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第014部 君分かれる事なかれ/君離れる事なかれ
第097話 真夜中の上映会/第97話 真夜中の上映会
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第097話 真夜中の上映会
子ども達はテントの中で眠る真夜中、4作目は所謂サスペンス映画、静かで盛り上がりは無いが犯人とそれを追う男の駆け引きの物語、大人達はそれに魅入っていた。
「犯人ねぇ、おれはそれよか食いもんとか建物とか服とかきになっけど」
「この話は犯人を見つけるのではなく、その過程を見るものでは?」
「そうだな、よく出来ている物語だよな。主人公は知りたいんだろ?どうして殺したのか」
「暗めの話しだ、子ども達は退屈になるかも、この時間にやって正解だな」
「色々考えられていますね、登場人物の思惑や感情が伝わってきます」
《ウワムス王国》図書館の庭でテントを置き椅子とテーブルを並べ、酒やつまみやお菓子を並べて宙に浮かぶ画像の映画を、グステナ、メンルェトとアコミア、キッフとヒスンスの面子で鑑賞していた。
オジカトとエスティアに魔人こ子ども達はテントで眠っている、アニメにはしゃいで疲れたようだ。
明日も皇国で祭りの最終日を楽しむので早めに休む、グステナは欠伸を噛み殺しメンルェト達は映画を考察しつつ酒を楽しんだ。
「感謝する…」
「ん?何を」
「フェマー様やエンエ、私を受け入れてくれて」
「悪い人って感じでは無いですし」
「そうだよー」
舵やベルン達の合同テントの中、はしゃいで疲れて寝てしまったフェマーとエンエを見つめ、ザレナダーラは礼を言う、分け合って異界渡りを行い《アタラクシア》に来た、死んでも良かったのだ朽ちて果てても良かった…逃げて自分は異界で朽ちるのが合っていると、そう思い来たザレナダーラだが主を見つけた、幼い少年だ、無垢で真っ直ぐで狂気的なスキルを持ち合わせた少年、彼に真の幸福は訪れないだろうと思っていた。
テンテストや舵が眠る子ども達に優し気に笑い、ザレナダーラにも同じ笑みを向ける、夜はもう深い子どもも大人も寝る時間だと舵は柔らかく笑い、ザレナダーラはああ…と小さく呟いた…。
「静かな海だ…」
「夜はこんな物さ」
「落ち着くだろう?」
「そうだな」
《島船》は深淵のような海に漂う、ラヴィトリもオーケスもこの時間がを気に入っている、鬼人族のアトリは窓から見える昏い海を眺め膝に乗る動物達を撫でている、祭りでラヴィトリやオーケスが日中皇国に呼ばれ診療所を設けている中、アトリは《島船》で過ごす、遠隔で蒐集家の講義を受け薬や薬草を学び彼らの手伝いを行う、平和で長閑な日々、自分には不釣り合いの場所にいると思いながらも、行く場所などもない、恩を返せればと思い学び始めた薬は思いの外自分の性に合っていたとぼんやり思っていた。
「さ、明日は明日で早いからな」
「そろそろ休むとしよう、おやすみ」
「ああ…」
オーケスもラヴィトリも引き上げアトリも寝ている動物達をそっと抱えて部屋に向かう、いつも適当に彼らがやってきて好き勝手寝ている、慣れた生き物は温かい…。
第97話 真夜中の上映会
「なんか苦手だなー怪しい奴は片っ端からボコっていけばいいだろ」
《アストマーズ》の会議室、天使も悪魔も人も明日の為に引き上げ残ったのはいつもの面子、サスペンス映画の丁寧な描写にフォンは口を尖らせた。
「こういうのはきちんと順序立てていくもんでしょ?懐記?」
「そうね、それが話の本筋。どうして事件を起こしたのか動機を丁寧に描いてていんじゃない」
フェシェスタが言えば懐記も頷く、そろそろクライマックス、懐記は映画を丁寧に観て行く、外神はお茶を飲みながら次の少しホラー要素がある日本で原作小説を読んだ事があるので期待していた。
「外神達の世界はこんな建物とか食べ物とか仕組みがあって面白いなー」
『実に興味深い、魔法はないから科学と言う物が発展したのか、それもまた魔法みたいな物だな』
「かもね、魔法が無い分便利な物を自分達で考えて作っていっているから魔法みたなもんかもね」
「魔法があるからそこで発展が止まる、それ以上は必要ないと決めつける…だが皇国は動いた変わって行くだろう…」
チェカとウズラは異世界、日本の文化に興味津々で熱心に観ている、外神も懐記も画面越しの郷に特に感慨はない、有名な場所、行ったこともある場所が映ったとてああ、あったな程度の感情しかない。
イシュターが板チョコを齧りながら映画を眺める、《アタラクシア》は停滞していた人もドラゴンも動物も、魔王も…だが異界人が来たお陰で進む、良いか悪いかはまだイシュターには解らないが楽しさが増えた、異界も面白い、その代償に新たな種へと転じても安い物だとイシュターは笑う、飢えていたのだ停滞に退屈に眠りに…そんなイシュターを見つめジラは笑って酒を注ぐ、イシュターはそれを飲み干し画面越しに犯人が泣きながら事情を訴えている光景を観る、人殺しは人殺し、物語は物語…今度日本の小説を読んでみようか、綺麗な話しでも醜い話しでも良い…。
「俺はそろそろ休むよー《ホローリングレース》の手伝いをするし」
「俺もー仕事仕事」
「僕も」
ギーギスは立ち上がナチェもノイズもそれに続く、仕事が好きで明日の《ホローリングレース》も楽しみにしている面々だ。
懐記と外神は最後まで映画を楽しみ、他愛もない話しを続けた…。
子ども達はテントの中で眠る真夜中、4作目は所謂サスペンス映画、静かで盛り上がりは無いが犯人とそれを追う男の駆け引きの物語、大人達はそれに魅入っていた。
「犯人ねぇ、おれはそれよか食いもんとか建物とか服とかきになっけど」
「この話は犯人を見つけるのではなく、その過程を見るものでは?」
「そうだな、よく出来ている物語だよな。主人公は知りたいんだろ?どうして殺したのか」
「暗めの話しだ、子ども達は退屈になるかも、この時間にやって正解だな」
「色々考えられていますね、登場人物の思惑や感情が伝わってきます」
《ウワムス王国》図書館の庭でテントを置き椅子とテーブルを並べ、酒やつまみやお菓子を並べて宙に浮かぶ画像の映画を、グステナ、メンルェトとアコミア、キッフとヒスンスの面子で鑑賞していた。
オジカトとエスティアに魔人こ子ども達はテントで眠っている、アニメにはしゃいで疲れたようだ。
明日も皇国で祭りの最終日を楽しむので早めに休む、グステナは欠伸を噛み殺しメンルェト達は映画を考察しつつ酒を楽しんだ。
「感謝する…」
「ん?何を」
「フェマー様やエンエ、私を受け入れてくれて」
「悪い人って感じでは無いですし」
「そうだよー」
舵やベルン達の合同テントの中、はしゃいで疲れて寝てしまったフェマーとエンエを見つめ、ザレナダーラは礼を言う、分け合って異界渡りを行い《アタラクシア》に来た、死んでも良かったのだ朽ちて果てても良かった…逃げて自分は異界で朽ちるのが合っていると、そう思い来たザレナダーラだが主を見つけた、幼い少年だ、無垢で真っ直ぐで狂気的なスキルを持ち合わせた少年、彼に真の幸福は訪れないだろうと思っていた。
テンテストや舵が眠る子ども達に優し気に笑い、ザレナダーラにも同じ笑みを向ける、夜はもう深い子どもも大人も寝る時間だと舵は柔らかく笑い、ザレナダーラはああ…と小さく呟いた…。
「静かな海だ…」
「夜はこんな物さ」
「落ち着くだろう?」
「そうだな」
《島船》は深淵のような海に漂う、ラヴィトリもオーケスもこの時間がを気に入っている、鬼人族のアトリは窓から見える昏い海を眺め膝に乗る動物達を撫でている、祭りでラヴィトリやオーケスが日中皇国に呼ばれ診療所を設けている中、アトリは《島船》で過ごす、遠隔で蒐集家の講義を受け薬や薬草を学び彼らの手伝いを行う、平和で長閑な日々、自分には不釣り合いの場所にいると思いながらも、行く場所などもない、恩を返せればと思い学び始めた薬は思いの外自分の性に合っていたとぼんやり思っていた。
「さ、明日は明日で早いからな」
「そろそろ休むとしよう、おやすみ」
「ああ…」
オーケスもラヴィトリも引き上げアトリも寝ている動物達をそっと抱えて部屋に向かう、いつも適当に彼らがやってきて好き勝手寝ている、慣れた生き物は温かい…。
第97話 真夜中の上映会
「なんか苦手だなー怪しい奴は片っ端からボコっていけばいいだろ」
《アストマーズ》の会議室、天使も悪魔も人も明日の為に引き上げ残ったのはいつもの面子、サスペンス映画の丁寧な描写にフォンは口を尖らせた。
「こういうのはきちんと順序立てていくもんでしょ?懐記?」
「そうね、それが話の本筋。どうして事件を起こしたのか動機を丁寧に描いてていんじゃない」
フェシェスタが言えば懐記も頷く、そろそろクライマックス、懐記は映画を丁寧に観て行く、外神はお茶を飲みながら次の少しホラー要素がある日本で原作小説を読んだ事があるので期待していた。
「外神達の世界はこんな建物とか食べ物とか仕組みがあって面白いなー」
『実に興味深い、魔法はないから科学と言う物が発展したのか、それもまた魔法みたいな物だな』
「かもね、魔法が無い分便利な物を自分達で考えて作っていっているから魔法みたなもんかもね」
「魔法があるからそこで発展が止まる、それ以上は必要ないと決めつける…だが皇国は動いた変わって行くだろう…」
チェカとウズラは異世界、日本の文化に興味津々で熱心に観ている、外神も懐記も画面越しの郷に特に感慨はない、有名な場所、行ったこともある場所が映ったとてああ、あったな程度の感情しかない。
イシュターが板チョコを齧りながら映画を眺める、《アタラクシア》は停滞していた人もドラゴンも動物も、魔王も…だが異界人が来たお陰で進む、良いか悪いかはまだイシュターには解らないが楽しさが増えた、異界も面白い、その代償に新たな種へと転じても安い物だとイシュターは笑う、飢えていたのだ停滞に退屈に眠りに…そんなイシュターを見つめジラは笑って酒を注ぐ、イシュターはそれを飲み干し画面越しに犯人が泣きながら事情を訴えている光景を観る、人殺しは人殺し、物語は物語…今度日本の小説を読んでみようか、綺麗な話しでも醜い話しでも良い…。
「俺はそろそろ休むよー《ホローリングレース》の手伝いをするし」
「俺もー仕事仕事」
「僕も」
ギーギスは立ち上がナチェもノイズもそれに続く、仕事が好きで明日の《ホローリングレース》も楽しみにしている面々だ。
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