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第三幕 学生期

93.劇場の落とし物

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 翌日。

 朝食の時間にやってきたヤンと食事をして、食後は1人で教科書を眺めた。

 計算や読み書きは、もう、散々領内の家庭教師が教えてくれた事だったし、1年生のマナーの本は自宅の本に書かれている様な事だったので、今のところは心配なさそうだ。

 タイラ王子がジュン王太子に言われて復習していたような詳しいマナーは、上級生の授業で習うのかもしれない。

 明日、ヤンに2年生と3年生の教科書を見せて貰おう。自分は人より、覚えるのが遅いから先に予習しておきたい。

 歴史の教科書は、ルドやリン、父上、母上、ロブお祖父様から聞いていた昔話と大分違うが、立場が異なる人の視点では、こんな風に違って見えるのかと、面白く読むことが出来た。そして、突っ込みを入れながら読んでいるうちに、あっという間に一冊読んでしまった。

 こちらの世界は、印刷技術や紙の製造技術があまり高くないため、一枚の紙が厚めでページ数が少なく、文字が大きめということもあったと思う。

 とくに、魔王討伐の勇者の話は、ルドの話とも、父上の話しとも、大きく違っていた。

 なんと、魔王は封印されたのではなく、勇者と聖女が魔法で倒したことになっている!

アントニオ
「『闇魔法を得意とする魔王の魔法を、聖女が光魔法で防ぎ、勇者が光属性の電撃魔法剣で斬り伏せた』......凄いな。」

 思わず、声を漏らして突っ込みを入れてしまう。

 父上や母上がまだ生きているというのに、良いのか? こんなデタラメ歴史教科書で...。

 ルドは光魔法が得意で、電撃と反射しか使ってないって言ってたし、父上も使ったのは風魔法と氷魔法って言ってた。むしろ、母上が得意なのが闇魔法で、封印の魔法も闇魔法らしいんだけど...これ、テストで出て来たらどうしよう?

 1番手こずりそうな教科は、目利きの授業だ。美術品や工芸品、宝石の鑑定から始まり、お茶や食料品、布、紙、武器、防具に至るまで、良品と粗悪品を見抜く力を養うらしい。

 でも、面白そうな内容なので、授業が楽しみだったりする。


 時間になり、ルドとリンが現れる。

 今日は3人で街に繰り出す日だ!

 ルーフバルコニーに移動してドーラちゃんを呼び出し、透過魔法をかけてもらってから、空間移動魔法で街に移動し、人のいない場所を探して、透過魔法を解除。

 ドーラちゃんには帰ってもらい、ルドに魔法で、全員の髪をジュゼッペ色にしてもらった。

 ジュゼッペの髪色と同じ、この明るい茶色のことを、3人の間ではジュゼッペ色と呼んでいる。

 金髪と茶髪の間のような絶妙な色で、やや茶髪より? 貴族でも、平民でも通る、便利な色である。貴族御用達のお店にも、庶民的なお店にも問題なく入れる。

 瞳はリュシアンと同じアイスブルーの瞳が便利な色なので、リュシアン色に揃えた。

 王都の街は大変賑やかで、多くの人が行き交っている。アントニオ達3人は、6年ぶりに大通りを歩いた。

 庶民的なお店に入り食事をとる。

 王都は外国人など珍しくないはずだが、店にいた人々は3人をチラチラ見てはヒソヒソ話をした。

 気にせず食事を済ませて店を出る。

 さぁ、いざ買い物だ! と思ったら、街の華やかな通りに位置する劇場が目に入った。

アントニオ
「予定を変更しませんか?」

 アントニオの視線の先に何があるかを察したバルドとリンは頷いた。

バルド
「問題ない!」

リン
「賛成!」

 さっそくチケット売り場まで来て、チケットを買おうと列に並んだ。

 順番が回ってきて、20代位だろうか? 若い女性の売り子さんが、対応してくれた。

売り子
「若い方は身分証の提示をお願い致します。学生さんだったら学生証、働いている方は職場の登録証をお願い致します。」

アントニオ
「はい。学生証です。」

売り子
「......アントニオ・ジーンシャン?って! 皆様、ジーンシャン辺境伯領の方なのですか? しかも、王立学校の学生さん!? 凄い優秀なのですね! あ、すみません。つい興奮してしまいました! 私、勇者様と聖女様のファンなのです。」

 そうだった! 身分証を提示するということは、身元が判明してしまうという事だった! ジーンシャンの次期領主がこんなところで遊んでいる! と言うことが、世間に知れてしまう。

 だが、この売り子さんは俺が勇者と聖女の息子とは気が付いていない様子だ。今日は遠い親戚的な雰囲気を醸し出して誤魔化してしまおう!

アントニオ
「そうなんです! ジーンシャン家の者で、今はアルベルト様にお世話になっております。」

売り子
「あぁ! やっぱり! 勇者様と聖女様にはお会いしたことがあるのですか?」

アントニオ
「あ、はい。血が繋がっていますので、それなりに。」

売り子
「ぎゃーーー! 血が繋がっていらっしゃるのですか? 握手して下さい!」

アントニオ
「えぇ!?」

 売り子さんがアントニオの手を握って離さない。戸惑っていると、奥から上司らしき人が飛んできて、「仕事をしろ!」と一括してくれたので、手を離してもらい、劇場に入ることが出来た。

バルド
「今度からは、身分証が必要な場所は極力避けるぞ。」

アントニオ
「そうだね。」

 劇場はさっきの人が担当の時に入れば大丈夫かな?

 劇場は500席程の劇場なので、席は1番後ろの席でも十分よく見えそうだ。

 ベルがなって、会場が暗くなる。

 舞台に証明が当たり、物語が始まった。

 今日の演目は、コテコテのラブコメディだ。

 演劇の舞台だった様で、歌はついていなかったが、小さな編成の器楽アンサンブルがついていて、要所要所でBGMを弾いて場面を盛り上げてくれる。

 アントニオは、久しぶりの劇場の雰囲気に、懐かしさを感じていた。

 やはり、劇場こそが俺の故郷、生きる場所だった。劇場に来ると、なんだか、帰って来た! って感じがする。

 いいなぁ~。ジーンシャン領にも劇場作れないのかな? でも、立地条件のいい場所は商店で埋め尽くされているんだよなぁ~。

 作ったところで、お客様が入ってくれるかわからないし、演目を上演する音楽家や役者を集めるのもきっと大変だ。それに戦争の危険がある地域に良い芸術家はなかなか集まらない。

 今日の演目を俺は楽しめたけど、魔人や龍人は楽しめたのだろうか?

アントニオ
「今日の舞台はどうだった?」

バルド
「まぁまぁじゃないか?」

リン
「主人公が、弱そうな女性を一目見ただけでいきなり恋に落ちるところはよく分からなかったが、それなりに面白かった。」

アントニオ
「え? そこに引っかかる? 華奢で可愛いから守ってあげたくなったんじゃない?」

リン
「華奢な女性じゃ、子供を産んでも1人で育てられないだろう? ヒロインはもっと美人じゃないと!」

アントニオ
「ん? リンのいう美人って?」

リン
「もちろん、丈夫な子供を産んで、ちゃんと外敵から守り育てられそうな、もっと体が大きくて、がっしりした女性だ。あんなに小さくて細いのはダメだ。目が大きい草食っぽいのも良くない。目が小さい肉食っぽい方が俺は好みだな。」

アントニオ
「そういえば、龍人は女性が1人で子育てするんだっけ? やっぱり、龍人族の好みは、一般的な人族の好みとは違うかも? 一般的な人族の男の好みは、体が細くて、目が大きくて、可愛い感じの女性なんだ。俺もリンの好みに近くて、筋肉質な女性が好きで、変わってるって言われるんだ。でも、筋肉質な方が綺麗な声で歌えるよな?」

リン
「女性の好みも歌基準なのか...。そういえば、エストはアウロラみたいなのが好みだと言っていたな。俺はもう少し脂肪もあった方が好みだな。」

アントニオ
「ルドは? どんな女性が好み?」

バルド
「うるさくない女だな。」

アントニオ
「見た目では?」

バルド
「見た目はあまり気にしない。魔人族では魔力量が多い女がモテる。」

アントニオ
「あれ? でも、白き人の昔話では、魔人がお姫様に一目惚れしてなかった?」

バルド
「魔力が好みの魔力だったんじゃないか?」

アントニオ
「魔人族は、神殿の魔力鑑定士みたいに、魔力が見えるの?」

バルド
「お前らや神殿の神官がどんな風に見えているかは分からないが、属性や魔力量はなんとなくわかる。気配を消している奴のは見えにくいけどな。」

アントニオ
「へぇ~。じゃあ、魔力の多い俺は、魔人族にはモテる?」

バルド
「そうだな。美味しそうに見える。」

リン
「龍人からみても美味しそうに見える。」

アントニオ
「えぇ!? なんでそうなるの?」

バルド
「色艶の良いアヒルがいたらお前、どう思う?」

アントニオ
「可愛い?」

リン
「そこは、美味しそうだろ? こいつ...本当に野生が失われている...。」

バルド
「お前、本当に、今までよく生きて来られたな......。」

アントニオ
「じゃあ、2人はお腹が空いたら俺を食べたいって思う?」

リン
「長年一緒に暮らしているペットを本気で食べようとする奴はいないだろ? それと同じだ。」

バルド
「人族も猫は食べないだろ?」

アントニオ
「え!? 俺って猫扱い!?」

バルド
「猫の方がまだ野生が残っている。」

アントニオ
「.......この話は終わりだ! それで、話は戻るけど、音楽はどうだった?」

バルド
「悪くないが、良くもない。」

リン
「もっと南の方にある国に、セイレーンとマーメイドがやっている歌劇場があるけど、俺はそっちの方が好みかな? ここのは、音楽が少ないし。」

アントニオ
「え! 歌劇場があるの!? 行きたい!」

バルド
「リン...お前、それは黙っていろと言ったのに...」

リン
「あ、悪い!」

アントニオ
「え!? なんで? なんで俺には内緒なの?」

バルド
「あそこは人族禁止の国なんだ。...残念だったな。」

アントニオ
「変装していけないの?」

バルド
「無理だろ。人狼族にバレる。そもそも、お前に対して出国許可がおりるか?」

アントニオ
「香水使って、それで、こっそり出れば?」

バルド
「あ~! だから言いたくなかったんだ!」

リン
「完全にエストの目の色が変わってる...。」

バルド
「いいか? 南の魔族領は、北の魔族領の様に魔人族の統治する国ではない。無法地帯だ! 獣人やドワーフ、エルフなど様々な亜人達の国で、あいつらは、魔力が低くて弱いが、知能も低い奴が多くて、とにかくうるさい、手癖が悪い。エストなんて連れて、あんな国に入ってみろ。一瞬目を離した隙に、食われて骨にされるぞ!」

リン
「人族を食べる種族も多いしな。俺も亜人だけど、確かに、ルドの言う通りだ。亜人には、アッパラパーが多い! 危険だ。」

アントニオ
「えぇ~!? そんなぁ~。」

 セイレーンの歌劇場なんて、絶対に行きたいのに、なんて残酷な事を言うんだ!

 アントニオがガッカリ視線をしたに向けると、一枚の紙が落ちているのが見えた。

 すでに人に踏まれて靴跡がついている。

 ふと気になって、拾い上げると、それは楽譜であった。
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