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第09部 魔王たちの産声 歪
第028話 大宴会…そして…
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「すごいご馳走!」
「おいしそう!」
「写真沢山撮りますね」
「蒐集家さん、凄いもの造れるんだね」
「自分で作った物が食べられないのかー」
「食べれたら良いよねー」
『あら~みんな良い男~優しいのねえ~』
詠斗、晴海、千歳、崇幸、舵も合流しチグリス達や、ベルン達馴染みの面子に皇国のドラゴンやラージュ達に商業エリアの商人や客、トラング達カジノのスタッフとグローリー達といった面々が集まり食事を楽しんだ。
持ちよりやオネェさんが作った物、《ガルディア》の炊き出しにグローリー達が毒ダンジョンの時に用意した食事に、トイの酒等も提供され賑やかな夕飯となった。
「僕たちのお店ですよ!」
「はい!可愛くて素敵なふふ……がっつり稼げるお店を作ります!」
率とテスカがジュースではしゃぐ、明日からオープンする焼肉屋からも料理が次々運ばれ盛り上がる、カジノ肉ダンジョンのドロップした魔物の丸焼きも提供され、海や魚ダンジョンからも巨大魚の丸焼きや蒸し焼きも運ばれ大いに盛り上がる。
「仕事前の宴会もいいね~」
「酒は飲むなよ」
「魚美味しいですね」
「このスープうまいな」
トラング達も出勤前に立ち寄り料理に舌鼓を打つ、カトゥーシュカから酒を飲むなと釘を刺されトラングがへいへいと肉串を食べテンテストは魚に顔を綻ばせ、カイムは具沢山スープを啜った。
「この生ハムとかいうのは美味だな、酒に合う」
デュスノアがニジェルガやライガル、ラージュやティスとテーブルで生ハムやチーズにピザを食べなから酒を楽しむ。
「あいつらが出す食べ物は何でもうまい」
「ええ、皇国でも食事がとても充実しています」
「ナイルのお陰だな」
「《クイナト》でも商業エリアのお陰で様々な異国の料理が入り食事の幅が広がっている」
ティスはチーズとキノコソテーを果実水で流し、ニジェルガとライガルは濃い目に味付けされたダンジョン肉のソテーを口に運びラージュは魚のフライをさっぱりした果実のソースで味わった。
「それで、2階はネイルで1階は雑貨屋とお茶を飲める所にしようって」
「はい!明日は茶葉を仕入れに行くんですよ、カヌイさんもどうですか?」
「え…僕も?」
率とテスカが店造りで盛り上がりたまたま同じテーブルで話しに耳を傾けていたカヌイをテスカが誘う、今カヌイはグローリーの家でカーテスに教えて貰いながら家事を少しずつ行い、お茶の準備や洗濯物を畳んだりして過ごしている、お茶は好きな様なので買いに行こうと率(爆買い王)とテスカが誘うのでこくりと頷いた。
「率達だけだと危ないから俺とチグリスも行くぞー」
『はーい』
話を聞いていたジラが付いて来てくれるので頼む事にし、明日の予定が決まる。
『なら、《エンブト》の街が良いわよ~大きな市場があるから~』
「《エンブト》なら私もご一緒させて下さい、あの街も交易の拠点なので面白いですよ」
オネェさんのお勧めにラジカも加わりわいわいと賑やかな時間が続く、酒も料理も次から次へと無くなり、名残惜しいがトラング達はカジノを開ける為に引き上げていく。
「そうだ、名前!綺麗な名前を贈りたいですね」
「綺麗……うーん」
「識(しき)さんはどうですか?これから色々沢山の事を僕達に教えて下さい、そういう意味を込めて知識の識から取ってみました」
『あら~素敵!』
率がオネェさんに識(しき)という名前を贈る、テスカとカヌイも綺麗な名前だと褒めている。
『アタイは今から識ね~………ザーザー……ザ…マスター認証成立致しました。成澤 率様 下位魔人テスカ様 中位魔人カヌイ様3名を最初のマスター及び下位魔人テスカ様と中位魔人カヌイ様は現時点を持ちまして中位、上位魔人へと昇格となります。永久に宜しくお願い致します………という事で宜しくね~マスター達!』
『え?』
「わ、すごい!」
「おめでとう……お祝いしよ」
識の声質が変わりテスカとカヌイの位の昇格に唖然とするが、率とグローリーは喜びパチパチと拍手を贈った。
「ま、そんな事もあるって事で祝うぞ!」
『おー!』
ジラが杯を掲げれば周囲が沸く、兎に角呑めれば良いのだ。
グローリーは嬉しそうだが何と無く互いの顔を見て固まる、テスカとカヌイ…2人の手を取り率が朗らかに笑う、陽だまりで咲く花の様な率に2人は位は此処で気にしなくても良いと思い輪に入り宴を大いに楽しむ事にした…。
「そんな機能があるんですねー」
「自分で作った物だろう」
蒐集家が識の機能に感心し大河が呆れ返る、追加の酒を大河から受け取り蒐集家は悦に入っている中々見れない姿だ機嫌が良さそうだ。
「さほど興味が無かったので」
「そうか…」
大河もビールを飲んで夜空を見上げる、白い月と13の星達、神々も今頃宴会でもしているのだろうと思い笑みを浮かべた…。
「双子の片割れに魔人の昇格…」
「色々…いろいろ…美味しい…」
「問題…ばかりなのですなのです…お酒おかわり…なのです!」
「ふむ……魔人達が動き始めている…生ハム…追加」
「上位どもが黙ってないのは間違いないが…ビール!」
「食べるか話すか……食べます」
「少し離れた大陸で動きがあるようです、もう少し探りましょう」
「最上位魔人…のうち何体かは12位の元にいると見て間違いないですね…ピザ美味しいです」
「今こちらにいる魔人の位の昇格を…気になるのは…カウン酒追加を」
「ああ…下位魔人カイムですね、彼は一体……刺身は此方へ」
「皆さん………はあ…話しは食事の後で…気になる部分が多すぎます、千眼魔王もそうですが…些か最近の動きがおかしいですし」
「彼は以前からでしょう…」
「………魔王らしからぬ魔王…そこも含めて一旦食べてからにしましょう」
『異議なし』
神々も美味しいご馳走の前では、話しも進まない…なので宴を楽しむ事にした…。
「おいしそう!」
「写真沢山撮りますね」
「蒐集家さん、凄いもの造れるんだね」
「自分で作った物が食べられないのかー」
「食べれたら良いよねー」
『あら~みんな良い男~優しいのねえ~』
詠斗、晴海、千歳、崇幸、舵も合流しチグリス達や、ベルン達馴染みの面子に皇国のドラゴンやラージュ達に商業エリアの商人や客、トラング達カジノのスタッフとグローリー達といった面々が集まり食事を楽しんだ。
持ちよりやオネェさんが作った物、《ガルディア》の炊き出しにグローリー達が毒ダンジョンの時に用意した食事に、トイの酒等も提供され賑やかな夕飯となった。
「僕たちのお店ですよ!」
「はい!可愛くて素敵なふふ……がっつり稼げるお店を作ります!」
率とテスカがジュースではしゃぐ、明日からオープンする焼肉屋からも料理が次々運ばれ盛り上がる、カジノ肉ダンジョンのドロップした魔物の丸焼きも提供され、海や魚ダンジョンからも巨大魚の丸焼きや蒸し焼きも運ばれ大いに盛り上がる。
「仕事前の宴会もいいね~」
「酒は飲むなよ」
「魚美味しいですね」
「このスープうまいな」
トラング達も出勤前に立ち寄り料理に舌鼓を打つ、カトゥーシュカから酒を飲むなと釘を刺されトラングがへいへいと肉串を食べテンテストは魚に顔を綻ばせ、カイムは具沢山スープを啜った。
「この生ハムとかいうのは美味だな、酒に合う」
デュスノアがニジェルガやライガル、ラージュやティスとテーブルで生ハムやチーズにピザを食べなから酒を楽しむ。
「あいつらが出す食べ物は何でもうまい」
「ええ、皇国でも食事がとても充実しています」
「ナイルのお陰だな」
「《クイナト》でも商業エリアのお陰で様々な異国の料理が入り食事の幅が広がっている」
ティスはチーズとキノコソテーを果実水で流し、ニジェルガとライガルは濃い目に味付けされたダンジョン肉のソテーを口に運びラージュは魚のフライをさっぱりした果実のソースで味わった。
「それで、2階はネイルで1階は雑貨屋とお茶を飲める所にしようって」
「はい!明日は茶葉を仕入れに行くんですよ、カヌイさんもどうですか?」
「え…僕も?」
率とテスカが店造りで盛り上がりたまたま同じテーブルで話しに耳を傾けていたカヌイをテスカが誘う、今カヌイはグローリーの家でカーテスに教えて貰いながら家事を少しずつ行い、お茶の準備や洗濯物を畳んだりして過ごしている、お茶は好きな様なので買いに行こうと率(爆買い王)とテスカが誘うのでこくりと頷いた。
「率達だけだと危ないから俺とチグリスも行くぞー」
『はーい』
話を聞いていたジラが付いて来てくれるので頼む事にし、明日の予定が決まる。
『なら、《エンブト》の街が良いわよ~大きな市場があるから~』
「《エンブト》なら私もご一緒させて下さい、あの街も交易の拠点なので面白いですよ」
オネェさんのお勧めにラジカも加わりわいわいと賑やかな時間が続く、酒も料理も次から次へと無くなり、名残惜しいがトラング達はカジノを開ける為に引き上げていく。
「そうだ、名前!綺麗な名前を贈りたいですね」
「綺麗……うーん」
「識(しき)さんはどうですか?これから色々沢山の事を僕達に教えて下さい、そういう意味を込めて知識の識から取ってみました」
『あら~素敵!』
率がオネェさんに識(しき)という名前を贈る、テスカとカヌイも綺麗な名前だと褒めている。
『アタイは今から識ね~………ザーザー……ザ…マスター認証成立致しました。成澤 率様 下位魔人テスカ様 中位魔人カヌイ様3名を最初のマスター及び下位魔人テスカ様と中位魔人カヌイ様は現時点を持ちまして中位、上位魔人へと昇格となります。永久に宜しくお願い致します………という事で宜しくね~マスター達!』
『え?』
「わ、すごい!」
「おめでとう……お祝いしよ」
識の声質が変わりテスカとカヌイの位の昇格に唖然とするが、率とグローリーは喜びパチパチと拍手を贈った。
「ま、そんな事もあるって事で祝うぞ!」
『おー!』
ジラが杯を掲げれば周囲が沸く、兎に角呑めれば良いのだ。
グローリーは嬉しそうだが何と無く互いの顔を見て固まる、テスカとカヌイ…2人の手を取り率が朗らかに笑う、陽だまりで咲く花の様な率に2人は位は此処で気にしなくても良いと思い輪に入り宴を大いに楽しむ事にした…。
「そんな機能があるんですねー」
「自分で作った物だろう」
蒐集家が識の機能に感心し大河が呆れ返る、追加の酒を大河から受け取り蒐集家は悦に入っている中々見れない姿だ機嫌が良さそうだ。
「さほど興味が無かったので」
「そうか…」
大河もビールを飲んで夜空を見上げる、白い月と13の星達、神々も今頃宴会でもしているのだろうと思い笑みを浮かべた…。
「双子の片割れに魔人の昇格…」
「色々…いろいろ…美味しい…」
「問題…ばかりなのですなのです…お酒おかわり…なのです!」
「ふむ……魔人達が動き始めている…生ハム…追加」
「上位どもが黙ってないのは間違いないが…ビール!」
「食べるか話すか……食べます」
「少し離れた大陸で動きがあるようです、もう少し探りましょう」
「最上位魔人…のうち何体かは12位の元にいると見て間違いないですね…ピザ美味しいです」
「今こちらにいる魔人の位の昇格を…気になるのは…カウン酒追加を」
「ああ…下位魔人カイムですね、彼は一体……刺身は此方へ」
「皆さん………はあ…話しは食事の後で…気になる部分が多すぎます、千眼魔王もそうですが…些か最近の動きがおかしいですし」
「彼は以前からでしょう…」
「………魔王らしからぬ魔王…そこも含めて一旦食べてからにしましょう」
『異議なし』
神々も美味しいご馳走の前では、話しも進まない…なので宴を楽しむ事にした…。
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