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第011部 イレギュラー過ぎる召喚は神々も知らない内に/500年の孤独と独夜と独りと到達に至る導 回顧録
第016話 瞳/大きな街での買い物
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【第016話 瞳】
グローリーは眠っている…が眼は見ている、何かを通して…。
「外神さん!」
「うわぁぁん」
小さい子供達の泣き声、悲鳴、火の粉が舞う焼けた建物。
「………子供達を離して下さい」
【グラマス!子供達何人か連れて行かれてます!!】
「場所は?」
【馬車で移動しています】
「そこまで遠くへは行けないですね…先にこちらを」
「なんだお前は!?」
「ここの孤児院を経営している者です、すみません遅くなりました」
「ち…残ったガキは諦める」
黒づくめの集団は手練れのようだ、判断も早い黒づくめの集団が抱えている子供ごと転移し他の子供達は諦める、勿論逃がすつもりはないが。
「ニスムさんすみません、遅くなりました。ここは危険です、魔神皇の元へ転移します、他の子供達は必ず無事に連れて行きます時間がないので、ツーさんに説明して貰いますから。ナビさん子供達を先に超長距離転移で運びます、無事に転移させるにはポイントはいくら必要ですか?」
【5,000ポイントです】
「使います」
【了解】
「外神さん…」
「大丈夫です」
銃で空間を撃ち抜く、今残った子供達を全員その空間に行くよう促し転移でまずは馬車へと向かった。
「下手な真似すんなよ」
『………』
「遅くなってすみません」
「!?転移か移動中の馬車だぞ!」
転移して来た外神が音もなく現れ馬車の荷車の中で驚く黒づくめの集団の見張り2名を、転移で外に放り出し子供達の前に宇宙空間を出して進むよう促す。
馬車の御者は気づかないのかそのまま馬車は走り出しているので、今度は子供を抱えたまま移動中の黒づくめの集団の方を追った。
「遅くなってすみません」
枝から枝へ子供達を抱えて移動する集団、一言外神が謝罪し風魔法で5名の黒づくめを拘束し子供達を取り戻してすぐに銃を撃ち宇宙空間を出現させて子供達を転移させる。
【子供達は全員無事です、皆魔神皇の元へ着きました】
「分かりました……懇意にしている村人の誰かが情報を流した…所ですね、このままにして戻ってもいいのかもしれませんが村に危害が及ぶと子供達が悲しみますね…潰します。魔神皇、すみませんでした。貴方を超長距離転移させるとポイントの消費が大きいので…これで戻って下さい。お疲れ様です、ナビさんこれをニスムさんに渡して下さい。お金と食料と家が入っていますから、これであちらでも問題ないかと。ギルド解体の件はメシュレラさんに伝えて下さい。僕以外の新規依頼は受けないように」
【マスター…メシュレラの旦那が了承しない場合はどうします?副支配人ですし】
【そうですよ、お金だけ渡してさようならは酷いです】
「そういう約束でしたよ、そうですね……メシュレラさんにお任せしますと伝えて下さい…。依頼が来ていますよね。それも片付けます…挨拶も済みましたし」
【あれで!?】
【僕たちの身体もくれたんですよ!?ごはん美味しかった~】
「そうですね…こちらはお礼に渡して下さい」
ニスム達への物資の入った収納袋ともう1つ収納袋を銃を撃って宇宙空間に入れる…そこでグローリーの意識が遠のいでいく…待ってお礼が…言えなていない…。
『兄…弟が…魔力の制御が出来ない可哀想だ…苦しそうだ』
『うえぇええん』
いつかの何処かの過去…苦しそうに呻く髪の長いグローリーの背中をさするメシュレラ、その傍らで泣く赤子。
『はぁ…はぁ…』
『下位の魔人には有り余る魔力と神聖力を持っているから辛いんだな…なんとかしてやりたい…』
『うえええん』
『兄!?』
泣く赤子が宙に浮きグローリーの眼に吸い込まれていく、グローリーの息が正常になり気を失った…。
『そうか、兄…弟を内側で守るのか…弟、兄たちがお前を守るからな…』
優しいメシュレラの声、頭を撫でる手…ああ、守って貰っていたのか…。
【第016話 大きな街での買い物】
《チッタク》の町の元酒場を返して100万ログで旅をしようかと思う、1カ所に留まるのは良くない。
あの森の家と木は収納で保管するとして…良いかもしれない、今日は豪勢に贅沢しよう、身分証明証も手に入ったし、旅……引きこもり異世界で旅をする…良いかもしれない…いや…どうだろう…。
目的は布団以外は決めていないあてもなくなく歩く、賑やかだ活気がある。
「……………」
「いらっしゃいー」
果物を見つけ幾つか購入する、様々な果物が成る木…楽しいかもしれない、隣で見知らぬ野菜も売られているのでそれも買う。
この先には香辛料が売られていたので、2万ログ分色々な香辛料を買ってみれば、その先に粉屋があり…持ち帰り方をどうするか考えれば他の客が購入し小さい革袋に入れていく。
この世界では差程収納袋は珍しくないのかと、パンとまではいかたいが粉を水に溶かしてパンケーキもどきなら出来るだろうと粉を買う。
「まいどー」
また進んでいけば道具屋がありまた中古品があるかと覗いてみる事にする、中には客もいてやはり物は高い。
「らっしゃい」
職人はどこも無愛想なのか、やっぱり木箱に乱雑に入れられた中古品どれも2,000ログ、錆びたナイフと鉈を購入すしてみる、研ぐのは楽しいのだ。
「まいど」
次は布屋と服が一緒の大きめな露店、紐で調整するズボンを幾つか買い上着にシャツと……布も幾つか購入する。
また歩けば身なりの良い女性が顔を布で隠して歩いている姿が見られる、どうやら件の女性達の様だ。
薬草は多量に買い取って貰ったので、時期に良くなるだろう。
少し先に漸くお目当ての物を見つけた、どうやらカーペットの様な物やテーブルクロス等も置いてあるので敷布、掛布にカーペットにテーブルクロス、後タオルの様な物もあるのでそれも買えば所持金の半分以上ふっ飛んだ…悔いはない。
「随分沢山はいりますね」
「ええ」
「ありがとうございます、こちらはオマケです使って下さい」
「ありがとうございます」
無地の正方形に畳まれた布、ハンカチを2枚オマケで貰い街から出て転移で森の家に戻った。
グローリーは眠っている…が眼は見ている、何かを通して…。
「外神さん!」
「うわぁぁん」
小さい子供達の泣き声、悲鳴、火の粉が舞う焼けた建物。
「………子供達を離して下さい」
【グラマス!子供達何人か連れて行かれてます!!】
「場所は?」
【馬車で移動しています】
「そこまで遠くへは行けないですね…先にこちらを」
「なんだお前は!?」
「ここの孤児院を経営している者です、すみません遅くなりました」
「ち…残ったガキは諦める」
黒づくめの集団は手練れのようだ、判断も早い黒づくめの集団が抱えている子供ごと転移し他の子供達は諦める、勿論逃がすつもりはないが。
「ニスムさんすみません、遅くなりました。ここは危険です、魔神皇の元へ転移します、他の子供達は必ず無事に連れて行きます時間がないので、ツーさんに説明して貰いますから。ナビさん子供達を先に超長距離転移で運びます、無事に転移させるにはポイントはいくら必要ですか?」
【5,000ポイントです】
「使います」
【了解】
「外神さん…」
「大丈夫です」
銃で空間を撃ち抜く、今残った子供達を全員その空間に行くよう促し転移でまずは馬車へと向かった。
「下手な真似すんなよ」
『………』
「遅くなってすみません」
「!?転移か移動中の馬車だぞ!」
転移して来た外神が音もなく現れ馬車の荷車の中で驚く黒づくめの集団の見張り2名を、転移で外に放り出し子供達の前に宇宙空間を出して進むよう促す。
馬車の御者は気づかないのかそのまま馬車は走り出しているので、今度は子供を抱えたまま移動中の黒づくめの集団の方を追った。
「遅くなってすみません」
枝から枝へ子供達を抱えて移動する集団、一言外神が謝罪し風魔法で5名の黒づくめを拘束し子供達を取り戻してすぐに銃を撃ち宇宙空間を出現させて子供達を転移させる。
【子供達は全員無事です、皆魔神皇の元へ着きました】
「分かりました……懇意にしている村人の誰かが情報を流した…所ですね、このままにして戻ってもいいのかもしれませんが村に危害が及ぶと子供達が悲しみますね…潰します。魔神皇、すみませんでした。貴方を超長距離転移させるとポイントの消費が大きいので…これで戻って下さい。お疲れ様です、ナビさんこれをニスムさんに渡して下さい。お金と食料と家が入っていますから、これであちらでも問題ないかと。ギルド解体の件はメシュレラさんに伝えて下さい。僕以外の新規依頼は受けないように」
【マスター…メシュレラの旦那が了承しない場合はどうします?副支配人ですし】
【そうですよ、お金だけ渡してさようならは酷いです】
「そういう約束でしたよ、そうですね……メシュレラさんにお任せしますと伝えて下さい…。依頼が来ていますよね。それも片付けます…挨拶も済みましたし」
【あれで!?】
【僕たちの身体もくれたんですよ!?ごはん美味しかった~】
「そうですね…こちらはお礼に渡して下さい」
ニスム達への物資の入った収納袋ともう1つ収納袋を銃を撃って宇宙空間に入れる…そこでグローリーの意識が遠のいでいく…待ってお礼が…言えなていない…。
『兄…弟が…魔力の制御が出来ない可哀想だ…苦しそうだ』
『うえぇええん』
いつかの何処かの過去…苦しそうに呻く髪の長いグローリーの背中をさするメシュレラ、その傍らで泣く赤子。
『はぁ…はぁ…』
『下位の魔人には有り余る魔力と神聖力を持っているから辛いんだな…なんとかしてやりたい…』
『うえええん』
『兄!?』
泣く赤子が宙に浮きグローリーの眼に吸い込まれていく、グローリーの息が正常になり気を失った…。
『そうか、兄…弟を内側で守るのか…弟、兄たちがお前を守るからな…』
優しいメシュレラの声、頭を撫でる手…ああ、守って貰っていたのか…。
【第016話 大きな街での買い物】
《チッタク》の町の元酒場を返して100万ログで旅をしようかと思う、1カ所に留まるのは良くない。
あの森の家と木は収納で保管するとして…良いかもしれない、今日は豪勢に贅沢しよう、身分証明証も手に入ったし、旅……引きこもり異世界で旅をする…良いかもしれない…いや…どうだろう…。
目的は布団以外は決めていないあてもなくなく歩く、賑やかだ活気がある。
「……………」
「いらっしゃいー」
果物を見つけ幾つか購入する、様々な果物が成る木…楽しいかもしれない、隣で見知らぬ野菜も売られているのでそれも買う。
この先には香辛料が売られていたので、2万ログ分色々な香辛料を買ってみれば、その先に粉屋があり…持ち帰り方をどうするか考えれば他の客が購入し小さい革袋に入れていく。
この世界では差程収納袋は珍しくないのかと、パンとまではいかたいが粉を水に溶かしてパンケーキもどきなら出来るだろうと粉を買う。
「まいどー」
また進んでいけば道具屋がありまた中古品があるかと覗いてみる事にする、中には客もいてやはり物は高い。
「らっしゃい」
職人はどこも無愛想なのか、やっぱり木箱に乱雑に入れられた中古品どれも2,000ログ、錆びたナイフと鉈を購入すしてみる、研ぐのは楽しいのだ。
「まいど」
次は布屋と服が一緒の大きめな露店、紐で調整するズボンを幾つか買い上着にシャツと……布も幾つか購入する。
また歩けば身なりの良い女性が顔を布で隠して歩いている姿が見られる、どうやら件の女性達の様だ。
薬草は多量に買い取って貰ったので、時期に良くなるだろう。
少し先に漸くお目当ての物を見つけた、どうやらカーペットの様な物やテーブルクロス等も置いてあるので敷布、掛布にカーペットにテーブルクロス、後タオルの様な物もあるのでそれも買えば所持金の半分以上ふっ飛んだ…悔いはない。
「随分沢山はいりますね」
「ええ」
「ありがとうございます、こちらはオマケです使って下さい」
「ありがとうございます」
無地の正方形に畳まれた布、ハンカチを2枚オマケで貰い街から出て転移で森の家に戻った。
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