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第015部 繋がる糸たちへ/繋がらない糸たちへ
第0116話 飴作り×第0116話 《バーススカ集合国》編 異常ダンジョン/第0116話 《アンツクイア》編 第肆拾漆幕 夕食
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第0116話 飴作り
「薬は許可や薬師じゃないと売れないから、飴を売ろう」
「砂糖と水だしね、火傷とかしないようにすればいいかな」
「水あめもどう?ラダカちゃんのおかげで俺も作れるよ」
店じまいを行い子ども達とおやつの水あめとポップコーンを食べながら崇幸が先ほどの客達を思い出し飴を出そうと言う提案に詠斗も舵も頷く、このこの店の子ども達と少年達には先ほど回復薬を飲ませ免疫力を高めうがい手洗いをするように指導も行う。
「この子達には薬があるけど、栄養ドリンクみたなのはやっぱり薬師じゃないと売れないのかな?」
「お、舵いいとこ気づいたな。蒐集家さんに聞いてみるか。テベサさんにも確認してみよう」
「なら、俺が聞いて来よう」
『皆さん、外に商業ギルドのマスターのテベサ様がいらしています』
「ちょうど良かった、中に入って貰おう」
「そうだな、みんないいかい?」
『はーい』
大河はカジノタワーに向かい、ちょうど風早から連絡が入りちょうど良いと崇幸が立ち上がる、子供たちもおやつを頬張りながら返事をしてくれ崇幸は笑ってテベサを出迎えた。
「……外もすごいですが中もすごいですね」
「お茶とお菓子どうぞ、連れの人も」
「いただきます!なんですか!これ」
「ポップコーンというおやつだ、とある野菜を煎って作った物で人気だ。こっちは果物に飴を掛けた物でどうぞ」
「これらは店で出さないんでしょうか?」
中に案内されたテベサと部下の男が周囲をきょろきょろ見回し舵が出したポップコーンとフルーツ飴、香りの良いお茶を見て部下が興味津々でテベサが売らないのか尋ねた。
「この店は子ども達…彼らが運営するから品数は少なめにと思っている、これとはまた違うが風邪が流行っているだろう?飴は売ろうと思っている」
「あの蜂蜜飴をですか?高価過ぎて我々は手が出ませんよ」
「あ、いや砂糖と水で簡単に作る飴にしようと思う」
「こういう感じね、どうぞ」
テベサが目を開くが崇幸が首を振って舵が収納ショルダーバッグから透明な飴が入った瓶を出し食べてと勧め、テベサ達が蓋を開け口に入れる。
「おいしい!あま」
「甘味としてよい物ですね、喉に優しいです。商品として売るという事ですね、承知しました。店も問題ないですから確認は以上です」
「なら良かった。それとこの店には薬師がいないが栄養を含んだ回復薬のような物を売ろうかと思う」
「なるほど、ではその回復薬をギルドに提出してください。こちらで鑑定し問題なければ許可を出します、我々もこの状況で薬草などの依頼を増やしている所です。薬師はこの街に1人しかいません、彼の負担が減るかもしれませんしよろしくお願いします。それとあの蜂蜜飴ですが、私も他のギルドの職員にも渡した所皆咳が止まりました……貰うべきではないと正規の金額で買わせて頂きたい」
「いや、あげた物だしなぁ……そうだ、ならたまにこの子達の様子を見て欲しい。依頼として出しても良い、金も払う」
「…欲のない方々ですね、依頼として受けましょう。後ほど書類をお持ちします」
蜂蜜飴の効果は絶大だった、冒険者ギルドに配る量は無く睨まれたが安い物だ。
テベサは崇幸達の屈託のない笑顔に毒気を抜かれ薄く微笑み頷いて店を出る、崇幸達は見送って子ども達とゴーレム達と飴作りを行った。
第0115話 《バーススカ集合国》編 異常ダンジョン
「暗いダンジョン…何か気配が」
「来るぞ」
「なんだこれは…」
「見たこともない!」
「大群か!」
遺跡の池のようなダンジョンの入り口、身体を池に飛び込むようにして入った5名が出た先は暗い空間、カトゥーシュカが先頭に立ち奥を探れば異様な気配を感じ全員武器を構える、暗い先に鈍く光る無数の光が一斉に向かって来るのでファラルシェスが火魔法を出せば緑と紺の斑模様の出っ歯な尾の長い手足が短い生き物の大群が襲って来る。
「全員背を預け四角を作るな、フィズ、ファラルシェス火魔法を私は風で奴らを近づけさせない。バイエノ、オイフェは取りこぼした奴らを頼む」
『了解!』
すぐさま全員その生物達に対応し、全員で背を預けて討っていく。
「数は多いが、1体の実力は然程…だがこの…」
「これは…確かに弱い冷静に対処すれば問題ない」
「この違和感は…」
「おい!こいつら倒したのに増えているぞ!」
「な!?魔法で燃やしているのに動いている上にまた増えた」
「一旦出る!立て直す」
「無理だ…転移札も石も反応しない」
バイエノとオイフェの声、切った動物がすぐさま動き切り落とした部位が同じ動物へと変わり襲い掛かる、カトゥーシュカが声を上げるがファラルシェスが首を振る。
「識殿!風早殿!」
「反応がないな、だが反応がなければ異変を感じて救出が来る」
フィズ剣で切らずに薙ぎ払いが冷静に言い、ファラルシェスは動物達から目をそらさず観察しつつ風魔法で遠ざけていく。
「結界を張る、様子見を行う」
カトゥーシュカが結界を張り、襲い来る動物達を退けていく、後は救援を待つことにした…。
第0116話 《アンツクイア》編 第肆拾漆幕 大量
「おかえり、晩飯は肉まんと野菜炒めにサラダと具沢山スープ用意したよ」
「ただいま、さんきゅ。チェカっち」
「他の皆さんは塔ですか?」
「そうそう、もうみんなはまっちゃって。でもイフとウズラは畑仕事してるよ。そろそろ戻ってくるんじゃない?」
崖の上の蟲達の住処に戻った懐記達、食事の支度をしているチェカが出迎え他の面子は塔だと肩を竦めた。
「《アタラクシア》《アストマーズ》《アヴィラタン》から注文殺到で大忙し、俺は残って魔法具の事を考えながら食事作り、イフも手伝ってくれるからいい感じだよ。お茶飲む?ジュースにする?」
「へえ、お茶ちょうだい」
「僕もお願いします」
「俺は酒、今日はカウン酒ー」
「じゃ、つまみどうぞ。野菜の酢漬け」
「これは嬉しい、ありがとう」
チェカが飲み物を用意し、佳月が酒を収納から出せばおやつ代わりに食べていた酢漬けを出してくれ佳月が顔を綻ばせた。
「戻ったぞー」
「大量大量」
「なかなか良い運動になった」
「お腹すいたー」
「おかえりー少し早いけど飯にしちゃう?」
「いんじゃない?腹減ったら夜食食べれば。」
フォン達が戻り満足そうにしているマユラやシュリ、空腹を訴えるフェシェスタにチェカが出来上がったばかりの夕食を食べるか聞けば懐記が頷いて準備を手伝い早めの夕食となった。
「イシュターさん達はまだなんですね」
「なんか粉?色々な粉が出て面白いから周回してるってー」
「あー砂金とか宝石の粉とかかな」
外神が尋ねると手を洗って酒を佳月から貰ったフェシェスタが答え、佳月が思い出す。
「それで砂時計を作りますね」
「ん」
「明日は皆で雑貨屋いこ、面白かったわ」
「いいねー」
「ああ、行こう」
「行く!」
適当に夕食を始め明日の予定を決める、チェカとウズラとイフタークで大量に作った肉まんは肉汁が溢れとても美味しかった…。
あなたは異世界に行ったら何をしますAnotherSid×Play With Fate ~砂上の世界にて~
Place:9 この世界の人間
「この世界の人は動物がよりなんだ…でもどこにいったんだろう」
絵の中の人々は裕福な家の者達なのか、宝石がを身に着けドレスやスーツのような服を着ているが頭はライオンやトラ、鳥や馬のような物で二足歩行で立っている、頭が動物身体は人の様にも見える。
「文明が発達しているけれど写真とかではないんだ」
1枚1枚絵を確認していく、様々な人々の絵は大体皆座っているか真っ直ぐたっているか、背景も壁が描かれているだけだった。
「彼らと動物達で暮らしていたのかな…情報がすくないけれどこれはここにあった方がいいかな…あれ」
奥に進めば進むほど絵の中の人々は動物寄りになっていく、頭だけ動物だった物が手も足も靴を履かず動物の足となっている。
「ここで終わってる」
行き止まりの壁に飾られた絵はタッチも荒く色もぐちゃぐちゃで幼い子が描いた動物の絵のようだ、こういうタッチの絵が流行ったのかもしれないと思いながら散策を続けた…。
「薬は許可や薬師じゃないと売れないから、飴を売ろう」
「砂糖と水だしね、火傷とかしないようにすればいいかな」
「水あめもどう?ラダカちゃんのおかげで俺も作れるよ」
店じまいを行い子ども達とおやつの水あめとポップコーンを食べながら崇幸が先ほどの客達を思い出し飴を出そうと言う提案に詠斗も舵も頷く、このこの店の子ども達と少年達には先ほど回復薬を飲ませ免疫力を高めうがい手洗いをするように指導も行う。
「この子達には薬があるけど、栄養ドリンクみたなのはやっぱり薬師じゃないと売れないのかな?」
「お、舵いいとこ気づいたな。蒐集家さんに聞いてみるか。テベサさんにも確認してみよう」
「なら、俺が聞いて来よう」
『皆さん、外に商業ギルドのマスターのテベサ様がいらしています』
「ちょうど良かった、中に入って貰おう」
「そうだな、みんないいかい?」
『はーい』
大河はカジノタワーに向かい、ちょうど風早から連絡が入りちょうど良いと崇幸が立ち上がる、子供たちもおやつを頬張りながら返事をしてくれ崇幸は笑ってテベサを出迎えた。
「……外もすごいですが中もすごいですね」
「お茶とお菓子どうぞ、連れの人も」
「いただきます!なんですか!これ」
「ポップコーンというおやつだ、とある野菜を煎って作った物で人気だ。こっちは果物に飴を掛けた物でどうぞ」
「これらは店で出さないんでしょうか?」
中に案内されたテベサと部下の男が周囲をきょろきょろ見回し舵が出したポップコーンとフルーツ飴、香りの良いお茶を見て部下が興味津々でテベサが売らないのか尋ねた。
「この店は子ども達…彼らが運営するから品数は少なめにと思っている、これとはまた違うが風邪が流行っているだろう?飴は売ろうと思っている」
「あの蜂蜜飴をですか?高価過ぎて我々は手が出ませんよ」
「あ、いや砂糖と水で簡単に作る飴にしようと思う」
「こういう感じね、どうぞ」
テベサが目を開くが崇幸が首を振って舵が収納ショルダーバッグから透明な飴が入った瓶を出し食べてと勧め、テベサ達が蓋を開け口に入れる。
「おいしい!あま」
「甘味としてよい物ですね、喉に優しいです。商品として売るという事ですね、承知しました。店も問題ないですから確認は以上です」
「なら良かった。それとこの店には薬師がいないが栄養を含んだ回復薬のような物を売ろうかと思う」
「なるほど、ではその回復薬をギルドに提出してください。こちらで鑑定し問題なければ許可を出します、我々もこの状況で薬草などの依頼を増やしている所です。薬師はこの街に1人しかいません、彼の負担が減るかもしれませんしよろしくお願いします。それとあの蜂蜜飴ですが、私も他のギルドの職員にも渡した所皆咳が止まりました……貰うべきではないと正規の金額で買わせて頂きたい」
「いや、あげた物だしなぁ……そうだ、ならたまにこの子達の様子を見て欲しい。依頼として出しても良い、金も払う」
「…欲のない方々ですね、依頼として受けましょう。後ほど書類をお持ちします」
蜂蜜飴の効果は絶大だった、冒険者ギルドに配る量は無く睨まれたが安い物だ。
テベサは崇幸達の屈託のない笑顔に毒気を抜かれ薄く微笑み頷いて店を出る、崇幸達は見送って子ども達とゴーレム達と飴作りを行った。
第0115話 《バーススカ集合国》編 異常ダンジョン
「暗いダンジョン…何か気配が」
「来るぞ」
「なんだこれは…」
「見たこともない!」
「大群か!」
遺跡の池のようなダンジョンの入り口、身体を池に飛び込むようにして入った5名が出た先は暗い空間、カトゥーシュカが先頭に立ち奥を探れば異様な気配を感じ全員武器を構える、暗い先に鈍く光る無数の光が一斉に向かって来るのでファラルシェスが火魔法を出せば緑と紺の斑模様の出っ歯な尾の長い手足が短い生き物の大群が襲って来る。
「全員背を預け四角を作るな、フィズ、ファラルシェス火魔法を私は風で奴らを近づけさせない。バイエノ、オイフェは取りこぼした奴らを頼む」
『了解!』
すぐさま全員その生物達に対応し、全員で背を預けて討っていく。
「数は多いが、1体の実力は然程…だがこの…」
「これは…確かに弱い冷静に対処すれば問題ない」
「この違和感は…」
「おい!こいつら倒したのに増えているぞ!」
「な!?魔法で燃やしているのに動いている上にまた増えた」
「一旦出る!立て直す」
「無理だ…転移札も石も反応しない」
バイエノとオイフェの声、切った動物がすぐさま動き切り落とした部位が同じ動物へと変わり襲い掛かる、カトゥーシュカが声を上げるがファラルシェスが首を振る。
「識殿!風早殿!」
「反応がないな、だが反応がなければ異変を感じて救出が来る」
フィズ剣で切らずに薙ぎ払いが冷静に言い、ファラルシェスは動物達から目をそらさず観察しつつ風魔法で遠ざけていく。
「結界を張る、様子見を行う」
カトゥーシュカが結界を張り、襲い来る動物達を退けていく、後は救援を待つことにした…。
第0116話 《アンツクイア》編 第肆拾漆幕 大量
「おかえり、晩飯は肉まんと野菜炒めにサラダと具沢山スープ用意したよ」
「ただいま、さんきゅ。チェカっち」
「他の皆さんは塔ですか?」
「そうそう、もうみんなはまっちゃって。でもイフとウズラは畑仕事してるよ。そろそろ戻ってくるんじゃない?」
崖の上の蟲達の住処に戻った懐記達、食事の支度をしているチェカが出迎え他の面子は塔だと肩を竦めた。
「《アタラクシア》《アストマーズ》《アヴィラタン》から注文殺到で大忙し、俺は残って魔法具の事を考えながら食事作り、イフも手伝ってくれるからいい感じだよ。お茶飲む?ジュースにする?」
「へえ、お茶ちょうだい」
「僕もお願いします」
「俺は酒、今日はカウン酒ー」
「じゃ、つまみどうぞ。野菜の酢漬け」
「これは嬉しい、ありがとう」
チェカが飲み物を用意し、佳月が酒を収納から出せばおやつ代わりに食べていた酢漬けを出してくれ佳月が顔を綻ばせた。
「戻ったぞー」
「大量大量」
「なかなか良い運動になった」
「お腹すいたー」
「おかえりー少し早いけど飯にしちゃう?」
「いんじゃない?腹減ったら夜食食べれば。」
フォン達が戻り満足そうにしているマユラやシュリ、空腹を訴えるフェシェスタにチェカが出来上がったばかりの夕食を食べるか聞けば懐記が頷いて準備を手伝い早めの夕食となった。
「イシュターさん達はまだなんですね」
「なんか粉?色々な粉が出て面白いから周回してるってー」
「あー砂金とか宝石の粉とかかな」
外神が尋ねると手を洗って酒を佳月から貰ったフェシェスタが答え、佳月が思い出す。
「それで砂時計を作りますね」
「ん」
「明日は皆で雑貨屋いこ、面白かったわ」
「いいねー」
「ああ、行こう」
「行く!」
適当に夕食を始め明日の予定を決める、チェカとウズラとイフタークで大量に作った肉まんは肉汁が溢れとても美味しかった…。
あなたは異世界に行ったら何をしますAnotherSid×Play With Fate ~砂上の世界にて~
Place:9 この世界の人間
「この世界の人は動物がよりなんだ…でもどこにいったんだろう」
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「文明が発達しているけれど写真とかではないんだ」
1枚1枚絵を確認していく、様々な人々の絵は大体皆座っているか真っ直ぐたっているか、背景も壁が描かれているだけだった。
「彼らと動物達で暮らしていたのかな…情報がすくないけれどこれはここにあった方がいいかな…あれ」
奥に進めば進むほど絵の中の人々は動物寄りになっていく、頭だけ動物だった物が手も足も靴を履かず動物の足となっている。
「ここで終わってる」
行き止まりの壁に飾られた絵はタッチも荒く色もぐちゃぐちゃで幼い子が描いた動物の絵のようだ、こういうタッチの絵が流行ったのかもしれないと思いながら散策を続けた…。
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