友人達はみんな心が広く、宗親の趣味を受け入れたり、面白がったりで、今までよりもリョウの家に集まるようになる。
そんな中、宗親に感化されたかのように、自分も腐男子かもしれないと言いだす友人や、リョウの事を好きになったとストレートに伝えてくる友達まで現れてしまう。
宗親の思い通りにはなりたくないと思うリョウだが、友人達の事も気になりだして……。
腐男子の父親に振り回される、突っ込み系主人公総受けBLラブコメ。
俺の事嫌ってたよね?元メンバーよ、何で唇を奪うのさ!?〜嵌められたアイドルは時をやり直しマネージャーとして溺愛される〜
ゆきぶた
BL
時をやり直したアイドルが、嫌われていた筈の弟やメンバーに溺愛される話。R15のエロなしアイドル×マネージャーのハーレム物。
※タイトル変更中
ー ー ー ー ー
あらすじ
子役時代に一世を風靡した風間直(かざまなお)は現在、人気アイドルグループに所属していた。
しかし身に覚えのないスキャンダルで落ちぶれていた直は、ある日事故でマンションの11階から落ちてしまう。
そして何故かアイドルグループに所属する直前まで時間が戻った直は、あんな人生はもう嫌だと芸能界をやめる事にしたのだった。
月日が経ち大学生になった直は突然弟に拉致られ、弟の所属するアイドルグループ(直が元いたグループ)のマネージャーにされてしまう。
そしてやり直す前の世界で嫌われていた直は、弟だけでなくメンバーにも何故か溺愛されるのだった。
しかしマネージャーとして芸能界に戻って来てしまった直は、スキャンダル地獄に再び陥らないかという不安があった。
そんな中、直を嵌めた人間がメンバーの中にいるかもしれない事を知ってしまい───。
ー ー ー ー ー
直のお相手になるアイドルグループには
クール、オレ様、ワンコ、根暗がいます。
ハーレムでイチャイチャ、チュッチュとほんのりとした謎を楽しんでもらえば良いと思ってます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる