511 / 807
第012部 空の旅は安心安全にみんなで会いにいこう
第6幕 第9話深き夜
しおりを挟む
「美味ですね」
「うちの自慢の焼き肉屋とホテルの食事ですから」
かちゃちゃ小さなカトラリーが使われる音、ゴーレムの焼き肉屋で焼いて貰ったステーキ肉、果物ベースのソースと塩を用意し、ロックスとテュフが最近外神から貰った食べられる花を丁寧に盛り付けたサラダ、ドレッシングはレモンモドキと塩に香辛料を混ぜ合わせた物、スープはギョロリの出汁で取った物、米かパンかを選びデザートはモギのミルクのアイス、飲み物はカウン酒、食後はコーヒーのコース料理をカトゥーシュカが運び、アンスローポモフィク達が給仕していた。
「米という物は腹に溜まり持ちが良いですね、パンも香ばしく柔らかい」
「トラング、いつもこんな美味しい物を食べているのかい?羨ましい限りだ」
「おしえなーい」
「千歳さん、花とこの米の種を譲って頂きたいのですが。私が支店を置く国で飢饉が起こっていまして」
「それは、お困りでしょう、お譲りしますよ。苗と種がありますから」
「助かります、礼は…そうですね…。この書物は如何でしょうか、私は読めませんがいつかの魔人が書いた物です」
「魔人ですか?」
「興味があるな」
千歳と大河がコーカスの収納空間から出た1冊の古い本に興味を惹かれ大河が所有する事にする、字は大河と千歳も読めない象形文字のような物で後でグローリー達に聞く事にする、その後はカイム達の連絡が来るまで静かな晩餐が続いた…。
「あー千歳達は今頃ご馳走と気まずい会話かー」
「ご苦労な事だ」
「ステーキ丼美味かったなー」
「そうだな、夜食は何がくえるか…来たな」
夜も深く静かな街の家の屋根の上、ヤハネとカイムは離れた場所で薬売りを待つハインとワグナーが動いたのを確認し2名も動き出した。
「薬、薬…」
「ドウゾ…ドウゾ」
「こっちにも」
「くれ、くれ」
「ドウゾ…ドウゾ…」
フードを目深に被った男か女かも分からない人物が暗い狭い路地で薬を求める物達に薬包みを渡していく、求められるまみ応じるまま、客達の中には身成の良い裕福そうな者達もいる。ハインとワグナーもその様子を離れた場所で伺いタイミングを伺いハインがその群れの中に混ざる、今夜の目的は売り捌く者の裏に組織があるのか、製造場所等の情報を掴む事だ。
コーカスがもたらした情報と今夜得た情報を精査し、一気に叩くつもりだ。
「く、くすり」
「くれ、くれ」
「………」
涎を垂らし手を伸ばし求める者達、ハインは動物だなと思い手を伸ばせば相手の手が止まる、手袋をした手からは何の情報も得られない。
「チガウ…チガウ」
売り捌く者が身を翻し跳躍した後をハインも追い、ワグナーも物陰から続いた。
「行くぞ」
「逃げられたな、ヤハネ何か分かったか?」
「読めない…生き物じゃないかもな」
「あーアンスローポモフィクか?」
「…それなら分かるんだけど」
「追えばわかる、行くぞ」
「そうだな…」
カイムとヤハネが屋根を跳躍していく、瞬く間にハイン達に追い付き売り捌く者の行く手を阻み4名で囲った。
「よお、お前面白いもん売ってるよな?この街の領主様はお怒りだ」
「アンタ、何?」
「同行願います、街…国を混乱に陥れた裁きは受けるべきです」
「話しはゆっくり聞きます」
計画は変更になったが、目の前の人物だけでも確保していきたい、各自タイミングを図ろうとした所、薬を捌く者の足元に空間が広がり転移が行われた。
「へえ、やるな。ヤハネ追えるな」
「ああ、そんな離れた場所じゃない。こっちも転移だ」
「ちょうどいい、アジトごと暴いてやる」
「千歳さん達から深追いは駄目だと」
「深追い?後でついうっかりとか言っとけ」
「カイム、悪い事教えるなよ。来なくても良いよ」
「いえ、ここで逃せば恐らくここで捕らえられません、行きます」
「ワグナー…」
「ほら、行くぞ」
深追いするカイムとヤハネを止めようとするハイン、ワグナーはカイム達に同意しハインもまたカイム達に付いて行く事にしカイムが薄く笑う、魔的なそれは夜に映える美しい笑みだった…。
「カトゥーシュカ殿、どうですこの大陸は?」
「北海の覇王の一族、ここは暖かいでしょう」
「…はい、暴走した未熟なこの身を受け入れて頂き皇国の懐の深さには感謝致します」
食後のコーヒーを楽しんでいた所でアガニータとコーカスがカトゥーシュカに言葉を掛ける、濃い目の茶を飲み静かにしていたが北の海の支配者の王族、目立ちたくなくとも話しは来るだろう、トラングはコーヒーに砂糖を追加しデュスノアはブラックで飲んでいる、困れば千歳か大河が助け船を出してくれる事に期待し会話を続ける。
「そうですか、それはそれは。ニジェルガ陛下はお優しいですからね。私もかつて北海に行った事があります」
「覚えています、貴方はあの頃と変わりなく…先代は今も昔も貴方に恋狂っています」
「貴方の美しさは最早罪ですよね」
「褒めているのか?コーカス」
「もちろん」
かつて幼い頃に遠目から故郷の北の海で見たアガニータ、先代…カトゥーシュカの祖父はアガニータに惚れ込み求めたが叶わなかった。
「へえ、初めて聞いた。アンタどんだけ人の感情ぐちゃぐちゃにしたらいいわけ?」
「トラング、私生きているだけだ」
「はっ」
「失礼、カイム君からの連絡です。出ます」
「どうぞ」
トラングがアガニータを睨む、アガニータは涼しけな顔でコーヒーを飲み終わり、千歳がスマホからのカイムの連絡に応じた。
「あー千歳か。色々予定が狂った。薬をバラ撒いた奴には逃げられた、そいつの隠れ家は見つけたが」
「入れば爆破魔法が発動するぞ」
「そんな訳、どうする?」
『それは…少し困ったね』
通話越しの千歳の声は少しも困った様子は無く、カイムとヤハネも目の前の洞窟を見て考えあぐね、ハインとワグナーはなんとして潜入しようと模索した…。
「うちの自慢の焼き肉屋とホテルの食事ですから」
かちゃちゃ小さなカトラリーが使われる音、ゴーレムの焼き肉屋で焼いて貰ったステーキ肉、果物ベースのソースと塩を用意し、ロックスとテュフが最近外神から貰った食べられる花を丁寧に盛り付けたサラダ、ドレッシングはレモンモドキと塩に香辛料を混ぜ合わせた物、スープはギョロリの出汁で取った物、米かパンかを選びデザートはモギのミルクのアイス、飲み物はカウン酒、食後はコーヒーのコース料理をカトゥーシュカが運び、アンスローポモフィク達が給仕していた。
「米という物は腹に溜まり持ちが良いですね、パンも香ばしく柔らかい」
「トラング、いつもこんな美味しい物を食べているのかい?羨ましい限りだ」
「おしえなーい」
「千歳さん、花とこの米の種を譲って頂きたいのですが。私が支店を置く国で飢饉が起こっていまして」
「それは、お困りでしょう、お譲りしますよ。苗と種がありますから」
「助かります、礼は…そうですね…。この書物は如何でしょうか、私は読めませんがいつかの魔人が書いた物です」
「魔人ですか?」
「興味があるな」
千歳と大河がコーカスの収納空間から出た1冊の古い本に興味を惹かれ大河が所有する事にする、字は大河と千歳も読めない象形文字のような物で後でグローリー達に聞く事にする、その後はカイム達の連絡が来るまで静かな晩餐が続いた…。
「あー千歳達は今頃ご馳走と気まずい会話かー」
「ご苦労な事だ」
「ステーキ丼美味かったなー」
「そうだな、夜食は何がくえるか…来たな」
夜も深く静かな街の家の屋根の上、ヤハネとカイムは離れた場所で薬売りを待つハインとワグナーが動いたのを確認し2名も動き出した。
「薬、薬…」
「ドウゾ…ドウゾ」
「こっちにも」
「くれ、くれ」
「ドウゾ…ドウゾ…」
フードを目深に被った男か女かも分からない人物が暗い狭い路地で薬を求める物達に薬包みを渡していく、求められるまみ応じるまま、客達の中には身成の良い裕福そうな者達もいる。ハインとワグナーもその様子を離れた場所で伺いタイミングを伺いハインがその群れの中に混ざる、今夜の目的は売り捌く者の裏に組織があるのか、製造場所等の情報を掴む事だ。
コーカスがもたらした情報と今夜得た情報を精査し、一気に叩くつもりだ。
「く、くすり」
「くれ、くれ」
「………」
涎を垂らし手を伸ばし求める者達、ハインは動物だなと思い手を伸ばせば相手の手が止まる、手袋をした手からは何の情報も得られない。
「チガウ…チガウ」
売り捌く者が身を翻し跳躍した後をハインも追い、ワグナーも物陰から続いた。
「行くぞ」
「逃げられたな、ヤハネ何か分かったか?」
「読めない…生き物じゃないかもな」
「あーアンスローポモフィクか?」
「…それなら分かるんだけど」
「追えばわかる、行くぞ」
「そうだな…」
カイムとヤハネが屋根を跳躍していく、瞬く間にハイン達に追い付き売り捌く者の行く手を阻み4名で囲った。
「よお、お前面白いもん売ってるよな?この街の領主様はお怒りだ」
「アンタ、何?」
「同行願います、街…国を混乱に陥れた裁きは受けるべきです」
「話しはゆっくり聞きます」
計画は変更になったが、目の前の人物だけでも確保していきたい、各自タイミングを図ろうとした所、薬を捌く者の足元に空間が広がり転移が行われた。
「へえ、やるな。ヤハネ追えるな」
「ああ、そんな離れた場所じゃない。こっちも転移だ」
「ちょうどいい、アジトごと暴いてやる」
「千歳さん達から深追いは駄目だと」
「深追い?後でついうっかりとか言っとけ」
「カイム、悪い事教えるなよ。来なくても良いよ」
「いえ、ここで逃せば恐らくここで捕らえられません、行きます」
「ワグナー…」
「ほら、行くぞ」
深追いするカイムとヤハネを止めようとするハイン、ワグナーはカイム達に同意しハインもまたカイム達に付いて行く事にしカイムが薄く笑う、魔的なそれは夜に映える美しい笑みだった…。
「カトゥーシュカ殿、どうですこの大陸は?」
「北海の覇王の一族、ここは暖かいでしょう」
「…はい、暴走した未熟なこの身を受け入れて頂き皇国の懐の深さには感謝致します」
食後のコーヒーを楽しんでいた所でアガニータとコーカスがカトゥーシュカに言葉を掛ける、濃い目の茶を飲み静かにしていたが北の海の支配者の王族、目立ちたくなくとも話しは来るだろう、トラングはコーヒーに砂糖を追加しデュスノアはブラックで飲んでいる、困れば千歳か大河が助け船を出してくれる事に期待し会話を続ける。
「そうですか、それはそれは。ニジェルガ陛下はお優しいですからね。私もかつて北海に行った事があります」
「覚えています、貴方はあの頃と変わりなく…先代は今も昔も貴方に恋狂っています」
「貴方の美しさは最早罪ですよね」
「褒めているのか?コーカス」
「もちろん」
かつて幼い頃に遠目から故郷の北の海で見たアガニータ、先代…カトゥーシュカの祖父はアガニータに惚れ込み求めたが叶わなかった。
「へえ、初めて聞いた。アンタどんだけ人の感情ぐちゃぐちゃにしたらいいわけ?」
「トラング、私生きているだけだ」
「はっ」
「失礼、カイム君からの連絡です。出ます」
「どうぞ」
トラングがアガニータを睨む、アガニータは涼しけな顔でコーヒーを飲み終わり、千歳がスマホからのカイムの連絡に応じた。
「あー千歳か。色々予定が狂った。薬をバラ撒いた奴には逃げられた、そいつの隠れ家は見つけたが」
「入れば爆破魔法が発動するぞ」
「そんな訳、どうする?」
『それは…少し困ったね』
通話越しの千歳の声は少しも困った様子は無く、カイムとヤハネも目の前の洞窟を見て考えあぐね、ハインとワグナーはなんとして潜入しようと模索した…。
0
お気に入りに追加
294
あなたにおすすめの小説
元万能技術者の冒険者にして釣り人な日々
於田縫紀
ファンタジー
俺は神殿技術者だったが過労死して転生。そして冒険者となった日の夜に記憶や技能・魔法を取り戻した。しかしかつて持っていた能力や魔法の他に、釣りに必要だと神が判断した様々な技能や魔法がおまけされていた。
今世はこれらを利用してのんびり釣り、最小限に仕事をしようと思ったのだが……
(タイトルは異なりますが、カクヨム投稿中の『何でも作れる元神殿技術者の冒険者にして釣り人な日々』と同じお話です。更新が追いつくまでは毎日更新、追いついた後は隔日更新となります)
勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!
よっしぃ
ファンタジー
9月11日、12日、ファンタジー部門2位達成中です!
僕はもうすぐ25歳になる常山 順平 24歳。
つねやま じゅんぺいと読む。
何処にでもいる普通のサラリーマン。
仕事帰りの電車で、吊革に捕まりうつらうつらしていると・・・・
突然気分が悪くなり、倒れそうになる。
周りを見ると、周りの人々もどんどん倒れている。明らかな異常事態。
何が起こったか分からないまま、気を失う。
気が付けば電車ではなく、どこかの建物。
周りにも人が倒れている。
僕と同じようなリーマンから、数人の女子高生や男子学生、仕事帰りの若い女性や、定年近いおっさんとか。
気が付けば誰かがしゃべってる。
どうやらよくある勇者召喚とやらが行われ、たまたま僕は異世界転移に巻き込まれたようだ。
そして・・・・帰るには、魔王を倒してもらう必要がある・・・・と。
想定外の人数がやって来たらしく、渡すギフト・・・・スキルらしいけど、それも数が限られていて、勇者として召喚した人以外、つまり巻き込まれて転移したその他大勢は、1人1つのギフト?スキルを。あとは支度金と装備一式を渡されるらしい。
どうしても無理な人は、戻ってきたら面倒を見ると。
一方的だが、日本に戻るには、勇者が魔王を倒すしかなく、それを待つのもよし、自ら勇者に協力するもよし・・・・
ですが、ここで問題が。
スキルやギフトにはそれぞれランク、格、強さがバラバラで・・・・
より良いスキルは早い者勝ち。
我も我もと群がる人々。
そんな中突き飛ばされて倒れる1人の女性が。
僕はその女性を助け・・・同じように突き飛ばされ、またもや気を失う。
気が付けば2人だけになっていて・・・・
スキルも2つしか残っていない。
一つは鑑定。
もう一つは家事全般。
両方とも微妙だ・・・・
彼女の名は才村 友郁
さいむら ゆか。 23歳。
今年社会人になりたて。
取り残された2人が、すったもんだで生き残り、最終的には成り上がるお話。
異世界で快適な生活するのに自重なんかしてられないだろ?
お子様
ファンタジー
机の引き出しから過去未来ではなく異世界へ。
飛ばされた世界で日本のような快適な生活を過ごすにはどうしたらいい?
自重して目立たないようにする?
無理無理。快適な生活を送るにはお金が必要なんだよ!
お金を稼ぎ目立っても、問題無く暮らす方法は?
主人公の考えた手段は、ドン引きされるような内容だった。
(実践出来るかどうかは別だけど)
異世界転移しましたが、面倒事に巻き込まれそうな予感しかしないので早めに逃げ出す事にします。
sou
ファンタジー
蕪木高等学校3年1組の生徒40名は突如眩い光に包まれた。
目が覚めた彼らは異世界転移し見知らぬ国、リスランダ王国へと転移していたのだ。
「勇者たちよ…この国を救ってくれ…えっ!一人いなくなった?どこに?」
これは、面倒事を予感した主人公がいち早く逃げ出し、平穏な暮らしを目指す物語。
なろう、カクヨムにも同作を投稿しています。
やさしい異世界転移
みなと
ファンタジー
妹の誕生日ケーキを買いに行く最中 謎の声に導かれて異世界へと転移してしまった主人公
神洞 優斗。
彼が転移した世界は魔法が発達しているファンタジーの世界だった!
元の世界に帰るまでの間優斗は学園に通い平穏に過ごす事にしたのだが……?
この時の優斗は気付いていなかったのだ。
己の……いや"ユウト"としての逃れられない定めがすぐ近くまで来ている事に。
この物語は 優斗がこの世界で仲間と出会い、共に様々な困難に立ち向かい希望 絶望 別れ 後悔しながらも進み続けて、英雄になって誰かに希望を託すストーリーである。
リリゼットの学園生活 〜 聖魔法?我が家では誰でも使えますよ?
あくの
ファンタジー
15になって領地の修道院から王立ディアーヌ学園、通称『学園』に通うことになったリリゼット。
加護細工の家系のドルバック伯爵家の娘として他家の令嬢達と交流開始するも世間知らずのリリゼットは令嬢との会話についていけない。
また姉と婚約者の破天荒な行動からリリゼットも同じなのかと学園の男子生徒が近寄ってくる。
長女気質のダンテス公爵家の長女リーゼはそんなリリゼットの危うさを危惧しており…。
リリゼットは楽しい学園生活を全うできるのか?!
魔法が使えない令嬢は住んでいた小屋が燃えたので家出します
怠惰るウェイブ
ファンタジー
グレイの世界は狭く暗く何よりも灰色だった。
本来なら領主令嬢となるはずの彼女は領主邸で住むことを許されず、ボロ小屋で暮らしていた。
彼女はある日、棚から落ちてきた一冊の本によって人生が変わることになる。
世界が色づき始めた頃、ある事件をきっかけに少女は旅をすることにした。
喋ることのできないグレイは旅を通して自身の世界を色付けていく。
異世界でお取り寄せ生活
マーチ・メイ
ファンタジー
異世界の魔力不足を補うため、年に数人が魔法を貰い渡り人として渡っていく、そんな世界である日、日本で普通に働いていた橋沼桜が選ばれた。
突然のことに驚く桜だったが、魔法を貰えると知りすぐさま快諾。
貰った魔法は、昔食べて美味しかったチョコレートをまた食べたいがためのお取り寄せ魔法。
意気揚々と異世界へ旅立ち、そして桜の異世界生活が始まる。
貰った魔法を満喫しつつ、異世界で知り合った人達と緩く、のんびりと異世界生活を楽しんでいたら、取り寄せ魔法でとんでもないことが起こり……!?
そんな感じの話です。
のんびり緩い話が好きな人向け、恋愛要素は皆無です。
※小説家になろう、カクヨムでも同時掲載しております。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる