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第014部 君分かれる事なかれ/君離れる事なかれ
第025話 砂糖の街/第25話 《アストマーズ》の商業エリアと人手
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第024話 砂糖の街
「アテシがここの木と花をこの《ハイコン王国》に流したのよーそれで砂糖が名産で水あめ屋があるのよぉ」
「そうなのか、楽しみだな。エクト君やシア達にお土産を買おう」
「崇幸、あとで果物の飴掛けやろう」
「そうだな、沢山作るか!皆と」
「アテシも食べたいのよお」
「いいよ、沢山作ろう」
好物の水あめの事を嬉しそうに話しイザラが飴掛けをしたいと言えば崇幸も嬉しそうにやろうと言い、《ハイコン王国》の街の入り口で1人1,500ログ支払い中に入れば中は賑わい多くの人が行き交う、商人や旅人が多く華やかな国だった。
「賑やかな街だなー」
「僕達は商業ギルドに行って…土地を購入してお店を出しましょう、折角ですし」
「いいね!今回はどんな店にする?」
「ね、崇幸さんここ砂糖の国だからメルヘンなお店はどう?」
「メルヘンか!いいな!土地買ったら造ろう」
「俺も手伝うよ!」
グローリーが魔人の幼児を抱っこし詠斗がその相棒を抱き街を歩く、綴と崇幸で商業ギルドに向かう事にし詠斗と空をおんぶした晴海とグローリー達で街を散策する事にした。
「ようこそ、《ハイコン王国》の商業ギルドへご用件をお伺いします」
「土地を購入したのです手頃な土地を紹介して欲しいんです」
「はい、家屋付きの土地や店が付いている土地もありますよ」
「いや、建物はこちらで用意する。店をやりたいんだ、場所とか広さにこだわりはないから手頃な場所でお願いするよ。商人証はこれで」
「…承知しました、案内しますのでこちらへどうぞ」
崇幸が《アウトランダーズ商会》の商人証を出し。受付の女性が僅かに眼を開きすぐに朗らかな笑みを浮かべ、街の商業ギルドは3階建ての石造りの綺麗な建物だった、その先の高台に聳える白い丸みを帯びた城が美しく座し街の景色に調和していた。
入れば多くの人が訪れ正面の受付で若い可愛らしい女性に笑顔で迎えられ用件を伝えれば奥へと案内される、長い廊下にいくつも扉があり全て応接室らしい、名産の砂糖も勿論国が保有し管理するダンジョンの買い取り等も行われているとの事だ。
「豊かな国ですね」
「はい、砂糖を始め農作物も豊富で他国の商人達も多く訪れますよ、ダンジョンの資材も豊富ですし。こちらです」
廊下で話していればすぐに奥の応接間に通され、中は今まで見た応接間の中で最も綺麗で広い場所だった。
「どうぞ、お座り下さい。土地の売買の担当をさせて頂きます《ノークェ商会》副支配人のミノウェ・コアノンと申します。今お茶を用意していますので、さっそく土地ですが…失礼ですがご予算はありますか?」
「そうだなー一番安い土地は幾らかな?」
「城に近ければ近いほど高いですね、一番安いのは街の外れの《水ダンジョン》の側で500万ログですね。この国は2つのダンジョンを保有しています、《水ダンジョン》は言葉は悪いですが難易度の割にドロップ品の価値は低いので人通りも少ないのでこの価格です」
ミノウェが説明を始めれば茶が運ばれる、綺麗な白い砂糖の壺の細工が細かく思わず崇幸と綴が目を見張る。
「人気のあるダンジョンはどんなダンジョンです?それとその土地を見たいですね」
「もう1つは《植物ダンジョン》です、こちらは火魔法があれば攻略は容易くドロップ品の価値も高く…このダンジョンは王城の側にありますので王城に近い土地は人通りも多く高くなっています。これが《水ダンジョン》の側の土地の地図です、本来ならば案内した所なのですが…人手が足りず申し訳ありません、こちらは1千万ログ程の手頃な値の土地の地図です、ご購入お待ちしております。また店を始める際は手続き等も此方で行います、販売禁止品の一覧はこちらです」
「なるほど、分かりました。ありがとうございます」
「はい、お待ちしております」
茶は苦みと深みがある物で砂糖を多めに入れると美味い、他の国では高級品な砂糖を惜しげも無く出すミノウェから地図と禁止品の一覧を受け取り出口まで送り深々頭を下げるミノウェに見送られ、詠斗達と合流する事にした。
第24話 《アストマーズ》の商業エリアと人手
「金稼ぐにはやっぱカジノだわ、コクスっちこの国賭け事の店出してへーき?」
「構わないよ、店は自由さ。自分の土地では何をしても自由、許可も誰にも取る必要はない」
「おけ、じゃ店とカジノやるわ」
『カジノは人手いるんじゃない?おりがみの子達とゴーレムの子達もいるけれど』
「バイト雇うわ」
「人手が欲しいのか?人ではなく獣民達でも良ければ紹介する」
「良ければ出そう、俺は奴隷商だ。今回の家と店の礼に融通しよう」
商業エリアで各自店を貰う事にし好きな場所を選んでいる、懐記は金はあった方がいいなとカジノを始める事に決め識達とバイトを雇うかと話していれば、ミャダのマイスターのセベクハペトとバエゾスのマイスターミクカコスが人手を出すと言ってくれたので頼む事にし、まずは当面の資金をえる為店を始める事にし、ファーツコクスやジュカ達に宣伝と店を開きたい者達を集めて貰うことにした。
「コクスっち絵描きのベザっちも呼んでよ、店あげるし」
「それは喜ぶ、そういう芸術を売る者達にも声を掛けておく」
「ん、よろ。出店料はしばらくはいいわ。人に来て貰いたいし」
「分かったわー私は店に戻って必要な物と人手連れてくるわ」
「俺はダンジョン…肉…」
「俺も!」
チェニエ達も慌ただしく収納袋を貰い店に戻る物や、引っ越しの準備や友人を連れていくと各自散っていく、カジノの案内は次回で良いかと持っていれば、ラグージェのマイスターアンフルパスとカタムスのマイスターポースダーンが懐記にとある話を持ち掛けた。
「懐記、君に頼みがあります。報酬は100万ギロ…材料費等は別で3日後に行われる《天魔会議》で料理を出して欲しい」
「天帝…や天上人達、我々の対の天使と君達の世界の神々も来る話し合いだ…今回は天帝が何かを言い出すかもしれないから意識を逸らしたい、料理で気を引かせたい。引き受けてはくれないか?」
「別に良いけど、どんな物が良いとか食べれない物とか教えてよ」
「僕も手伝います…何名程の会議ですか?」
「40名程です」
「いんじゃない、ここの大会議室使えば?厨房から料理運びやすいし」
2名からの頼みをあっさり引き受け外神も手伝いをすると言い、場所はここでという話しになり好物や食べられない物等聞いて何を出すか懐記は考えつつ、食材の手配もエクト経由で頼む事にした…。
「アテシがここの木と花をこの《ハイコン王国》に流したのよーそれで砂糖が名産で水あめ屋があるのよぉ」
「そうなのか、楽しみだな。エクト君やシア達にお土産を買おう」
「崇幸、あとで果物の飴掛けやろう」
「そうだな、沢山作るか!皆と」
「アテシも食べたいのよお」
「いいよ、沢山作ろう」
好物の水あめの事を嬉しそうに話しイザラが飴掛けをしたいと言えば崇幸も嬉しそうにやろうと言い、《ハイコン王国》の街の入り口で1人1,500ログ支払い中に入れば中は賑わい多くの人が行き交う、商人や旅人が多く華やかな国だった。
「賑やかな街だなー」
「僕達は商業ギルドに行って…土地を購入してお店を出しましょう、折角ですし」
「いいね!今回はどんな店にする?」
「ね、崇幸さんここ砂糖の国だからメルヘンなお店はどう?」
「メルヘンか!いいな!土地買ったら造ろう」
「俺も手伝うよ!」
グローリーが魔人の幼児を抱っこし詠斗がその相棒を抱き街を歩く、綴と崇幸で商業ギルドに向かう事にし詠斗と空をおんぶした晴海とグローリー達で街を散策する事にした。
「ようこそ、《ハイコン王国》の商業ギルドへご用件をお伺いします」
「土地を購入したのです手頃な土地を紹介して欲しいんです」
「はい、家屋付きの土地や店が付いている土地もありますよ」
「いや、建物はこちらで用意する。店をやりたいんだ、場所とか広さにこだわりはないから手頃な場所でお願いするよ。商人証はこれで」
「…承知しました、案内しますのでこちらへどうぞ」
崇幸が《アウトランダーズ商会》の商人証を出し。受付の女性が僅かに眼を開きすぐに朗らかな笑みを浮かべ、街の商業ギルドは3階建ての石造りの綺麗な建物だった、その先の高台に聳える白い丸みを帯びた城が美しく座し街の景色に調和していた。
入れば多くの人が訪れ正面の受付で若い可愛らしい女性に笑顔で迎えられ用件を伝えれば奥へと案内される、長い廊下にいくつも扉があり全て応接室らしい、名産の砂糖も勿論国が保有し管理するダンジョンの買い取り等も行われているとの事だ。
「豊かな国ですね」
「はい、砂糖を始め農作物も豊富で他国の商人達も多く訪れますよ、ダンジョンの資材も豊富ですし。こちらです」
廊下で話していればすぐに奥の応接間に通され、中は今まで見た応接間の中で最も綺麗で広い場所だった。
「どうぞ、お座り下さい。土地の売買の担当をさせて頂きます《ノークェ商会》副支配人のミノウェ・コアノンと申します。今お茶を用意していますので、さっそく土地ですが…失礼ですがご予算はありますか?」
「そうだなー一番安い土地は幾らかな?」
「城に近ければ近いほど高いですね、一番安いのは街の外れの《水ダンジョン》の側で500万ログですね。この国は2つのダンジョンを保有しています、《水ダンジョン》は言葉は悪いですが難易度の割にドロップ品の価値は低いので人通りも少ないのでこの価格です」
ミノウェが説明を始めれば茶が運ばれる、綺麗な白い砂糖の壺の細工が細かく思わず崇幸と綴が目を見張る。
「人気のあるダンジョンはどんなダンジョンです?それとその土地を見たいですね」
「もう1つは《植物ダンジョン》です、こちらは火魔法があれば攻略は容易くドロップ品の価値も高く…このダンジョンは王城の側にありますので王城に近い土地は人通りも多く高くなっています。これが《水ダンジョン》の側の土地の地図です、本来ならば案内した所なのですが…人手が足りず申し訳ありません、こちらは1千万ログ程の手頃な値の土地の地図です、ご購入お待ちしております。また店を始める際は手続き等も此方で行います、販売禁止品の一覧はこちらです」
「なるほど、分かりました。ありがとうございます」
「はい、お待ちしております」
茶は苦みと深みがある物で砂糖を多めに入れると美味い、他の国では高級品な砂糖を惜しげも無く出すミノウェから地図と禁止品の一覧を受け取り出口まで送り深々頭を下げるミノウェに見送られ、詠斗達と合流する事にした。
第24話 《アストマーズ》の商業エリアと人手
「金稼ぐにはやっぱカジノだわ、コクスっちこの国賭け事の店出してへーき?」
「構わないよ、店は自由さ。自分の土地では何をしても自由、許可も誰にも取る必要はない」
「おけ、じゃ店とカジノやるわ」
『カジノは人手いるんじゃない?おりがみの子達とゴーレムの子達もいるけれど』
「バイト雇うわ」
「人手が欲しいのか?人ではなく獣民達でも良ければ紹介する」
「良ければ出そう、俺は奴隷商だ。今回の家と店の礼に融通しよう」
商業エリアで各自店を貰う事にし好きな場所を選んでいる、懐記は金はあった方がいいなとカジノを始める事に決め識達とバイトを雇うかと話していれば、ミャダのマイスターのセベクハペトとバエゾスのマイスターミクカコスが人手を出すと言ってくれたので頼む事にし、まずは当面の資金をえる為店を始める事にし、ファーツコクスやジュカ達に宣伝と店を開きたい者達を集めて貰うことにした。
「コクスっち絵描きのベザっちも呼んでよ、店あげるし」
「それは喜ぶ、そういう芸術を売る者達にも声を掛けておく」
「ん、よろ。出店料はしばらくはいいわ。人に来て貰いたいし」
「分かったわー私は店に戻って必要な物と人手連れてくるわ」
「俺はダンジョン…肉…」
「俺も!」
チェニエ達も慌ただしく収納袋を貰い店に戻る物や、引っ越しの準備や友人を連れていくと各自散っていく、カジノの案内は次回で良いかと持っていれば、ラグージェのマイスターアンフルパスとカタムスのマイスターポースダーンが懐記にとある話を持ち掛けた。
「懐記、君に頼みがあります。報酬は100万ギロ…材料費等は別で3日後に行われる《天魔会議》で料理を出して欲しい」
「天帝…や天上人達、我々の対の天使と君達の世界の神々も来る話し合いだ…今回は天帝が何かを言い出すかもしれないから意識を逸らしたい、料理で気を引かせたい。引き受けてはくれないか?」
「別に良いけど、どんな物が良いとか食べれない物とか教えてよ」
「僕も手伝います…何名程の会議ですか?」
「40名程です」
「いんじゃない、ここの大会議室使えば?厨房から料理運びやすいし」
2名からの頼みをあっさり引き受け外神も手伝いをすると言い、場所はここでという話しになり好物や食べられない物等聞いて何を出すか懐記は考えつつ、食材の手配もエクト経由で頼む事にした…。
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