669 / 807
第014部 君分かれる事なかれ/君離れる事なかれ
第049話 それぞれの休日1/第49話 風呂
しおりを挟む
第049話 それぞれの休日
詠斗の休日
「ナイルさん!」
「詠斗さん!おかえりなさい!すみません…お迎えに行けなくて…夜に皆さんに会いにいきますね」
「ただいま!しばらくはここにいるから平気だよ」
「…また行ってしまうんですね…」
「うん、でも今度は《ガルディア》に飛行船を繋げてくれるって蒐集家さんが行っていたから、いつでも会えるよ」
「それは嬉しいです、沢山おやつ作りますね。本日はみんなでフルーツ飴作りです。専門店を作りたいという方達と試作をします」
「ん…くれ」
「今から作るんですよ、チグリス」
「なら、手伝いをしないとね、いこ、チグリス」
《龍皇国》の料理教室で理事に就任したナイルが詠斗とチグリスを出迎えてくれる、綺麗に手入れされた厨房は調理学校の様に各台にコンロとオーブンとシンクと調理スペースが配置され、本日の課題の準備が行われていた。
この建物の中に料理ギルドが造られカイネとバルタルもまた忙しなく働いているようで、後で顔を出しに行こうかと思いつつ詠斗に食べ物をねだるチグリスにおにぎりを渡して詠斗達も手伝いを行なった。
大河の休日
柔らかな音楽が心地よく読書を邪魔しない程度に流れるブックカフェのカウンターの端で大河は静かに本を読むページを捲る、周囲の客達も静かに茶と読書を楽しんでいた。
『お茶の追加と干した果物と木の実の追加をどうぞ』
「ああ、ありがとう」
「大河達が教えてくれたこのカップ、良いな零れる心配が無いし」
カウンター越しに大河に蓋つきの冷めにくく保温も出来る蓋つきのタンブラーに紅茶を入れた物と、手が汚れにくい干し果物と木の実を皿に盛って置いてくれ、その隣で黒いエプロンを付けたテーデが他の客の飲み物を準備しつつタンブラーを眺めた。
「ああ、便利な物だな。倒したりしても中身は少し零れる程度だからな、保存魔法が掛けられていても焦る」
「分かる、このタンブラーも良く売れているよ。ドリィーガンのおっちゃんとかが張り切ってる」
「良い事だ」
テーデも客が落ち着き読書の続きを行う、最近はグッズも置くようになり栞や借りた本を入れる丈夫なトートバッグとタンブラーが人気商品で《ズィーガー商会》から卸されている。
大河はこの世界の作家が書いた『英雄王』という本(ジラの話し)を読み、テーデは大河の所有している日本のファンタジー小説を読んでいる。
『アコミアさんのお店も隣に出来るようで楽しみですね』
「そうだな、これでもっと本が身近になる」
『はい』
ブックカフェの隣で今日からアコミアがキッフやゴーレム達に手伝って貰い製本屋を造る、後で様子を見にいくつもりだがアコミアから本を幾つか借りたのでそれを読むのも楽しみだと、大河は読書に没頭した…。
率の休日
「気持ちいいねー」
「うん!お肌すべすべ」
「眠くなりそう……」
「みなさん、冷たい飲み物はどうです?」
「ゴーレムさん達がくれたんです!」
「もらう、ありがとう…エピシュ」
「ありがと、キートお兄ちゃん」
《ホウラク》の大浴場の1つをロックスから借りた率達、広い湯船に浸かって皆気持ちよさそうに過ごす、エピシュとキートがゴーレム達から良く冷えた果実水を貰い手渡ししていく、チャスとカヌイはウトウト気持ちよさそうにし、チナスは足湯に浸かり飲み物を受け取る。
「この後はどうするの?率ちゃん」
「ふふ…ゴーレムちゃん達の焼き肉屋予約してます!食べたらまたお風呂入って部屋も取ってるよ!」
『やったー!』
率が笑い声と共に胸を張ればエツィア達から歓声が上がる、完全予約制となり常に満員御礼の焼き肉屋に色めきだった。
「わ!僕楽しみです!」
「本当においしいよ!」
サニートがはしゃげばキートも味を思い出してうっとりしている、泊る部屋もロックスが特別に造ったばかりのスイートルームを使ってねと言われていて、夜食の準備もばっちり出来ているので率は内心皆を驚かせようと目論んでいた…
第49話 風呂
「薬草風呂と花の風呂と果物の風呂と後は日替わり風呂ですね…」
「で、外にも囲い作って風呂を置いて、天使のみんなの固定の個室を用意してそこで身体を洗うわけね。おけ」
『個室は私が造ります』
『私は身の回りの物を用意するわよ~タオルとかシャンプーと美容液も置いておこうかしら~』
『私は植物を鑑賞できる温室風呂を造りましょう』
オフィスビルの上階の2フロア分を使っての風呂造り、外神と懐記と風早、識、ガイドで造る事にし神鋼を各自持ちそれぞれ役割分担し作業に入る。
「薬草や花や果物外に植えてそこから使えるようにして…日替わりは酒や塩や入浴剤を使った物にします」
「いんじゃない、冷蔵庫とサウナと水風呂も用意しとこ」
「はい、魔石を使います。浄化魔法と水と火魔法で湯の音頭を調節出来るように…アゲイルさん達の銭湯をモデルにします」
「んー」
懐記は神鋼と木の板で小部屋…サウナを造り魔石を埋め込み火魔法が循環するようにする、中は段差を作り寝ころべるようにして砂時計を置いておく、サウナの隣に水風呂…升の形に木と神鋼を配置し水魔法の魔石を嵌め込みひんやりとした水を張る、冷蔵庫は懐記の家の冷蔵庫を置く、この世界でも問題なく電気も必要なく稼働しているので、そこにミルクや果実水と冷えたお茶を用意しておく。
外神は利用できる花や果実の木等を植えて自然を演出し、風呂の形を作り水魔法の魔石と浄化魔法の魔石と湯の交換がしやすいようにと消失魔法の魔石を埋め込む、形はこんな物だろうと風早達も用意が終わり天使達に見て貰うついでに、天界へも同じ物を複製し贈る事にする。
「こんなもんしょ、後は使ってもらお。俺は昼食の手伝いに行くわ」
「はい、僕も手伝います」
「ん、風早っち。風呂耀ちゃんとこに渡せる?」
『はい、使者の方は空間魔法と収納を持っている方なので…」
「おけー頼むわ」
『はい』
仕上がった風呂を天使達に使って貰うのと天界へ運ぶのを風早達に頼み、厨房へ外神と懐記は戻った…。
詠斗の休日
「ナイルさん!」
「詠斗さん!おかえりなさい!すみません…お迎えに行けなくて…夜に皆さんに会いにいきますね」
「ただいま!しばらくはここにいるから平気だよ」
「…また行ってしまうんですね…」
「うん、でも今度は《ガルディア》に飛行船を繋げてくれるって蒐集家さんが行っていたから、いつでも会えるよ」
「それは嬉しいです、沢山おやつ作りますね。本日はみんなでフルーツ飴作りです。専門店を作りたいという方達と試作をします」
「ん…くれ」
「今から作るんですよ、チグリス」
「なら、手伝いをしないとね、いこ、チグリス」
《龍皇国》の料理教室で理事に就任したナイルが詠斗とチグリスを出迎えてくれる、綺麗に手入れされた厨房は調理学校の様に各台にコンロとオーブンとシンクと調理スペースが配置され、本日の課題の準備が行われていた。
この建物の中に料理ギルドが造られカイネとバルタルもまた忙しなく働いているようで、後で顔を出しに行こうかと思いつつ詠斗に食べ物をねだるチグリスにおにぎりを渡して詠斗達も手伝いを行なった。
大河の休日
柔らかな音楽が心地よく読書を邪魔しない程度に流れるブックカフェのカウンターの端で大河は静かに本を読むページを捲る、周囲の客達も静かに茶と読書を楽しんでいた。
『お茶の追加と干した果物と木の実の追加をどうぞ』
「ああ、ありがとう」
「大河達が教えてくれたこのカップ、良いな零れる心配が無いし」
カウンター越しに大河に蓋つきの冷めにくく保温も出来る蓋つきのタンブラーに紅茶を入れた物と、手が汚れにくい干し果物と木の実を皿に盛って置いてくれ、その隣で黒いエプロンを付けたテーデが他の客の飲み物を準備しつつタンブラーを眺めた。
「ああ、便利な物だな。倒したりしても中身は少し零れる程度だからな、保存魔法が掛けられていても焦る」
「分かる、このタンブラーも良く売れているよ。ドリィーガンのおっちゃんとかが張り切ってる」
「良い事だ」
テーデも客が落ち着き読書の続きを行う、最近はグッズも置くようになり栞や借りた本を入れる丈夫なトートバッグとタンブラーが人気商品で《ズィーガー商会》から卸されている。
大河はこの世界の作家が書いた『英雄王』という本(ジラの話し)を読み、テーデは大河の所有している日本のファンタジー小説を読んでいる。
『アコミアさんのお店も隣に出来るようで楽しみですね』
「そうだな、これでもっと本が身近になる」
『はい』
ブックカフェの隣で今日からアコミアがキッフやゴーレム達に手伝って貰い製本屋を造る、後で様子を見にいくつもりだがアコミアから本を幾つか借りたのでそれを読むのも楽しみだと、大河は読書に没頭した…。
率の休日
「気持ちいいねー」
「うん!お肌すべすべ」
「眠くなりそう……」
「みなさん、冷たい飲み物はどうです?」
「ゴーレムさん達がくれたんです!」
「もらう、ありがとう…エピシュ」
「ありがと、キートお兄ちゃん」
《ホウラク》の大浴場の1つをロックスから借りた率達、広い湯船に浸かって皆気持ちよさそうに過ごす、エピシュとキートがゴーレム達から良く冷えた果実水を貰い手渡ししていく、チャスとカヌイはウトウト気持ちよさそうにし、チナスは足湯に浸かり飲み物を受け取る。
「この後はどうするの?率ちゃん」
「ふふ…ゴーレムちゃん達の焼き肉屋予約してます!食べたらまたお風呂入って部屋も取ってるよ!」
『やったー!』
率が笑い声と共に胸を張ればエツィア達から歓声が上がる、完全予約制となり常に満員御礼の焼き肉屋に色めきだった。
「わ!僕楽しみです!」
「本当においしいよ!」
サニートがはしゃげばキートも味を思い出してうっとりしている、泊る部屋もロックスが特別に造ったばかりのスイートルームを使ってねと言われていて、夜食の準備もばっちり出来ているので率は内心皆を驚かせようと目論んでいた…
第49話 風呂
「薬草風呂と花の風呂と果物の風呂と後は日替わり風呂ですね…」
「で、外にも囲い作って風呂を置いて、天使のみんなの固定の個室を用意してそこで身体を洗うわけね。おけ」
『個室は私が造ります』
『私は身の回りの物を用意するわよ~タオルとかシャンプーと美容液も置いておこうかしら~』
『私は植物を鑑賞できる温室風呂を造りましょう』
オフィスビルの上階の2フロア分を使っての風呂造り、外神と懐記と風早、識、ガイドで造る事にし神鋼を各自持ちそれぞれ役割分担し作業に入る。
「薬草や花や果物外に植えてそこから使えるようにして…日替わりは酒や塩や入浴剤を使った物にします」
「いんじゃない、冷蔵庫とサウナと水風呂も用意しとこ」
「はい、魔石を使います。浄化魔法と水と火魔法で湯の音頭を調節出来るように…アゲイルさん達の銭湯をモデルにします」
「んー」
懐記は神鋼と木の板で小部屋…サウナを造り魔石を埋め込み火魔法が循環するようにする、中は段差を作り寝ころべるようにして砂時計を置いておく、サウナの隣に水風呂…升の形に木と神鋼を配置し水魔法の魔石を嵌め込みひんやりとした水を張る、冷蔵庫は懐記の家の冷蔵庫を置く、この世界でも問題なく電気も必要なく稼働しているので、そこにミルクや果実水と冷えたお茶を用意しておく。
外神は利用できる花や果実の木等を植えて自然を演出し、風呂の形を作り水魔法の魔石と浄化魔法の魔石と湯の交換がしやすいようにと消失魔法の魔石を埋め込む、形はこんな物だろうと風早達も用意が終わり天使達に見て貰うついでに、天界へも同じ物を複製し贈る事にする。
「こんなもんしょ、後は使ってもらお。俺は昼食の手伝いに行くわ」
「はい、僕も手伝います」
「ん、風早っち。風呂耀ちゃんとこに渡せる?」
『はい、使者の方は空間魔法と収納を持っている方なので…」
「おけー頼むわ」
『はい』
仕上がった風呂を天使達に使って貰うのと天界へ運ぶのを風早達に頼み、厨房へ外神と懐記は戻った…。
0
お気に入りに追加
294
あなたにおすすめの小説
元万能技術者の冒険者にして釣り人な日々
於田縫紀
ファンタジー
俺は神殿技術者だったが過労死して転生。そして冒険者となった日の夜に記憶や技能・魔法を取り戻した。しかしかつて持っていた能力や魔法の他に、釣りに必要だと神が判断した様々な技能や魔法がおまけされていた。
今世はこれらを利用してのんびり釣り、最小限に仕事をしようと思ったのだが……
(タイトルは異なりますが、カクヨム投稿中の『何でも作れる元神殿技術者の冒険者にして釣り人な日々』と同じお話です。更新が追いつくまでは毎日更新、追いついた後は隔日更新となります)
勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!
よっしぃ
ファンタジー
9月11日、12日、ファンタジー部門2位達成中です!
僕はもうすぐ25歳になる常山 順平 24歳。
つねやま じゅんぺいと読む。
何処にでもいる普通のサラリーマン。
仕事帰りの電車で、吊革に捕まりうつらうつらしていると・・・・
突然気分が悪くなり、倒れそうになる。
周りを見ると、周りの人々もどんどん倒れている。明らかな異常事態。
何が起こったか分からないまま、気を失う。
気が付けば電車ではなく、どこかの建物。
周りにも人が倒れている。
僕と同じようなリーマンから、数人の女子高生や男子学生、仕事帰りの若い女性や、定年近いおっさんとか。
気が付けば誰かがしゃべってる。
どうやらよくある勇者召喚とやらが行われ、たまたま僕は異世界転移に巻き込まれたようだ。
そして・・・・帰るには、魔王を倒してもらう必要がある・・・・と。
想定外の人数がやって来たらしく、渡すギフト・・・・スキルらしいけど、それも数が限られていて、勇者として召喚した人以外、つまり巻き込まれて転移したその他大勢は、1人1つのギフト?スキルを。あとは支度金と装備一式を渡されるらしい。
どうしても無理な人は、戻ってきたら面倒を見ると。
一方的だが、日本に戻るには、勇者が魔王を倒すしかなく、それを待つのもよし、自ら勇者に協力するもよし・・・・
ですが、ここで問題が。
スキルやギフトにはそれぞれランク、格、強さがバラバラで・・・・
より良いスキルは早い者勝ち。
我も我もと群がる人々。
そんな中突き飛ばされて倒れる1人の女性が。
僕はその女性を助け・・・同じように突き飛ばされ、またもや気を失う。
気が付けば2人だけになっていて・・・・
スキルも2つしか残っていない。
一つは鑑定。
もう一つは家事全般。
両方とも微妙だ・・・・
彼女の名は才村 友郁
さいむら ゆか。 23歳。
今年社会人になりたて。
取り残された2人が、すったもんだで生き残り、最終的には成り上がるお話。
やさしい異世界転移
みなと
ファンタジー
妹の誕生日ケーキを買いに行く最中 謎の声に導かれて異世界へと転移してしまった主人公
神洞 優斗。
彼が転移した世界は魔法が発達しているファンタジーの世界だった!
元の世界に帰るまでの間優斗は学園に通い平穏に過ごす事にしたのだが……?
この時の優斗は気付いていなかったのだ。
己の……いや"ユウト"としての逃れられない定めがすぐ近くまで来ている事に。
この物語は 優斗がこの世界で仲間と出会い、共に様々な困難に立ち向かい希望 絶望 別れ 後悔しながらも進み続けて、英雄になって誰かに希望を託すストーリーである。
リリゼットの学園生活 〜 聖魔法?我が家では誰でも使えますよ?
あくの
ファンタジー
15になって領地の修道院から王立ディアーヌ学園、通称『学園』に通うことになったリリゼット。
加護細工の家系のドルバック伯爵家の娘として他家の令嬢達と交流開始するも世間知らずのリリゼットは令嬢との会話についていけない。
また姉と婚約者の破天荒な行動からリリゼットも同じなのかと学園の男子生徒が近寄ってくる。
長女気質のダンテス公爵家の長女リーゼはそんなリリゼットの危うさを危惧しており…。
リリゼットは楽しい学園生活を全うできるのか?!
異世界で快適な生活するのに自重なんかしてられないだろ?
お子様
ファンタジー
机の引き出しから過去未来ではなく異世界へ。
飛ばされた世界で日本のような快適な生活を過ごすにはどうしたらいい?
自重して目立たないようにする?
無理無理。快適な生活を送るにはお金が必要なんだよ!
お金を稼ぎ目立っても、問題無く暮らす方法は?
主人公の考えた手段は、ドン引きされるような内容だった。
(実践出来るかどうかは別だけど)
異世界転移しましたが、面倒事に巻き込まれそうな予感しかしないので早めに逃げ出す事にします。
sou
ファンタジー
蕪木高等学校3年1組の生徒40名は突如眩い光に包まれた。
目が覚めた彼らは異世界転移し見知らぬ国、リスランダ王国へと転移していたのだ。
「勇者たちよ…この国を救ってくれ…えっ!一人いなくなった?どこに?」
これは、面倒事を予感した主人公がいち早く逃げ出し、平穏な暮らしを目指す物語。
なろう、カクヨムにも同作を投稿しています。
はずれスキル『本日一粒万倍日』で金も魔法も作物もなんでも一万倍 ~はぐれサラリーマンのスキル頼みな異世界満喫日記~
緋色優希
ファンタジー
勇者召喚に巻き込まれて異世界へやってきたサラリーマン麦野一穂(むぎのかずほ)。得たスキルは屑(ランクレス)スキルの『本日一粒万倍日』。あまりの内容に爆笑され、同じように召喚に巻き込まれてきた連中にも馬鹿にされ、一人だけ何一つ持たされず荒城にそのまま置き去りにされた。ある物と言えば、水の樽といくらかの焼き締めパン。どうする事もできずに途方に暮れたが、スキルを唱えたら水樽が一万個に増えてしまった。また城で見つけた、たった一枚の銀貨も、なんと銀貨一万枚になった。どうやら、あれこれと一万倍にしてくれる不思議なスキルらしい。こんな世界で王様の助けもなく、たった一人どうやって生きたらいいのか。だが開き直った彼は『住めば都』とばかりに、スキル頼みでこの異世界での生活を思いっきり楽しむ事に決めたのだった。
30代社畜の私が1ヶ月後に異世界転生するらしい。
ひさまま
ファンタジー
前世で搾取されまくりだった私。
魂の休養のため、地球に転生したが、地球でも今世も搾取されまくりのため魂の消滅の危機らしい。
とある理由から元の世界に戻るように言われ、マジックバックを自称神様から頂いたよ。
これで地球で買ったものを持ち込めるとのこと。やっぱり夢ではないらしい。
取り敢えず、明日は退職届けを出そう。
目指せ、快適異世界生活。
ぽちぽち更新します。
作者、うっかりなのでこれも買わないと!というのがあれば教えて下さい。
脳内の空想を、つらつら書いているのでお目汚しな際はごめんなさい。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる