453 / 867
第011部 イレギュラー過ぎる召喚は神々も知らない内に/500年の孤独と独夜と独りと到達に至る導 回顧録
第018話 家/旅立つ…そして…
しおりを挟む
【第018話 弟】
外神は風魔法で襲撃者達を拘束したままアジトに向かう、魔法は便利だ相も変わらず。
「………」
「何者だ!?そいつらは?貴様がやったのか!?」
森の開けた場所で馬数頭で待機していた黒づくめの集団、いきなり現れた外神に驚きながらも拘束された仲間に状況を確認、指を咥え口笛を吹けば拘束された男達が事切れる。
「…………」
毒を仕込んでいたのだろう徹底している、馬を捨て黒づくめの集団は転移でその場から離れた。
大した距離など移動出来ない、先に本拠地を叩くかと外神も死体収納に入れ、馬も入れて先回りの為転移した。
「えーイビヤちゃんはグリちゃんの子供じゃなくてお兄さん?」
「ああ、兄…イビヤが弟グローリーの力をコントロールしていた。今はその眼があるから問題なさそうだな」
「うぇぇん」
「兄、久しぶりだ」
「土地は龍皇国の孤児院の隣に用意して貰ったよー」
「グローリーさん達のお家と空間を千歳さんが繋げてくれますから」
カーテス達も合流しおやつの時間にして話しをしている所に、詠斗と綴が訪れた。
「あ、詠斗さん!綴さんもおやつ食べよ!今日はどら焼き!」
「お、もらうー」
「頂きます」
緑茶も晴海から受け取り敷物の上に座ってどら焼きを食べる、ニスムと子供達も嬉しそうに食べているが黒い毛玉のユークスはニスムの肩の上で泣いていた。
「その子どうしたの?」
『そいつ、俺らと同じ番外魔王だ。番外魔王のくせにガキ守れなかったってめそめそ泣いてんだよ』
「そうなんですね、魔王でも怖いものはありますよね。どうぞ」
イザラの頭の上でどら焼きを食べるチキがいい放つ、綴が優しくハンカチで涙を拭ってやりニスムが撫でてやるがまだ涙は止まらない。
「元気だちてー」
「おいしいよー」
「よしよしー」
子供たちも慰めるがニスムの懐に入ってしまう、ニスムは苦笑いを浮かべた。
「収納袋から家を出してみよう」
「どんな家だろうね」
「興味深いですね」
「家以外もあるようだしな」
「………家が幾つか入ってますね…すごい構造の収納空間ですね」
「楽しみですね」
「こちらも興味深いな、500年はドラゴンの俺達でも短くはない時間だ」
「そうですね、どんな500年を過ごしたのか」
龍皇国のイシュターが理事を勤める孤児院の隣の広大な土地に、崇幸、千歳、ラジカ、大河、蒐集家、率、ニジェルガ、ライガルが並ぶ、イシュターとジラは皇国の孤児院で子供たちと遊んでから来るとの事なので先に始めていく。
【マスターが最近使っている家以外入っているようですね、気に入ったなら全て譲るとの事です、孤児院に向いている建物は3つですね】
【だしまーす】
「これは」
「すごい…」
「皆さんがいた世界の建物のようですが」
「それはそうなんだけど…」
「中をみたら分かるな、行こう」
出した3つの建物、1つは全面ガラス張りの5階建のオフィスビルの様な長方形の建物、2つ目は木で出来たログハウスに蔦が絡み家の中心には天井が空き大木が突きだし様々な作物が実っていた。
3つ目はままごとに使われそうな簡略化された城の様な家…………孤児院として使うなら2つ目のログハウスだろうと中を見てみる事にした。
「ああ、これは嬉しいな」
「そうですね、子供たちは喜びそうですね」
中には沢山の棚と正面の木の周囲を囲む木のベンチ、気の優しいぬくもりと匂いに空間魔法が使われているのか大分外側よりも広い。
「この家にしようか、ニスム君達を呼ぼう」
【はい、分かりました】
【木を植えても良いですか?】
「ああ、構わない」
新しい孤児院を決めて、ゲーテがニジェルガに確認し1度出る。
【サホンの木と野菜の木と果物の木を出しまーす】
「サホン草ではないのか?」
「木があるのですか?」
「サホン草?」
「石鹸の代わりになる草です、水を含ませながら揉むと泡が出るんです」
「なるほど…彼が始まりか…」
「わあ!すごいですね、詠斗さんとトイさんに見せます!」
「これはすごいな」
【皆さんにも同じ物が入ってますからどうぞ】
ゲーテが穴を掘りナビが収納袋から3本大木を出して植え、ニジェルガとライガルが木なのかと尋ね、千歳の疑問にラジカが返しながら各々見上げた。
「葉が白いですね」
【色移りしないようにマスターが改良しました】
「この木こちらも欲しいな」
「ええ、この作物の木も領地にあればいいですね」
【マスターに聞いて見ます…………良いとの事です、皆さんに渡した収納袋に50本ずつ入っていますとの事です。必要ならば更に追加するので言って下さい】
「それはありがたいが……欲しい物があるのか聞いてくれ」
【……近々謁見に伺うと】
「承知した」
何か有るのだろう、自分が叶えられる範囲であればとニジェルガは仰々しく頷く。
「残り2つの建物もせっかくだ、使わせて貰うか」
【まだ幾つかありますから、是非見て下さい】
【商会とギルドの方々の為にマスターが色々作ったんですけと~】
【揉めに揉め、ワガママばかりで使われてない家結構あるんですよ】
【図書館もありますよ、出します】
「見たい」
大河が反応し崇幸達が笑う、ナビとゲーテは呆れながらも色々説明を混ぜて出しいった…。
【第018話 旅立つ…そして…】
「ん…こんな感じ……行こうかな…」
家と木、木は周囲の土ごと収納に入れていく、問題はなさそうだな。
すぐに家に戻れない時の為に、スープやお茶に甘くないパン代わりパンケーキを焼き(何枚か焦がした)細かい肉も炒めて収納に入れて歩きだす。
行くあても、目的も、目標もない旅、地面に落ちた枝を拾い倒れた方へ向かう、そんな行き当たりばったりな旅を始めて見ることにした…。
「外神、何を見ているんだ」
「昔の記録です」
「そうか」
裏ギルドの地下の事務室で次の任務迄の1休憩、暇潰しに昔の手帳を捲っていた。
懐かしむ訳でもない、何かを思い出したい訳でもない。
【緊急の依頼入りました!アウトブレイク級です】
「…………僕が行きます、この後の任務はメシュレラさんが指揮を」
「……了解した」
手帳を閉じて立ち上がる、今日も今日とて忙しい。
落ち着いたらまた昔みたいに旅でもしよう……《アタラクシア》は広いのだ、知らない事はいくらでもある。
そう思いながら、依頼内容を確認し転移を行なった…。
それでは続きは『あなたは異世界に行ったら何をします?~外神諫埜サイドストーリーズ(仮)~』でお会いしましょう。
外神は風魔法で襲撃者達を拘束したままアジトに向かう、魔法は便利だ相も変わらず。
「………」
「何者だ!?そいつらは?貴様がやったのか!?」
森の開けた場所で馬数頭で待機していた黒づくめの集団、いきなり現れた外神に驚きながらも拘束された仲間に状況を確認、指を咥え口笛を吹けば拘束された男達が事切れる。
「…………」
毒を仕込んでいたのだろう徹底している、馬を捨て黒づくめの集団は転移でその場から離れた。
大した距離など移動出来ない、先に本拠地を叩くかと外神も死体収納に入れ、馬も入れて先回りの為転移した。
「えーイビヤちゃんはグリちゃんの子供じゃなくてお兄さん?」
「ああ、兄…イビヤが弟グローリーの力をコントロールしていた。今はその眼があるから問題なさそうだな」
「うぇぇん」
「兄、久しぶりだ」
「土地は龍皇国の孤児院の隣に用意して貰ったよー」
「グローリーさん達のお家と空間を千歳さんが繋げてくれますから」
カーテス達も合流しおやつの時間にして話しをしている所に、詠斗と綴が訪れた。
「あ、詠斗さん!綴さんもおやつ食べよ!今日はどら焼き!」
「お、もらうー」
「頂きます」
緑茶も晴海から受け取り敷物の上に座ってどら焼きを食べる、ニスムと子供達も嬉しそうに食べているが黒い毛玉のユークスはニスムの肩の上で泣いていた。
「その子どうしたの?」
『そいつ、俺らと同じ番外魔王だ。番外魔王のくせにガキ守れなかったってめそめそ泣いてんだよ』
「そうなんですね、魔王でも怖いものはありますよね。どうぞ」
イザラの頭の上でどら焼きを食べるチキがいい放つ、綴が優しくハンカチで涙を拭ってやりニスムが撫でてやるがまだ涙は止まらない。
「元気だちてー」
「おいしいよー」
「よしよしー」
子供たちも慰めるがニスムの懐に入ってしまう、ニスムは苦笑いを浮かべた。
「収納袋から家を出してみよう」
「どんな家だろうね」
「興味深いですね」
「家以外もあるようだしな」
「………家が幾つか入ってますね…すごい構造の収納空間ですね」
「楽しみですね」
「こちらも興味深いな、500年はドラゴンの俺達でも短くはない時間だ」
「そうですね、どんな500年を過ごしたのか」
龍皇国のイシュターが理事を勤める孤児院の隣の広大な土地に、崇幸、千歳、ラジカ、大河、蒐集家、率、ニジェルガ、ライガルが並ぶ、イシュターとジラは皇国の孤児院で子供たちと遊んでから来るとの事なので先に始めていく。
【マスターが最近使っている家以外入っているようですね、気に入ったなら全て譲るとの事です、孤児院に向いている建物は3つですね】
【だしまーす】
「これは」
「すごい…」
「皆さんがいた世界の建物のようですが」
「それはそうなんだけど…」
「中をみたら分かるな、行こう」
出した3つの建物、1つは全面ガラス張りの5階建のオフィスビルの様な長方形の建物、2つ目は木で出来たログハウスに蔦が絡み家の中心には天井が空き大木が突きだし様々な作物が実っていた。
3つ目はままごとに使われそうな簡略化された城の様な家…………孤児院として使うなら2つ目のログハウスだろうと中を見てみる事にした。
「ああ、これは嬉しいな」
「そうですね、子供たちは喜びそうですね」
中には沢山の棚と正面の木の周囲を囲む木のベンチ、気の優しいぬくもりと匂いに空間魔法が使われているのか大分外側よりも広い。
「この家にしようか、ニスム君達を呼ぼう」
【はい、分かりました】
【木を植えても良いですか?】
「ああ、構わない」
新しい孤児院を決めて、ゲーテがニジェルガに確認し1度出る。
【サホンの木と野菜の木と果物の木を出しまーす】
「サホン草ではないのか?」
「木があるのですか?」
「サホン草?」
「石鹸の代わりになる草です、水を含ませながら揉むと泡が出るんです」
「なるほど…彼が始まりか…」
「わあ!すごいですね、詠斗さんとトイさんに見せます!」
「これはすごいな」
【皆さんにも同じ物が入ってますからどうぞ】
ゲーテが穴を掘りナビが収納袋から3本大木を出して植え、ニジェルガとライガルが木なのかと尋ね、千歳の疑問にラジカが返しながら各々見上げた。
「葉が白いですね」
【色移りしないようにマスターが改良しました】
「この木こちらも欲しいな」
「ええ、この作物の木も領地にあればいいですね」
【マスターに聞いて見ます…………良いとの事です、皆さんに渡した収納袋に50本ずつ入っていますとの事です。必要ならば更に追加するので言って下さい】
「それはありがたいが……欲しい物があるのか聞いてくれ」
【……近々謁見に伺うと】
「承知した」
何か有るのだろう、自分が叶えられる範囲であればとニジェルガは仰々しく頷く。
「残り2つの建物もせっかくだ、使わせて貰うか」
【まだ幾つかありますから、是非見て下さい】
【商会とギルドの方々の為にマスターが色々作ったんですけと~】
【揉めに揉め、ワガママばかりで使われてない家結構あるんですよ】
【図書館もありますよ、出します】
「見たい」
大河が反応し崇幸達が笑う、ナビとゲーテは呆れながらも色々説明を混ぜて出しいった…。
【第018話 旅立つ…そして…】
「ん…こんな感じ……行こうかな…」
家と木、木は周囲の土ごと収納に入れていく、問題はなさそうだな。
すぐに家に戻れない時の為に、スープやお茶に甘くないパン代わりパンケーキを焼き(何枚か焦がした)細かい肉も炒めて収納に入れて歩きだす。
行くあても、目的も、目標もない旅、地面に落ちた枝を拾い倒れた方へ向かう、そんな行き当たりばったりな旅を始めて見ることにした…。
「外神、何を見ているんだ」
「昔の記録です」
「そうか」
裏ギルドの地下の事務室で次の任務迄の1休憩、暇潰しに昔の手帳を捲っていた。
懐かしむ訳でもない、何かを思い出したい訳でもない。
【緊急の依頼入りました!アウトブレイク級です】
「…………僕が行きます、この後の任務はメシュレラさんが指揮を」
「……了解した」
手帳を閉じて立ち上がる、今日も今日とて忙しい。
落ち着いたらまた昔みたいに旅でもしよう……《アタラクシア》は広いのだ、知らない事はいくらでもある。
そう思いながら、依頼内容を確認し転移を行なった…。
それでは続きは『あなたは異世界に行ったら何をします?~外神諫埜サイドストーリーズ(仮)~』でお会いしましょう。
0
お気に入りに追加
355
あなたにおすすめの小説
異世界ソロ暮らし 田舎の家ごと山奥に転生したので、自由気ままなスローライフ始めました。
長尾 隆生
ファンタジー
【書籍情報】書籍3巻発売中ですのでよろしくお願いします。
女神様の手違いにより現世の輪廻転生から外され異世界に転生させられた田中拓海。
お詫びに貰った生産型スキル『緑の手』と『野菜の種』で異世界スローライフを目指したが、お腹が空いて、なにげなく食べた『種』の力によって女神様も予想しなかった力を知らずに手に入れてしまう。
のんびりスローライフを目指していた拓海だったが、『その地には居るはずがない魔物』に襲われた少女を助けた事でその計画の歯車は狂っていく。
ドワーフ、エルフ、獣人、人間族……そして竜族。
拓海は立ちはだかるその壁を拳一つでぶち壊し、理想のスローライフを目指すのだった。
中二心溢れる剣と魔法の世界で、徒手空拳のみで戦う男の成り上がりファンタジー開幕。
旧題:チートの種~知らない間に異世界最強になってスローライフ~

うっかり『野良犬』を手懐けてしまった底辺男の逆転人生
野良 乃人
ファンタジー
辺境の田舎街に住むエリオは落ちこぼれの底辺冒険者。
普段から無能だの底辺だのと馬鹿にされ、薬草拾いと揶揄されている。
そんなエリオだが、ふとした事がきっかけで『野良犬』を手懐けてしまう。
そこから始まる底辺落ちこぼれエリオの成り上がりストーリー。
そしてこの世界に存在する宝玉がエリオに力を与えてくれる。
うっかり野良犬を手懐けた底辺男。冒険者という枠を超え乱世での逆転人生が始まります。
いずれは王となるのも夢ではないかも!?
◇世界観的に命の価値は軽いです◇
カクヨムでも同タイトルで掲載しています。

異世界召喚?やっと社畜から抜け出せる!
アルテミス
ファンタジー
第13回ファンタジー大賞に応募しました。応援してもらえると嬉しいです。
->最終選考まで残ったようですが、奨励賞止まりだったようです。応援ありがとうございました!
ーーーー
ヤンキーが勇者として召喚された。
社畜歴十五年のベテラン社畜の俺は、世界に巻き込まれてしまう。
巻き込まれたので女神様の加護はないし、チートもらった訳でもない。幸い召喚の担当をした公爵様が俺の生活の面倒を見てくれるらしいけどね。
そんな俺が異世界で女神様と崇められている”下級神”より上位の"創造神"から加護を与えられる話。
ほのぼのライフを目指してます。
設定も決めずに書き始めたのでブレブレです。気楽〜に読んでください。
6/20-22HOT1位、ファンタジー1位頂きました。有難うございます。
はずれスキル念動力(ただしレベルMAX)で無双する~手をかざすだけです。詠唱とか必殺技とかいりません。念じるだけで倒せます~
さとう
ファンタジー
10歳になると、誰もがもらえるスキル。
キネーシス公爵家の長男、エルクがもらったスキルは『念動力』……ちょっとした物を引き寄せるだけの、はずれスキルだった。
弟のロシュオは『剣聖』、妹のサリッサは『魔聖』とレアなスキルをもらい、エルクの居場所は失われてしまう。そんなある日、後継者を決めるため、ロシュオと決闘をすることになったエルク。だが……その決闘は、エルクを除いた公爵家が仕組んだ『処刑』だった。
偶然の『事故』により、エルクは生死の境をさまよう。死にかけたエルクの魂が向かったのは『生と死の狭間』という不思議な空間で、そこにいた『神様』の気まぐれにより、エルクは自分を鍛えなおすことに。
二千年という長い時間、エルクは『念動力』を鍛えまくる。
現世に戻ったエルクは、十六歳になって目を覚ました。
はずれスキル『念動力』……ただしレベルMAXの力で無双する!!
『収納』は異世界最強です 正直すまんかったと思ってる
農民ヤズ―
ファンタジー
「ようこそおいでくださいました。勇者さま」
そんな言葉から始まった異世界召喚。
呼び出された他の勇者は複数の<スキル>を持っているはずなのに俺は収納スキル一つだけ!?
そんなふざけた事になったうえ俺たちを呼び出した国はなんだか色々とヤバそう!
このままじゃ俺は殺されてしまう。そうなる前にこの国から逃げ出さないといけない。
勇者なら全員が使える収納スキルのみしか使うことのできない勇者の出来損ないと呼ばれた男が収納スキルで無双して世界を旅する物語(予定
私のメンタルは金魚掬いのポイと同じ脆さなので感想を送っていただける際は語調が強くないと嬉しく思います。
ただそれでも初心者故、度々間違えることがあるとは思いますので感想にて教えていただけるとありがたいです。
他にも今後の進展や投稿済みの箇所でこうしたほうがいいと思われた方がいらっしゃったら感想にて待ってます。
なお、書籍化に伴い内容の齟齬がありますがご了承ください。

ペットたちと一緒に異世界へ転生!?魔法を覚えて、皆とのんびり過ごしたい。
千晶もーこ
ファンタジー
疲労で亡くなってしまった和菓。
気付いたら、異世界に転生していた。
なんと、そこには前世で飼っていた犬、猫、インコもいた!?
物語のような魔法も覚えたいけど、一番は皆で楽しくのんびり過ごすのが目標です!
※この話は小説家になろう様へも掲載しています

世界最強で始める異世界生活〜最強とは頼んだけど、災害レベルまでとは言ってない!〜
ワキヤク
ファンタジー
その日、春埼暁人は死んだ。トラックに轢かれかけた子供を庇ったのが原因だった。
そんな彼の自己犠牲精神は世界を創造し、見守る『創造神』の心を動かす。
創造神の力で剣と魔法の世界へと転生を果たした暁人。本人の『願い』と創造神の『粋な計らい』の影響で凄まじい力を手にしたが、彼の力は世界を救うどころか世界を滅ぼしかねないものだった。
普通に歩いても地割れが起き、彼が戦おうものなら瞬く間にその場所は更地と化す。
魔法もスキルも無効化吸収し、自分のものにもできる。
まさしく『最強』としての力を得た暁人だが、等の本人からすれば手に余る力だった。
制御の難しいその力のせいで、文字通り『歩く災害』となった暁人。彼は平穏な異世界生活を送ることができるのか……。
これは、やがてその世界で最強の英雄と呼ばれる男の物語。

レジェンドテイマー ~異世界に召喚されて勇者じゃないから棄てられたけど、絶対に元の世界に帰ると誓う男の物語~
裏影P
ファンタジー
【2022/9/1 一章二章大幅改稿しました。三章作成中です】
宝くじで一等十億円に当選した運河京太郎は、突然異世界に召喚されてしまう。
異世界に召喚された京太郎だったが、京太郎は既に百人以上召喚されているテイマーというクラスだったため、不要と判断されてかえされることになる。
元の世界に帰してくれると思っていた京太郎だったが、その先は死の危険が蔓延る異世界の森だった。
そこで出会った瀕死の蜘蛛の魔物と遭遇し、運よくテイムすることに成功する。
大精霊のウンディーネなど、個性溢れすぎる尖った魔物たちをテイムしていく京太郎だが、自分が元の世界に帰るときにテイムした魔物たちのことや、突然降って湧いた様な強大な力や、伝説級のスキルの存在に葛藤していく。
持っている力に振り回されぬよう、京太郎自身も力に負けない精神力を鍛えようと決意していき、絶対に元の世界に帰ることを胸に、テイマーとして異世界を生き延びていく。
※カクヨム・小説家になろうにて同時掲載中です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる