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8. キャバリエ(エスコートする男性)
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デボラ
「そうよ、ニコ様からキャバリエ(エスコート役)の申し込みが来ていたらわざわざ聞いたりしないわ」
ドリス
「それは聞いてよ!」
ピーター
「少し手酷く拒絶し過ぎてしまったのではないですか?」
デボラ
「今からでも遅くないから、すぐにパートナーをお願いする手紙を書きなさい」
ドリス
「何でワタクシが?」
デボラ
「本来ならばデビュタントのエスコートはこちらからお願いするものなのです」
デボラの言葉は本当で、魅力的な未婚の男性の所にはキャバリエ(エスコート役)のお願いが殺到するため、女性デビュタントは自分からお願いの手紙を書くのが一般的である。
そうでなければ、余り物の男性からキャバリエを選ぶしかなくなるのだ。
ドリス
「お母様は自分でお願いしたのですか?」
デボラ
「ワタクシのエスコートはお兄様がして下さったから必要ありませんでしたが、ドリスは長女でしょう?」
ドリス
「やっぱり、していない!」
デボラ
「ワタクシは公爵令嬢だったからいいのよ。ドリスは男爵令嬢なのよ? ニコ君は伯爵家の嫡子でドリスより上の身分なのだから、ドリスからお願いしないといけないわ」
ドリス
「ニコにワタクシからお願いしろと言うのですか!? それでは、まるでワタクシがニコを好きみたいじゃない!」
デボラ
「あら? 違うの?」
ドリス
「え!?」
ドリスの心臓は、大太鼓を打ちつけたような大きな音を立てて鼓動した。血が沸き立って、ゆでダコのように真っ赤になる。
ドリス
「ち、違うわよ!」
デボラ
「では、他の子に譲ってもいいの?」
ドリス
「い、いいわよ...あんな変態と一緒に舞踏会に行く人がいるならね!」
デボラ
「いっぱいいるわよ? ニコ様って、顔が綺麗だし、背も高いし、明るいし、次期伯爵で将来は爵位持ちの貴族だし、ホワイト領はギルドアカデミーのあるお金持ちだし、剣も強くて騎士としても優秀だから」
ドリス
「で、でも変態なのよ?」
ピーター
「ニコラス様は、人を楽しませようとして頑張っているだけで、人の道から外れている訳ではないでしょう?」
ドリス
「そうかもしれないけど...」
デボラ
「お兄様の娘達もニコ様のことを良いなって言っていたわよ?」
ドリス
「叔父様の娘達が!? で、でも、あの子達はワタクシほど美人じゃないし、ニコが気に入らないわよ!」
デボラ
「そう? あの子達は正真正銘の公爵令嬢よ? 確かにドリスほどラブレターは貰っていないかもしれないけど、十分に美人だと思うけど?」
ドリス
「でもニコはワタクシの事が好きなのよ!?」
デボラ
「ずっと好きだとは限らないわ、人の心は永遠じゃないもの。もしかしたら、もう、他の女の子を好きになったのかもしれないわね? だから誘ってくれなかったのかも」
ニコがワタクシを好きじゃなくなった!?
ドリスは口を開けたまま固まった。
チク、タク、チク、タク...
時計の針の音だけが聞こえて、まるで時が止まったように思考が停止した。
ドリス
「...ちょっと、出かけて来る」
ドリスは部屋を飛び出し、そのまま玄関から外に出た。そして、玄関前に停められていた馬車に乗り込む。
確かめないと! 結婚して欲しいって言った癖に、どうして舞踏会のパートナーに立候補しないのか...こ、心変わりをしたのか....問い詰めてやる!
ドリス
「ホワイト領まで行って!」
四頭立ての高速馬車を風のように走らせ、ドリスはホワイト領へと到着した。
だが、ドリスはニコラスに会う事が出来なかった。
アンジェリカ
「ニコはいないのです」
ニコラスの母であるアンジェリカ・ホワイト伯爵は不安気な視線を向けてくる。
ドリス
「いない? 何処へ行ったのですか?」
アンジェリカ
「知らない...ドリちゃんのことろにいるんじゃないの?」
ドリス
「え!? バレンタインデーを最後に、もう、ずっと来ていませんけど?」
アンジェリカ
「行っていない!? 人間になると言って飛び出して行ったからてっきり...」
ドリスはドキッとした。
え!? ワタクシが人間になりなさいと言った所為!?
アンジェリカ
「ニコは一体何処に!? た、大変! ブレイデン君! ニコを探して!」
ニコラスの父ブレイデンが、騎士を引き連れて捜索に出動した後、アンジェリカ伯爵とドリスは屋敷内やギルドアカデミー、ドリスの爬虫類動物園などを回った。
だが、何処にいっても手掛かりを見つける事が出来なかった。
ニコの姿が見えない...
ニコとの思い出の場所を訪れる度に、ドリスの胸は杭を打ち付けられたようにゴンゴンと痛んだ。
アンジェリカ伯爵の屋敷に帰宅すると、捜索に出ていたブレイデンも帰って来た。
アンジェリカ
「どうだった!?」
ブレイデンは首を横に振った。
ブレイデン
「見つからない。ホワイト領内にはいないのかもしれない。他領のギルドにも捜索願いを出してくる」
ブレイデンが再び出発すると、アンジェリカ伯爵は泣き崩れた。
アンジェリカ
「どうしよう、ニコに何かあったら! どうして帰って来ないんだろ...怪我して動けない? 病気で倒れてる? まさか誘拐!? ニコが、2度と帰って来なかったら、どうすればいいの!?」
いつもニコニコ笑顔を崩さないアンジェリカ伯爵が大粒の涙を流して、顔を真っ赤にしている。
ドリス
「伯爵様、しっかりなさって」
アンジェリカ
「ドリちゃん...どうしてニコとの結婚に承諾してくれなかったの!? 蝶になったら結婚してくれるって約束してくれたのに!」
ドリス
「あ、あれはそういう意味ではなくて...」
アンジェリカ
「ドリちゃんはニコの一体何が気に入らないの!? ニコは、ドリちゃんのためにいっぱいお金も使ったし、いっぱい時間も使ったし、いっぱい頑張ってるのに! ドリちゃんの嘘吐き! ニコを返して! ニコを返してぇ~!!」
ドリス
「は、伯爵様...」
ドリスに追い縋る悲痛なアンジェリカの姿に、ドリスはどうやって息をしたらいいのか分からなくなった。
_________
狸田真より
狸田先生は完結してからアップするスタイルですので、感想を書き込んだからといって執筆の邪魔にはなりません。
むしろ、お話ししたがりです。そして寂しがり屋です。
是非、初対面から馴れ馴れしく話しかけましょう。
(馴れ馴れしい返信に注意)
短い一言感想でも泣いて喜びます。今後の活動の原動力になりますので、何卒、ご感想での応援をお願い致します。(土下座)
「そうよ、ニコ様からキャバリエ(エスコート役)の申し込みが来ていたらわざわざ聞いたりしないわ」
ドリス
「それは聞いてよ!」
ピーター
「少し手酷く拒絶し過ぎてしまったのではないですか?」
デボラ
「今からでも遅くないから、すぐにパートナーをお願いする手紙を書きなさい」
ドリス
「何でワタクシが?」
デボラ
「本来ならばデビュタントのエスコートはこちらからお願いするものなのです」
デボラの言葉は本当で、魅力的な未婚の男性の所にはキャバリエ(エスコート役)のお願いが殺到するため、女性デビュタントは自分からお願いの手紙を書くのが一般的である。
そうでなければ、余り物の男性からキャバリエを選ぶしかなくなるのだ。
ドリス
「お母様は自分でお願いしたのですか?」
デボラ
「ワタクシのエスコートはお兄様がして下さったから必要ありませんでしたが、ドリスは長女でしょう?」
ドリス
「やっぱり、していない!」
デボラ
「ワタクシは公爵令嬢だったからいいのよ。ドリスは男爵令嬢なのよ? ニコ君は伯爵家の嫡子でドリスより上の身分なのだから、ドリスからお願いしないといけないわ」
ドリス
「ニコにワタクシからお願いしろと言うのですか!? それでは、まるでワタクシがニコを好きみたいじゃない!」
デボラ
「あら? 違うの?」
ドリス
「え!?」
ドリスの心臓は、大太鼓を打ちつけたような大きな音を立てて鼓動した。血が沸き立って、ゆでダコのように真っ赤になる。
ドリス
「ち、違うわよ!」
デボラ
「では、他の子に譲ってもいいの?」
ドリス
「い、いいわよ...あんな変態と一緒に舞踏会に行く人がいるならね!」
デボラ
「いっぱいいるわよ? ニコ様って、顔が綺麗だし、背も高いし、明るいし、次期伯爵で将来は爵位持ちの貴族だし、ホワイト領はギルドアカデミーのあるお金持ちだし、剣も強くて騎士としても優秀だから」
ドリス
「で、でも変態なのよ?」
ピーター
「ニコラス様は、人を楽しませようとして頑張っているだけで、人の道から外れている訳ではないでしょう?」
ドリス
「そうかもしれないけど...」
デボラ
「お兄様の娘達もニコ様のことを良いなって言っていたわよ?」
ドリス
「叔父様の娘達が!? で、でも、あの子達はワタクシほど美人じゃないし、ニコが気に入らないわよ!」
デボラ
「そう? あの子達は正真正銘の公爵令嬢よ? 確かにドリスほどラブレターは貰っていないかもしれないけど、十分に美人だと思うけど?」
ドリス
「でもニコはワタクシの事が好きなのよ!?」
デボラ
「ずっと好きだとは限らないわ、人の心は永遠じゃないもの。もしかしたら、もう、他の女の子を好きになったのかもしれないわね? だから誘ってくれなかったのかも」
ニコがワタクシを好きじゃなくなった!?
ドリスは口を開けたまま固まった。
チク、タク、チク、タク...
時計の針の音だけが聞こえて、まるで時が止まったように思考が停止した。
ドリス
「...ちょっと、出かけて来る」
ドリスは部屋を飛び出し、そのまま玄関から外に出た。そして、玄関前に停められていた馬車に乗り込む。
確かめないと! 結婚して欲しいって言った癖に、どうして舞踏会のパートナーに立候補しないのか...こ、心変わりをしたのか....問い詰めてやる!
ドリス
「ホワイト領まで行って!」
四頭立ての高速馬車を風のように走らせ、ドリスはホワイト領へと到着した。
だが、ドリスはニコラスに会う事が出来なかった。
アンジェリカ
「ニコはいないのです」
ニコラスの母であるアンジェリカ・ホワイト伯爵は不安気な視線を向けてくる。
ドリス
「いない? 何処へ行ったのですか?」
アンジェリカ
「知らない...ドリちゃんのことろにいるんじゃないの?」
ドリス
「え!? バレンタインデーを最後に、もう、ずっと来ていませんけど?」
アンジェリカ
「行っていない!? 人間になると言って飛び出して行ったからてっきり...」
ドリスはドキッとした。
え!? ワタクシが人間になりなさいと言った所為!?
アンジェリカ
「ニコは一体何処に!? た、大変! ブレイデン君! ニコを探して!」
ニコラスの父ブレイデンが、騎士を引き連れて捜索に出動した後、アンジェリカ伯爵とドリスは屋敷内やギルドアカデミー、ドリスの爬虫類動物園などを回った。
だが、何処にいっても手掛かりを見つける事が出来なかった。
ニコの姿が見えない...
ニコとの思い出の場所を訪れる度に、ドリスの胸は杭を打ち付けられたようにゴンゴンと痛んだ。
アンジェリカ伯爵の屋敷に帰宅すると、捜索に出ていたブレイデンも帰って来た。
アンジェリカ
「どうだった!?」
ブレイデンは首を横に振った。
ブレイデン
「見つからない。ホワイト領内にはいないのかもしれない。他領のギルドにも捜索願いを出してくる」
ブレイデンが再び出発すると、アンジェリカ伯爵は泣き崩れた。
アンジェリカ
「どうしよう、ニコに何かあったら! どうして帰って来ないんだろ...怪我して動けない? 病気で倒れてる? まさか誘拐!? ニコが、2度と帰って来なかったら、どうすればいいの!?」
いつもニコニコ笑顔を崩さないアンジェリカ伯爵が大粒の涙を流して、顔を真っ赤にしている。
ドリス
「伯爵様、しっかりなさって」
アンジェリカ
「ドリちゃん...どうしてニコとの結婚に承諾してくれなかったの!? 蝶になったら結婚してくれるって約束してくれたのに!」
ドリス
「あ、あれはそういう意味ではなくて...」
アンジェリカ
「ドリちゃんはニコの一体何が気に入らないの!? ニコは、ドリちゃんのためにいっぱいお金も使ったし、いっぱい時間も使ったし、いっぱい頑張ってるのに! ドリちゃんの嘘吐き! ニコを返して! ニコを返してぇ~!!」
ドリス
「は、伯爵様...」
ドリスに追い縋る悲痛なアンジェリカの姿に、ドリスはどうやって息をしたらいいのか分からなくなった。
_________
狸田真より
狸田先生は完結してからアップするスタイルですので、感想を書き込んだからといって執筆の邪魔にはなりません。
むしろ、お話ししたがりです。そして寂しがり屋です。
是非、初対面から馴れ馴れしく話しかけましょう。
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