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第014部 君分かれる事なかれ/君離れる事なかれ
第027話 水あめ行脚と小人/第27話 ここに住んで
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第026話 水あめ行脚と小人
「お前本当水あめ好きなんだな、至るとこの小さい扉はお前らのだろ?」
「そうなのよぉ、昔ね砂糖の木とか水あめの作り方を書いた紙を色んな家に置いたら小人って言われるようになったのぉ大好きなのぉ」
「一歩間違えたら不法侵入だけど…国が栄えているならいいのかな、みんないい顔しているしね。水あめ美味しいよね、子どもの時駄菓子屋で買って練って食べてた」
「アテシも教えてもらったのよぉ~おいしいのよぉ」
詠斗の腕の中で魔人の幼児が嬉しそうに笑い詠斗も笑う、イザラは何軒も水あめを買うのに突き合わされお腹が空いたと零すので戻ろうかという話しになりイザラとエスティアが駄菓子屋とは何か詠斗に尋ねた。
「駄菓子屋って子どもがお小遣いで買える安い手軽なお菓子を売るお店だよ、1つ…そうだな10ログとかでも買えるお菓子とか沢山あるよ」
「俺も行ってた!うま●棒すき!」
「うん、俺も好きだったなー色んな味があってイカとか…ガムとか…」
晴海が駄菓子屋で良く買っていた物を言えば詠斗も懐かしいなぁと思い出す、何故か2人とも帰りたいという気持ちは浮かばないただ懐かしいという気持ちだけが溢れる。
「だがしや…俺でも出来る?公園に…」
「あ、いいかも!俺手伝う!」
「いいね!崇幸さんにも聞いてみよう」
「水あめ置いてほしいのよぉ」
イザラが興味を持ったので晴海も詠斗も嬉しそうに色々駄菓子屋の思い出を話し、イザラもエスティアも手伝うと面白そうしそんなみんなをグローリーは微かに笑って少し後ろからそんな光景を見ていた…。
「…森?地図合ってる?」
「はい、合ってますね」
「……森だから安いのか?」
「そすだな、木は…これも砂糖の木だな」
「地面ごと抉って収納に入れる…」
「千眼さんまだ購入していないです、広くて静かで良いと思います。ここにしましょう」
「そうだな、《水ダンジョン》?も行けそうなら行こう。千歳君達は次の国の王様に会えたみたいで、その次の国に《空船》を向けているからそこまで俺達も急ぐ必要も無いだろう」
「そうですね、《ナイジアナ皇国》で集合でして《ヨレーファ国》に向かう予定ですね」
「《ヨレーファ国》を超えれば…大陸を越え魔神皇の孤児院のある大陸…」
目の前の鬱蒼とした森を眺め地図と照らし合わせ此処安いし静かだし購入を決め、すぐ側の《水ダンジョン》にも行こうかと話しつつ次の目的地の話しをながら商業ギルドに戻り購入を決めようと転移を行なった。
第26話 ここに住んで
「この悪魔達は犯罪奴隷だ。こちらは罪を犯した者、見持ちを崩した者や生活の為に売られた者達だな」
「犯罪奴隷?大丈夫なのかよ?問題ないのか?」
「この首輪と耳飾りと身体に彫られた紋様で逃亡や他者への暴力行為は封じられている、天上界で造られた物だ悪魔には壊せない。首輪からの隷属魔法により思考を鈍らせている」
セベクハペトが連れて来た10名程の悪魔達と怯えている人々、悪魔達には首輪と白い真珠の様な光沢の耳飾りを付けられ身体には全体に紋様が刻まれていた。
フォンが眉を顰めるが完全に奴隷商のセベクハペトの制御下に置かれている為問題はないらしい、《アストマーズ》の地上界には牢獄等はなく罪を犯せば奴隷落ち、犯罪奴隷には過酷な重労働が待ち受けているが普通の奴隷にはある程度自由があるとの事だ。
「ふうん、悪魔の犯罪奴隷って何をしたの?」
「様々だな、人を殺した者、盗み、脅し暴力…禁止魔法の使用だな。他にも色々ある」
「違法魔法ですか?どんな物ですか?」
「人に対しての攻撃魔法、基本的に悪魔は人に対して攻撃魔法を行使するのは禁止だ」
「そうですか…」
フェシェスタが彼らはどんな罪を犯したのか尋ねればセベクハペトが答えてくれる、外神が気になり質問すれば基本的に悪魔は他の種族を害してはならないと重い制約があるらしい。
「ふうん、セグっちみんな家はあるわけ?」
「ない、私が管理する小屋で生活を送っている。奴隷の生活に掛かる金は買い手がない間此方で見るそれは借金という形で買い手の購入額に追加される」
「ふうん、じゃ買うわ。家はカジノタワーにする?それとも隣のビルにする?」
「懐記、もしや1体に1階層渡すつもりか?」
「ん、沢山あるし住んで」
「………そうかでは悪魔は1体300万ギロ、人は100万ログだが…金は君達の商売がうまくいってからで良い」
「そう?さんきゅ。じゃ風早っち達みんな案内して風呂とか頼むわ」
『分りました、セベクハペト様、皆さんに関しての必要な情報等は此方で伺います』
『みんなぁこっち来てぇ』
「分かった、ミャダ来てくれ」
「はいはーい」
懐記の大盤振る舞いにセベクハペトの顔が引き攣るが呑み込んでミャダを呼び奴隷達を連れて、風早と識に案内され彼らに用意された部屋へ向かった。
「懐記…彼らが獣民だ」
「ん、どもー」
暫くファーツコクス達とメニューの話し合いをしているとバエゾスとミクカコスが、服を来た2足歩行の様々な動物達を連れて戻ってくる、《アタラクシア》では見慣れない種族にノイズやチェカ達は目を丸くした。
「みんなもカジノタワーに住む?」
『懐記様、ネコタワーの方に是非』
「そうね、ミクカっち。隣のネコタワーに部屋用意するからガイドっち案内よろー。名前ないと不便だからあだ名ね、ガイドのガイドっち」
『承知しました、では当面私の名はガイドです。皆さんをお連れします。こちらへ』
「夕食は食堂ね、みんな連れて来てよ。んじゃ、餃子作るからみんな手伝って」
「僕はダンジョンに行ってきます」
「ん、今神様ズから崇幸っち達がいる国の名産品をエクトっち経由で送ったって」
「エクトのゴーレムはファーツコクス達の家だな、ついでにたまごダンジョンに子ども達といくか」
「私も行こう」
「おっけ、じゃ子どもら連れて戻ってくる」
「了解」
タナトスのスキルガイド(仮)がバエゾスとミクカコスと獣民達を連れてネコタワーに向かう、懐記は試作の為に食堂へ皆を連れて行き、外神はマユラ、シュリ、ホセサライでアタック中のダンジョンに向かった。
「お前本当水あめ好きなんだな、至るとこの小さい扉はお前らのだろ?」
「そうなのよぉ、昔ね砂糖の木とか水あめの作り方を書いた紙を色んな家に置いたら小人って言われるようになったのぉ大好きなのぉ」
「一歩間違えたら不法侵入だけど…国が栄えているならいいのかな、みんないい顔しているしね。水あめ美味しいよね、子どもの時駄菓子屋で買って練って食べてた」
「アテシも教えてもらったのよぉ~おいしいのよぉ」
詠斗の腕の中で魔人の幼児が嬉しそうに笑い詠斗も笑う、イザラは何軒も水あめを買うのに突き合わされお腹が空いたと零すので戻ろうかという話しになりイザラとエスティアが駄菓子屋とは何か詠斗に尋ねた。
「駄菓子屋って子どもがお小遣いで買える安い手軽なお菓子を売るお店だよ、1つ…そうだな10ログとかでも買えるお菓子とか沢山あるよ」
「俺も行ってた!うま●棒すき!」
「うん、俺も好きだったなー色んな味があってイカとか…ガムとか…」
晴海が駄菓子屋で良く買っていた物を言えば詠斗も懐かしいなぁと思い出す、何故か2人とも帰りたいという気持ちは浮かばないただ懐かしいという気持ちだけが溢れる。
「だがしや…俺でも出来る?公園に…」
「あ、いいかも!俺手伝う!」
「いいね!崇幸さんにも聞いてみよう」
「水あめ置いてほしいのよぉ」
イザラが興味を持ったので晴海も詠斗も嬉しそうに色々駄菓子屋の思い出を話し、イザラもエスティアも手伝うと面白そうしそんなみんなをグローリーは微かに笑って少し後ろからそんな光景を見ていた…。
「…森?地図合ってる?」
「はい、合ってますね」
「……森だから安いのか?」
「そすだな、木は…これも砂糖の木だな」
「地面ごと抉って収納に入れる…」
「千眼さんまだ購入していないです、広くて静かで良いと思います。ここにしましょう」
「そうだな、《水ダンジョン》?も行けそうなら行こう。千歳君達は次の国の王様に会えたみたいで、その次の国に《空船》を向けているからそこまで俺達も急ぐ必要も無いだろう」
「そうですね、《ナイジアナ皇国》で集合でして《ヨレーファ国》に向かう予定ですね」
「《ヨレーファ国》を超えれば…大陸を越え魔神皇の孤児院のある大陸…」
目の前の鬱蒼とした森を眺め地図と照らし合わせ此処安いし静かだし購入を決め、すぐ側の《水ダンジョン》にも行こうかと話しつつ次の目的地の話しをながら商業ギルドに戻り購入を決めようと転移を行なった。
第26話 ここに住んで
「この悪魔達は犯罪奴隷だ。こちらは罪を犯した者、見持ちを崩した者や生活の為に売られた者達だな」
「犯罪奴隷?大丈夫なのかよ?問題ないのか?」
「この首輪と耳飾りと身体に彫られた紋様で逃亡や他者への暴力行為は封じられている、天上界で造られた物だ悪魔には壊せない。首輪からの隷属魔法により思考を鈍らせている」
セベクハペトが連れて来た10名程の悪魔達と怯えている人々、悪魔達には首輪と白い真珠の様な光沢の耳飾りを付けられ身体には全体に紋様が刻まれていた。
フォンが眉を顰めるが完全に奴隷商のセベクハペトの制御下に置かれている為問題はないらしい、《アストマーズ》の地上界には牢獄等はなく罪を犯せば奴隷落ち、犯罪奴隷には過酷な重労働が待ち受けているが普通の奴隷にはある程度自由があるとの事だ。
「ふうん、悪魔の犯罪奴隷って何をしたの?」
「様々だな、人を殺した者、盗み、脅し暴力…禁止魔法の使用だな。他にも色々ある」
「違法魔法ですか?どんな物ですか?」
「人に対しての攻撃魔法、基本的に悪魔は人に対して攻撃魔法を行使するのは禁止だ」
「そうですか…」
フェシェスタが彼らはどんな罪を犯したのか尋ねればセベクハペトが答えてくれる、外神が気になり質問すれば基本的に悪魔は他の種族を害してはならないと重い制約があるらしい。
「ふうん、セグっちみんな家はあるわけ?」
「ない、私が管理する小屋で生活を送っている。奴隷の生活に掛かる金は買い手がない間此方で見るそれは借金という形で買い手の購入額に追加される」
「ふうん、じゃ買うわ。家はカジノタワーにする?それとも隣のビルにする?」
「懐記、もしや1体に1階層渡すつもりか?」
「ん、沢山あるし住んで」
「………そうかでは悪魔は1体300万ギロ、人は100万ログだが…金は君達の商売がうまくいってからで良い」
「そう?さんきゅ。じゃ風早っち達みんな案内して風呂とか頼むわ」
『分りました、セベクハペト様、皆さんに関しての必要な情報等は此方で伺います』
『みんなぁこっち来てぇ』
「分かった、ミャダ来てくれ」
「はいはーい」
懐記の大盤振る舞いにセベクハペトの顔が引き攣るが呑み込んでミャダを呼び奴隷達を連れて、風早と識に案内され彼らに用意された部屋へ向かった。
「懐記…彼らが獣民だ」
「ん、どもー」
暫くファーツコクス達とメニューの話し合いをしているとバエゾスとミクカコスが、服を来た2足歩行の様々な動物達を連れて戻ってくる、《アタラクシア》では見慣れない種族にノイズやチェカ達は目を丸くした。
「みんなもカジノタワーに住む?」
『懐記様、ネコタワーの方に是非』
「そうね、ミクカっち。隣のネコタワーに部屋用意するからガイドっち案内よろー。名前ないと不便だからあだ名ね、ガイドのガイドっち」
『承知しました、では当面私の名はガイドです。皆さんをお連れします。こちらへ』
「夕食は食堂ね、みんな連れて来てよ。んじゃ、餃子作るからみんな手伝って」
「僕はダンジョンに行ってきます」
「ん、今神様ズから崇幸っち達がいる国の名産品をエクトっち経由で送ったって」
「エクトのゴーレムはファーツコクス達の家だな、ついでにたまごダンジョンに子ども達といくか」
「私も行こう」
「おっけ、じゃ子どもら連れて戻ってくる」
「了解」
タナトスのスキルガイド(仮)がバエゾスとミクカコスと獣民達を連れてネコタワーに向かう、懐記は試作の為に食堂へ皆を連れて行き、外神はマユラ、シュリ、ホセサライでアタック中のダンジョンに向かった。
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