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第015部 繋がる糸たちへ/繋がらない糸たちへ
問題発症解決編052幕 憩いカフェオープン ×第067話 切れない糸たち:まじない篇 差し出した物/第67話 異界 《アヴィラタン》編 第3
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問題発症解決編052幕 憩いカフェオープン
「こういうカフェは口コミで来て貰う物だから宣伝とかはせずにのんびりやって貰おう」
「うん…崇幸、無料だから人来ない方がいい?」
「そんな事はないさ、この領地は《アウトランダーズ商会》の領地だろう?稼いだ金をこうして地域に還元していくのも大切な事だ。ただ、適切に使って貰いたい。目的は憩いの場交流の場、高齢の方達が穏やかに過ごせる場を続けていけるようにしていこう」
「うん」
《ノルデン》の《憩いカフェ》の前に立つ崇幸とイザラ、宣伝はせずに気長にやっていこうと燈火や舵と詠斗も中で手伝い、中心なる《ノルデン》の高齢者達も中でがやがやとお茶を準備してる。
「さ、オープンだ」
「うん」
木で出来たコーヒーカップとクッキーの立て看板看を営業中にイザラ返して、崇幸と一緒に中へと入った。
「たのしいのぉ」
「ふふ、こんなおいしいお菓子初めて食べたわ」
「この足湯もきもちいいね」
和風の室内では最初にイザラ達と出逢った老人達がテーブルでお茶や焼いたクッキーを食べて寛いでいる、崇幸はその光景を見て笑いイデアがイザラを呼び厨房の奥へと行く。
「いいね、崇幸兄。《ガルディア》と皇国にも造ろうかな」
「いいですね!テーマを変えて作ります?ラージュさんの所はお子様カフェとか」
「いいじゃない!」
舵も燈火もニコニコと他の国にも造ろうと意欲的で、崇幸も次はどんな建物にしようか考えているとファラルシェスからラインで霊廟の内部が完成したので見に来てくれというメッセージが入り後は燈火と舵達に任せて転移で裏街へ向かった。
「大河君」
「崇幸さん、ファラルシェスから連絡が来たので…見事な内部だ」
「ああ、立派だな…うん、造って良かった」
「私も良い物が出来た…これで呪いが…子ども達が…少しでも鎮まれば良い」
裏街の白いドーム型の霊廟門は閉じられ入れる者は限られる仕様にしている、内部には石碑、周辺には溝に清涼な水が循環しフォンの木が植えられ壁を利用して作られた棚には絵本や玩具、人形にネス達が作ってくれたぬいぐるみが置かれていた。
「清涼な空気が流れている…良い場だ」
「魔王がそう言われるのであれば聖域とも呼べるな…」
暫し4名はその場で黙とうを捧げる、薄れた呪いが消失する訳でも無い身勝手な大人達の自己満足…それでもそれぞれが祈りを捧げた。
第067話 切れない糸たち:まじない篇 差し出した物
「僕は此方の孤児院の皆さんに仕事を頼みに来た《アウトランダーズ商会》の者です、孤児院で借りた額は幾らです?」
「ん、なんだてめぇは、金は貸した金は50万ログで返済額は80万ログだ」
「……分かりました、80万こちらで支払います。契約書を見せて下さい」
「んなもんねぇよ、字なんざ読めるもんの方がすくねぇからな。ここの院長は50万ログ借りて50万に代りに嫁を出すって話しだ。その嫁が死んだんだ次の女を出すか賠償金を上乗せして返すのが妥当だろう?なぁ?」
80万ログ…その金額で少女が売られていく…千歳は歯痒い思いを抱き収納から80万ログ分のコインを革袋に入れた物を出し男に渡した。
「随分金がある商会だなぁ、うらやましいこった」
「これでこの孤児院から手を引いて貰う」
「ま、そういう契約だしな」
「ね、ねぇ。あの子の遺体は?」
「そうです、こっちで…」
「あん?ああ、その手の趣味の他の貴族に売ったぜ旦那が」
「あっちの旦那は、ひひ…」
『なっ!』
黙って千歳の遣り取りを聞いていた晴海が最後に男達に少女の遺体が今どうしているのか尋ね、率も丁重にこちらで弔おうとすれば男達の歪んだ顔に率も晴海も言葉を詰まらせた。
「率さん、晴海さん、ここでは有り触れた話しです。貴族様はそれが罷り通る、ですがありがとうございます」
アンが声を掛け深く頭を下げる、院長はボロボロと涙を零してただただ嗚咽を零し続けている。
「率さん、晴海さん彼女の死体が戻って来たらどうします?」
「それは…丁重に葬ってあげたいです…」
「うん…」
「分かりました、後で《アタラクシア号》で会いましょう。回収してきますね」
コーカスが提案しすぐさま孤児院を出ていく、ラジカが泣く院長にハンカチを差し出し立たせて中へと連れていく、千歳は率と晴海の肩を抱いて中へ連れて行った…。
第67話 異界 《アヴィラタン》編 第32幕 出発前に朝食を
「千歳っちも大河っちも大変だわ」
「そうですね、帝国もそうですが貴族は貴族で権力と血統が全てだと思っている人々が多いです」
ガイドからの報告を聞き懐記は大河達の精神の心配をする、気丈な彼等だが子どもや弱者が絡めば平静さは欠如してしまうだろう、崇幸や舵と燈火にからも様子を聞こうかとラインを送っておく。
「そろそろ出発をしましょうか、また異空で過ごす事になります」
「そうね、ガイドっちみんなに声を掛けといて。朝飯は適当に出すわ」
「はい」
『承知しました、朝食は魔物の皆さんと千景様が用意してくれました。外へどうぞ準備が整っています』
朝、自室で軽く今日の流れを外神と確認し朝食は収納にある物を出そうかとガイドに言えば、外で千景達が準備しているとの事で懐記達が身支度を整えて外へと出る。
「おはよ」
「おはよう」
「おはようございます」
『おはよー』
外で料理をしていたのは千景とイフタークと魔物達、テーブルには毒の入っていない焼き立てのパンやゆで卵が大量に置かれ、今は皆で腸詰を焼きスープを作っているようだった。
「旅立つ皆に朝食をと思って、イフは摘まみ食いに来たから手伝って貰った。2人とも座ってて」
「ゆで卵にはマヨネーズだ」
「おはよ、おけ待ってる」
「はい」
空は相も変わらず灰色と赤が混じった何処か不安を掻き立てる空模様、懐記と外神は椅子に座り千景達が朝食を作る様子を眺めていた、魔物達の手つきは慣れた物でてきぱきと動き少し離れた場所でも魔物達は自分達様に食事をゴーレム達と作っていた。
「おはよー」
『おはよう!』
「おはよう」
魔物が淹れてくれたお茶を飲みながら外神と話しているとチェカとウズラ、ノイズも起き出し椅子に座ってお茶を飲む。
「後はサラダと果物かな」
千景がサラダも用意しイフタークが果物の皮を剥く、暫くして残りの全員が起き出し椅子に着く頃に丁度朝食の支度が整い皆で『いただきまーす』と声を揃えて《アヴィラタン》での最後の朝食が始まった…。
あなたは異世界に行ったら何をしますAnotherSid×EXTRA MYROAD~男は独り異界で飯を食う~
「ふぅー食べたらまあまあ美味しいし…素材も売れるけれど…面倒だなぁ…血抜きして収納に入れて置こう…カエルは、潜っちゃったなー」
佳月の目の前には上半身と下半身の境目が綺麗に真っ二つになった鳥の魔物を浄化し風魔法で吊るす、周囲を見ればカエルはいなくなっていたので佳月は肩を落とした。
「この世界で1番このカエルが美味しいのに…また少し待つか…」
正直この世界の食事は鮮度だけは良い、調味料の種類が少なくどんな料理も大体味が決まっている。
中には調味料が無くても焼いたり煮たりするだけで味付けしたような美味な動物がいるが高級食材とされている、その中でもこのカエルが珍味とされていて最高級食材として扱われている。
「今日はダメそう、もう帰って酒呑もうかな」
鳥の血抜きが終わるまで瓶の酒を飲みその場で待つが、カエルが出て来る様子はないので鳥を収納し洞窟に戻った。
「狩りしたし、沼にも行ったし風呂に入ろう」
洞窟の中に焚火を準備し石を幾つか放りウォーターベッドを水魔法で出す、ついでに内臓や鱗をとって下処理していた魚を葉に包んで焚火に放っておく、食事はこんな物で良いだろうと熱した石を風魔法でウォーターベッドに入れて熱された風呂に頭だけ出して入った。
「ふぃー気持ち良いな」
外の天気は何時の間にかまた雪が降り、雪見風呂…に氷をカップに入れて瓶から注いだ酒を呑む。
「雪見風呂と酒…贅沢だよな」
佳月は気持ち良さそうに過ごし風呂から出て身体を風魔法で乾かし室内着を着て、葉に包まれた蒸した魚に塩を振って箸で食べていく。
「大きいから食べ応えがあるな、塩も少しで良いし」
ずしりと重さを感じる大きな魚、淡白な白身魚だが甘みもあり食べ終わるのに時間が掛かった。
「ふう、美味かった」
あっさり目の酒を呑みそれで食事は終わる、外は白景色で佳月はそれをぼんやり眺めて過ごした…。
本日の食事:酒酒 蒸した魚 酒酒…古橋 佳月でした…。
「こういうカフェは口コミで来て貰う物だから宣伝とかはせずにのんびりやって貰おう」
「うん…崇幸、無料だから人来ない方がいい?」
「そんな事はないさ、この領地は《アウトランダーズ商会》の領地だろう?稼いだ金をこうして地域に還元していくのも大切な事だ。ただ、適切に使って貰いたい。目的は憩いの場交流の場、高齢の方達が穏やかに過ごせる場を続けていけるようにしていこう」
「うん」
《ノルデン》の《憩いカフェ》の前に立つ崇幸とイザラ、宣伝はせずに気長にやっていこうと燈火や舵と詠斗も中で手伝い、中心なる《ノルデン》の高齢者達も中でがやがやとお茶を準備してる。
「さ、オープンだ」
「うん」
木で出来たコーヒーカップとクッキーの立て看板看を営業中にイザラ返して、崇幸と一緒に中へと入った。
「たのしいのぉ」
「ふふ、こんなおいしいお菓子初めて食べたわ」
「この足湯もきもちいいね」
和風の室内では最初にイザラ達と出逢った老人達がテーブルでお茶や焼いたクッキーを食べて寛いでいる、崇幸はその光景を見て笑いイデアがイザラを呼び厨房の奥へと行く。
「いいね、崇幸兄。《ガルディア》と皇国にも造ろうかな」
「いいですね!テーマを変えて作ります?ラージュさんの所はお子様カフェとか」
「いいじゃない!」
舵も燈火もニコニコと他の国にも造ろうと意欲的で、崇幸も次はどんな建物にしようか考えているとファラルシェスからラインで霊廟の内部が完成したので見に来てくれというメッセージが入り後は燈火と舵達に任せて転移で裏街へ向かった。
「大河君」
「崇幸さん、ファラルシェスから連絡が来たので…見事な内部だ」
「ああ、立派だな…うん、造って良かった」
「私も良い物が出来た…これで呪いが…子ども達が…少しでも鎮まれば良い」
裏街の白いドーム型の霊廟門は閉じられ入れる者は限られる仕様にしている、内部には石碑、周辺には溝に清涼な水が循環しフォンの木が植えられ壁を利用して作られた棚には絵本や玩具、人形にネス達が作ってくれたぬいぐるみが置かれていた。
「清涼な空気が流れている…良い場だ」
「魔王がそう言われるのであれば聖域とも呼べるな…」
暫し4名はその場で黙とうを捧げる、薄れた呪いが消失する訳でも無い身勝手な大人達の自己満足…それでもそれぞれが祈りを捧げた。
第067話 切れない糸たち:まじない篇 差し出した物
「僕は此方の孤児院の皆さんに仕事を頼みに来た《アウトランダーズ商会》の者です、孤児院で借りた額は幾らです?」
「ん、なんだてめぇは、金は貸した金は50万ログで返済額は80万ログだ」
「……分かりました、80万こちらで支払います。契約書を見せて下さい」
「んなもんねぇよ、字なんざ読めるもんの方がすくねぇからな。ここの院長は50万ログ借りて50万に代りに嫁を出すって話しだ。その嫁が死んだんだ次の女を出すか賠償金を上乗せして返すのが妥当だろう?なぁ?」
80万ログ…その金額で少女が売られていく…千歳は歯痒い思いを抱き収納から80万ログ分のコインを革袋に入れた物を出し男に渡した。
「随分金がある商会だなぁ、うらやましいこった」
「これでこの孤児院から手を引いて貰う」
「ま、そういう契約だしな」
「ね、ねぇ。あの子の遺体は?」
「そうです、こっちで…」
「あん?ああ、その手の趣味の他の貴族に売ったぜ旦那が」
「あっちの旦那は、ひひ…」
『なっ!』
黙って千歳の遣り取りを聞いていた晴海が最後に男達に少女の遺体が今どうしているのか尋ね、率も丁重にこちらで弔おうとすれば男達の歪んだ顔に率も晴海も言葉を詰まらせた。
「率さん、晴海さん、ここでは有り触れた話しです。貴族様はそれが罷り通る、ですがありがとうございます」
アンが声を掛け深く頭を下げる、院長はボロボロと涙を零してただただ嗚咽を零し続けている。
「率さん、晴海さん彼女の死体が戻って来たらどうします?」
「それは…丁重に葬ってあげたいです…」
「うん…」
「分かりました、後で《アタラクシア号》で会いましょう。回収してきますね」
コーカスが提案しすぐさま孤児院を出ていく、ラジカが泣く院長にハンカチを差し出し立たせて中へと連れていく、千歳は率と晴海の肩を抱いて中へ連れて行った…。
第67話 異界 《アヴィラタン》編 第32幕 出発前に朝食を
「千歳っちも大河っちも大変だわ」
「そうですね、帝国もそうですが貴族は貴族で権力と血統が全てだと思っている人々が多いです」
ガイドからの報告を聞き懐記は大河達の精神の心配をする、気丈な彼等だが子どもや弱者が絡めば平静さは欠如してしまうだろう、崇幸や舵と燈火にからも様子を聞こうかとラインを送っておく。
「そろそろ出発をしましょうか、また異空で過ごす事になります」
「そうね、ガイドっちみんなに声を掛けといて。朝飯は適当に出すわ」
「はい」
『承知しました、朝食は魔物の皆さんと千景様が用意してくれました。外へどうぞ準備が整っています』
朝、自室で軽く今日の流れを外神と確認し朝食は収納にある物を出そうかとガイドに言えば、外で千景達が準備しているとの事で懐記達が身支度を整えて外へと出る。
「おはよ」
「おはよう」
「おはようございます」
『おはよー』
外で料理をしていたのは千景とイフタークと魔物達、テーブルには毒の入っていない焼き立てのパンやゆで卵が大量に置かれ、今は皆で腸詰を焼きスープを作っているようだった。
「旅立つ皆に朝食をと思って、イフは摘まみ食いに来たから手伝って貰った。2人とも座ってて」
「ゆで卵にはマヨネーズだ」
「おはよ、おけ待ってる」
「はい」
空は相も変わらず灰色と赤が混じった何処か不安を掻き立てる空模様、懐記と外神は椅子に座り千景達が朝食を作る様子を眺めていた、魔物達の手つきは慣れた物でてきぱきと動き少し離れた場所でも魔物達は自分達様に食事をゴーレム達と作っていた。
「おはよー」
『おはよう!』
「おはよう」
魔物が淹れてくれたお茶を飲みながら外神と話しているとチェカとウズラ、ノイズも起き出し椅子に座ってお茶を飲む。
「後はサラダと果物かな」
千景がサラダも用意しイフタークが果物の皮を剥く、暫くして残りの全員が起き出し椅子に着く頃に丁度朝食の支度が整い皆で『いただきまーす』と声を揃えて《アヴィラタン》での最後の朝食が始まった…。
あなたは異世界に行ったら何をしますAnotherSid×EXTRA MYROAD~男は独り異界で飯を食う~
「ふぅー食べたらまあまあ美味しいし…素材も売れるけれど…面倒だなぁ…血抜きして収納に入れて置こう…カエルは、潜っちゃったなー」
佳月の目の前には上半身と下半身の境目が綺麗に真っ二つになった鳥の魔物を浄化し風魔法で吊るす、周囲を見ればカエルはいなくなっていたので佳月は肩を落とした。
「この世界で1番このカエルが美味しいのに…また少し待つか…」
正直この世界の食事は鮮度だけは良い、調味料の種類が少なくどんな料理も大体味が決まっている。
中には調味料が無くても焼いたり煮たりするだけで味付けしたような美味な動物がいるが高級食材とされている、その中でもこのカエルが珍味とされていて最高級食材として扱われている。
「今日はダメそう、もう帰って酒呑もうかな」
鳥の血抜きが終わるまで瓶の酒を飲みその場で待つが、カエルが出て来る様子はないので鳥を収納し洞窟に戻った。
「狩りしたし、沼にも行ったし風呂に入ろう」
洞窟の中に焚火を準備し石を幾つか放りウォーターベッドを水魔法で出す、ついでに内臓や鱗をとって下処理していた魚を葉に包んで焚火に放っておく、食事はこんな物で良いだろうと熱した石を風魔法でウォーターベッドに入れて熱された風呂に頭だけ出して入った。
「ふぃー気持ち良いな」
外の天気は何時の間にかまた雪が降り、雪見風呂…に氷をカップに入れて瓶から注いだ酒を呑む。
「雪見風呂と酒…贅沢だよな」
佳月は気持ち良さそうに過ごし風呂から出て身体を風魔法で乾かし室内着を着て、葉に包まれた蒸した魚に塩を振って箸で食べていく。
「大きいから食べ応えがあるな、塩も少しで良いし」
ずしりと重さを感じる大きな魚、淡白な白身魚だが甘みもあり食べ終わるのに時間が掛かった。
「ふう、美味かった」
あっさり目の酒を呑みそれで食事は終わる、外は白景色で佳月はそれをぼんやり眺めて過ごした…。
本日の食事:酒酒 蒸した魚 酒酒…古橋 佳月でした…。
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