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第010部 魔人達に捧げる禍つ謳
第013話 ねえ、神様お願い卵ダンジョンぷりーず
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「卵を生物から貰うのはなんとなくこの世界のは、食べにくいわ」
「はい、でも多くの人達に食べて欲しいですね」
「で、そんな感じで神様ズ」
「神様達お願いします」
『卵ダンジョン』
大量のゆで玉子を鍋でグツグツ似て、半熟、固ゆでを作る懐記と綴、神々にスマホからお願いをする。
『ふむ』
『いけるとは思うぞ、ボスとかどんなのがいいんだ?』
『カジノタワーに作りますよなのです』
「子供達でも手に入る簡単なダンジョンで…」
「とにかく量ね」
『分かりました、ボスや敵がいなくて浮いている卵を掴まえるだけならすぐできますよ』
『ランダムに変わった卵が出る仕様にします?塩とか鍋とかドロップするのものにしましょう』
「ありがとうございます、お願いします」
「ん、いんじゃない。買い取り出来るようにして。そうね子供だけ入れるダンジョンとそれ以外が入れるダンジョンにしてくんない?そっちは敵いてもいいわ」
『敵が出るダンジョンは数日掛かります、子供達の方は少しお待ち下さい』
「サンキュ」
「ありがとうございます」
通話を切り鍋の中の卵を混ぜ、ラジカと千歳に連絡をする。
「卵ダンジョン、いいね。網をドリーガンさん達に依頼しようか」
「沢山採りすぎたら買い取りに出してお金も稼げて良いでしすね」
商業エリアの千歳達の執務室、獣人の奴隷達の健康状態や働きたいと希望している者達の職や盗賊団の研修状況、砦にいた者達の状態等の確認を行い風早にドリーガン達への網の制作の依頼を頼んだ。
「うん、少し休もうかラジカ」
「はい、お昼にしましょうか?」
「そうだね、懐記君達の所で卵の殻剥こうかな。半熟の茹で玉子貰おう」
「美味しいですよね、半熟」
「なら、今度ポーチドエッグを作るよ。あれなら僕も出来るから」
「ポーチドエッグ?」
「お湯にお酢を入れて割った玉子を落とすのだけと、サラダやトーストに乗せると美味しいから」
「それは楽しみです」
付かず離れず程好い距離、千歳の転移で懐記達の元へと向かった。
「アパート作ってみたんだ、テナスとソーン、ワンズ見てくれ」
『…………』
龍皇国のグローリー宅の少し離れた場所に、2階建て計8室のクリーム色の外壁に木製の扉の孫う事なきアパートに3名は唖然としていた。
「どの部屋も同じ造りだから、中を見よう住む場所が決まったら魔力を取っ手に流せば自分の部屋になるから、よし入ろう」
『はい…』
下の手前の部屋に崇幸が皆を案内する、扉を開ければまず玄関正面の左側の扉は洗面台と風呂、右側はトイレ、廊下の奥の扉の先はソファとテーブルが備え付けられたリビング、キッチン、奥の扉はベッドが置いてある寝室。リビングのもう1つの扉は何も置かれていない部屋、窓にはカーテンがありオーソドックスな2LDKの部屋だった。
「風早が管理してくれるから、自由に使い易いように改良してくれ」
「気に入らないか…?」
一通り説明が終わりポカーンとしている3人、千眼魔王が聞けば勢い良く首を横に振る。
「いえ!使わせて貰います!私は…下の奥でお願いします」
「え、えと俺は上の奥で」
「わ、私はテナスさんの隣で…」
「ああ、使ってくれ。次はグリの家でタナトスの仕事部屋だな、3人は部屋を使ってくれ…」
「ああ…」
「ありがとうございます」
「あ、ありがとうございます!」
「使わせて貰います」
「ああ!なんかあったら言ってくれ、千眼さん終わったらシア達と遊び行こう」
「行こう…」
笑顔で崇幸は隣の家に千眼を伴い向かう、昨日シア達から何処へ連れて行ってと可愛いおねだりがあり、お昼ご飯がてら車を走らせると約束があるのでウキウキと仕事を片付けにタナトス達の元へ向かい、3名は深く頭を下げて見送った…。
「落ち着く…」
「良かったです」
ヴィッセに案内され向かったブックカフェ、まだ中の本は半分程しか埋まってないが、木の柔らかな香りが鼻腔をくすぐった。
「私はここの運営もしますが、他の仕事にも携わるので店番をしてくれる方がいると助かります」
「ん、考えとく」
「はい、お茶を用意しましょうか」
「飲む」
カフェというからには、飲み物や軽い軽食を出すようだ。
静か音楽が微かに流れる店内、異界の本も眼鏡を貸し出して読めるが詠斗達の事情を知っている者達に限り、それ以外は大河やヴィッセや他の皆が大河にと渡している本が並ぶ。
静かで良いと、テーデはヴィッセから果物の香りのするお茶を受け取り飲み終わったら茶の淹れ方を教わろとテーデは思った。
「いらっしゃい!」
《クイトナ》の店で研修に来ている元盗賊団達、声を張りポップコーン作り、飲み物や接客、レジをまず教えて貰う事にした。
「お兄さん達!お疲れ様です!」
「ふぅ、お疲れー」
「お疲れです」
3時間程で完売となり片付けを行う、キッキから労いの言葉を掛けて貰う、慣れない作業だから戸惑うが客の喜ぶ顔、明るい声、焼き立てのパンの匂い…どれも心地良いものだと彼らは思う。
「明日はパンを作っていこう」
「力仕事だからたんと食べて!」
「お昼にしましょう!」
『うす!』
従業員達も皆明るく朗らかだ、元盗賊団…いや弁当屋の従業員達は張り切った…。
「はい、でも多くの人達に食べて欲しいですね」
「で、そんな感じで神様ズ」
「神様達お願いします」
『卵ダンジョン』
大量のゆで玉子を鍋でグツグツ似て、半熟、固ゆでを作る懐記と綴、神々にスマホからお願いをする。
『ふむ』
『いけるとは思うぞ、ボスとかどんなのがいいんだ?』
『カジノタワーに作りますよなのです』
「子供達でも手に入る簡単なダンジョンで…」
「とにかく量ね」
『分かりました、ボスや敵がいなくて浮いている卵を掴まえるだけならすぐできますよ』
『ランダムに変わった卵が出る仕様にします?塩とか鍋とかドロップするのものにしましょう』
「ありがとうございます、お願いします」
「ん、いんじゃない。買い取り出来るようにして。そうね子供だけ入れるダンジョンとそれ以外が入れるダンジョンにしてくんない?そっちは敵いてもいいわ」
『敵が出るダンジョンは数日掛かります、子供達の方は少しお待ち下さい』
「サンキュ」
「ありがとうございます」
通話を切り鍋の中の卵を混ぜ、ラジカと千歳に連絡をする。
「卵ダンジョン、いいね。網をドリーガンさん達に依頼しようか」
「沢山採りすぎたら買い取りに出してお金も稼げて良いでしすね」
商業エリアの千歳達の執務室、獣人の奴隷達の健康状態や働きたいと希望している者達の職や盗賊団の研修状況、砦にいた者達の状態等の確認を行い風早にドリーガン達への網の制作の依頼を頼んだ。
「うん、少し休もうかラジカ」
「はい、お昼にしましょうか?」
「そうだね、懐記君達の所で卵の殻剥こうかな。半熟の茹で玉子貰おう」
「美味しいですよね、半熟」
「なら、今度ポーチドエッグを作るよ。あれなら僕も出来るから」
「ポーチドエッグ?」
「お湯にお酢を入れて割った玉子を落とすのだけと、サラダやトーストに乗せると美味しいから」
「それは楽しみです」
付かず離れず程好い距離、千歳の転移で懐記達の元へと向かった。
「アパート作ってみたんだ、テナスとソーン、ワンズ見てくれ」
『…………』
龍皇国のグローリー宅の少し離れた場所に、2階建て計8室のクリーム色の外壁に木製の扉の孫う事なきアパートに3名は唖然としていた。
「どの部屋も同じ造りだから、中を見よう住む場所が決まったら魔力を取っ手に流せば自分の部屋になるから、よし入ろう」
『はい…』
下の手前の部屋に崇幸が皆を案内する、扉を開ければまず玄関正面の左側の扉は洗面台と風呂、右側はトイレ、廊下の奥の扉の先はソファとテーブルが備え付けられたリビング、キッチン、奥の扉はベッドが置いてある寝室。リビングのもう1つの扉は何も置かれていない部屋、窓にはカーテンがありオーソドックスな2LDKの部屋だった。
「風早が管理してくれるから、自由に使い易いように改良してくれ」
「気に入らないか…?」
一通り説明が終わりポカーンとしている3人、千眼魔王が聞けば勢い良く首を横に振る。
「いえ!使わせて貰います!私は…下の奥でお願いします」
「え、えと俺は上の奥で」
「わ、私はテナスさんの隣で…」
「ああ、使ってくれ。次はグリの家でタナトスの仕事部屋だな、3人は部屋を使ってくれ…」
「ああ…」
「ありがとうございます」
「あ、ありがとうございます!」
「使わせて貰います」
「ああ!なんかあったら言ってくれ、千眼さん終わったらシア達と遊び行こう」
「行こう…」
笑顔で崇幸は隣の家に千眼を伴い向かう、昨日シア達から何処へ連れて行ってと可愛いおねだりがあり、お昼ご飯がてら車を走らせると約束があるのでウキウキと仕事を片付けにタナトス達の元へ向かい、3名は深く頭を下げて見送った…。
「落ち着く…」
「良かったです」
ヴィッセに案内され向かったブックカフェ、まだ中の本は半分程しか埋まってないが、木の柔らかな香りが鼻腔をくすぐった。
「私はここの運営もしますが、他の仕事にも携わるので店番をしてくれる方がいると助かります」
「ん、考えとく」
「はい、お茶を用意しましょうか」
「飲む」
カフェというからには、飲み物や軽い軽食を出すようだ。
静か音楽が微かに流れる店内、異界の本も眼鏡を貸し出して読めるが詠斗達の事情を知っている者達に限り、それ以外は大河やヴィッセや他の皆が大河にと渡している本が並ぶ。
静かで良いと、テーデはヴィッセから果物の香りのするお茶を受け取り飲み終わったら茶の淹れ方を教わろとテーデは思った。
「いらっしゃい!」
《クイトナ》の店で研修に来ている元盗賊団達、声を張りポップコーン作り、飲み物や接客、レジをまず教えて貰う事にした。
「お兄さん達!お疲れ様です!」
「ふぅ、お疲れー」
「お疲れです」
3時間程で完売となり片付けを行う、キッキから労いの言葉を掛けて貰う、慣れない作業だから戸惑うが客の喜ぶ顔、明るい声、焼き立てのパンの匂い…どれも心地良いものだと彼らは思う。
「明日はパンを作っていこう」
「力仕事だからたんと食べて!」
「お昼にしましょう!」
『うす!』
従業員達も皆明るく朗らかだ、元盗賊団…いや弁当屋の従業員達は張り切った…。
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