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第8部 晴れた空の下手を繋いで…
第16話 廃棄ゴーレムの山
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「さ、今度は人形工房だ!」
「な、なんだか途方もない距離を移動した気が…」
「気にしないーいつもの事だよ」
「は、はい…」
テトラが気にしない気にしないと手を振り、今度は人形工房に向かおうとすれば後ろから2人組みの男が荷車をひーひー言いながら押して緩やかな坂道を登ってくる。
「ひーひー」
崇幸崇幸達の前で荷車の車輪が外れて荷車が倒れ、布を被せていた荷物がばら蒔かれた。
「大丈夫か?ん?」
「これは廃棄ゴーレムですね、この道の先に棄て場があるんです」
「廃棄?」
「はい、失敗作や見習いが練習で造った物や修復不可能な物等が棄てられやがて土に還っていくんです」
倒れた荷車から転がってくる岩で造られた、歪な形の人形達、運んで来た男達は徒歩にくれている、崇幸は自分の魔法の中に何となく使えるかもしれない魔法の存在を思い出して男達に声を掛けた。
「なあ、アンタ達この廃棄ゴーレムを譲ってくれないか?運ぶの大変だろう?」
「あ、こんな土くれなんか兄ちゃんいるのか?」
「まあ、俺達もここまで来るのに荷車も壊れて運んで来た苦労もあるからな」
男達がニヤニヤと苦労したと何度も言ってくる、崇幸は内心ため息を吐きながら、要は金だろうと幾らか聞こうとすると急に男達の身体が宙に浮きそのまま遠くへ飛ばされていった。
『た、たすけてくれぇ~』
遠くに助けを求める声が聞こえて男達の姿は見えなくなる、テトラは笑いながら手を振りロックスは呆然とし、フルーフとリプはクスクスとショルダーバッグの中で笑っていた。
「千眼さん…」
『…………』
崇幸が左胸に留まる黒い蝶の千眼に責めるような視線を送るが蝶の振りをしたまま沈黙している、仕方がないと崇幸は廃棄ゴーレム達を回収しまた彼らが来るかもしれないと外れた車輪をテトラに直して貰い荷車を道の隅に置いて、ゴーレムの棄て場をロックスに案内して貰い向かった。
「大河ぁー酒くれぁービールくれぇ」
「増えてないか?ドワーフ」
綴やフユーゲル達と屋台造りをしていた所チグリスに魚と肉と酒もって来てと連絡が入り、ドワーフ達の店に来てみれば肉を焼く煙がもうもうと立ち込め赤ら顔のドワーフ達が歌い踊り食っていた。
「大河…魚…肉…後…カノリとカウン酒…」
「チグリス…お前これ見て何か思わないのか?」
「肉美味い…崇幸が連れて来た」
「はぁ、そうか。ほらビールと魚と肉な」
「大河も食べよう…」
「そうだな、腹も減ったしな」
ドリーガン達にビールやカノリ酒とカウン酒に魚と肉も渡せばさらに気分は最高潮、鉄板も増えて商業エリアでの人気商品の1つでもあるそれで肉と魚を焼いていく、チグリスと大河にも次々に焼いた物を乗せた皿を渡され昼食がてら大河は大騒ぎしているドワーフ達を横目に黙々と食べ勧め、チグリスはひたすら騒ぎなど気にせずに食べていた。
「お前のゴーレム造りの腕あがったのじゃ?」
「おお!あったりまえだぁ!」
「おーし兄者に負けん!すごいゴーレムをつくっちゃる!」
「お!よ!ゴーレム名人!」
ドワーフ達が盛り上がり、ガーガード土魔法と収納袋に入れた鉱物で魔力を注ぎながら混ぜて造っていく、小さな6つ足の豚のようなゴーレムが完成する、後は魔石か核となる鉱石を入れて火魔法または竈に入れて焼けば完成となるのが一番オーソドックスな造り方だった。
「よ!名人」
ドリーガンがはやし立て今度は弟のトントンドが収納袋から土の塊を取り出し小さな兎のような耳に身体は犬のような生き物を成型し、鉱物で目を作り上げた。
「さすが!はやいのぉ」
「後は焼くだけだぞ!」
「ここにその火力と核になる物も無いから《ホウラク》に戻ったらやろう」
「ああやって作るのか、カルナラー石なら有るが核になるのか?」
『カルナラー石!?』
「あ、あるのか!?」
「ほ、本当に!?」
「ああ」
大河が収納からカルナラー石を出して見せる、ガーガードやトントンドがごくりと唾を呑み込み輝くカルナラー石を見ていた。
「ゴーレム出来る所を見たいな、チグリス砕いてくれ」
「ん…」
大河から受け取ったカルナラー石をチグリスが適当に握りつぶして、破片をガーガード達に渡した。
「よ、酔いが冷めちまった」
「あ、ああ…」
大河から受け取ったカルナラー石を造ったゴーレムに埋め込んで魔力を注いで定着させ、後は焼くだけとなった。
「チグリス出来るか?」
「ん…」
肉を苦ながらチグリスがゴーレムに火玉を飛ばし焼き入れを行う、少し待って火玉が消えれば完成となる。
「おおお!ドラゴンの火で出来たゴーレムだ!」
「た、宝じゃ!」
盛り上がるドワーフ達を尻目に今度グローリーにも造らせてみようと大河は思う、出来たばかりのゴーレムは小さいながらもまるで生きているかのように動きだす、ドワーフ達は涙を流しながら喜んでいた…。
「ここが廃棄場か…」
「かなりの数のゴーレムが埋められている…」
「廃棄場というよりも墓場か…」
坂の終わりの小高い丘には大きな穴が空いてそこに、様々な形のゴーレムが遺棄されてた。
千眼が姿を現し崇幸の傍らに立ち穴の奥を探れば、底が見えない程ゴーレムが捨て置かれているのが視えた。
「ここの土を使ってまたゴーレムを造ったりもするそうです、俺も詳しくはないんですけど…」
「再利用ってやつか、所有権がないなら俺が全部貰おう。法律とかはないだろうし」
「良いと思いますよ、棄てられたゴーレムを持ち帰ってそのまま砕いて造り直して売る人もいますし…でも、そういう事をするとすぐバレるんです。粗悪品みたいで遠い場所で騙して安く売るって…よく宿のお客さんが言ってました。でも穴が深いから風魔法と身体強化がないと運べないですよね…岩ですから」
「粗悪だと分かっていて売るのはよくある話しだがな…しかも国の外ってのがな…」
「ゆき…少し下にまだ生きているゴーレムがいるが…もう終わりそうだ」
ロックスと崇幸の話しを聞きながら千眼がじっと下を視ていた千眼から報告が入る、慌ててテトラにも手伝って貰い風魔法でまだ生きているゴーレムを探していく。
もう動いていないゴーレムは崇幸の収納へ入れ、ロックスやフルーフやリプも動いているゴーレムを探した。
「ゆき…あのゴーレムだ…」
「こっちへって…ゴーレムって回復札使えるのか?」
『………』
宙に浮いたゴーレムの中でピクリと岩で出来た腕を微かに動かしたゴーレムを千眼が指し、崇幸が泥で汚れるのも厭わず腕の中に抱え込んだ、岩で出来ているが状態は酷い丸いがゴツゴツとした岩の頭に顔である中心は何か嵌めこまれていた空洞、2歳程の幼児の大きさのゴツゴツとした胴体に岩の手足をくっつけたような人形のような見た目のゴーレムだった。
「この子は貴族とかの子供の遊び相手の愛玩ゴーレムですね、多分結構昔のだと思います。最近は動物の形のゴーレムが愛玩人形としての主流です」
見慣れているせいか耽々とロックスがひび割れたゴーレムを見て告げる、崇幸が鑑定すると 棄てられたゴーレム:壊れかけ…割れている所は鉱物と土を混ぜた物で埋めて…顔の部分は穴を土と鉱物で少し埋めて魔力を満たしたカルナラー石を嵌めて…後はドラゴンの火で焼いて固めた後…クラークラックの回復液に浸けると良いと神々からです…でも完璧に治る保証は無いと思いますが諦めないで下さい…鑑定???というか神々からのアドバイスを実行するためにやはり船に戻る事にする、テトラやフルーフやリプ達も付き合うとの事なので船へと転移した…。
「な、なんだか途方もない距離を移動した気が…」
「気にしないーいつもの事だよ」
「は、はい…」
テトラが気にしない気にしないと手を振り、今度は人形工房に向かおうとすれば後ろから2人組みの男が荷車をひーひー言いながら押して緩やかな坂道を登ってくる。
「ひーひー」
崇幸崇幸達の前で荷車の車輪が外れて荷車が倒れ、布を被せていた荷物がばら蒔かれた。
「大丈夫か?ん?」
「これは廃棄ゴーレムですね、この道の先に棄て場があるんです」
「廃棄?」
「はい、失敗作や見習いが練習で造った物や修復不可能な物等が棄てられやがて土に還っていくんです」
倒れた荷車から転がってくる岩で造られた、歪な形の人形達、運んで来た男達は徒歩にくれている、崇幸は自分の魔法の中に何となく使えるかもしれない魔法の存在を思い出して男達に声を掛けた。
「なあ、アンタ達この廃棄ゴーレムを譲ってくれないか?運ぶの大変だろう?」
「あ、こんな土くれなんか兄ちゃんいるのか?」
「まあ、俺達もここまで来るのに荷車も壊れて運んで来た苦労もあるからな」
男達がニヤニヤと苦労したと何度も言ってくる、崇幸は内心ため息を吐きながら、要は金だろうと幾らか聞こうとすると急に男達の身体が宙に浮きそのまま遠くへ飛ばされていった。
『た、たすけてくれぇ~』
遠くに助けを求める声が聞こえて男達の姿は見えなくなる、テトラは笑いながら手を振りロックスは呆然とし、フルーフとリプはクスクスとショルダーバッグの中で笑っていた。
「千眼さん…」
『…………』
崇幸が左胸に留まる黒い蝶の千眼に責めるような視線を送るが蝶の振りをしたまま沈黙している、仕方がないと崇幸は廃棄ゴーレム達を回収しまた彼らが来るかもしれないと外れた車輪をテトラに直して貰い荷車を道の隅に置いて、ゴーレムの棄て場をロックスに案内して貰い向かった。
「大河ぁー酒くれぁービールくれぇ」
「増えてないか?ドワーフ」
綴やフユーゲル達と屋台造りをしていた所チグリスに魚と肉と酒もって来てと連絡が入り、ドワーフ達の店に来てみれば肉を焼く煙がもうもうと立ち込め赤ら顔のドワーフ達が歌い踊り食っていた。
「大河…魚…肉…後…カノリとカウン酒…」
「チグリス…お前これ見て何か思わないのか?」
「肉美味い…崇幸が連れて来た」
「はぁ、そうか。ほらビールと魚と肉な」
「大河も食べよう…」
「そうだな、腹も減ったしな」
ドリーガン達にビールやカノリ酒とカウン酒に魚と肉も渡せばさらに気分は最高潮、鉄板も増えて商業エリアでの人気商品の1つでもあるそれで肉と魚を焼いていく、チグリスと大河にも次々に焼いた物を乗せた皿を渡され昼食がてら大河は大騒ぎしているドワーフ達を横目に黙々と食べ勧め、チグリスはひたすら騒ぎなど気にせずに食べていた。
「お前のゴーレム造りの腕あがったのじゃ?」
「おお!あったりまえだぁ!」
「おーし兄者に負けん!すごいゴーレムをつくっちゃる!」
「お!よ!ゴーレム名人!」
ドワーフ達が盛り上がり、ガーガード土魔法と収納袋に入れた鉱物で魔力を注ぎながら混ぜて造っていく、小さな6つ足の豚のようなゴーレムが完成する、後は魔石か核となる鉱石を入れて火魔法または竈に入れて焼けば完成となるのが一番オーソドックスな造り方だった。
「よ!名人」
ドリーガンがはやし立て今度は弟のトントンドが収納袋から土の塊を取り出し小さな兎のような耳に身体は犬のような生き物を成型し、鉱物で目を作り上げた。
「さすが!はやいのぉ」
「後は焼くだけだぞ!」
「ここにその火力と核になる物も無いから《ホウラク》に戻ったらやろう」
「ああやって作るのか、カルナラー石なら有るが核になるのか?」
『カルナラー石!?』
「あ、あるのか!?」
「ほ、本当に!?」
「ああ」
大河が収納からカルナラー石を出して見せる、ガーガードやトントンドがごくりと唾を呑み込み輝くカルナラー石を見ていた。
「ゴーレム出来る所を見たいな、チグリス砕いてくれ」
「ん…」
大河から受け取ったカルナラー石をチグリスが適当に握りつぶして、破片をガーガード達に渡した。
「よ、酔いが冷めちまった」
「あ、ああ…」
大河から受け取ったカルナラー石を造ったゴーレムに埋め込んで魔力を注いで定着させ、後は焼くだけとなった。
「チグリス出来るか?」
「ん…」
肉を苦ながらチグリスがゴーレムに火玉を飛ばし焼き入れを行う、少し待って火玉が消えれば完成となる。
「おおお!ドラゴンの火で出来たゴーレムだ!」
「た、宝じゃ!」
盛り上がるドワーフ達を尻目に今度グローリーにも造らせてみようと大河は思う、出来たばかりのゴーレムは小さいながらもまるで生きているかのように動きだす、ドワーフ達は涙を流しながら喜んでいた…。
「ここが廃棄場か…」
「かなりの数のゴーレムが埋められている…」
「廃棄場というよりも墓場か…」
坂の終わりの小高い丘には大きな穴が空いてそこに、様々な形のゴーレムが遺棄されてた。
千眼が姿を現し崇幸の傍らに立ち穴の奥を探れば、底が見えない程ゴーレムが捨て置かれているのが視えた。
「ここの土を使ってまたゴーレムを造ったりもするそうです、俺も詳しくはないんですけど…」
「再利用ってやつか、所有権がないなら俺が全部貰おう。法律とかはないだろうし」
「良いと思いますよ、棄てられたゴーレムを持ち帰ってそのまま砕いて造り直して売る人もいますし…でも、そういう事をするとすぐバレるんです。粗悪品みたいで遠い場所で騙して安く売るって…よく宿のお客さんが言ってました。でも穴が深いから風魔法と身体強化がないと運べないですよね…岩ですから」
「粗悪だと分かっていて売るのはよくある話しだがな…しかも国の外ってのがな…」
「ゆき…少し下にまだ生きているゴーレムがいるが…もう終わりそうだ」
ロックスと崇幸の話しを聞きながら千眼がじっと下を視ていた千眼から報告が入る、慌ててテトラにも手伝って貰い風魔法でまだ生きているゴーレムを探していく。
もう動いていないゴーレムは崇幸の収納へ入れ、ロックスやフルーフやリプも動いているゴーレムを探した。
「ゆき…あのゴーレムだ…」
「こっちへって…ゴーレムって回復札使えるのか?」
『………』
宙に浮いたゴーレムの中でピクリと岩で出来た腕を微かに動かしたゴーレムを千眼が指し、崇幸が泥で汚れるのも厭わず腕の中に抱え込んだ、岩で出来ているが状態は酷い丸いがゴツゴツとした岩の頭に顔である中心は何か嵌めこまれていた空洞、2歳程の幼児の大きさのゴツゴツとした胴体に岩の手足をくっつけたような人形のような見た目のゴーレムだった。
「この子は貴族とかの子供の遊び相手の愛玩ゴーレムですね、多分結構昔のだと思います。最近は動物の形のゴーレムが愛玩人形としての主流です」
見慣れているせいか耽々とロックスがひび割れたゴーレムを見て告げる、崇幸が鑑定すると 棄てられたゴーレム:壊れかけ…割れている所は鉱物と土を混ぜた物で埋めて…顔の部分は穴を土と鉱物で少し埋めて魔力を満たしたカルナラー石を嵌めて…後はドラゴンの火で焼いて固めた後…クラークラックの回復液に浸けると良いと神々からです…でも完璧に治る保証は無いと思いますが諦めないで下さい…鑑定???というか神々からのアドバイスを実行するためにやはり船に戻る事にする、テトラやフルーフやリプ達も付き合うとの事なので船へと転移した…。
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