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39 (注意:大人のロマンス少しだけ入りますがコメディです)
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コルセットを解いた達成感と、クリスチナの背中の生肌とで、ヴィルヘルムはとても興奮していた。
そのまま、コルセットを剥ぎ取ろうとしたが、クリスチナがコルセットの前側をしっかりと掴んで押さえていて、阻まれた。
「何故、離さない?」
クリスチナは真っ赤になりながら答える。
「あの...コルセットがまだ、靴下と繋がっておりまして...」
「何処が?」
「パニエの内側にベルトが...」
ヴィルヘルムはパニエをめくりあげ探す。すると、コルセットの内側からベルトがドロワーズの下に伸びているのを発見した。
「こんな所にも!? こんなに脱ぎ難かったらトイレはどうするんだ?」
ヴィルヘルムはクリスチナを横倒しにし、腰を浮かせてドロワーズを脱がす。
「お化粧室に入る時はドロワーズとショーツだけを脱げば良いのです」
「そ、そうか...」
ドロワーズの下から、ニーハイソックスとベルト、ショーツ、その合間から見える太ももの地肌が顔を出す。
良い眺めだ!
そう思ってクリスチナの顔に視線を戻すと、クリスチナは真っ赤になって羞恥に耐えていた。小刻みに震え、瞳を潤ませるクリスチナにヴィルヘルムは感動した。
クリスチナの感情が見える! 今まで色々と苦心して来たが、全く成果が得られなかったというのに、こんなに簡単な事だったなんて! 何で、もっと早く『仲良し』を思いつかなかったんだ?
ベルトから靴下を外し、靴下を引っ張ると、クリスチナの日に焼けていない生脚が見えてくる。
もう片方も...
ヴィルヘルムは、今度は靴下を脱がせながらクリスチナの顔を覗き込む。
潤んだ瞳で戸惑うクリスチナと目が合う。
「で、でんか...」
何だ!? このクリスチナは!? めちゃくちゃ可愛い! もう、限界だ! はやく全部服を剥いで、クリスチナ自身を触...
コンコンコン!
ノックの音にビクッと体が反応する。
「な、な、なんだ!?」
「ガルボ公爵がクリスチナ様を心配してお見えです」
「は!?」
「お通ししてもよろしいでしょうか?」
「いや! 待て! ちょっと待て!」
クリスチナも一気に真っ青になった。
「ど、どうしよう...」
ヴィルヘルムは衣服を集めベッドに放り込むと「誤魔化すから隠れてろ」と言って、ベッドの天蓋を閉めた。
ヴィルヘルムは自分の衣服の乱れを軽く直すと、椅子に腰掛ける。
「よし! いいぞ!」
ガルボ公爵とその夫人は部屋に入って、一礼する。そして、ヴィルヘルムの部屋を見渡す。
「娘は?」
「あ、あぁ、クリスチナは少し具合が悪いみたいだから、ベッドに寝かせている」
「これは大変な失礼を!」
そう言って、公爵がベッドに近付こうとするので、ヴィルヘルムは慌てて止める。
「少し眠らせてやれ」
「有難うございます。ですが、いくら殿下の部屋でも、婚約者でもない男性の部屋のベッドで寝かせておく訳には...」
「また婚約したから問題ない。クリスチナも同意している」
「左様でございますか!」
ガルボ公爵は喜んだ! 娘の意に反して婚約破棄をしてしまった事をずっと悔いていたからだ。
娘の具合が悪いのは心配だが、娘が殿下と和解し、再び婚約者となれたのであれば、異を唱えて水をさすこともない。具合の悪いクリスチナを起こすのも可哀想だ。
「ゆっくり寝かせてやりたいから、ガルボ殿は先に帰られて大丈夫だ。クリスチナが目覚めて帰りたいと言ったら、王宮の馬車を出すし、泊まりたいと言ったら部屋を用意する」
「有難きお言葉。感謝申し上げます。では、お言葉に甘えさせて頂きます」
ガルボ公爵は違和感を感じながらも、夫人と共に退室していった。
ヴィルヘルムは2人の退室を見送ると、ベッドに駆け寄った。
ベッドの中で小さくなっていたクリスチナを抱き寄せる。
「クリスチナ...続きを...」
コンコンコン!
再びノックの音がする。
「今度はなんだ!?」
「王太子殿下が参られました」
「父上が!? くそっ! クリスチナ、もう少し待っていろ」
待っていろも何もコルセットは自分で着られないので、ここにいるしかない。
クリスチナはどうする事も出来ないので頷いた。
そのまま、コルセットを剥ぎ取ろうとしたが、クリスチナがコルセットの前側をしっかりと掴んで押さえていて、阻まれた。
「何故、離さない?」
クリスチナは真っ赤になりながら答える。
「あの...コルセットがまだ、靴下と繋がっておりまして...」
「何処が?」
「パニエの内側にベルトが...」
ヴィルヘルムはパニエをめくりあげ探す。すると、コルセットの内側からベルトがドロワーズの下に伸びているのを発見した。
「こんな所にも!? こんなに脱ぎ難かったらトイレはどうするんだ?」
ヴィルヘルムはクリスチナを横倒しにし、腰を浮かせてドロワーズを脱がす。
「お化粧室に入る時はドロワーズとショーツだけを脱げば良いのです」
「そ、そうか...」
ドロワーズの下から、ニーハイソックスとベルト、ショーツ、その合間から見える太ももの地肌が顔を出す。
良い眺めだ!
そう思ってクリスチナの顔に視線を戻すと、クリスチナは真っ赤になって羞恥に耐えていた。小刻みに震え、瞳を潤ませるクリスチナにヴィルヘルムは感動した。
クリスチナの感情が見える! 今まで色々と苦心して来たが、全く成果が得られなかったというのに、こんなに簡単な事だったなんて! 何で、もっと早く『仲良し』を思いつかなかったんだ?
ベルトから靴下を外し、靴下を引っ張ると、クリスチナの日に焼けていない生脚が見えてくる。
もう片方も...
ヴィルヘルムは、今度は靴下を脱がせながらクリスチナの顔を覗き込む。
潤んだ瞳で戸惑うクリスチナと目が合う。
「で、でんか...」
何だ!? このクリスチナは!? めちゃくちゃ可愛い! もう、限界だ! はやく全部服を剥いで、クリスチナ自身を触...
コンコンコン!
ノックの音にビクッと体が反応する。
「な、な、なんだ!?」
「ガルボ公爵がクリスチナ様を心配してお見えです」
「は!?」
「お通ししてもよろしいでしょうか?」
「いや! 待て! ちょっと待て!」
クリスチナも一気に真っ青になった。
「ど、どうしよう...」
ヴィルヘルムは衣服を集めベッドに放り込むと「誤魔化すから隠れてろ」と言って、ベッドの天蓋を閉めた。
ヴィルヘルムは自分の衣服の乱れを軽く直すと、椅子に腰掛ける。
「よし! いいぞ!」
ガルボ公爵とその夫人は部屋に入って、一礼する。そして、ヴィルヘルムの部屋を見渡す。
「娘は?」
「あ、あぁ、クリスチナは少し具合が悪いみたいだから、ベッドに寝かせている」
「これは大変な失礼を!」
そう言って、公爵がベッドに近付こうとするので、ヴィルヘルムは慌てて止める。
「少し眠らせてやれ」
「有難うございます。ですが、いくら殿下の部屋でも、婚約者でもない男性の部屋のベッドで寝かせておく訳には...」
「また婚約したから問題ない。クリスチナも同意している」
「左様でございますか!」
ガルボ公爵は喜んだ! 娘の意に反して婚約破棄をしてしまった事をずっと悔いていたからだ。
娘の具合が悪いのは心配だが、娘が殿下と和解し、再び婚約者となれたのであれば、異を唱えて水をさすこともない。具合の悪いクリスチナを起こすのも可哀想だ。
「ゆっくり寝かせてやりたいから、ガルボ殿は先に帰られて大丈夫だ。クリスチナが目覚めて帰りたいと言ったら、王宮の馬車を出すし、泊まりたいと言ったら部屋を用意する」
「有難きお言葉。感謝申し上げます。では、お言葉に甘えさせて頂きます」
ガルボ公爵は違和感を感じながらも、夫人と共に退室していった。
ヴィルヘルムは2人の退室を見送ると、ベッドに駆け寄った。
ベッドの中で小さくなっていたクリスチナを抱き寄せる。
「クリスチナ...続きを...」
コンコンコン!
再びノックの音がする。
「今度はなんだ!?」
「王太子殿下が参られました」
「父上が!? くそっ! クリスチナ、もう少し待っていろ」
待っていろも何もコルセットは自分で着られないので、ここにいるしかない。
クリスチナはどうする事も出来ないので頷いた。
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