802 / 867
第015部 繋がる糸たちへ/繋がらない糸たちへ
問題発症解決編056幕 開店 ×第071話 切れない糸たち:まじない篇 受け継がれていく/第71話 《アンツクイア》編 第弐幕 善行ポイント
しおりを挟む
問題発症解決編056幕 開店
「ぱぱーおめでと」
「おめー」
「でとー」
「はいこれー」
「みんなありがとう…」
「今日はお前達の貸し切りだから楽しんでいくと良い」
グローリーのお菓子屋が開店し初日は貸し切り、ラージュの国《ロメンスギル》の魔人の子ども達を招いてのプレオープンだった。
子ども達…全員は店に入らないので半分は先にタマちゃんのカフェへ、半分はラージュと祝いに訪れたニジェルガとゴーレム達と店内で共にお祝いをしてくれた。
子ども達がグローリーに城の庭で摘んだ花や描いた絵や手紙を渡し、いつも表情の乏しいグローリーの表情がぱぁと華やいだ。
ラージュもニジェルガも微笑んで見守っている、《ロメンスギル》で子どもたちがお手伝いや仕事をして得たお金を持ち子ども達がお菓子を買っていく、奥ではナイルやカイネとバルタルがお菓子作りを手伝ってくれているので子ども達が買い物をしている姿を撮りお会計をしていく。
「さ、買ったら隣でお茶にしよう。グローリー殿カフェにいる子ども達を連れて来くる」
「うん」
子ども達は小さいパンや飴、カップに入れたアイスをメシュレラから受け取りラージュ達と隣のカフェへ向かった。
「いらっしゃい、メニューはゼリーとクリームソーダ…」
「今日はプレオープンだからメニューは2種類、ゼリーは300ログクリームソーダは400ログな」
タマちゃんのカフェの中、ウェイターをしているイザラとイデアに迎えられ丸いテーブルにそれぞれ座っていく、先に食べていた子ども達はタイタンとプロメテウスと騎士達が連れて行く。
キッチンにはウォルゾガとオベリスカ、ロックスとテュフが手伝いに来てくれ中で準備をしてくれていた。
「ではゼリーとクリームソーダを全員に」
「はい」
「了解」
子ども達は座って静かに待つ、ゴーレムやおりがみの子達にヒヨコ達が子供達が飽きない様にと遊んでくれていた。
「ちゅごーい」
「わー」
「もっともっと」
「ぱちぱち」
子ども達がはしゃいでいる、その光景を眺めニジェルガラージュは微笑んでいた。
明日は他の魔人の子ども達を招き、本格的にオープンという事になるがグローリーはマイペースに運営していくと決めている、子ども達が笑顔で来てくれる事が大切だとグローリーは思っている…。
第071話 切れない糸たち:まじない篇 受け継がれていく
今朝は昨日の件があった翌日とは思えない程いつも通りの孤児院、千歳とラジカは院長と店の事で話しをしている間、アンが晴海とエツィア、空と率を市場へ案内してくれると言うので4名で市場へと向かう。
千歳とラジカが危険ではと心配するが、ゴーレムも連れているのとアンは魔法が使え顔が効くので危険は無いと院長に言われ何かあればすぐに戻るようにと念を押して送り出す。
「この辺りが果物や野菜などを売っている露店ですね、この実は熟し具合で甘みや風味食感が変わります。美味しいですよ」
「そうなの?買ってこ」
「そうだね、豆類も買おうか。今日は豆のスープにしよう」
茣蓙に置かれた緑色の瓢箪の様な実をアンが指す、エツィアが買い率がその隣の豆類を大量に購入する。
「たくさん買ってくれてありがどうな、これオマケ」
大量に購入する子ども達に礼を良い多めに入れてくれる、収納袋にしましアンが次の店に案内する。
「ねえ、アンさん。万華鏡…華鏡どうやって作るの?」
「簡単です、後で教えましょうか?店にも置きますし」
「うん、ありがとう」
「あう」
アンが晴海の頼みを薄く笑って頷く、空は晴海の背中で足をパタパタさせている。
「見た事もない果物と野菜が多いね、服も凝ってて素敵ー」
「見に着ける物に刺繍を施し、永く親から子へ次の子へと受け継がれて行きます。この街では女性も男性も関係なく幼い事から糸や針に触れています」
「そうなんですね、刺繍の図案の本とかは売っています?」
「ありますよ、家ごとで繋いでいく物もありますからほんの1部を載せている物で高価です」
「どこに売っているの?」
「隣街の商業ギルドです、行く場合は千歳さん達と行ってくださいね」
「わかりました、ありがとうございます」
「後で行ってみよ、あ、あっちの布素敵ー見ていこう」
率がアンに礼を言い大河やテトラ達の手土産に後で千歳達に連れて行って貰おうと、エツィアに手を引かれて布が売られた露店へと向かった…。
第71話 《アンツクイア》編 第弐幕 善行ポイント
「すごい、味噌汁…飯…肉じゃがとお浸し、漬物と出汁巻き卵…ご馳走だね…いただきます」
「おかわりもあるし、酒もどうぞ」
《異空鳥》の内部を案内した後、懐記の父親と身体のサイズが変わらないという事で服を借り、通された部屋で入浴した後着替えて食堂に向かえば出来立ての和食が並び佳月の顔が綻ぶ、懐記がビール缶を置いて、佳月が缶を開け一気に煽った。
「くぅーあービールってこんなに美味い物だったのか、俺はアルコールアレルギーで日本では酒が飲めなかったんだ…異世界で日本の酒が飲めるとはね」
「ワインやブランデーにこれは《アタラクシア》の酒ね」
「ほんと懐記達の世界の食いもんて美味いよな」
感動している佳月の前にワインの瓶やブランデーのボトル、カウン酒とカノリ酒の瓶も並べておく、フォンもビールを煽りながら頷く。
「あー醤油の味…出汁と味噌…黄金色の卵焼き…焼き立ての飯…これが日本の味…」
佳月は噛み締めながら食べていく、食事を諦め興味が無くなってからどれ程の月日が経ったのか、ゆっくり味わいながら噛み締めて食事を味わった。
「ふぅ、こんなに食べたのはいつぶりかな、ご馳走さまでした。お礼とはいえないと思うけれど…俺のステータスにあった善行ポイント?って知っている?」
「はい、善い行いをして付与されるポイントです。様々な特典と交換できます」
「そうなんだね、俺の善行ポイント今どのくらいあるか分からないけどそれをあげる事は出来る?使用不可って表示されていたし」
『は?え?』
綺麗に食事を食べて食器を運んでワインを飲みながら佳月が善行ポイントについて訊ねると外神が頷けば神々から驚愕の声や言葉を詰まらせる音が聞こえて来る。
『どうしてですか?善行ポイントは《アタラクシア》の召喚者のみの特典な筈…』
『まさか…』
『古橋 佳月もまた本来《アタラクシア》に来るべき者だった…』
『確かに善行ポイントは《アタラクシア》の召喚者のみの特典だと思われるがステータスを破壊した今、調べる術はあるまい、破壊するという事はそういう事だ」
神々が唸り《アユズラーグ》の神もまた頷く、佳月はワインをお代わりし懐記がチーズを出す。
「ええ、そういう事です。外神君達に渡せます?」
『…出来ます……』
『ふむ、ではその善行ポイントを1ポイント1ログまたは1円として買い取ろう。最初に彼らに渡したポイント分も乗せて』
「それはありがたいですね、金があまりないので」
『……何か望みは?』
「特には、その金で酒を沢山買おうかってくらいです」
『承知した』
そう言って神々が1度話し合いとポイントの換金を行う為に引き上げる、佳月はワインを飲み終わりブランデーのロックを楽しんだ…。
あなたは異世界に行ったら何をしますAnotherSid×EXTRA MYCLOSET~可愛いは世界の中心、世界の中心で可愛いを叫ぶ~
「これ、素敵。この布も良いわね、こっちの宝石も」
「だろう、良い物が出たよ。ユラちゃんが考えたクズ魔石の粉評判凄くてまた仕入れたいんだけれど」
「たくさんあるわ、色も増やしたの」
「それは見せて欲しいね」
クマの商人が大きな商人が次から次へと長年の相棒の空間拡張の魔法が付与されたリュックから出した品々をユラが吟味し収納空間から瓶に入れた色とりどりの細かい砂粒を並べていき商人がそれを手にとり真剣なまなざしで見ていく。
「《ホータス王国》の女王がこの魔石屑を散りばめたドレスで話題が持ち切りだ、普通クズ魔石を粉々にして再利用?って言うんだっけそんな真似が出来るのはユラちゃんだけだし」
「ふふ、女王様のドレス。苦労したから嬉しい」
「見事な物だよ、あのドレスはどこの誰が作ったって。陛下たちも契約を守ってくれてユラちゃんや俺の事は表に出さない様にしているから静かだけど、バレたら大変さ」
「騒がしいのは大好きだけどこういうのは困っちゃうし今のままで充分よ」
「俺も充分稼いでる」
互いにニヤリと笑う、短くはない付き合いでユラが契約している商人が彼だけだ。
「瓶はいつも通り1瓶200万ロピで買う」
「私はこの辺を全部買うわ」
瓶が20本全て購入し、ユラは並べられた商品を大量に買いそれで代金は相殺になった。
「夕食用意するからお風呂どうぞ」
「おお、ユラちゃんのご飯は美味いからな、風呂も借りるよ」
「はーい」
魔法で買った物を棚にしまい、商人は奥の部屋へ向かう。
「さ、今日の夕食は肉じゃがもどきね。米とか醤油ぽいものがあって良かった」
淡いピンクのエプロンを身に着けキッチンへ向かい食事の支度を行う、今日はお客がいるからと張り切って腕まくりを行なった…。
「ぱぱーおめでと」
「おめー」
「でとー」
「はいこれー」
「みんなありがとう…」
「今日はお前達の貸し切りだから楽しんでいくと良い」
グローリーのお菓子屋が開店し初日は貸し切り、ラージュの国《ロメンスギル》の魔人の子ども達を招いてのプレオープンだった。
子ども達…全員は店に入らないので半分は先にタマちゃんのカフェへ、半分はラージュと祝いに訪れたニジェルガとゴーレム達と店内で共にお祝いをしてくれた。
子ども達がグローリーに城の庭で摘んだ花や描いた絵や手紙を渡し、いつも表情の乏しいグローリーの表情がぱぁと華やいだ。
ラージュもニジェルガも微笑んで見守っている、《ロメンスギル》で子どもたちがお手伝いや仕事をして得たお金を持ち子ども達がお菓子を買っていく、奥ではナイルやカイネとバルタルがお菓子作りを手伝ってくれているので子ども達が買い物をしている姿を撮りお会計をしていく。
「さ、買ったら隣でお茶にしよう。グローリー殿カフェにいる子ども達を連れて来くる」
「うん」
子ども達は小さいパンや飴、カップに入れたアイスをメシュレラから受け取りラージュ達と隣のカフェへ向かった。
「いらっしゃい、メニューはゼリーとクリームソーダ…」
「今日はプレオープンだからメニューは2種類、ゼリーは300ログクリームソーダは400ログな」
タマちゃんのカフェの中、ウェイターをしているイザラとイデアに迎えられ丸いテーブルにそれぞれ座っていく、先に食べていた子ども達はタイタンとプロメテウスと騎士達が連れて行く。
キッチンにはウォルゾガとオベリスカ、ロックスとテュフが手伝いに来てくれ中で準備をしてくれていた。
「ではゼリーとクリームソーダを全員に」
「はい」
「了解」
子ども達は座って静かに待つ、ゴーレムやおりがみの子達にヒヨコ達が子供達が飽きない様にと遊んでくれていた。
「ちゅごーい」
「わー」
「もっともっと」
「ぱちぱち」
子ども達がはしゃいでいる、その光景を眺めニジェルガラージュは微笑んでいた。
明日は他の魔人の子ども達を招き、本格的にオープンという事になるがグローリーはマイペースに運営していくと決めている、子ども達が笑顔で来てくれる事が大切だとグローリーは思っている…。
第071話 切れない糸たち:まじない篇 受け継がれていく
今朝は昨日の件があった翌日とは思えない程いつも通りの孤児院、千歳とラジカは院長と店の事で話しをしている間、アンが晴海とエツィア、空と率を市場へ案内してくれると言うので4名で市場へと向かう。
千歳とラジカが危険ではと心配するが、ゴーレムも連れているのとアンは魔法が使え顔が効くので危険は無いと院長に言われ何かあればすぐに戻るようにと念を押して送り出す。
「この辺りが果物や野菜などを売っている露店ですね、この実は熟し具合で甘みや風味食感が変わります。美味しいですよ」
「そうなの?買ってこ」
「そうだね、豆類も買おうか。今日は豆のスープにしよう」
茣蓙に置かれた緑色の瓢箪の様な実をアンが指す、エツィアが買い率がその隣の豆類を大量に購入する。
「たくさん買ってくれてありがどうな、これオマケ」
大量に購入する子ども達に礼を良い多めに入れてくれる、収納袋にしましアンが次の店に案内する。
「ねえ、アンさん。万華鏡…華鏡どうやって作るの?」
「簡単です、後で教えましょうか?店にも置きますし」
「うん、ありがとう」
「あう」
アンが晴海の頼みを薄く笑って頷く、空は晴海の背中で足をパタパタさせている。
「見た事もない果物と野菜が多いね、服も凝ってて素敵ー」
「見に着ける物に刺繍を施し、永く親から子へ次の子へと受け継がれて行きます。この街では女性も男性も関係なく幼い事から糸や針に触れています」
「そうなんですね、刺繍の図案の本とかは売っています?」
「ありますよ、家ごとで繋いでいく物もありますからほんの1部を載せている物で高価です」
「どこに売っているの?」
「隣街の商業ギルドです、行く場合は千歳さん達と行ってくださいね」
「わかりました、ありがとうございます」
「後で行ってみよ、あ、あっちの布素敵ー見ていこう」
率がアンに礼を言い大河やテトラ達の手土産に後で千歳達に連れて行って貰おうと、エツィアに手を引かれて布が売られた露店へと向かった…。
第71話 《アンツクイア》編 第弐幕 善行ポイント
「すごい、味噌汁…飯…肉じゃがとお浸し、漬物と出汁巻き卵…ご馳走だね…いただきます」
「おかわりもあるし、酒もどうぞ」
《異空鳥》の内部を案内した後、懐記の父親と身体のサイズが変わらないという事で服を借り、通された部屋で入浴した後着替えて食堂に向かえば出来立ての和食が並び佳月の顔が綻ぶ、懐記がビール缶を置いて、佳月が缶を開け一気に煽った。
「くぅーあービールってこんなに美味い物だったのか、俺はアルコールアレルギーで日本では酒が飲めなかったんだ…異世界で日本の酒が飲めるとはね」
「ワインやブランデーにこれは《アタラクシア》の酒ね」
「ほんと懐記達の世界の食いもんて美味いよな」
感動している佳月の前にワインの瓶やブランデーのボトル、カウン酒とカノリ酒の瓶も並べておく、フォンもビールを煽りながら頷く。
「あー醤油の味…出汁と味噌…黄金色の卵焼き…焼き立ての飯…これが日本の味…」
佳月は噛み締めながら食べていく、食事を諦め興味が無くなってからどれ程の月日が経ったのか、ゆっくり味わいながら噛み締めて食事を味わった。
「ふぅ、こんなに食べたのはいつぶりかな、ご馳走さまでした。お礼とはいえないと思うけれど…俺のステータスにあった善行ポイント?って知っている?」
「はい、善い行いをして付与されるポイントです。様々な特典と交換できます」
「そうなんだね、俺の善行ポイント今どのくらいあるか分からないけどそれをあげる事は出来る?使用不可って表示されていたし」
『は?え?』
綺麗に食事を食べて食器を運んでワインを飲みながら佳月が善行ポイントについて訊ねると外神が頷けば神々から驚愕の声や言葉を詰まらせる音が聞こえて来る。
『どうしてですか?善行ポイントは《アタラクシア》の召喚者のみの特典な筈…』
『まさか…』
『古橋 佳月もまた本来《アタラクシア》に来るべき者だった…』
『確かに善行ポイントは《アタラクシア》の召喚者のみの特典だと思われるがステータスを破壊した今、調べる術はあるまい、破壊するという事はそういう事だ」
神々が唸り《アユズラーグ》の神もまた頷く、佳月はワインをお代わりし懐記がチーズを出す。
「ええ、そういう事です。外神君達に渡せます?」
『…出来ます……』
『ふむ、ではその善行ポイントを1ポイント1ログまたは1円として買い取ろう。最初に彼らに渡したポイント分も乗せて』
「それはありがたいですね、金があまりないので」
『……何か望みは?』
「特には、その金で酒を沢山買おうかってくらいです」
『承知した』
そう言って神々が1度話し合いとポイントの換金を行う為に引き上げる、佳月はワインを飲み終わりブランデーのロックを楽しんだ…。
あなたは異世界に行ったら何をしますAnotherSid×EXTRA MYCLOSET~可愛いは世界の中心、世界の中心で可愛いを叫ぶ~
「これ、素敵。この布も良いわね、こっちの宝石も」
「だろう、良い物が出たよ。ユラちゃんが考えたクズ魔石の粉評判凄くてまた仕入れたいんだけれど」
「たくさんあるわ、色も増やしたの」
「それは見せて欲しいね」
クマの商人が大きな商人が次から次へと長年の相棒の空間拡張の魔法が付与されたリュックから出した品々をユラが吟味し収納空間から瓶に入れた色とりどりの細かい砂粒を並べていき商人がそれを手にとり真剣なまなざしで見ていく。
「《ホータス王国》の女王がこの魔石屑を散りばめたドレスで話題が持ち切りだ、普通クズ魔石を粉々にして再利用?って言うんだっけそんな真似が出来るのはユラちゃんだけだし」
「ふふ、女王様のドレス。苦労したから嬉しい」
「見事な物だよ、あのドレスはどこの誰が作ったって。陛下たちも契約を守ってくれてユラちゃんや俺の事は表に出さない様にしているから静かだけど、バレたら大変さ」
「騒がしいのは大好きだけどこういうのは困っちゃうし今のままで充分よ」
「俺も充分稼いでる」
互いにニヤリと笑う、短くはない付き合いでユラが契約している商人が彼だけだ。
「瓶はいつも通り1瓶200万ロピで買う」
「私はこの辺を全部買うわ」
瓶が20本全て購入し、ユラは並べられた商品を大量に買いそれで代金は相殺になった。
「夕食用意するからお風呂どうぞ」
「おお、ユラちゃんのご飯は美味いからな、風呂も借りるよ」
「はーい」
魔法で買った物を棚にしまい、商人は奥の部屋へ向かう。
「さ、今日の夕食は肉じゃがもどきね。米とか醤油ぽいものがあって良かった」
淡いピンクのエプロンを身に着けキッチンへ向かい食事の支度を行う、今日はお客がいるからと張り切って腕まくりを行なった…。
0
お気に入りに追加
355
あなたにおすすめの小説
黒の創造召喚師
幾威空
ファンタジー
※2021/04/12 お気に入り登録数5,000を達成しました!ありがとうございます!
※2021/02/28 続編の連載を開始しました。
■あらすじ■
佐伯継那(さえき つぐな)16歳。彼は偶然とも奇跡的ともいえる確率と原因により死亡してしまう。しかも、神様の「手違い」によって。
そんな継那は神様から転生の権利を得、地球とは異なる異世界で第二の人生を歩む。神様からの「お詫び」にもらった(というよりぶんどった)「創造召喚魔法」というオリジナルでユニーク過ぎる魔法を引っ提げて。

無能な勇者はいらないと辺境へ追放されたのでチートアイテム【ミストルティン】を使って辺境をゆるりと開拓しようと思います
長尾 隆生
ファンタジー
仕事帰りに怪しげな占い師に『この先不幸に見舞われるが、これを持っていれば幸せになれる』と、小枝を500円で押し売りされた直後、異世界へ召喚されてしまうリュウジ。
しかし勇者として召喚されたのに、彼にはチート能力も何もないことが鑑定によって判明する。
途端に手のひらを返され『無能勇者』というレッテルを貼られずさんな扱いを受けた上に、一方的にリュウジは凶悪な魔物が住む地へ追放されてしまう。
しかしリュウジは知る。あの胡散臭い占い師に押し売りされた小枝が【ミストルティン】という様々なアイテムを吸収し、その力を自由自在に振るうことが可能で、更に経験を積めばレベルアップしてさらなる強力な能力を手に入れることが出来るチートアイテムだったことに。
「ミストルティン。アブソープション!」
『了解しましたマスター。レベルアップして新しいスキルを覚えました』
「やった! これでまた便利になるな」
これはワンコインで押し売りされた小枝を手に異世界へ突然召喚され無能とレッテルを貼られた男が幸せを掴む物語。
~ワンコインで買った万能アイテムで幸せな人生を目指します~
異世界ソロ暮らし 田舎の家ごと山奥に転生したので、自由気ままなスローライフ始めました。
長尾 隆生
ファンタジー
【書籍情報】書籍3巻発売中ですのでよろしくお願いします。
女神様の手違いにより現世の輪廻転生から外され異世界に転生させられた田中拓海。
お詫びに貰った生産型スキル『緑の手』と『野菜の種』で異世界スローライフを目指したが、お腹が空いて、なにげなく食べた『種』の力によって女神様も予想しなかった力を知らずに手に入れてしまう。
のんびりスローライフを目指していた拓海だったが、『その地には居るはずがない魔物』に襲われた少女を助けた事でその計画の歯車は狂っていく。
ドワーフ、エルフ、獣人、人間族……そして竜族。
拓海は立ちはだかるその壁を拳一つでぶち壊し、理想のスローライフを目指すのだった。
中二心溢れる剣と魔法の世界で、徒手空拳のみで戦う男の成り上がりファンタジー開幕。
旧題:チートの種~知らない間に異世界最強になってスローライフ~
手乗りドラゴンと行く異世界ゆるり旅 落ちこぼれ公爵令息ともふもふ竜の絆の物語
さとう
ファンタジー
旧題:手乗りドラゴンと行く追放公爵令息の冒険譚
〇書籍化決定しました!!
竜使い一族であるドラグネイズ公爵家に生まれたレクス。彼は生まれながらにして前世の記憶を持ち、両親や兄、妹にも隠して生きてきた。
十六歳になったある日、妹と共に『竜誕の儀』という一族の秘伝儀式を受け、天から『ドラゴン』を授かるのだが……レクスが授かったドラゴンは、真っ白でフワフワした手乗りサイズの小さなドラゴン。
特に何かできるわけでもない。ただ小さくて可愛いだけのドラゴン。一族の恥と言われ、レクスはついに実家から追放されてしまう。
レクスは少しだけ悲しんだが……偶然出会った『婚約破棄され実家を追放された少女』と気が合い、共に世界を旅することに。
手乗りドラゴンに前世で飼っていた犬と同じ『ムサシ』と名付け、二人と一匹で広い世界を冒険する!

うっかり『野良犬』を手懐けてしまった底辺男の逆転人生
野良 乃人
ファンタジー
辺境の田舎街に住むエリオは落ちこぼれの底辺冒険者。
普段から無能だの底辺だのと馬鹿にされ、薬草拾いと揶揄されている。
そんなエリオだが、ふとした事がきっかけで『野良犬』を手懐けてしまう。
そこから始まる底辺落ちこぼれエリオの成り上がりストーリー。
そしてこの世界に存在する宝玉がエリオに力を与えてくれる。
うっかり野良犬を手懐けた底辺男。冒険者という枠を超え乱世での逆転人生が始まります。
いずれは王となるのも夢ではないかも!?
◇世界観的に命の価値は軽いです◇
カクヨムでも同タイトルで掲載しています。

異世界へ五人の落ち人~聖女候補とされてしまいます~
かずきりり
ファンタジー
望んで異世界へと来たわけではない。
望んで召喚などしたわけでもない。
ただ、落ちただけ。
異世界から落ちて来た落ち人。
それは人知を超えた神力を体内に宿し、神からの「贈り人」とされる。
望まれていないけれど、偶々手に入る力を国は欲する。
だからこそ、より強い力を持つ者に聖女という称号を渡すわけだけれど……
中に男が混じっている!?
帰りたいと、それだけを望む者も居る。
護衛騎士という名の監視もつけられて……
でも、私はもう大切な人は作らない。
どうせ、無くしてしまうのだから。
異世界に落ちた五人。
五人が五人共、色々な思わくもあり……
だけれど、私はただ流れに流され……

異世界召喚?やっと社畜から抜け出せる!
アルテミス
ファンタジー
第13回ファンタジー大賞に応募しました。応援してもらえると嬉しいです。
->最終選考まで残ったようですが、奨励賞止まりだったようです。応援ありがとうございました!
ーーーー
ヤンキーが勇者として召喚された。
社畜歴十五年のベテラン社畜の俺は、世界に巻き込まれてしまう。
巻き込まれたので女神様の加護はないし、チートもらった訳でもない。幸い召喚の担当をした公爵様が俺の生活の面倒を見てくれるらしいけどね。
そんな俺が異世界で女神様と崇められている”下級神”より上位の"創造神"から加護を与えられる話。
ほのぼのライフを目指してます。
設定も決めずに書き始めたのでブレブレです。気楽〜に読んでください。
6/20-22HOT1位、ファンタジー1位頂きました。有難うございます。
はずれスキル念動力(ただしレベルMAX)で無双する~手をかざすだけです。詠唱とか必殺技とかいりません。念じるだけで倒せます~
さとう
ファンタジー
10歳になると、誰もがもらえるスキル。
キネーシス公爵家の長男、エルクがもらったスキルは『念動力』……ちょっとした物を引き寄せるだけの、はずれスキルだった。
弟のロシュオは『剣聖』、妹のサリッサは『魔聖』とレアなスキルをもらい、エルクの居場所は失われてしまう。そんなある日、後継者を決めるため、ロシュオと決闘をすることになったエルク。だが……その決闘は、エルクを除いた公爵家が仕組んだ『処刑』だった。
偶然の『事故』により、エルクは生死の境をさまよう。死にかけたエルクの魂が向かったのは『生と死の狭間』という不思議な空間で、そこにいた『神様』の気まぐれにより、エルクは自分を鍛えなおすことに。
二千年という長い時間、エルクは『念動力』を鍛えまくる。
現世に戻ったエルクは、十六歳になって目を覚ました。
はずれスキル『念動力』……ただしレベルMAXの力で無双する!!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる