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14.青年は女になる《★女体化》
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女とセックスしたいと思ったことはある。
が、まさか自分が女になって男・・・しかも友人とセックスすることになろうとは。
女になる変身魔法をかけられた奏人は、目の前で何とも言えぬ表情で苦笑いするルリールをうつろな目で見ていた。
「・・・奏人、ほんとに大丈夫?」
「男に二言はない・・・」
本当は嫌だ!と叫びたかったが、奏人は自分が言った手前いまさら後戻りもできず、ただこの時間が無事に過ぎることだけを祈った。
「あの、セックスまで出来なくてもいいっすか・・・」
奏人はせめてもの願いでルリールに問うと、大丈夫だよ、と笑った。
数分前にルリールが奏人にかけたのは、女性へと変身する変身魔法。
この魔法では、ルリールの想像する女性へと姿だけではなく、身体の中の部分まで変化する。
奏人は変身して数分間は胸のふくらみや下半身のその神秘的な部分をニヤニヤしながら触って確かめていたが、
この後に友人とセックスしなければならない現実を思い出してからは死んだような目で一点を見つめていた。
「自分が言い出したからさすがに辞めるとは言えねーわな」
シュビルがけたけたと笑いながら奏人を指さす。
「やめなよシュビル。でも僕だって・・・あ~・・・なんでやるとか言っちゃったんだ~・・・」
ルリールも頭を抱え込んでしまった。
「でもさ、この女、めちゃくちゃルリールの好みを凝縮してんじゃん」
ショートカットにゆるくかけられたパーマ、くりくりとしたタレ目の二重、
身体はスレンダーで、胸は小さくもなく、大きくもなく。
「・・・これ、ルリールの趣味なんだ」
奏人はルリールに近寄り、ぐいぐいと胸を寄せからかう。
ルリールは顔を真っ赤にして奏人を叩こうとしたが、そこにいる女(奏人)の姿があまりにもドストライクすぎてぽん、と肩に手を置くだけだった。
「いいじゃん。ルリールずっと女としてみたいって言ってたし」
じゃ、と手を振りシュビルは部屋を出る。
さすがに3Pは避けたかった奏人はほっと胸をなでおろした。
「僕、実は向こうの世界でも童貞で・・・セックスなんてしたことないから、リードしてもらってもいいかな」
奏人が尋ねる。上目遣いの健気な少女に見つけられルリールは心を射抜かれた。
「もっももももちろん!まかせて・・・!」
こういうのは雰囲気が大事。
奏人は大学で友達から言われたのをふと思い出した。
目の前には顔面を真っ赤にしたルリール。
たどたどしく服の上から胸のふくらみを触るどころか鷲掴みにして鼻息を荒くしている。
ムードもクソもねぇな、奏人は思いながらルリールの頭を撫でた。
「まず、キスしよう。僕とじゃ嫌かもしれないけど、僕も初めてなんだから、せめて楽しい思い出として残させて」
奏人はぐっとルリールの口元に顔を近づける。
ルリールはやっと落ち着いたのか、奏人の頭を支え、そのままついばむようなキスをした。
「ん・・・」
舌が入ってくる。奏人はルリールの舌を受け入れた。
慣れないディープキスで、奏人は何度もルリールの歯に自分の歯をぶつける。
その度ごめん、と呟くと、ルリールは大丈夫だよ、と笑った。
胸をゆるく揉まれる。
ツンっ、と時々乳首に触れられると、くすぐったいような気持ちいいような感覚に襲われた。
「・・・っ!」
気づくと、ルリールの手が下半身へ伸びていた。
「ちょっ・・・ルリールっ・・!」
「濡れてるよ、奏人」
確かめて、と言わんばかりにルリールは奏人の手首を掴み、パンツに指を押し付けさせた。
奏人のそこは、言い逃れできないくらいに完全に湿っていた。
「ちょ・・・恥ずかしいって・・・」
「もっと恥ずかしいことするんだから、我慢して?」
ルリールは奏人の目を見つめる。
シュビルと比べてどちらかというと中性的な顔立ちをしたルリール。
そんな顔でこんなことを言われたら世の女性は落ちてしまいそうだな。
奏人は他人事のようにそう思った。
ルリールが、支えながら奏人をベッドへ寝かせる。
そして足を掴むと、そのままパンツが見えるほどに開かせた。
「まじかよ!ちょっと・・えっ」
奏人は動こうとするが、どうやら変身とともに力まで女のようになってしまったらしい。
ビクともしないルリールの腕を動かすのを奏人は諦めた。
「パンツ、脱がしていい?てか、脱がすよ」
強引に下着を脱がせる。スカートからするりと脱げたパンツからは、愛液がたらりと垂れていた。
「奏人、すごいことになってるけど」
ルリールは、指で愛液をすくって見せる。奏人は自分がそんなに濡れているとは思わず、顔を真っ赤にした。
が、まさか自分が女になって男・・・しかも友人とセックスすることになろうとは。
女になる変身魔法をかけられた奏人は、目の前で何とも言えぬ表情で苦笑いするルリールをうつろな目で見ていた。
「・・・奏人、ほんとに大丈夫?」
「男に二言はない・・・」
本当は嫌だ!と叫びたかったが、奏人は自分が言った手前いまさら後戻りもできず、ただこの時間が無事に過ぎることだけを祈った。
「あの、セックスまで出来なくてもいいっすか・・・」
奏人はせめてもの願いでルリールに問うと、大丈夫だよ、と笑った。
数分前にルリールが奏人にかけたのは、女性へと変身する変身魔法。
この魔法では、ルリールの想像する女性へと姿だけではなく、身体の中の部分まで変化する。
奏人は変身して数分間は胸のふくらみや下半身のその神秘的な部分をニヤニヤしながら触って確かめていたが、
この後に友人とセックスしなければならない現実を思い出してからは死んだような目で一点を見つめていた。
「自分が言い出したからさすがに辞めるとは言えねーわな」
シュビルがけたけたと笑いながら奏人を指さす。
「やめなよシュビル。でも僕だって・・・あ~・・・なんでやるとか言っちゃったんだ~・・・」
ルリールも頭を抱え込んでしまった。
「でもさ、この女、めちゃくちゃルリールの好みを凝縮してんじゃん」
ショートカットにゆるくかけられたパーマ、くりくりとしたタレ目の二重、
身体はスレンダーで、胸は小さくもなく、大きくもなく。
「・・・これ、ルリールの趣味なんだ」
奏人はルリールに近寄り、ぐいぐいと胸を寄せからかう。
ルリールは顔を真っ赤にして奏人を叩こうとしたが、そこにいる女(奏人)の姿があまりにもドストライクすぎてぽん、と肩に手を置くだけだった。
「いいじゃん。ルリールずっと女としてみたいって言ってたし」
じゃ、と手を振りシュビルは部屋を出る。
さすがに3Pは避けたかった奏人はほっと胸をなでおろした。
「僕、実は向こうの世界でも童貞で・・・セックスなんてしたことないから、リードしてもらってもいいかな」
奏人が尋ねる。上目遣いの健気な少女に見つけられルリールは心を射抜かれた。
「もっももももちろん!まかせて・・・!」
こういうのは雰囲気が大事。
奏人は大学で友達から言われたのをふと思い出した。
目の前には顔面を真っ赤にしたルリール。
たどたどしく服の上から胸のふくらみを触るどころか鷲掴みにして鼻息を荒くしている。
ムードもクソもねぇな、奏人は思いながらルリールの頭を撫でた。
「まず、キスしよう。僕とじゃ嫌かもしれないけど、僕も初めてなんだから、せめて楽しい思い出として残させて」
奏人はぐっとルリールの口元に顔を近づける。
ルリールはやっと落ち着いたのか、奏人の頭を支え、そのままついばむようなキスをした。
「ん・・・」
舌が入ってくる。奏人はルリールの舌を受け入れた。
慣れないディープキスで、奏人は何度もルリールの歯に自分の歯をぶつける。
その度ごめん、と呟くと、ルリールは大丈夫だよ、と笑った。
胸をゆるく揉まれる。
ツンっ、と時々乳首に触れられると、くすぐったいような気持ちいいような感覚に襲われた。
「・・・っ!」
気づくと、ルリールの手が下半身へ伸びていた。
「ちょっ・・・ルリールっ・・!」
「濡れてるよ、奏人」
確かめて、と言わんばかりにルリールは奏人の手首を掴み、パンツに指を押し付けさせた。
奏人のそこは、言い逃れできないくらいに完全に湿っていた。
「ちょ・・・恥ずかしいって・・・」
「もっと恥ずかしいことするんだから、我慢して?」
ルリールは奏人の目を見つめる。
シュビルと比べてどちらかというと中性的な顔立ちをしたルリール。
そんな顔でこんなことを言われたら世の女性は落ちてしまいそうだな。
奏人は他人事のようにそう思った。
ルリールが、支えながら奏人をベッドへ寝かせる。
そして足を掴むと、そのままパンツが見えるほどに開かせた。
「まじかよ!ちょっと・・えっ」
奏人は動こうとするが、どうやら変身とともに力まで女のようになってしまったらしい。
ビクともしないルリールの腕を動かすのを奏人は諦めた。
「パンツ、脱がしていい?てか、脱がすよ」
強引に下着を脱がせる。スカートからするりと脱げたパンツからは、愛液がたらりと垂れていた。
「奏人、すごいことになってるけど」
ルリールは、指で愛液をすくって見せる。奏人は自分がそんなに濡れているとは思わず、顔を真っ赤にした。
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