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第015部 繋がる糸たちへ/繋がらない糸たちへ
問題発症解決編025幕 有能な魔人×第040話 カイムとグローリー/第40話 異界 《××××××》編 第5幕 では、新異世界
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問題発症解決編025幕 有能な魔人
「私は奴隷商の拠点から入手した書類を確認します、今いる者達と売られた者達が分るようにします」
「助かる、頼む。腹は減ってないか?夕食を先に食べるか?」
「……魔人なので然程必要ではありませんが…夕食は皆さんと一緒で構いません」
「そうか、なら飲み物とおやつを置いておこう」
「ありがとうございます」
残ったカリュシュがテントで書類を確認すると言うので大河がお茶とポップコーンとクッキーを置く、必要は然程ないと言いつつもカリュシュは何処か嬉しそうに貰いヴィッセと共に確認していった。
「魔人の子どもがこれで最後だと良いが…」
『大河様、外神様達より新たに異界からの品々が到着しました。本は全て大河様にと収納袋に入っています』
「それは嬉しい、外神くんと懐記君に後で礼を言っておく。向こうは楽しくやっているなら良い」
『そうですね、新しい同行者も増え順調です』
ゴーレム姿の風早が大河に《アユズラーグ》の本が入った収納袋を渡し、大河は外神と懐記の旅が順調に進んでいる事に喜んだ。
「この4名が最近別の奴隷商に売られたようです、子供もいますね。この奴隷商は表向きは貴族向けの商品を扱う商人ですが裏では奴隷商を行なっていたようです。これは帝国の許可を得ていないのでそこを責めれば売った奴隷の場所を吐かせる事が出来ます」
「カリュシュは詳しいですね、頼もしい」
「いえ…亡くなった養父母が辺境の貴族だったので、商人や貴族の情報は入っています」
「頼りになるなー」
「そうですね、今夜はグローリー様の所に行きますか?私とヤハネと…カイムは…」
「ああ、俺は呼び出されたな。行くわ」
ヴィッセがカリシュの帝国の知識に頼もしさを覚え、今夜はグローリーの家に行くのか尋ねれば奴隷商の事や周辺で起きている殺人等も気になるとの事で此方に残ると言う、カイムはスマートフォンで千歳に呼ばれたので《コディ》に向かうとの事だった。
「今夜は此処は豚汁とおにぎりと唐揚げと果物だよー」
詠斗の声を背に聞きつつ、今夜は《コディ》で晩飯になるだろうとカイムは転移した。
第040話 カイムとグローリー
「来たぞ、あーヤグートとテンディかよ」
「そう嫌そうな顔するなっ、カイム。久しぶりだなー」
「お久しぶりです、カイム殿」
「別に、最近、ヤクハとツァヒグにも会ったからな」
「お、そうか。ヤクハは元気か?」
「相変わらず口うるさい、今は他の魔人の孤児院の手伝いとかしてる」
ヤグートの宝物庫で大量の仕入れを行い、ズィーガーとユナイドは各支店へと品を運ぶ為此処で分かれ、カイムが中継器を経由し《ガルディア》から《コディ》へ来れば、ヤグートとテンディが笑顔で出迎えてくれカイムは肩を竦める。
「来た…」
「君が魔神皇かぁ、私はヤグートだ。これはこれはその眼は魔王の眼…成程…君は…そうか…」
「……うん…」
ヤグートが遅れてカイムの隣に並ぶグローリーを見つめ複雑そうな笑みを浮べる、グローリーも頷きカイムはどうでも良さそうに椅子に座る。
「で、この国に石像はあんのかよ?」
「石像ねぇ、あるにはあるが…そのままでも良いと思うけどな。あの方もそのままあるべき場所へという事だ」
「向こうはそうだろうな、場所位把握した方がいいだろう」
「そうか、今は魔人の石像はとある屋敷に置かれている、色々あってな呪いの石像とか言われているよ」
「お前が売ったのかよ」
「まさか、あの貴族がどこぞの国の商人か何から買ったもんさ」
「そいつから買い取れないのかよ、どの魔人かは分からないのか?無害そうならそれでもいいけど」
「さてね、その貴族は死んだし。最近その妻になった俺が仕入れた少女型のアンスローポモフィクが全てを相続したんだが。そのアンスローポモフィクがある意味壊れてんだよ」
消極的なヤグートにカイムとなるべくなら回収したいチカ、ヤグートは少し息を吐いて言い辛そうに言えばテンディがニコリと笑って怒気を孕む。
「またですか!半端な物や出所の良く分らない物、補償がない物などを簡単に売らないようにといつも言っているのに!またあなたはそうやって!」
「ち、ちが、違う。壊れている…というかわざと壊したんだ!あの貴族の注文を反映させたら、普通のアンスローポモフィクじゃ無理だから職人から買い取ったアンスローポモフィクをわざと私が……」
「いいわけないでしょう!」
「えーと、どんな風に壊したんですか?出来れば四千年前の魔人達の石像は僕が保管するつもりで…」
テンディの説教にヤグートが狼狽え視線が泳ぐ、聞く限りラジカが額を押さえコーカスは苦笑いを浮かべてタナトスは何かを考え込みチカはあーあという表情、グローリーは首を傾げカイムはもういいやと欠伸をしグローリーの膝枕で横になる。
「感情を制御する魔石を弄って自分で考えて動くように核を書き換えたんだ」
「それって……限りなく人になるってことですか?」
「近年のアンスローポモフィクは感情表現が豊かになりました、それはあくまでマスターの表情や感情を読み取り同じように振舞う、血や涙も流す事が出来ますが…その核がマスターの命令を無視出来るようになるというのは」
「気に入らねぇマスターや他の奴らを殺したりする事が出来る」
「い、いやそんな事は出来ない。感情を豊かにする位だ。あの貴族は気持ちの悪い趣味を持っていて、永遠の少女が欲しいと…それで限りなく人に近くなるようにした………」
「支配人!やって良い事があるでしょう!」
タナトスがアンスローポモフィク事情を言えばチカが補足を言い、更に慌てて否定をするヤグートにテンディが余計に怒る。
「う、うーん。分かりました、その貴族の屋敷に言って財産を全て相続したアンスローポモフィクに石像を譲って貰う様に交渉しようか」
「支配人も行って下さいね」
「それは行くけど…正直四千年前の魔人達に何の感情も湧かないんだよなー」
「……千歳が持っていてくれる…大丈夫……」
「……参ったね、君は……いや、いい。分かった案内する」
千歳がやはり置いてこの国から離れるの…というのでテンディがヤグートに同行するように言い、腰が重そうにしているヤグートにグローリーが大丈夫と言えばヤグートが苦笑いを浮かべ、千歳とラジカ、タナトスとヤグートで向かう事にし、残った面々で無人販売が出来そうな場所があるかテンディと探す事にした。
第40話 異界 《××××××》編 第5幕 では、新異世界
『間もなく次の異界の空に出ます…』
「おけー餅神々に贈って、イフっちがついた餅だし。よく噛んで食べてって」
『承知しました、現在《アヴォルジア》の神の子守で疲労しているので喜ぶと思います』
「そ、頑張れ」
イフタークが沢山作った餅を懐記が供えればガイドが子守で疲労している神々にやや同情気味で、千歳も一応声援を送っておく。
「抜けます……」
「随分…瘴気の濃い世界だ…私達は降りられないかもしれない」
宙から見下ろす世界は赤と灰が混ざり合った霧が覆う世界、イシュターが眉を顰めてこの世界に降りられはしないだろうと言う見解だった。
「1度降りて次の異界渡りの調整をしたい所です、僕と懐記さんとイフタークさんならば降りられると思います」
「…この世界は良いとは言えないな、だが…いるな」
『あーこの世界は…』
『私達がいれば大丈夫です…』
イフタークと天と夜のなんとも言えない声色、この世界にいる生物達に何かがあるのだろうが降りる他ないと《異空鳥》を異界へと降ろした…。
「私は奴隷商の拠点から入手した書類を確認します、今いる者達と売られた者達が分るようにします」
「助かる、頼む。腹は減ってないか?夕食を先に食べるか?」
「……魔人なので然程必要ではありませんが…夕食は皆さんと一緒で構いません」
「そうか、なら飲み物とおやつを置いておこう」
「ありがとうございます」
残ったカリュシュがテントで書類を確認すると言うので大河がお茶とポップコーンとクッキーを置く、必要は然程ないと言いつつもカリュシュは何処か嬉しそうに貰いヴィッセと共に確認していった。
「魔人の子どもがこれで最後だと良いが…」
『大河様、外神様達より新たに異界からの品々が到着しました。本は全て大河様にと収納袋に入っています』
「それは嬉しい、外神くんと懐記君に後で礼を言っておく。向こうは楽しくやっているなら良い」
『そうですね、新しい同行者も増え順調です』
ゴーレム姿の風早が大河に《アユズラーグ》の本が入った収納袋を渡し、大河は外神と懐記の旅が順調に進んでいる事に喜んだ。
「この4名が最近別の奴隷商に売られたようです、子供もいますね。この奴隷商は表向きは貴族向けの商品を扱う商人ですが裏では奴隷商を行なっていたようです。これは帝国の許可を得ていないのでそこを責めれば売った奴隷の場所を吐かせる事が出来ます」
「カリュシュは詳しいですね、頼もしい」
「いえ…亡くなった養父母が辺境の貴族だったので、商人や貴族の情報は入っています」
「頼りになるなー」
「そうですね、今夜はグローリー様の所に行きますか?私とヤハネと…カイムは…」
「ああ、俺は呼び出されたな。行くわ」
ヴィッセがカリシュの帝国の知識に頼もしさを覚え、今夜はグローリーの家に行くのか尋ねれば奴隷商の事や周辺で起きている殺人等も気になるとの事で此方に残ると言う、カイムはスマートフォンで千歳に呼ばれたので《コディ》に向かうとの事だった。
「今夜は此処は豚汁とおにぎりと唐揚げと果物だよー」
詠斗の声を背に聞きつつ、今夜は《コディ》で晩飯になるだろうとカイムは転移した。
第040話 カイムとグローリー
「来たぞ、あーヤグートとテンディかよ」
「そう嫌そうな顔するなっ、カイム。久しぶりだなー」
「お久しぶりです、カイム殿」
「別に、最近、ヤクハとツァヒグにも会ったからな」
「お、そうか。ヤクハは元気か?」
「相変わらず口うるさい、今は他の魔人の孤児院の手伝いとかしてる」
ヤグートの宝物庫で大量の仕入れを行い、ズィーガーとユナイドは各支店へと品を運ぶ為此処で分かれ、カイムが中継器を経由し《ガルディア》から《コディ》へ来れば、ヤグートとテンディが笑顔で出迎えてくれカイムは肩を竦める。
「来た…」
「君が魔神皇かぁ、私はヤグートだ。これはこれはその眼は魔王の眼…成程…君は…そうか…」
「……うん…」
ヤグートが遅れてカイムの隣に並ぶグローリーを見つめ複雑そうな笑みを浮べる、グローリーも頷きカイムはどうでも良さそうに椅子に座る。
「で、この国に石像はあんのかよ?」
「石像ねぇ、あるにはあるが…そのままでも良いと思うけどな。あの方もそのままあるべき場所へという事だ」
「向こうはそうだろうな、場所位把握した方がいいだろう」
「そうか、今は魔人の石像はとある屋敷に置かれている、色々あってな呪いの石像とか言われているよ」
「お前が売ったのかよ」
「まさか、あの貴族がどこぞの国の商人か何から買ったもんさ」
「そいつから買い取れないのかよ、どの魔人かは分からないのか?無害そうならそれでもいいけど」
「さてね、その貴族は死んだし。最近その妻になった俺が仕入れた少女型のアンスローポモフィクが全てを相続したんだが。そのアンスローポモフィクがある意味壊れてんだよ」
消極的なヤグートにカイムとなるべくなら回収したいチカ、ヤグートは少し息を吐いて言い辛そうに言えばテンディがニコリと笑って怒気を孕む。
「またですか!半端な物や出所の良く分らない物、補償がない物などを簡単に売らないようにといつも言っているのに!またあなたはそうやって!」
「ち、ちが、違う。壊れている…というかわざと壊したんだ!あの貴族の注文を反映させたら、普通のアンスローポモフィクじゃ無理だから職人から買い取ったアンスローポモフィクをわざと私が……」
「いいわけないでしょう!」
「えーと、どんな風に壊したんですか?出来れば四千年前の魔人達の石像は僕が保管するつもりで…」
テンディの説教にヤグートが狼狽え視線が泳ぐ、聞く限りラジカが額を押さえコーカスは苦笑いを浮かべてタナトスは何かを考え込みチカはあーあという表情、グローリーは首を傾げカイムはもういいやと欠伸をしグローリーの膝枕で横になる。
「感情を制御する魔石を弄って自分で考えて動くように核を書き換えたんだ」
「それって……限りなく人になるってことですか?」
「近年のアンスローポモフィクは感情表現が豊かになりました、それはあくまでマスターの表情や感情を読み取り同じように振舞う、血や涙も流す事が出来ますが…その核がマスターの命令を無視出来るようになるというのは」
「気に入らねぇマスターや他の奴らを殺したりする事が出来る」
「い、いやそんな事は出来ない。感情を豊かにする位だ。あの貴族は気持ちの悪い趣味を持っていて、永遠の少女が欲しいと…それで限りなく人に近くなるようにした………」
「支配人!やって良い事があるでしょう!」
タナトスがアンスローポモフィク事情を言えばチカが補足を言い、更に慌てて否定をするヤグートにテンディが余計に怒る。
「う、うーん。分かりました、その貴族の屋敷に言って財産を全て相続したアンスローポモフィクに石像を譲って貰う様に交渉しようか」
「支配人も行って下さいね」
「それは行くけど…正直四千年前の魔人達に何の感情も湧かないんだよなー」
「……千歳が持っていてくれる…大丈夫……」
「……参ったね、君は……いや、いい。分かった案内する」
千歳がやはり置いてこの国から離れるの…というのでテンディがヤグートに同行するように言い、腰が重そうにしているヤグートにグローリーが大丈夫と言えばヤグートが苦笑いを浮かべ、千歳とラジカ、タナトスとヤグートで向かう事にし、残った面々で無人販売が出来そうな場所があるかテンディと探す事にした。
第40話 異界 《××××××》編 第5幕 では、新異世界
『間もなく次の異界の空に出ます…』
「おけー餅神々に贈って、イフっちがついた餅だし。よく噛んで食べてって」
『承知しました、現在《アヴォルジア》の神の子守で疲労しているので喜ぶと思います』
「そ、頑張れ」
イフタークが沢山作った餅を懐記が供えればガイドが子守で疲労している神々にやや同情気味で、千歳も一応声援を送っておく。
「抜けます……」
「随分…瘴気の濃い世界だ…私達は降りられないかもしれない」
宙から見下ろす世界は赤と灰が混ざり合った霧が覆う世界、イシュターが眉を顰めてこの世界に降りられはしないだろうと言う見解だった。
「1度降りて次の異界渡りの調整をしたい所です、僕と懐記さんとイフタークさんならば降りられると思います」
「…この世界は良いとは言えないな、だが…いるな」
『あーこの世界は…』
『私達がいれば大丈夫です…』
イフタークと天と夜のなんとも言えない声色、この世界にいる生物達に何かがあるのだろうが降りる他ないと《異空鳥》を異界へと降ろした…。
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