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第015部 繋がる糸たちへ/繋がらない糸たちへ
問題発症解決編027幕 グローリーとカリュシュ×第042話 石像の正体/第42話 異界 《××××××》編 第7幕 魔物達
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問題発症解決編027幕 グローリーとカリュシュ
「俺はイザラ…」
「俺はイデアだ!」
「私はカリュシュ・ビソデー・ウォンカです、よろしく」
グローリーが千歳達の元から戻りイザラとイデアを連れて《カテラント帝国》の裏街のテントに戻るカリュシュが立ち上がり丁寧にお辞儀をする。
「カリュシュ…晩ご飯一緒に食べよう…ルンカ達は家にいるけど、ここで食べる?」
「そうですね、此処で食べる事にします。調べたい事があるので」
「分かった、ルンカが気にしていたから後で話してね」
「はい」
「今夜は煮込みハンバーグとチキンライス…」
「後はスープとサラダとデザートはプリンだぞー」
ルンカがカリュシュはいつこっちに来るのかと気にしていたとグローリーが言い、ヴィッセ達から使い方を教わったスマートフォンで後で連絡すると頷き、イザラとイデアが食事の準備をしてくれる、カーテスや率達が作ってくれた夕食だ、外では詠斗や燈火が炊き出しを行い崇幸が娼館などの建物の強化を千眼と行っている。
「美味しいですね」
「うん、他の子達が作ってくれたから…カリュシュも会ってね」
「はい」
「……」
「父上?」
グローリーがじっと食事を食べ始めたカリュシュを見つめる、金と黄昏色の美しい瞳だ見過ぎれば魅せられるとカリュシュは少し目を背けた。
「カリュシュを育ててくれたお父さんとお母さんのお墓ある?」
「……ええ、屋敷に」
「そう…今度挨拶に行くね。みんなを育ててくれている人たちに挨拶するのは大事って…」
「……そうですか…では今度」
「うん」
カリュシュを育ててくれた義父母は今は屋敷の庭に丁重に葬られている、転移が出来ればあっという間に行けるだろう…優し過ぎる数多いる魔人こ子らに丁寧に接しようとしている、これでは先が厳しいだろうとカリュシュは考えながら食事を続けた。
「領主代行は此方から出す、デズモンド・オークィーは皇子達と共に学院に行き卒業した後領主として動いて貰う事とする…」
「君は良いのか?」
「分かりました……」
「以上だ」
パスヴァとデズモンドを連れて《ツヴァルキア城》に転移した大河、ヴァルキアからの命は意外な物だが、大河も納得する、混乱している領地にすぐに子供が領主として立つのは現実的ではないだろう、デズモンドの事は大河が皇子達と共に責任を持って《コレメキバ学院》開校迄預かる事にし、デズモンドを連れてパスヴァと分かれテントへと向かった。
第042話 石像の正体
「この石像…封印が解除され掛かっているな…早めに回収するか」
チカはヤヴィース屋敷の地下に置かれた石像を前に良く視る、膝を着いて下を向く石像は何かに謝っているような雰囲気だった。
「……この石像はどの魔人かわかんねぇな、盗むっていっても壁ぶっ壊して運ぶかしかねぇか千歳を連れて来て収納に入れるか…」
チカの収納空間にも収納袋にも入らない、千歳を連れてくるのが手っ取り早いが盗むのは良しとしないだろう、ラインを送り封印が解けているから手段を選ばずに回収した方が良いと送っておく。
「さてどうするか、なあ、石像売ってくれ。あるのは分っているんだよー」
「……無いと先程申し上げましたわ」
「あー魔石と核弄るんじゃなかったなぁ」
石像は此処にしかないとエネッサが言うがヤグートが率直に石像を売るよう言うが少女らしく小首を傾げて笑っている、ヤグートは頭を掻きタナトスと千歳はスマートフォンでチカのメッセージを確認する。
「今のこの屋敷の主人は私です、お引き取りを」
「固いなぁ、あの石像は不味いんだよ。俺はどうでもいいけど売ってくれ」
「…お断りいたします」
「ヤグートさん、戻ります。エネッサさん本日はありがとうございます」
「いえ、またいつでもいらして下さい」
「ああ」
千歳は正面突破を諦めヤグートとタナトスとラジカを連れ、エネッサと侍従に見送られ屋敷の外に出る事にした。
「千歳、盗むぞ」
「そうだね、封印が解けかけているなら強行突破しよう。フゥさんのようには行かせない」
「いいねぇ、早く行こうぜ」
「私は此処にいます、何か屋敷で異変が起こればすぐに連絡出来るようにします」
「私は帰ります、仕事があるので」
「俺も盗み手伝うよ、あの人形め」
外で待っていたチカがニヤリと笑い千歳も力強く頷きヤグートもエネッサに悪態付きなあがらも向かうと言い、ラジカは見張りタナトスは興味が無いとオフィスビルに戻って行った。
第42話 異界 《××××××》編 第7幕 魔物達
「ひぎ、また来たよ」
「どうでしょうね、今回のお客様達も大分お強い」
「おなかすいた…」
「オナカスイタ…」
「こわいー」
赤い土の地上で怯えながら空を割って降りてくる白銀色の乗り物に怯え惑う、逃げ出す者達、泣いて震え出す者達と三者三葉だった。
「我々には事を荒立てる気はないですし…そのまま出て行ってもらいましょう。何もない世界ですから」
地面に転がり空を見上げ力なく頷く、飢えてひもじさや侘しさが彼らを弱らせる。
「生物がいますね…魔物のようです」
「へぇ、話しできそ?」
「出来そうですね」
「降りられるのは外神と懐記とイフタークだけだ…何かあっても手が貸せないが…」
「イシュター外神ならば問題はない、強いから」
「そうそう、外神なら大丈夫さ」
外神が眼で地上を視る、生物の存在を確認しイシュターが地上に降りるのは危ないと言うがマユラとギーギスが問題無いと言い、ジラもイシュターの肩を叩く。
「せっかくの異世界、異世界交流したいじゃん」
「この世界、食べ物が何1つない。私は降りない」
『これ、イフターク。降るんじゃ、この世界に神はいない……どうやら…1度異界の者達からの攻撃を受け弱体しているようじゃの、話しを聞いてみてくれ』
「父上……はぃ」
「…分かりました。降ります」
イフタークが少し不満げだが渋々頷き、外神が《異空鳥》を地上に着陸させた…。
あなたは異世界に行ったら何をしますAnotherSid×EXTRA MYROAD~男は独り異界で飯を食う~
この世界は《アンツクイア》というらしい、この世界の名を知ったのはこの世界にある日突然来てから数年経った後だった。
「今日の稼ぎは5,000ロデかー今日もお疲れ、俺」
男はそう言って小さな板を数えて懐にしまう、今夜の飯代と宿代に少しお釣りがくる程度の稼ぎだ。
この世界に定時なんて物は無い、朝から晩まで働いて得た収入だ、これで今夜の食事に酒を付けられる安い酒場へと足を向けた。
「あら、カツキさんいらっしゃい。カウンター空いてるわ」
「どうも、おすすめと酒お願い」
「はーい」
旅を続けて移住はしない物の1つの街にいる期間は長い、何度も通っていれば顔も名前も覚えられるがカツキと呼ばれた男、古橋 佳月(ふるはし かつき)はカウンターの隅に座り木のジョッキの温い酒と干し肉のつまみが運ばれまずはそれで喉を潤す…と言いつつ氷魔法でこっそりジョッキを冷やし1人で冷えた酒を楽しむ、周囲は賑やかだが佳月は静寂を元来愛するタイプだ。
「あいよ、今夜はシシ肉のワイン煮込みとパンとサラダだ」
「美味そう、ありがとう」
カウンターからトレイに載せられたシチューとパンとサラダを受け取る、シチューは温いので火魔法で温めついでにパンも温めて温いサラダは氷魔法を調節して冷やして食べる、食事は大事だからこそ丁寧に食べたいと言う事で微調整が出来るようになった。
「うん、うまい」
「当り前さ、うちの店は街1番!」
カウンター越しの店主が胸を張る、丁寧に筋を取り何時間も煮込んだシチューは肉が柔らかく口の中で溶ける、パンもシチューに付ければ少し固いが丁度良い、サラダも酢と酸味と胡椒のドレッシングが効いていて丁度良い。
酒は仕事終わりのイーター達の回復剤、薬草漬けの酒を飲んだ日はよく眠れる、少し時間を掛けて味わい丁寧に食べて1,500ロデを支払い店を出る、また明日も仕事だ宿でお湯を浴びてさっさと寝てしまおう、佳月はゆっくりとした足取りで宿への帰路に着く、夜空には白い月と蒼い星と数多の星が輝いていた…。
今夜の食事:薬草酒 シシ肉のワインシチュー 固いパン サラダ ご馳走様でした…古橋 佳月でした…。
「俺はイザラ…」
「俺はイデアだ!」
「私はカリュシュ・ビソデー・ウォンカです、よろしく」
グローリーが千歳達の元から戻りイザラとイデアを連れて《カテラント帝国》の裏街のテントに戻るカリュシュが立ち上がり丁寧にお辞儀をする。
「カリュシュ…晩ご飯一緒に食べよう…ルンカ達は家にいるけど、ここで食べる?」
「そうですね、此処で食べる事にします。調べたい事があるので」
「分かった、ルンカが気にしていたから後で話してね」
「はい」
「今夜は煮込みハンバーグとチキンライス…」
「後はスープとサラダとデザートはプリンだぞー」
ルンカがカリュシュはいつこっちに来るのかと気にしていたとグローリーが言い、ヴィッセ達から使い方を教わったスマートフォンで後で連絡すると頷き、イザラとイデアが食事の準備をしてくれる、カーテスや率達が作ってくれた夕食だ、外では詠斗や燈火が炊き出しを行い崇幸が娼館などの建物の強化を千眼と行っている。
「美味しいですね」
「うん、他の子達が作ってくれたから…カリュシュも会ってね」
「はい」
「……」
「父上?」
グローリーがじっと食事を食べ始めたカリュシュを見つめる、金と黄昏色の美しい瞳だ見過ぎれば魅せられるとカリュシュは少し目を背けた。
「カリュシュを育ててくれたお父さんとお母さんのお墓ある?」
「……ええ、屋敷に」
「そう…今度挨拶に行くね。みんなを育ててくれている人たちに挨拶するのは大事って…」
「……そうですか…では今度」
「うん」
カリュシュを育ててくれた義父母は今は屋敷の庭に丁重に葬られている、転移が出来ればあっという間に行けるだろう…優し過ぎる数多いる魔人こ子らに丁寧に接しようとしている、これでは先が厳しいだろうとカリュシュは考えながら食事を続けた。
「領主代行は此方から出す、デズモンド・オークィーは皇子達と共に学院に行き卒業した後領主として動いて貰う事とする…」
「君は良いのか?」
「分かりました……」
「以上だ」
パスヴァとデズモンドを連れて《ツヴァルキア城》に転移した大河、ヴァルキアからの命は意外な物だが、大河も納得する、混乱している領地にすぐに子供が領主として立つのは現実的ではないだろう、デズモンドの事は大河が皇子達と共に責任を持って《コレメキバ学院》開校迄預かる事にし、デズモンドを連れてパスヴァと分かれテントへと向かった。
第042話 石像の正体
「この石像…封印が解除され掛かっているな…早めに回収するか」
チカはヤヴィース屋敷の地下に置かれた石像を前に良く視る、膝を着いて下を向く石像は何かに謝っているような雰囲気だった。
「……この石像はどの魔人かわかんねぇな、盗むっていっても壁ぶっ壊して運ぶかしかねぇか千歳を連れて来て収納に入れるか…」
チカの収納空間にも収納袋にも入らない、千歳を連れてくるのが手っ取り早いが盗むのは良しとしないだろう、ラインを送り封印が解けているから手段を選ばずに回収した方が良いと送っておく。
「さてどうするか、なあ、石像売ってくれ。あるのは分っているんだよー」
「……無いと先程申し上げましたわ」
「あー魔石と核弄るんじゃなかったなぁ」
石像は此処にしかないとエネッサが言うがヤグートが率直に石像を売るよう言うが少女らしく小首を傾げて笑っている、ヤグートは頭を掻きタナトスと千歳はスマートフォンでチカのメッセージを確認する。
「今のこの屋敷の主人は私です、お引き取りを」
「固いなぁ、あの石像は不味いんだよ。俺はどうでもいいけど売ってくれ」
「…お断りいたします」
「ヤグートさん、戻ります。エネッサさん本日はありがとうございます」
「いえ、またいつでもいらして下さい」
「ああ」
千歳は正面突破を諦めヤグートとタナトスとラジカを連れ、エネッサと侍従に見送られ屋敷の外に出る事にした。
「千歳、盗むぞ」
「そうだね、封印が解けかけているなら強行突破しよう。フゥさんのようには行かせない」
「いいねぇ、早く行こうぜ」
「私は此処にいます、何か屋敷で異変が起こればすぐに連絡出来るようにします」
「私は帰ります、仕事があるので」
「俺も盗み手伝うよ、あの人形め」
外で待っていたチカがニヤリと笑い千歳も力強く頷きヤグートもエネッサに悪態付きなあがらも向かうと言い、ラジカは見張りタナトスは興味が無いとオフィスビルに戻って行った。
第42話 異界 《××××××》編 第7幕 魔物達
「ひぎ、また来たよ」
「どうでしょうね、今回のお客様達も大分お強い」
「おなかすいた…」
「オナカスイタ…」
「こわいー」
赤い土の地上で怯えながら空を割って降りてくる白銀色の乗り物に怯え惑う、逃げ出す者達、泣いて震え出す者達と三者三葉だった。
「我々には事を荒立てる気はないですし…そのまま出て行ってもらいましょう。何もない世界ですから」
地面に転がり空を見上げ力なく頷く、飢えてひもじさや侘しさが彼らを弱らせる。
「生物がいますね…魔物のようです」
「へぇ、話しできそ?」
「出来そうですね」
「降りられるのは外神と懐記とイフタークだけだ…何かあっても手が貸せないが…」
「イシュター外神ならば問題はない、強いから」
「そうそう、外神なら大丈夫さ」
外神が眼で地上を視る、生物の存在を確認しイシュターが地上に降りるのは危ないと言うがマユラとギーギスが問題無いと言い、ジラもイシュターの肩を叩く。
「せっかくの異世界、異世界交流したいじゃん」
「この世界、食べ物が何1つない。私は降りない」
『これ、イフターク。降るんじゃ、この世界に神はいない……どうやら…1度異界の者達からの攻撃を受け弱体しているようじゃの、話しを聞いてみてくれ』
「父上……はぃ」
「…分かりました。降ります」
イフタークが少し不満げだが渋々頷き、外神が《異空鳥》を地上に着陸させた…。
あなたは異世界に行ったら何をしますAnotherSid×EXTRA MYROAD~男は独り異界で飯を食う~
この世界は《アンツクイア》というらしい、この世界の名を知ったのはこの世界にある日突然来てから数年経った後だった。
「今日の稼ぎは5,000ロデかー今日もお疲れ、俺」
男はそう言って小さな板を数えて懐にしまう、今夜の飯代と宿代に少しお釣りがくる程度の稼ぎだ。
この世界に定時なんて物は無い、朝から晩まで働いて得た収入だ、これで今夜の食事に酒を付けられる安い酒場へと足を向けた。
「あら、カツキさんいらっしゃい。カウンター空いてるわ」
「どうも、おすすめと酒お願い」
「はーい」
旅を続けて移住はしない物の1つの街にいる期間は長い、何度も通っていれば顔も名前も覚えられるがカツキと呼ばれた男、古橋 佳月(ふるはし かつき)はカウンターの隅に座り木のジョッキの温い酒と干し肉のつまみが運ばれまずはそれで喉を潤す…と言いつつ氷魔法でこっそりジョッキを冷やし1人で冷えた酒を楽しむ、周囲は賑やかだが佳月は静寂を元来愛するタイプだ。
「あいよ、今夜はシシ肉のワイン煮込みとパンとサラダだ」
「美味そう、ありがとう」
カウンターからトレイに載せられたシチューとパンとサラダを受け取る、シチューは温いので火魔法で温めついでにパンも温めて温いサラダは氷魔法を調節して冷やして食べる、食事は大事だからこそ丁寧に食べたいと言う事で微調整が出来るようになった。
「うん、うまい」
「当り前さ、うちの店は街1番!」
カウンター越しの店主が胸を張る、丁寧に筋を取り何時間も煮込んだシチューは肉が柔らかく口の中で溶ける、パンもシチューに付ければ少し固いが丁度良い、サラダも酢と酸味と胡椒のドレッシングが効いていて丁度良い。
酒は仕事終わりのイーター達の回復剤、薬草漬けの酒を飲んだ日はよく眠れる、少し時間を掛けて味わい丁寧に食べて1,500ロデを支払い店を出る、また明日も仕事だ宿でお湯を浴びてさっさと寝てしまおう、佳月はゆっくりとした足取りで宿への帰路に着く、夜空には白い月と蒼い星と数多の星が輝いていた…。
今夜の食事:薬草酒 シシ肉のワインシチュー 固いパン サラダ ご馳走様でした…古橋 佳月でした…。
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