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第011部 イレギュラー過ぎる召喚は神々も知らない内に/500年の孤独と独夜と独りと到達に至る導 回顧録
第013話 お疲れ風早&おこ識/布団を探す…
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【第011話 お疲れ風早&おこ識】
『なんなのあのマスター!イカれてるわよ!ちょっと陰がある細身なイケメンかと思ったら!』
【あーすみません】
『ナビちゃんが謝る必要ないわよ!』
『識…その辺で…報告します』
市場2日目の午後、ナビが報告から戻り風早と識も戻り集まれる面子で会議室に集まった…が、識がぷんすか怒っていた。
「えと先ずは、会いたいけど会えそう?」
『今現在テンペスト級の任務で高難度のダンジョンにアタック中です、クリアして任務完了手続きが済めば向かうそうですが……』
『他に仕事が入れば行けないと言ってたわ、あれじゃ合流するまで数十年かかりそうよ!』
【向かうようには言ってるんですけど、緊急な用が無ければ……一応マスターも神々に頼みたい事があるから必ず来ますけど…】
【お待たせー今からラスボスアタックしますよー】
詠斗の質問に風早も識もナビもなんとも言えないが、遅れてやって来たゲーテが間延びした声でやってくる。
『早いですね、44階層をたった独りで…』
『イカれてるわよ、食事もあまりしないし。ゼロちゃん可哀想よ!』
「44階層?」
「ゼロ?」
ジラとラジカが反応する、それと同時にグローリー、ヤハネ、ヴィッセ、テーデが会議室を訪れた。
「クッキー持ってきたよ…」
「たまご割るの楽しいなー」
「沢山作りましたね」
「今度は静かに作りたい」
『【あ、あー、あー!め、メシュレラさん!?】』
ナビとゲーテの声が重なり会議室に響き渡る、グローリー達は呆然としていた。
「おーい、神々に頼んで特殊なゴーレム増やしたぞーこれで…どうかしたか?」
崇幸と千眼も訪れ、きょとんとしていた。
【お、おい!今メシュレラの旦那どこだ!?】
【今、任務で……待って、マスターは?てかここ魔人だらけ!?】
【とにかくマスターを戻せ!ここに来させろ!】
【いま、連絡したよ!ゼロちゃん来て!】
【うぇー仕事終わらないー…え!メシュレラさん!?あれおっきい?】
【マスターを緊急非常事態として戻せ!】
【あーあっちゃーラスボス弱すぎて1ターンキルしてつまらないってラスボス強化させて遊んでますーえぐえぐ】
【あんのクソマス!】
『イカれてるわねー』
ナビとゲーテが慌てて補佐のゼロを呼ぶ、その様を見て識が呆れ返った。
「グローリー君と誰か君たちの知り合いと深い関係があるのかな?」
「ちょっと待って、さっきから言ってるメシュレラって…」
「メシュレラ・ネバイデン・ジュピトナー様ですか?」
「あの最上位最強のネフィリムより格上って噂の?」
【多分兄?】
【もしかしたら弟?】
【間違いなく兄弟なのは確かですよー】
『は?』
「…?」
ヤハネとヴィッセ、テーデが聞けばそう返す、驚く3名にグローリーが首を傾げた。
第011話 布団を探す…
朝、目覚めはすっきりしていて気分が良い…。
朝食は昨日のスープ、水筒のお茶を全て飲んで石鹸水で皿と水筒を洗いまたお茶を作り水筒に入れて元酒場へ転移した。
「変わらず…行こう」
内側から閂し裏側から転移し裏側から冒険者ギルドに向かう、ハサミと布団を買うと決めて移動した…。
「おはようございます」
「おはよう…ございますお願いします…」
今日も賑わいを見せている冒険者ギルド、買い取りの受付に草を出して今日も7,000ログを稼ぐ。
「すみません、良ければ採取の依頼で新しい物が出たんです。報酬が良いので良ければ…」
受付嬢が掲示板を指す、金を受け取り覗いてみようと足を運んだ。
『ミーン草:状態の良い物1本1万ログから』
「…………………」
張り紙には丁寧に分かりやすく描かれた草の絵、ちらりと見て冒険者ギルドを後にした。
賑わいを見せる市場木魔法があるのだ、野菜と果物を買っても良いかもしれない。
「おや、お兄さんおはよう。肉串どうだい?」
「いただきます、1本下さい」
「あいよ」
最初に訪れた肉串屋に声を掛けられ1本貰う、隅でゆっくり食べて串を返した。
「…………」
野菜を売る並びを歩く一通り買って1本の木に色々出来るのかやってみたいので1番種類が多く売っている露店で足を止めた。
「いらっしゃい」
「……全種類1つずつ下さい」
「おう、ありがとな。1,500ログだこの葉っぱはスープに入れて煮込むと深味が出てうまいぞ」
「ありがとうございます」
暫し観察した結果細かく刻んでスープ等にするから、全種類1つ買いは邪道ではないようで快く草を雑に編んだ袋に入れて渡してくれる。
ハサミと布団を探す、昨日の生地屋に行こうかと考えていればふと道具屋が視界に入る…難易度が高い…だが入ろうかと足を踏み入れた。
「いらっしゃい…」
いかにもRPGに出てきそうな筋骨隆々の壮年の男がちらりと此方を見て、カウンターの椅子に座っていた。
棚を見ればトンカチや釘にノコギリ、矢やナイフ、革小物等の日用品と冒険者達向けの消耗品…どれも高い…。
ハサミもあるが3万ログ…高い…がふと木箱の中に雑に入れられた道具に目がいく。
「そいつらは中古品だよ、どれも1,000ログ」
「………………」
見てみると錆びがあるが、錆びたハサミと刃が掛けたナイフが目に入り迷わず購入した。
「どうも」
良い買い物が出来た、岩魔法で砥石を作り研げば使える様になる、後は布団だ…。
「……………」
「いらっしゃい」
あった…お高めの衣料品店に、この町はどうやら近くに鉱山や採掘場や農村等環境に恵まれているせいか豊かな町の1つで高級品が意外と多い。
布団…敷き布と掛け布揃いで10万ログ…諦めて服を買った店に向かいマントを買い、布団代わりにしよう…高い。
「いらっしゃい、今日は?」
「マント下さい」
「これとこれとこれ1着3,000ログ」
「………………………これを下さい」
服屋の店員に聞かれマントをと頼むと3着服の山に置かれ、手触りで1番厚みのあるものを選び、ついでにシャツとズボンも購入して欲しい物は手に入ったと元酒場から森の家に転移で戻った…。
『なんなのあのマスター!イカれてるわよ!ちょっと陰がある細身なイケメンかと思ったら!』
【あーすみません】
『ナビちゃんが謝る必要ないわよ!』
『識…その辺で…報告します』
市場2日目の午後、ナビが報告から戻り風早と識も戻り集まれる面子で会議室に集まった…が、識がぷんすか怒っていた。
「えと先ずは、会いたいけど会えそう?」
『今現在テンペスト級の任務で高難度のダンジョンにアタック中です、クリアして任務完了手続きが済めば向かうそうですが……』
『他に仕事が入れば行けないと言ってたわ、あれじゃ合流するまで数十年かかりそうよ!』
【向かうようには言ってるんですけど、緊急な用が無ければ……一応マスターも神々に頼みたい事があるから必ず来ますけど…】
【お待たせー今からラスボスアタックしますよー】
詠斗の質問に風早も識もナビもなんとも言えないが、遅れてやって来たゲーテが間延びした声でやってくる。
『早いですね、44階層をたった独りで…』
『イカれてるわよ、食事もあまりしないし。ゼロちゃん可哀想よ!』
「44階層?」
「ゼロ?」
ジラとラジカが反応する、それと同時にグローリー、ヤハネ、ヴィッセ、テーデが会議室を訪れた。
「クッキー持ってきたよ…」
「たまご割るの楽しいなー」
「沢山作りましたね」
「今度は静かに作りたい」
『【あ、あー、あー!め、メシュレラさん!?】』
ナビとゲーテの声が重なり会議室に響き渡る、グローリー達は呆然としていた。
「おーい、神々に頼んで特殊なゴーレム増やしたぞーこれで…どうかしたか?」
崇幸と千眼も訪れ、きょとんとしていた。
【お、おい!今メシュレラの旦那どこだ!?】
【今、任務で……待って、マスターは?てかここ魔人だらけ!?】
【とにかくマスターを戻せ!ここに来させろ!】
【いま、連絡したよ!ゼロちゃん来て!】
【うぇー仕事終わらないー…え!メシュレラさん!?あれおっきい?】
【マスターを緊急非常事態として戻せ!】
【あーあっちゃーラスボス弱すぎて1ターンキルしてつまらないってラスボス強化させて遊んでますーえぐえぐ】
【あんのクソマス!】
『イカれてるわねー』
ナビとゲーテが慌てて補佐のゼロを呼ぶ、その様を見て識が呆れ返った。
「グローリー君と誰か君たちの知り合いと深い関係があるのかな?」
「ちょっと待って、さっきから言ってるメシュレラって…」
「メシュレラ・ネバイデン・ジュピトナー様ですか?」
「あの最上位最強のネフィリムより格上って噂の?」
【多分兄?】
【もしかしたら弟?】
【間違いなく兄弟なのは確かですよー】
『は?』
「…?」
ヤハネとヴィッセ、テーデが聞けばそう返す、驚く3名にグローリーが首を傾げた。
第011話 布団を探す…
朝、目覚めはすっきりしていて気分が良い…。
朝食は昨日のスープ、水筒のお茶を全て飲んで石鹸水で皿と水筒を洗いまたお茶を作り水筒に入れて元酒場へ転移した。
「変わらず…行こう」
内側から閂し裏側から転移し裏側から冒険者ギルドに向かう、ハサミと布団を買うと決めて移動した…。
「おはようございます」
「おはよう…ございますお願いします…」
今日も賑わいを見せている冒険者ギルド、買い取りの受付に草を出して今日も7,000ログを稼ぐ。
「すみません、良ければ採取の依頼で新しい物が出たんです。報酬が良いので良ければ…」
受付嬢が掲示板を指す、金を受け取り覗いてみようと足を運んだ。
『ミーン草:状態の良い物1本1万ログから』
「…………………」
張り紙には丁寧に分かりやすく描かれた草の絵、ちらりと見て冒険者ギルドを後にした。
賑わいを見せる市場木魔法があるのだ、野菜と果物を買っても良いかもしれない。
「おや、お兄さんおはよう。肉串どうだい?」
「いただきます、1本下さい」
「あいよ」
最初に訪れた肉串屋に声を掛けられ1本貰う、隅でゆっくり食べて串を返した。
「…………」
野菜を売る並びを歩く一通り買って1本の木に色々出来るのかやってみたいので1番種類が多く売っている露店で足を止めた。
「いらっしゃい」
「……全種類1つずつ下さい」
「おう、ありがとな。1,500ログだこの葉っぱはスープに入れて煮込むと深味が出てうまいぞ」
「ありがとうございます」
暫し観察した結果細かく刻んでスープ等にするから、全種類1つ買いは邪道ではないようで快く草を雑に編んだ袋に入れて渡してくれる。
ハサミと布団を探す、昨日の生地屋に行こうかと考えていればふと道具屋が視界に入る…難易度が高い…だが入ろうかと足を踏み入れた。
「いらっしゃい…」
いかにもRPGに出てきそうな筋骨隆々の壮年の男がちらりと此方を見て、カウンターの椅子に座っていた。
棚を見ればトンカチや釘にノコギリ、矢やナイフ、革小物等の日用品と冒険者達向けの消耗品…どれも高い…。
ハサミもあるが3万ログ…高い…がふと木箱の中に雑に入れられた道具に目がいく。
「そいつらは中古品だよ、どれも1,000ログ」
「………………」
見てみると錆びがあるが、錆びたハサミと刃が掛けたナイフが目に入り迷わず購入した。
「どうも」
良い買い物が出来た、岩魔法で砥石を作り研げば使える様になる、後は布団だ…。
「……………」
「いらっしゃい」
あった…お高めの衣料品店に、この町はどうやら近くに鉱山や採掘場や農村等環境に恵まれているせいか豊かな町の1つで高級品が意外と多い。
布団…敷き布と掛け布揃いで10万ログ…諦めて服を買った店に向かいマントを買い、布団代わりにしよう…高い。
「いらっしゃい、今日は?」
「マント下さい」
「これとこれとこれ1着3,000ログ」
「………………………これを下さい」
服屋の店員に聞かれマントをと頼むと3着服の山に置かれ、手触りで1番厚みのあるものを選び、ついでにシャツとズボンも購入して欲しい物は手に入ったと元酒場から森の家に転移で戻った…。
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