763 / 807
第015部 繋がる糸たちへ/繋がらない糸たちへ
問題発症解決編017幕 魔人の傭兵と子ども×第032話 観光と買い物/第32話 異界 《アユズラーグ》編 17幕 カレーと夜の散歩
しおりを挟む
問題発症解決編017幕 魔人の傭兵と子ども
「ぱぱ!」
「ん?魔神皇か!?おーい」
駆けだしたグローリーに気付いた魔人の子どもが嬉しそうにはしゃぎ、遅れて魔人の傭兵の男がグローリーに向かって手を振る。
「ん……」
「あいたかったー」
「俺も…」
「悪かったな、魔神皇。俺はエディズだ」
「グローリーありがとう。みていてくれて」
子どもが駆け寄りグローリーが受け止める、エディズは気まずげに頭を掻き自己紹介をする。
「父さん」
「親父!」
「イザラ、イデア、会えた」
「にーに」
「迎えが来て良かったな!魔神皇、あんたに子どもを返す。俺は用があるから」
「その用多分、完了だぞ。あんたがいた傭兵集団のリーダーの治療は済んでるぞ」
「本当か!?無事なのか?」
「うん」
「そっかー良かった……」
イザラ達も追いつき子どもを託して目当ての物を入手しに行くと言えば、イザラが傭兵集団のリーダーが回復したと伝え身体中の力を抜いてホッした表情を浮べた。
カトゥーシュカ達も合流し、1度上でゆっくり話しをしようと持ち掛ければ子どもとグローリーがじっと下を見ていた。
「誰か…いる…?魔人?」
「ぱぱ、会いたいー」
「…うん」
「下にいる?けど…」
「よくわかんねーけど付き合うぜ」
子どもがグローリーの手を握り下に行きたいと言えばグローリーも頷く、イザラとイデアはその気配に首を傾げた。
「エディズさんですよね、リーダーの様子を確認しに1度戻ってはどうです?こちらはこのまま調査を続行しますから」
「あーそうだな、リーダーの治療ありがとう、リーダーの様子を確認したら俺もこっちに加わっても良いか?傭兵は辞める、他の魔人に会ったの初めてなんだ。嬉しくてさ…」
「いいよ、よろしく…」
アガニータの提案に頷き、エディズははにかみながら笑えばグローリーは頷いた。
第1階層を調べている詠斗達に頼み、エディズはリーダーの元へ戻りまたダンジョンに戻ってくると言い、子どもはグローリーやイザラ達と離れたくないようでそのまま調査に加わる事になった。
「ザレナ、話しは着いたフェマー達の元へ戻れる。《白鷺》経由でベルン達の家に」
「いいのか?本当に」
「ああ、納得は言ってないが皇帝が認めた。待たせたな」
「……感謝する、何かあればいつでも手を貸そう」
《白鷺》で待機していたザレナダーラの元へ大河がザレナダーラは自由の身になったと報告し、ザレナダーラの肩の力が抜けるのが伝わった。
「自由に過ごせば良い」
「…そうだな、では、私は戻る。ありがとう、大河」
「ああ、ゆっくり過ごしてくれ」
ザレナダーラが笑みを浮べ手を差し出してくるので大河は手を出し握手を交わしザレナダーラはトラング達の家に身を寄せているフェマー達の元へ帰っていく、大河は連続殺人を追う為に裏街のテントへと向かった。
第032話 観光と買い物
「トラング殿達からカジノの景品を頼まれたので各自で購入して下さい。治安は良くない街ですが、珍しい物が多い場所です」
というタナトスからの話しにラジカと千歳は鍛冶屋に足を運び、コーカスは所用ががあると別行動を取りタナトスはチカとウォルゾガと一緒に買い物をしている。
「このナイフの刃細工がされていて綺麗だね、揃いで買おうかな」
「こちらの剣も良い物ですね」
「らっさい、これはうちで扱っている物にしちゃぁ良いモンさ」
鍛冶屋の中で2本で対の刃に細工が施された実用品というよりも装飾品寄りなナイフ、ラジカは剣を手に取ると鍛冶屋の店主が豪快に笑う。
「他にも珍しい物を扱う店はありますか?」
「そうだなー盗人がやってる店は面白いぞーこの奥の薄暗い路地裏にたまーに店を出してる」
「なるほど、行ってみます」
「おう、気に入った客に売る変わりモンの男さ」
千歳は盗人…泥棒が売る品って盗品なのに良いのかなと思えばラジカは特にその辺は気にせずに頷いて剣とナイフを購入し店を出て奥へと向かった。
「これはゴーレムですか」
「壊れちまったゴーレムだけどここは変な物が売れる国だから置いてる」
「なら、これ買おう」
「あと、この古いコイン貰う、それとおっちゃん、石像の噂とかねぇ?」
「お、おい、どこでそれを」
タナトスとチカが目を付けたのはごちゃごちゃした古物を扱う露店、タナトスが台に適当に置かれて埃を被ったゴーレムに目が行きウォルゾガが購入を決め、チカが古いコインをあるだけ購入し石像の事を訊ねれば店主は慌てて周囲の目を確認する。
「ちょっと、教えてよ。これで」
「こ、こんなに…俺が知っているのはさる貴族が買った石像だけだ、その石像を買った直後その貴族が死んだんだ」
「へぇ、どんな石像?」
「やけに良く出来た石像って事だ、おれぁ見てねーからな」
チカが10万ログを握らせれば店主が小さな声で石像の話しをする、当たりだろうとタナトスとチカはその石像の噂を仕入れる為に他の店に移動しつつ、千歳にラインを送った。
第31話 異界 《アユズラーグ》編 16幕 カレーと夜の散歩
「おかわり、パンとカレー全部」
カレーが出来上がりさっそく夕食を始める、イフタークがカレーを大層気に入ったようでナンもどきとご飯を交互にお代わりしカレーも3種類お代わりして喜んでいた。
「よく食べるなー辛くない?」
「からい?舌が熱い」
「ミルク飲みな」
「?熱いのが消えたな、ミルクもお代わり」
辛めのカレーに皆ミルクと水を飲みつつ食べ進めていく、イフタークは首を傾げつつ辛いという物がよく分らないがとにかく美味いと食べている。
「たくさん作ったけど、あっという間」
「いんじゃない、また作るし」
ノイズがあれだけ作ったカレーが無くなっていく様を眺め、懐記は明日はラーメンにでもしようかと煮卵とチャーシューとチャーハンにしようかと献立を考えつつ食後のデザートのミルクのアイスを振るまった。
「外神っち、散歩行くけどくる?」
「はい」
夜も更けた頃、各々自室に向かったり外で鍛錬をしたり……夜食を食べたり酒を飲んだりしている中、懐記が花の種を用意していた外神に声を掛け散歩がてら無人の街を散策していく。
「めぼしそうな物は大体回収した感じ」
「そうですね、国の大きさからしては店の数や品ぞろえは少ない感じがしました」
「戦争ばっかって言ってたし」
植物や店や屋敷等は大体収納に入れたので、ゆっくりと街を歩く、映画やドラマのセットの中に入り込んだような雰囲気だ。
「懐記さん、種の用意が出来ました。明日イシュターさんが背に乗せてくれるそうです」
「へぇ、いいんじゃない」
「はい…《アタラクシア》の花の種も《アストマーズ》の花の種も沢山用意しました」
「ありがと外神っち」
「いえ、懐記さんは優しいですね。僕は終わった世界に何の感情も抱きませんでした」
「まあね、ただのお礼。貰ってばっかってのも気が引けたから、神様も喜んでくれてたし」
「……はい」
何処か上の空の外神に懐記が顔を近づける、外神の夜よりも深い深淵の様な瞳を見つめ懐記は少し笑う。
「《アタラクシア》に戻りたい?」
「……やらなければならない事があります。けれど…」
「なに」
「こうして異界を旅していたい…貴方と」
「なら、両方すれば?外神っちなら出来るっしょ」
「はい…」
外神の中で何かが変わっていく、500年変わる事の無かった外神が少し変化した瞬間だった。
それは本人すら気付かない変化、懐記は受け入れる、それだけだ…また、いつかの夜のように一筋の星が流れていく、外神は懐記と眺める夜は星が誕生するだろうとそんな予感を抱いた…。
「ぱぱ!」
「ん?魔神皇か!?おーい」
駆けだしたグローリーに気付いた魔人の子どもが嬉しそうにはしゃぎ、遅れて魔人の傭兵の男がグローリーに向かって手を振る。
「ん……」
「あいたかったー」
「俺も…」
「悪かったな、魔神皇。俺はエディズだ」
「グローリーありがとう。みていてくれて」
子どもが駆け寄りグローリーが受け止める、エディズは気まずげに頭を掻き自己紹介をする。
「父さん」
「親父!」
「イザラ、イデア、会えた」
「にーに」
「迎えが来て良かったな!魔神皇、あんたに子どもを返す。俺は用があるから」
「その用多分、完了だぞ。あんたがいた傭兵集団のリーダーの治療は済んでるぞ」
「本当か!?無事なのか?」
「うん」
「そっかー良かった……」
イザラ達も追いつき子どもを託して目当ての物を入手しに行くと言えば、イザラが傭兵集団のリーダーが回復したと伝え身体中の力を抜いてホッした表情を浮べた。
カトゥーシュカ達も合流し、1度上でゆっくり話しをしようと持ち掛ければ子どもとグローリーがじっと下を見ていた。
「誰か…いる…?魔人?」
「ぱぱ、会いたいー」
「…うん」
「下にいる?けど…」
「よくわかんねーけど付き合うぜ」
子どもがグローリーの手を握り下に行きたいと言えばグローリーも頷く、イザラとイデアはその気配に首を傾げた。
「エディズさんですよね、リーダーの様子を確認しに1度戻ってはどうです?こちらはこのまま調査を続行しますから」
「あーそうだな、リーダーの治療ありがとう、リーダーの様子を確認したら俺もこっちに加わっても良いか?傭兵は辞める、他の魔人に会ったの初めてなんだ。嬉しくてさ…」
「いいよ、よろしく…」
アガニータの提案に頷き、エディズははにかみながら笑えばグローリーは頷いた。
第1階層を調べている詠斗達に頼み、エディズはリーダーの元へ戻りまたダンジョンに戻ってくると言い、子どもはグローリーやイザラ達と離れたくないようでそのまま調査に加わる事になった。
「ザレナ、話しは着いたフェマー達の元へ戻れる。《白鷺》経由でベルン達の家に」
「いいのか?本当に」
「ああ、納得は言ってないが皇帝が認めた。待たせたな」
「……感謝する、何かあればいつでも手を貸そう」
《白鷺》で待機していたザレナダーラの元へ大河がザレナダーラは自由の身になったと報告し、ザレナダーラの肩の力が抜けるのが伝わった。
「自由に過ごせば良い」
「…そうだな、では、私は戻る。ありがとう、大河」
「ああ、ゆっくり過ごしてくれ」
ザレナダーラが笑みを浮べ手を差し出してくるので大河は手を出し握手を交わしザレナダーラはトラング達の家に身を寄せているフェマー達の元へ帰っていく、大河は連続殺人を追う為に裏街のテントへと向かった。
第032話 観光と買い物
「トラング殿達からカジノの景品を頼まれたので各自で購入して下さい。治安は良くない街ですが、珍しい物が多い場所です」
というタナトスからの話しにラジカと千歳は鍛冶屋に足を運び、コーカスは所用ががあると別行動を取りタナトスはチカとウォルゾガと一緒に買い物をしている。
「このナイフの刃細工がされていて綺麗だね、揃いで買おうかな」
「こちらの剣も良い物ですね」
「らっさい、これはうちで扱っている物にしちゃぁ良いモンさ」
鍛冶屋の中で2本で対の刃に細工が施された実用品というよりも装飾品寄りなナイフ、ラジカは剣を手に取ると鍛冶屋の店主が豪快に笑う。
「他にも珍しい物を扱う店はありますか?」
「そうだなー盗人がやってる店は面白いぞーこの奥の薄暗い路地裏にたまーに店を出してる」
「なるほど、行ってみます」
「おう、気に入った客に売る変わりモンの男さ」
千歳は盗人…泥棒が売る品って盗品なのに良いのかなと思えばラジカは特にその辺は気にせずに頷いて剣とナイフを購入し店を出て奥へと向かった。
「これはゴーレムですか」
「壊れちまったゴーレムだけどここは変な物が売れる国だから置いてる」
「なら、これ買おう」
「あと、この古いコイン貰う、それとおっちゃん、石像の噂とかねぇ?」
「お、おい、どこでそれを」
タナトスとチカが目を付けたのはごちゃごちゃした古物を扱う露店、タナトスが台に適当に置かれて埃を被ったゴーレムに目が行きウォルゾガが購入を決め、チカが古いコインをあるだけ購入し石像の事を訊ねれば店主は慌てて周囲の目を確認する。
「ちょっと、教えてよ。これで」
「こ、こんなに…俺が知っているのはさる貴族が買った石像だけだ、その石像を買った直後その貴族が死んだんだ」
「へぇ、どんな石像?」
「やけに良く出来た石像って事だ、おれぁ見てねーからな」
チカが10万ログを握らせれば店主が小さな声で石像の話しをする、当たりだろうとタナトスとチカはその石像の噂を仕入れる為に他の店に移動しつつ、千歳にラインを送った。
第31話 異界 《アユズラーグ》編 16幕 カレーと夜の散歩
「おかわり、パンとカレー全部」
カレーが出来上がりさっそく夕食を始める、イフタークがカレーを大層気に入ったようでナンもどきとご飯を交互にお代わりしカレーも3種類お代わりして喜んでいた。
「よく食べるなー辛くない?」
「からい?舌が熱い」
「ミルク飲みな」
「?熱いのが消えたな、ミルクもお代わり」
辛めのカレーに皆ミルクと水を飲みつつ食べ進めていく、イフタークは首を傾げつつ辛いという物がよく分らないがとにかく美味いと食べている。
「たくさん作ったけど、あっという間」
「いんじゃない、また作るし」
ノイズがあれだけ作ったカレーが無くなっていく様を眺め、懐記は明日はラーメンにでもしようかと煮卵とチャーシューとチャーハンにしようかと献立を考えつつ食後のデザートのミルクのアイスを振るまった。
「外神っち、散歩行くけどくる?」
「はい」
夜も更けた頃、各々自室に向かったり外で鍛錬をしたり……夜食を食べたり酒を飲んだりしている中、懐記が花の種を用意していた外神に声を掛け散歩がてら無人の街を散策していく。
「めぼしそうな物は大体回収した感じ」
「そうですね、国の大きさからしては店の数や品ぞろえは少ない感じがしました」
「戦争ばっかって言ってたし」
植物や店や屋敷等は大体収納に入れたので、ゆっくりと街を歩く、映画やドラマのセットの中に入り込んだような雰囲気だ。
「懐記さん、種の用意が出来ました。明日イシュターさんが背に乗せてくれるそうです」
「へぇ、いいんじゃない」
「はい…《アタラクシア》の花の種も《アストマーズ》の花の種も沢山用意しました」
「ありがと外神っち」
「いえ、懐記さんは優しいですね。僕は終わった世界に何の感情も抱きませんでした」
「まあね、ただのお礼。貰ってばっかってのも気が引けたから、神様も喜んでくれてたし」
「……はい」
何処か上の空の外神に懐記が顔を近づける、外神の夜よりも深い深淵の様な瞳を見つめ懐記は少し笑う。
「《アタラクシア》に戻りたい?」
「……やらなければならない事があります。けれど…」
「なに」
「こうして異界を旅していたい…貴方と」
「なら、両方すれば?外神っちなら出来るっしょ」
「はい…」
外神の中で何かが変わっていく、500年変わる事の無かった外神が少し変化した瞬間だった。
それは本人すら気付かない変化、懐記は受け入れる、それだけだ…また、いつかの夜のように一筋の星が流れていく、外神は懐記と眺める夜は星が誕生するだろうとそんな予感を抱いた…。
0
お気に入りに追加
294
あなたにおすすめの小説
元万能技術者の冒険者にして釣り人な日々
於田縫紀
ファンタジー
俺は神殿技術者だったが過労死して転生。そして冒険者となった日の夜に記憶や技能・魔法を取り戻した。しかしかつて持っていた能力や魔法の他に、釣りに必要だと神が判断した様々な技能や魔法がおまけされていた。
今世はこれらを利用してのんびり釣り、最小限に仕事をしようと思ったのだが……
(タイトルは異なりますが、カクヨム投稿中の『何でも作れる元神殿技術者の冒険者にして釣り人な日々』と同じお話です。更新が追いつくまでは毎日更新、追いついた後は隔日更新となります)
勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!
よっしぃ
ファンタジー
9月11日、12日、ファンタジー部門2位達成中です!
僕はもうすぐ25歳になる常山 順平 24歳。
つねやま じゅんぺいと読む。
何処にでもいる普通のサラリーマン。
仕事帰りの電車で、吊革に捕まりうつらうつらしていると・・・・
突然気分が悪くなり、倒れそうになる。
周りを見ると、周りの人々もどんどん倒れている。明らかな異常事態。
何が起こったか分からないまま、気を失う。
気が付けば電車ではなく、どこかの建物。
周りにも人が倒れている。
僕と同じようなリーマンから、数人の女子高生や男子学生、仕事帰りの若い女性や、定年近いおっさんとか。
気が付けば誰かがしゃべってる。
どうやらよくある勇者召喚とやらが行われ、たまたま僕は異世界転移に巻き込まれたようだ。
そして・・・・帰るには、魔王を倒してもらう必要がある・・・・と。
想定外の人数がやって来たらしく、渡すギフト・・・・スキルらしいけど、それも数が限られていて、勇者として召喚した人以外、つまり巻き込まれて転移したその他大勢は、1人1つのギフト?スキルを。あとは支度金と装備一式を渡されるらしい。
どうしても無理な人は、戻ってきたら面倒を見ると。
一方的だが、日本に戻るには、勇者が魔王を倒すしかなく、それを待つのもよし、自ら勇者に協力するもよし・・・・
ですが、ここで問題が。
スキルやギフトにはそれぞれランク、格、強さがバラバラで・・・・
より良いスキルは早い者勝ち。
我も我もと群がる人々。
そんな中突き飛ばされて倒れる1人の女性が。
僕はその女性を助け・・・同じように突き飛ばされ、またもや気を失う。
気が付けば2人だけになっていて・・・・
スキルも2つしか残っていない。
一つは鑑定。
もう一つは家事全般。
両方とも微妙だ・・・・
彼女の名は才村 友郁
さいむら ゆか。 23歳。
今年社会人になりたて。
取り残された2人が、すったもんだで生き残り、最終的には成り上がるお話。
やさしい異世界転移
みなと
ファンタジー
妹の誕生日ケーキを買いに行く最中 謎の声に導かれて異世界へと転移してしまった主人公
神洞 優斗。
彼が転移した世界は魔法が発達しているファンタジーの世界だった!
元の世界に帰るまでの間優斗は学園に通い平穏に過ごす事にしたのだが……?
この時の優斗は気付いていなかったのだ。
己の……いや"ユウト"としての逃れられない定めがすぐ近くまで来ている事に。
この物語は 優斗がこの世界で仲間と出会い、共に様々な困難に立ち向かい希望 絶望 別れ 後悔しながらも進み続けて、英雄になって誰かに希望を託すストーリーである。
リリゼットの学園生活 〜 聖魔法?我が家では誰でも使えますよ?
あくの
ファンタジー
15になって領地の修道院から王立ディアーヌ学園、通称『学園』に通うことになったリリゼット。
加護細工の家系のドルバック伯爵家の娘として他家の令嬢達と交流開始するも世間知らずのリリゼットは令嬢との会話についていけない。
また姉と婚約者の破天荒な行動からリリゼットも同じなのかと学園の男子生徒が近寄ってくる。
長女気質のダンテス公爵家の長女リーゼはそんなリリゼットの危うさを危惧しており…。
リリゼットは楽しい学園生活を全うできるのか?!
異世界でお取り寄せ生活
マーチ・メイ
ファンタジー
異世界の魔力不足を補うため、年に数人が魔法を貰い渡り人として渡っていく、そんな世界である日、日本で普通に働いていた橋沼桜が選ばれた。
突然のことに驚く桜だったが、魔法を貰えると知りすぐさま快諾。
貰った魔法は、昔食べて美味しかったチョコレートをまた食べたいがためのお取り寄せ魔法。
意気揚々と異世界へ旅立ち、そして桜の異世界生活が始まる。
貰った魔法を満喫しつつ、異世界で知り合った人達と緩く、のんびりと異世界生活を楽しんでいたら、取り寄せ魔法でとんでもないことが起こり……!?
そんな感じの話です。
のんびり緩い話が好きな人向け、恋愛要素は皆無です。
※小説家になろう、カクヨムでも同時掲載しております。
異世界転移しましたが、面倒事に巻き込まれそうな予感しかしないので早めに逃げ出す事にします。
sou
ファンタジー
蕪木高等学校3年1組の生徒40名は突如眩い光に包まれた。
目が覚めた彼らは異世界転移し見知らぬ国、リスランダ王国へと転移していたのだ。
「勇者たちよ…この国を救ってくれ…えっ!一人いなくなった?どこに?」
これは、面倒事を予感した主人公がいち早く逃げ出し、平穏な暮らしを目指す物語。
なろう、カクヨムにも同作を投稿しています。
はずれスキル『本日一粒万倍日』で金も魔法も作物もなんでも一万倍 ~はぐれサラリーマンのスキル頼みな異世界満喫日記~
緋色優希
ファンタジー
勇者召喚に巻き込まれて異世界へやってきたサラリーマン麦野一穂(むぎのかずほ)。得たスキルは屑(ランクレス)スキルの『本日一粒万倍日』。あまりの内容に爆笑され、同じように召喚に巻き込まれてきた連中にも馬鹿にされ、一人だけ何一つ持たされず荒城にそのまま置き去りにされた。ある物と言えば、水の樽といくらかの焼き締めパン。どうする事もできずに途方に暮れたが、スキルを唱えたら水樽が一万個に増えてしまった。また城で見つけた、たった一枚の銀貨も、なんと銀貨一万枚になった。どうやら、あれこれと一万倍にしてくれる不思議なスキルらしい。こんな世界で王様の助けもなく、たった一人どうやって生きたらいいのか。だが開き直った彼は『住めば都』とばかりに、スキル頼みでこの異世界での生活を思いっきり楽しむ事に決めたのだった。
30代社畜の私が1ヶ月後に異世界転生するらしい。
ひさまま
ファンタジー
前世で搾取されまくりだった私。
魂の休養のため、地球に転生したが、地球でも今世も搾取されまくりのため魂の消滅の危機らしい。
とある理由から元の世界に戻るように言われ、マジックバックを自称神様から頂いたよ。
これで地球で買ったものを持ち込めるとのこと。やっぱり夢ではないらしい。
取り敢えず、明日は退職届けを出そう。
目指せ、快適異世界生活。
ぽちぽち更新します。
作者、うっかりなのでこれも買わないと!というのがあれば教えて下さい。
脳内の空想を、つらつら書いているのでお目汚しな際はごめんなさい。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる