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第014部 君分かれる事なかれ/君離れる事なかれ
第069話 公園とチカ/第69話 《ホローリングレース》危機
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第069話 公園とチカ
「ここが公園てやつ?静かじゃん」
「そうだよーここで遊んだりするんだ、みんな今は教室にいる」
「ここにも時計塔造るんだぞ、皇国よりも小さいのをな」
「管理人は俺達」
グローリー宅で朝食を終え、イザラとイデアとオベリスカがチカに公園を見せたいと言うので詠斗達と分かれ空をベビーカーに乗せた晴海も合流し公園を散策する、風と木陰が気持ち良い、この時間子ども達は教室にいるのでいるのはお年寄りやゴーレム達がのんびり過ごしている。
今はアスレチックと池を造ってきゅーのボートを造る予定だ、イザラが案内しながら説明をしていく、チカは笑みを浮かべている、気に入ったらしい晴海はこうやって見るとタナトスの兄弟には見えるが同一人物かと言われるが首を傾げる、雰囲気が違うな自分も大人にもしなれたとしたら今の自分とかけ離れていくのだろうかと思う、空がぐずりベビーカーを細かく揺らす、ベビーカーに取り付けて貰ったネスのハル達のぬいぐるみが揺れて空が喜ぶ。
「ひろ」
「そうですね、今後は屋内でも遊べる建物も造るんですよね」
「うん、後おやつの店も出す」
「おやつ?へえ食いもんか」
「屋台みたいなの出すんだよ、あ、皇国の祭俺達で店出そうぜ」
公園を一周し入口に戻りオベリスカが言えばイザラがおやつの店を出すと言えば、チカがおやつという単語に腹が減ったと言い晴海が収納からパンを渡す、イデアが皇国の祭に自分達でおやつの店を出そうと晴海とイザラも頷いた。
「おやつなら食べやすいクレープはどうかな、食べ歩き出来るよ」
『くれーぷ?』
晴海が提案しイザラ達が首を傾げ晴海が説明し、空が青い空を見つめ欠伸1つしうとうと目を閉じた…。
「アテシはフルーツ飴を売るのよ~」
「素敵、僕も手伝うからね。ラダカちゃん」
「じゃ、俺達は皇国でフルーツ飴を売るか。収納袋を持って皆が帰ってきたら果物を収穫にしに行くか」
グローリー宅、今日はグローリーが子ども達を教室に連れて行き残った、ラダカとカーテスとウォルゾガが皇国の祭典で出す物が決まり後で果物を沢山収穫しに行こうと決めた。
「色も付けるのよー沢山作るのよ~」
「そうだね!」
カーテスがうんうんと頷くウォルゾガがお茶を出しながら、話しに花を咲かせた。
「でね、詠斗さん達と揚げ物やをやるけど僕達もお店を出店するじゃない、食べ物のお店も出したいんだけどどうかな」
「いいね!でも何にする?」
「そうですね…そうだ!お花の砂糖漬けはどうです?」
「いいかも!お花沢山咲いているからどうです?」
「うん、綺麗だし美味しいし。ならお花の砂糖漬けを入れたお茶も売ろうかな」
「それいいです!素敵!」
率のお店の開店前の準備を行う合間に率が皇国で出店する店の内容について話し合う、最近は趣味でチナスやエピシュが育てて店に飾っている花が増えすぎているのそれを使って砂糖漬けにしお茶を販売する事にし、店の開店まで話しを進めた。
「あん?店ぇ?めんど」
「そんな事言うなよ、なんかやろうぜ、な、カイム、テーデ」
「俺も?さっきイザラからメッセージ来たからそっち手伝う」
「えー」
ブックカフェでカイムが日本の漫画を読みながら、皇国で出店しようと誘うヤハネに横目で見てまた漫画に視線を戻す、テーデはカウンターで首を振る。
「ヴィッセも誘うし」
「じゃ、楽なの」
「楽かぁ、詠斗達に聞いてみるよ」
「んー」
とまあ、非常に気だるげな感じのカイムとやる気満々なヤハネが詠斗にラインを送って楽な店?を出す事に決めた。
第69話 《ホローリングレース》危機
「ラグージェとジュカ以外は操者を降りるとはの、ラグージェが赦さんと謂っているだろう?《ホローリングレース》は退屈とラグージェの為にあるものじゃ」
《強羅城》の玉座で耀帝が鷹揚に頷く、下からの報告に来るべき時が来たかと耀帝も燕碑も然程驚く事もない、遅かれ早かれこうなる事は分っていたといった感じだ。
「しかし天帝、現在ラグージェの両親は…」
「片方には会わせられる、時期ではないがラグージェも真実を理解すべき時が来たというわけじゃ」
燕碑の言い難い言葉の先を耀帝が続ける、異界の者達が此処を訪れた今この《アストマーズ》の変革の刻が来たという合図でもあったのだろう。
「《天魔会議》を開く《ホローリングレース》の終幕とするか否か決めるとしよう」
「は」
燕碑が頷き恭しく頭を下げる、第三妃はその様を無感情に控えた場所で見ていた…。
「これは?」
「卵木(らんもく)です、天上界の卵ですね。そのまま食べるとあまいです、殻ごと食べられますし割っても食べられます」
「すごいですね、増やしてナイルさん達の所へ送ります」
「うわ、なんか不思議な感じだ。美味いけど」
「ぐにぐにする…」
買い物を済ませ戻れば識から天使達がオフィスビルで待っていると言うので訪れれば、1階のネコ達の広場で白い木に沢山卵が成った植物を3本用意して待っていた、ジラやイシュターフォン達が先に食べて見ればなんとも複雑そうな食感に懐記達もまず殻ごと食べてみる事にした、ネコ達も《アタラクシア》の神々も欲しがっているので1本贈呈しネコ達にも問題ないとのことなので渡していく。
「これ、なんだっけあれに似てる、お菓子の」
「ギモーヴですね、マシュマロに似ています。割ってみましょう……白いですね黄身も」
「焼いてみる?」
「懐記様外神様、プリンに使えそうですか?」
殻ごと食べた外神と懐記の感想はあまりなじみは無いが食べたことのあるマシュマロに似た食感のギモーヴを連想させ、割ってみれば真っ白な卵で天使達はプリンに使えるかどうか心配そうにしていた。
「やってみよ」
『はい!』
味は薄い卵といった感じで面白い、懐記はやってみようと卵を収穫し外神は木を増やして《アタラクシア》へ送って貰う事にした。
「ここが公園てやつ?静かじゃん」
「そうだよーここで遊んだりするんだ、みんな今は教室にいる」
「ここにも時計塔造るんだぞ、皇国よりも小さいのをな」
「管理人は俺達」
グローリー宅で朝食を終え、イザラとイデアとオベリスカがチカに公園を見せたいと言うので詠斗達と分かれ空をベビーカーに乗せた晴海も合流し公園を散策する、風と木陰が気持ち良い、この時間子ども達は教室にいるのでいるのはお年寄りやゴーレム達がのんびり過ごしている。
今はアスレチックと池を造ってきゅーのボートを造る予定だ、イザラが案内しながら説明をしていく、チカは笑みを浮かべている、気に入ったらしい晴海はこうやって見るとタナトスの兄弟には見えるが同一人物かと言われるが首を傾げる、雰囲気が違うな自分も大人にもしなれたとしたら今の自分とかけ離れていくのだろうかと思う、空がぐずりベビーカーを細かく揺らす、ベビーカーに取り付けて貰ったネスのハル達のぬいぐるみが揺れて空が喜ぶ。
「ひろ」
「そうですね、今後は屋内でも遊べる建物も造るんですよね」
「うん、後おやつの店も出す」
「おやつ?へえ食いもんか」
「屋台みたいなの出すんだよ、あ、皇国の祭俺達で店出そうぜ」
公園を一周し入口に戻りオベリスカが言えばイザラがおやつの店を出すと言えば、チカがおやつという単語に腹が減ったと言い晴海が収納からパンを渡す、イデアが皇国の祭に自分達でおやつの店を出そうと晴海とイザラも頷いた。
「おやつなら食べやすいクレープはどうかな、食べ歩き出来るよ」
『くれーぷ?』
晴海が提案しイザラ達が首を傾げ晴海が説明し、空が青い空を見つめ欠伸1つしうとうと目を閉じた…。
「アテシはフルーツ飴を売るのよ~」
「素敵、僕も手伝うからね。ラダカちゃん」
「じゃ、俺達は皇国でフルーツ飴を売るか。収納袋を持って皆が帰ってきたら果物を収穫にしに行くか」
グローリー宅、今日はグローリーが子ども達を教室に連れて行き残った、ラダカとカーテスとウォルゾガが皇国の祭典で出す物が決まり後で果物を沢山収穫しに行こうと決めた。
「色も付けるのよー沢山作るのよ~」
「そうだね!」
カーテスがうんうんと頷くウォルゾガがお茶を出しながら、話しに花を咲かせた。
「でね、詠斗さん達と揚げ物やをやるけど僕達もお店を出店するじゃない、食べ物のお店も出したいんだけどどうかな」
「いいね!でも何にする?」
「そうですね…そうだ!お花の砂糖漬けはどうです?」
「いいかも!お花沢山咲いているからどうです?」
「うん、綺麗だし美味しいし。ならお花の砂糖漬けを入れたお茶も売ろうかな」
「それいいです!素敵!」
率のお店の開店前の準備を行う合間に率が皇国で出店する店の内容について話し合う、最近は趣味でチナスやエピシュが育てて店に飾っている花が増えすぎているのそれを使って砂糖漬けにしお茶を販売する事にし、店の開店まで話しを進めた。
「あん?店ぇ?めんど」
「そんな事言うなよ、なんかやろうぜ、な、カイム、テーデ」
「俺も?さっきイザラからメッセージ来たからそっち手伝う」
「えー」
ブックカフェでカイムが日本の漫画を読みながら、皇国で出店しようと誘うヤハネに横目で見てまた漫画に視線を戻す、テーデはカウンターで首を振る。
「ヴィッセも誘うし」
「じゃ、楽なの」
「楽かぁ、詠斗達に聞いてみるよ」
「んー」
とまあ、非常に気だるげな感じのカイムとやる気満々なヤハネが詠斗にラインを送って楽な店?を出す事に決めた。
第69話 《ホローリングレース》危機
「ラグージェとジュカ以外は操者を降りるとはの、ラグージェが赦さんと謂っているだろう?《ホローリングレース》は退屈とラグージェの為にあるものじゃ」
《強羅城》の玉座で耀帝が鷹揚に頷く、下からの報告に来るべき時が来たかと耀帝も燕碑も然程驚く事もない、遅かれ早かれこうなる事は分っていたといった感じだ。
「しかし天帝、現在ラグージェの両親は…」
「片方には会わせられる、時期ではないがラグージェも真実を理解すべき時が来たというわけじゃ」
燕碑の言い難い言葉の先を耀帝が続ける、異界の者達が此処を訪れた今この《アストマーズ》の変革の刻が来たという合図でもあったのだろう。
「《天魔会議》を開く《ホローリングレース》の終幕とするか否か決めるとしよう」
「は」
燕碑が頷き恭しく頭を下げる、第三妃はその様を無感情に控えた場所で見ていた…。
「これは?」
「卵木(らんもく)です、天上界の卵ですね。そのまま食べるとあまいです、殻ごと食べられますし割っても食べられます」
「すごいですね、増やしてナイルさん達の所へ送ります」
「うわ、なんか不思議な感じだ。美味いけど」
「ぐにぐにする…」
買い物を済ませ戻れば識から天使達がオフィスビルで待っていると言うので訪れれば、1階のネコ達の広場で白い木に沢山卵が成った植物を3本用意して待っていた、ジラやイシュターフォン達が先に食べて見ればなんとも複雑そうな食感に懐記達もまず殻ごと食べてみる事にした、ネコ達も《アタラクシア》の神々も欲しがっているので1本贈呈しネコ達にも問題ないとのことなので渡していく。
「これ、なんだっけあれに似てる、お菓子の」
「ギモーヴですね、マシュマロに似ています。割ってみましょう……白いですね黄身も」
「焼いてみる?」
「懐記様外神様、プリンに使えそうですか?」
殻ごと食べた外神と懐記の感想はあまりなじみは無いが食べたことのあるマシュマロに似た食感のギモーヴを連想させ、割ってみれば真っ白な卵で天使達はプリンに使えるかどうか心配そうにしていた。
「やってみよ」
『はい!』
味は薄い卵といった感じで面白い、懐記はやってみようと卵を収穫し外神は木を増やして《アタラクシア》へ送って貰う事にした。
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