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第8部 晴れた空の下手を繋いで…
第3幕 第2話 寄り道
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『懐記様…』
「ん、トランちの給料から引いといて」
『承知しました』
カジノはトラングのお陰で大いに盛り上がった、それはもう白熱しコインはタワーを築き、悲鳴と歓声、黒ひげもトランプもコインゲームも最大の売り上げを叩き出した…まではよかったがその後ラウンジで客に初バイト祝(?)で酒を客に振る舞った…までは良かった。
ラウンジに転がるトラングや《ガルディア》のカジノのスタッフにドラゴンの客達…、床を濡らし転がる酒が入っていた樽、瓶、グラス散々たる光景に懐記が風早に指示を出す。
《ズィーガー商会》とクローダーにラインを飛ばし酒の補充、大河と崇幸にもラインを送り酒を頼んだ。
「じゃ、朝飯作りに戻るわ。この後は海だし、今日はラウンジの営業無しで」
朝、風早に呼ばれラウンジに来ればこの有り様、浄化だけして畑に戻った。
「グリ、海行くんだろ?」
「うん…ティスもゴーシュパパとティータパパも行く?」
「おー行く行く」
「楽しみですね、陛下やライガル様も一緒ですよ」
龍皇国下街、外で3匹に手伝ってもらいグローリーが作った朝食、スープと肉炒めに買ったパンを食べながら、懐記から来たラインのメッセージを見て無表情ながらもウキウキしているグローリーにティスも楽しそうにしていた。
「うん……」
「あの島にも行くようだからな、買い物買い物掘り出し物!」
「あーあそこねー」
「?」
「トラングがラウンジの酒、客達と全部のみ干したらしいな」
「ぐちゃぐちゃだったわ」
後から起きて来た大河達に卵サンドとジャムサンドにに辛めの香辛料を使った肉スープ、サラダを出した懐記が様子を伝える。
「ま、そんな事もあるよな。酒持って行けば良いのかな」
「ん、ラウンジでしか飲めない酒って事で崇幸っち頼むわ」
「了解」
「崇幸さん、金はこれを酒代と自由に使える金300万ログです。舵さんにも渡すので自由に遣ってほしい」
「助かる」
「はい」
朝食を食べ終わり、巾着袋に入れた重みのあるログコインを崇幸に大河が渡す、崇幸も深くは聞かずに貰い収納にしまった。
「船…完成した…」
「何時でも行けますよ」
「じゃ、1番近い海…一回適当な所経由すればいいね」
「なら、《クス》という町を経由ではどうです?食材の仕入れも出来ますよ」
「オッケ《クス》…とあった。皆準備はいい?」
「私達は海に着いたら呼んで下さい
「わかった!」
「出発!」
詠斗がマップを開き、千眼、千華、ナイルを残し全員《クス》とう町の手前に転移した。
「お、賑わっているな」
「買い物買い出ししましょ」
「3グループに分かれるか」
率、千歳、大河、ラジカチーム、詠斗、晴海、綴、チグリスチーム、崇幸、舵、懐記、ジラチームに分かれ賑わう町を少し散策する事にした。
「詠斗…肉」
「お、買おう!すみません肉串…今焼いているの全部下さい!」
「お、どうもねーオマケするよ!少し時間掛かるからまた後で来てよ」
「分かりました、お代です」
「隣は肉屋さんですか覗いてみましょうか」
「塊が沢山あるね」
「うちのはどれも狩ったばかりの新鮮なやつだよ、干肉も自慢さ!ほれ」
屋台で肉串を大量購入した詠斗、隣の肉屋で恰幅よい店主から干肉の試食を貰い食べれば燻製の風味と濃い味に綴達も目を細める。
「噛めば噛む程美味しい」
「沢山食べたい…」
「そうですね、すみません大量に購入しても良いですか?」
「兄さんら商人かい、この辺は獣も多いしなんならこの店の今ある肉全部買って貰ってもいいぞー!倉庫に解体しているのがあるし、商品がなくなりゃ今夜の酒が旨い!」
『全部下さい!』
がははと笑う店主に3人の声が重なり、屋台の肉全て綺麗に無くなり店主の今夜の酒は確かに美味かった…。
「ここはパン屋か、この世界のパンもうまいからな」
「買っていきましょう」
「大きいパンだなー」
「おねーさん、この台のパン全部買ってもいい?」
「うちら大所帯なんでね」
「あら、やだおねーさんだなんて!ありがとね!オマケしちゃうわよ!」
懐記チームは露店の台に所狭しと並ぶパンを葉に包んで貰いショルダーバックの収納にしまう、オマケもして貰い隣のお茶屋も覗く。
「良い香りだ」
「いらっしゃい」
「千ちゃんのお土産に買うか、おねーさんお勧めで10キロ分適当に見繕って」
「おや、沢山買ってくれんだねーどうもね」
「千眼さんのお茶上手いからな」
「そ」
お婆さんがザクザクと藁で編んだ袋に茶葉を入れてくれる、
10キロ分結構な量だが手際良く出してくれた。
「うちのお茶とお菓子食べていって、娘達が作ってくれたんだ。すぐ先で店も出てるから寄っててよ」
「はは、是非寄るよ。このお茶うまいね」
「ありがとうね、毎日畑で収穫しているのさ。なんか空が晴れてから作物の調子が良くてね」
「そいつは良かったな」
商魂たくましい老婆に崇幸が笑い、ジラも相槌を打ち舵は青い空を見上げていた。
少し話をして、店を冷やかしながら歩く事にした。
「この辺りは酒とかだな」
「トラング君が飲んだ分仕入れないとね」
「樽とかで買います?」
「この町の周辺は酒造りが盛んなようですね。では、端からいきましょう」
数店舗ある酒屋、辺りは朝から飲んでいる者達もいる、何処と無く濃い熟成された酒の薫りが漂ってくる様な気がする。
「らっしゃい」
「お勧めはどれだ?」
「うちのはどれもお勧めだが、男はこれ!」
褐色の大男の店主の露店で出された歪な瓶、コルクを空ければ濃い酒の薫りに大河が一歩下がる。
「がはは、すげーだろ!ここいらの男の勝負の鉄板てやつよ!」
「これは中々、10本貰おうかな。後幾つか見繕ってほしいね」
「おうよ!あんたら商人か?」
「ああ」
「んー、そうか。中々収納袋持ちの商人がこの辺りは来ないからな、ちょっと頼みというか買って欲しい酒というか…があるんだが…」
「何かあるんですか?」
「ちょっとついて来てくれっか!?」
「まだ時間はあるからな」
「大河さん、こういうの結構好きですよね?」
「ふ…嫌いじゃない」
大河も結構人が良いと率は笑う、大男に着いていく(店は放置?)事にした。
「もうダメだー首くくるしかないー」
町の裏手の木造倉庫で1人項垂れる若い青年、幾つもの樽を前に頭を抱えて途方にくれていた。
「トイーいっか?」
「あ、ジャハさんー」
「これ、全部酒なんだね」
「すごいー」
「何か問題があるのか?」
「それがなー」
「どうも、トイといいます。実はこの酒全部店で売れなくなってしまったんです…」
項垂れるブラウンの髪と緑の瞳の青年トイが、事情を話し始める。
「それはなんというか」
「君がそれだけ優秀という事か」
「僻み妬みは何処にでもあるという事だね」
青年トイが言うには父親が亡くなりこの造酒所の経営を引き継いだばかりで、従業員もいたが先日利き酒大会とこの辺りの権力者を呼んだ酒の品評会でどちらもトイが優勝してしまい周囲の造酒所からの嫌がらせが始まったとの事だった。
「父の代からの従業員の皆さんも、僕が若いし本当の親子じゃないからとここより高い賃金でそちらに行ってしまいましたし…」
「なら、君の酒を飲ませて欲しい。ちょうどこちらも従業員が店の酒を飲み散らかして困っていた所だからな」
「まず味を見てからかな」
「気を落とさないで下さい、これも何かの縁ですから」
「トイを頼むわ、俺は店に戻る」
「ジャハさん!ありがとうございます」
「なに、お前の親父さんには世話になったからな!こんくらいはな!」
笑顔でジャハが倉庫から出ていき、早速トイが酒の試飲としてコップに酒を注いでくれる。
「皆呼ぶか」
「そうだね」
「船に乗る前の一杯ですね、チーズだしちゃお」
「さあ、ど、どうぞ…」
「ん、トランちの給料から引いといて」
『承知しました』
カジノはトラングのお陰で大いに盛り上がった、それはもう白熱しコインはタワーを築き、悲鳴と歓声、黒ひげもトランプもコインゲームも最大の売り上げを叩き出した…まではよかったがその後ラウンジで客に初バイト祝(?)で酒を客に振る舞った…までは良かった。
ラウンジに転がるトラングや《ガルディア》のカジノのスタッフにドラゴンの客達…、床を濡らし転がる酒が入っていた樽、瓶、グラス散々たる光景に懐記が風早に指示を出す。
《ズィーガー商会》とクローダーにラインを飛ばし酒の補充、大河と崇幸にもラインを送り酒を頼んだ。
「じゃ、朝飯作りに戻るわ。この後は海だし、今日はラウンジの営業無しで」
朝、風早に呼ばれラウンジに来ればこの有り様、浄化だけして畑に戻った。
「グリ、海行くんだろ?」
「うん…ティスもゴーシュパパとティータパパも行く?」
「おー行く行く」
「楽しみですね、陛下やライガル様も一緒ですよ」
龍皇国下街、外で3匹に手伝ってもらいグローリーが作った朝食、スープと肉炒めに買ったパンを食べながら、懐記から来たラインのメッセージを見て無表情ながらもウキウキしているグローリーにティスも楽しそうにしていた。
「うん……」
「あの島にも行くようだからな、買い物買い物掘り出し物!」
「あーあそこねー」
「?」
「トラングがラウンジの酒、客達と全部のみ干したらしいな」
「ぐちゃぐちゃだったわ」
後から起きて来た大河達に卵サンドとジャムサンドにに辛めの香辛料を使った肉スープ、サラダを出した懐記が様子を伝える。
「ま、そんな事もあるよな。酒持って行けば良いのかな」
「ん、ラウンジでしか飲めない酒って事で崇幸っち頼むわ」
「了解」
「崇幸さん、金はこれを酒代と自由に使える金300万ログです。舵さんにも渡すので自由に遣ってほしい」
「助かる」
「はい」
朝食を食べ終わり、巾着袋に入れた重みのあるログコインを崇幸に大河が渡す、崇幸も深くは聞かずに貰い収納にしまった。
「船…完成した…」
「何時でも行けますよ」
「じゃ、1番近い海…一回適当な所経由すればいいね」
「なら、《クス》という町を経由ではどうです?食材の仕入れも出来ますよ」
「オッケ《クス》…とあった。皆準備はいい?」
「私達は海に着いたら呼んで下さい
「わかった!」
「出発!」
詠斗がマップを開き、千眼、千華、ナイルを残し全員《クス》とう町の手前に転移した。
「お、賑わっているな」
「買い物買い出ししましょ」
「3グループに分かれるか」
率、千歳、大河、ラジカチーム、詠斗、晴海、綴、チグリスチーム、崇幸、舵、懐記、ジラチームに分かれ賑わう町を少し散策する事にした。
「詠斗…肉」
「お、買おう!すみません肉串…今焼いているの全部下さい!」
「お、どうもねーオマケするよ!少し時間掛かるからまた後で来てよ」
「分かりました、お代です」
「隣は肉屋さんですか覗いてみましょうか」
「塊が沢山あるね」
「うちのはどれも狩ったばかりの新鮮なやつだよ、干肉も自慢さ!ほれ」
屋台で肉串を大量購入した詠斗、隣の肉屋で恰幅よい店主から干肉の試食を貰い食べれば燻製の風味と濃い味に綴達も目を細める。
「噛めば噛む程美味しい」
「沢山食べたい…」
「そうですね、すみません大量に購入しても良いですか?」
「兄さんら商人かい、この辺は獣も多いしなんならこの店の今ある肉全部買って貰ってもいいぞー!倉庫に解体しているのがあるし、商品がなくなりゃ今夜の酒が旨い!」
『全部下さい!』
がははと笑う店主に3人の声が重なり、屋台の肉全て綺麗に無くなり店主の今夜の酒は確かに美味かった…。
「ここはパン屋か、この世界のパンもうまいからな」
「買っていきましょう」
「大きいパンだなー」
「おねーさん、この台のパン全部買ってもいい?」
「うちら大所帯なんでね」
「あら、やだおねーさんだなんて!ありがとね!オマケしちゃうわよ!」
懐記チームは露店の台に所狭しと並ぶパンを葉に包んで貰いショルダーバックの収納にしまう、オマケもして貰い隣のお茶屋も覗く。
「良い香りだ」
「いらっしゃい」
「千ちゃんのお土産に買うか、おねーさんお勧めで10キロ分適当に見繕って」
「おや、沢山買ってくれんだねーどうもね」
「千眼さんのお茶上手いからな」
「そ」
お婆さんがザクザクと藁で編んだ袋に茶葉を入れてくれる、
10キロ分結構な量だが手際良く出してくれた。
「うちのお茶とお菓子食べていって、娘達が作ってくれたんだ。すぐ先で店も出てるから寄っててよ」
「はは、是非寄るよ。このお茶うまいね」
「ありがとうね、毎日畑で収穫しているのさ。なんか空が晴れてから作物の調子が良くてね」
「そいつは良かったな」
商魂たくましい老婆に崇幸が笑い、ジラも相槌を打ち舵は青い空を見上げていた。
少し話をして、店を冷やかしながら歩く事にした。
「この辺りは酒とかだな」
「トラング君が飲んだ分仕入れないとね」
「樽とかで買います?」
「この町の周辺は酒造りが盛んなようですね。では、端からいきましょう」
数店舗ある酒屋、辺りは朝から飲んでいる者達もいる、何処と無く濃い熟成された酒の薫りが漂ってくる様な気がする。
「らっしゃい」
「お勧めはどれだ?」
「うちのはどれもお勧めだが、男はこれ!」
褐色の大男の店主の露店で出された歪な瓶、コルクを空ければ濃い酒の薫りに大河が一歩下がる。
「がはは、すげーだろ!ここいらの男の勝負の鉄板てやつよ!」
「これは中々、10本貰おうかな。後幾つか見繕ってほしいね」
「おうよ!あんたら商人か?」
「ああ」
「んー、そうか。中々収納袋持ちの商人がこの辺りは来ないからな、ちょっと頼みというか買って欲しい酒というか…があるんだが…」
「何かあるんですか?」
「ちょっとついて来てくれっか!?」
「まだ時間はあるからな」
「大河さん、こういうの結構好きですよね?」
「ふ…嫌いじゃない」
大河も結構人が良いと率は笑う、大男に着いていく(店は放置?)事にした。
「もうダメだー首くくるしかないー」
町の裏手の木造倉庫で1人項垂れる若い青年、幾つもの樽を前に頭を抱えて途方にくれていた。
「トイーいっか?」
「あ、ジャハさんー」
「これ、全部酒なんだね」
「すごいー」
「何か問題があるのか?」
「それがなー」
「どうも、トイといいます。実はこの酒全部店で売れなくなってしまったんです…」
項垂れるブラウンの髪と緑の瞳の青年トイが、事情を話し始める。
「それはなんというか」
「君がそれだけ優秀という事か」
「僻み妬みは何処にでもあるという事だね」
青年トイが言うには父親が亡くなりこの造酒所の経営を引き継いだばかりで、従業員もいたが先日利き酒大会とこの辺りの権力者を呼んだ酒の品評会でどちらもトイが優勝してしまい周囲の造酒所からの嫌がらせが始まったとの事だった。
「父の代からの従業員の皆さんも、僕が若いし本当の親子じゃないからとここより高い賃金でそちらに行ってしまいましたし…」
「なら、君の酒を飲ませて欲しい。ちょうどこちらも従業員が店の酒を飲み散らかして困っていた所だからな」
「まず味を見てからかな」
「気を落とさないで下さい、これも何かの縁ですから」
「トイを頼むわ、俺は店に戻る」
「ジャハさん!ありがとうございます」
「なに、お前の親父さんには世話になったからな!こんくらいはな!」
笑顔でジャハが倉庫から出ていき、早速トイが酒の試飲としてコップに酒を注いでくれる。
「皆呼ぶか」
「そうだね」
「船に乗る前の一杯ですね、チーズだしちゃお」
「さあ、ど、どうぞ…」
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