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第011部 イレギュラー過ぎる召喚は神々も知らない内に/500年の孤独と独夜と独りと到達に至る導 回顧録
第022話 ジャングル風呂 なんか色々
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「外神さん!その傷大丈夫なの!?」
「はい、昔の傷ですから…」
「傷跡治せないんですか?神様達にお願いしましょう…」
「いえ…これは呪いです…傷跡は消せません」
部屋の奥の扉の先には広い脱衣所が用意され、洗面台いや寛げるスペースも用意され観葉植物もあり綺麗で清潔な空間でロッカーの様なものが供え付けられネームプレートが付けられている物は、商会やギルドのメンバーの物でネームプレートが無い物を使用する事にした。
外神も服を脱げばガリガリ……はともかくとして晴海と率の眼を奪ったのは左脇腹を抉るように出来ている傷跡だった。
「え……大丈夫なの!?」
「はい、僕はとても薄情に見えるらしくて、これを付けた方は忘れないようにと刻んで逝ってしまいました。忘れたりはしないんですが…」
「あ…ごめん嫌な事聞いちゃった…」
「気にしないで下さい晴海さん」
「うん」
「お風呂楽しんで下さい」
「分かったありがとう!」
詠斗も晴海も心配そうに見るが当の本人は無表情に首を横に振る、舵と崇幸と千歳が晴海を連れて風呂場へと向かう。
「う、うわあー」
「これってジャングル風呂!」
「すげーなんだこれ」
「商会やギルドの皆さんの希望を聞いたらこういう感じですね、今は距離が離れすぎているので此処にはこれませんが…」
「いくつ風呂あるんだ?」
「…………10です?」
詠斗や燈火、ジラが目の前の風景に驚き外神が淡々と説明する、大河が風呂の数を聞けば本人も把握していない。
「綺麗な、宝石の鳥が飛んできたよ」
「こっちは宝石の蝶ですね」
「ダンジョンのドロップ品ですね、気に入っているようでここにいます」
宝石で造られた鳥と蝶々が此方へ向かって飛んで来る、鳥は木々に止まり蝶は千眼、千華、率、懐記、舵、燈火、ジラ、ラジカ、ナイルの髪に止まった。
「綺麗ですねー」
「可愛いー」
「あら…可愛らしいですね。ナイルよく似合ってます」
「千華様も綺麗ですね」
「………」
「軽いな、何食うのコイツら」
「うわ、高そ!」
「どうぞ、持って帰って下さい」
「宝石蝶ですか、美しいですね」
「へえ、初めて見たな」
『……え?』
どうぞと気軽な外神に各自反応が様々だが、率、舵、燈火以外はもう貰う気満々だった。
「ええ、だ、だめですよこんな高価な蝶々!」
「そうです、そうです!宝石でしょう?」
「そうだよ!すごい価値でしょ!」
「はい、どうぞ。気に入られたようなので。良く似合ってますよ綺麗ですね。魔王の皆さんも似合ってますよ…またダンジョンに行けばドロップしますから」
「これは別の大陸の鉱物ダンジョンの物ですね、価値は不明です」
「こわ」
「ええ…」
「ありがとうございます、大事にしますね」
「私も大切にします」
「ああ…」
「貰っておけ」
「よく似合っているよ2人共」
「ありがとうございます…」
「あ、ありがとうございます」
「ありがと、外神ちゃん」
首をぶんぶん振って断る率、燈火、舵は大河と千歳に押し切られ貰う事にし、他はもう慣れたらしく気にせずに身体を洗いにいった。
「花が好きなようなので、後で花を贈ります」
後ほど何だかんだエツィアや魔人の子供達、ディオス達も欲しがったので、《黄昏の瞳》皆でダンジョンに向かう事になるのは少し未来の話し…。
「外神さんこのシャンプーとかボディソープや石鹸、入浴剤は全てこの世界の植物で作っているんですよね?」
「はい、率さんが出してくれた日本製品はやはり良いですね。香りも泡立ちも…」
「あ、あの僕に作り方教えてくれませんか?僕の店でこの世界で作られたシャンプーとか売って見たいんです」
「……分かりました、シャンプー等を手掛けている方たちが此方に向かっているので明日映像越しに聞いてみましょうか?僕よりも話が合うと思います。材料は提供出来ますから」
「あ、ありがとうございます!あとでテスカちゃん達にラインしないと!」
率がサホンの葉で作られたシャンプー等を試して外神に気持ちを伝え快諾される、率は満面の笑みを浮かべ張り切った。
「外神ーおすすめの風呂はどれ?」
「…薬草風呂か果実風呂……ですね。あとは他の方達の注文で作ったものなので滝と電気風呂、ジェットバス、ソルトバス…全身泥パック風呂、海、水風呂、温泉、熱湯、岩盤浴、サウナ、ミストサウナ……等です?」
『温泉?』
「さっき話したヴォクシー達がいる《オンタン》ていう街の温泉?俺入ろうっ!」
「クラークラック達の温泉じゃなく?」
「クラークラック?ああ、効能は近いですね。300年前に僕が火山を活性化させて温泉が出るようにした街の温泉を引いています。魔人の子供達がいる孤児院があります」
「お、じゃ行ってみたいな」
「超長距離転移になるので、何回か転移を挟めば…」
「……そうか…」
「俺はあの滝行くぞ!ナイル!チグリス、行くぞ!」
「面白そうですね」
「外神……」
「はい、チグリスさん」
「こういう所では風呂に入って物が食べられる…」
「はいそうですね…此方をどうぞ、お風呂で軽く食べたいセット…」
「ありがとう…」
外神が収納からトレイに乗った良く冷えた果実酒、干した肉と魚、新鮮な果物を乗せた物をチグリスに渡せば、嬉しそうにジラとナイルの後に付いて行った。
「皆さんもそこに冷蔵庫があり飲み物が入っていますので、自由に飲んで下さい」
「随分至れり尽くせりじゃん」
「福利厚生ですね…」
懐記が関心する、外神は無表情にそう答え各々2時間程風呂を楽しんだ…。
「はい、昔の傷ですから…」
「傷跡治せないんですか?神様達にお願いしましょう…」
「いえ…これは呪いです…傷跡は消せません」
部屋の奥の扉の先には広い脱衣所が用意され、洗面台いや寛げるスペースも用意され観葉植物もあり綺麗で清潔な空間でロッカーの様なものが供え付けられネームプレートが付けられている物は、商会やギルドのメンバーの物でネームプレートが無い物を使用する事にした。
外神も服を脱げばガリガリ……はともかくとして晴海と率の眼を奪ったのは左脇腹を抉るように出来ている傷跡だった。
「え……大丈夫なの!?」
「はい、僕はとても薄情に見えるらしくて、これを付けた方は忘れないようにと刻んで逝ってしまいました。忘れたりはしないんですが…」
「あ…ごめん嫌な事聞いちゃった…」
「気にしないで下さい晴海さん」
「うん」
「お風呂楽しんで下さい」
「分かったありがとう!」
詠斗も晴海も心配そうに見るが当の本人は無表情に首を横に振る、舵と崇幸と千歳が晴海を連れて風呂場へと向かう。
「う、うわあー」
「これってジャングル風呂!」
「すげーなんだこれ」
「商会やギルドの皆さんの希望を聞いたらこういう感じですね、今は距離が離れすぎているので此処にはこれませんが…」
「いくつ風呂あるんだ?」
「…………10です?」
詠斗や燈火、ジラが目の前の風景に驚き外神が淡々と説明する、大河が風呂の数を聞けば本人も把握していない。
「綺麗な、宝石の鳥が飛んできたよ」
「こっちは宝石の蝶ですね」
「ダンジョンのドロップ品ですね、気に入っているようでここにいます」
宝石で造られた鳥と蝶々が此方へ向かって飛んで来る、鳥は木々に止まり蝶は千眼、千華、率、懐記、舵、燈火、ジラ、ラジカ、ナイルの髪に止まった。
「綺麗ですねー」
「可愛いー」
「あら…可愛らしいですね。ナイルよく似合ってます」
「千華様も綺麗ですね」
「………」
「軽いな、何食うのコイツら」
「うわ、高そ!」
「どうぞ、持って帰って下さい」
「宝石蝶ですか、美しいですね」
「へえ、初めて見たな」
『……え?』
どうぞと気軽な外神に各自反応が様々だが、率、舵、燈火以外はもう貰う気満々だった。
「ええ、だ、だめですよこんな高価な蝶々!」
「そうです、そうです!宝石でしょう?」
「そうだよ!すごい価値でしょ!」
「はい、どうぞ。気に入られたようなので。良く似合ってますよ綺麗ですね。魔王の皆さんも似合ってますよ…またダンジョンに行けばドロップしますから」
「これは別の大陸の鉱物ダンジョンの物ですね、価値は不明です」
「こわ」
「ええ…」
「ありがとうございます、大事にしますね」
「私も大切にします」
「ああ…」
「貰っておけ」
「よく似合っているよ2人共」
「ありがとうございます…」
「あ、ありがとうございます」
「ありがと、外神ちゃん」
首をぶんぶん振って断る率、燈火、舵は大河と千歳に押し切られ貰う事にし、他はもう慣れたらしく気にせずに身体を洗いにいった。
「花が好きなようなので、後で花を贈ります」
後ほど何だかんだエツィアや魔人の子供達、ディオス達も欲しがったので、《黄昏の瞳》皆でダンジョンに向かう事になるのは少し未来の話し…。
「外神さんこのシャンプーとかボディソープや石鹸、入浴剤は全てこの世界の植物で作っているんですよね?」
「はい、率さんが出してくれた日本製品はやはり良いですね。香りも泡立ちも…」
「あ、あの僕に作り方教えてくれませんか?僕の店でこの世界で作られたシャンプーとか売って見たいんです」
「……分かりました、シャンプー等を手掛けている方たちが此方に向かっているので明日映像越しに聞いてみましょうか?僕よりも話が合うと思います。材料は提供出来ますから」
「あ、ありがとうございます!あとでテスカちゃん達にラインしないと!」
率がサホンの葉で作られたシャンプー等を試して外神に気持ちを伝え快諾される、率は満面の笑みを浮かべ張り切った。
「外神ーおすすめの風呂はどれ?」
「…薬草風呂か果実風呂……ですね。あとは他の方達の注文で作ったものなので滝と電気風呂、ジェットバス、ソルトバス…全身泥パック風呂、海、水風呂、温泉、熱湯、岩盤浴、サウナ、ミストサウナ……等です?」
『温泉?』
「さっき話したヴォクシー達がいる《オンタン》ていう街の温泉?俺入ろうっ!」
「クラークラック達の温泉じゃなく?」
「クラークラック?ああ、効能は近いですね。300年前に僕が火山を活性化させて温泉が出るようにした街の温泉を引いています。魔人の子供達がいる孤児院があります」
「お、じゃ行ってみたいな」
「超長距離転移になるので、何回か転移を挟めば…」
「……そうか…」
「俺はあの滝行くぞ!ナイル!チグリス、行くぞ!」
「面白そうですね」
「外神……」
「はい、チグリスさん」
「こういう所では風呂に入って物が食べられる…」
「はいそうですね…此方をどうぞ、お風呂で軽く食べたいセット…」
「ありがとう…」
外神が収納からトレイに乗った良く冷えた果実酒、干した肉と魚、新鮮な果物を乗せた物をチグリスに渡せば、嬉しそうにジラとナイルの後に付いて行った。
「皆さんもそこに冷蔵庫があり飲み物が入っていますので、自由に飲んで下さい」
「随分至れり尽くせりじゃん」
「福利厚生ですね…」
懐記が関心する、外神は無表情にそう答え各々2時間程風呂を楽しんだ…。
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