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第6部 移動は常にマイホームと共に 渡る世間は家さえあればなんとかなる
20 たこ焼きに思い馳せる晴海
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「ただいま~」
『おかえり』
「俺、テトラさんとこ行ってくる…」
「晴海っち、ちょい待ち。これナイルっちが作ったサンドイッチとドーナツな。こっちは千ちゃんが作った汁粉、テトっちと食べな。晩飯には帰っといで」
「ありがとー行ってきまーす」
タタタタ…魔法は便利だこういう時は転移魔法を使えばいいのかもしれないが、ちょっとの距離は自分の足を使うそう決めていた。
「テトラさんこんにちはー」
「晴海っちー」
「懐記さんがご飯持たせてくれたよ、おやつもあるからたべよー」
「わいわい!」
長い袖の腕を振り喜ぶ、中には芋虫とクモのカフとナフがせっせと糸と布の生産をしている。
「うまうま、カフとナフも食べるぞ!」
ドーナツをカフとナフが食べている、最初はビックリしたが見慣れれば可愛いものだ。
「俺は収納袋を作るから食べててね」
「ふぁい」
《天空ダンジョン》のドロップ品の胃袋の中に時間停止の札を入れる、容量は胃袋毎に差はあるがこれで収納袋の内側が完成である、試しに鑑定をすると 収納袋:中容量 時間停止は永久保証 すごい! 天才!ちょっと大袈裟に褒められて恥ずかしい、時間停止は術者が生きている間即ち永久的不変的とも言える、その胃袋に魔力を込めて柔らかさを調整して口部分をし織り込み縫い付け紐を通し巾着袋にする、これだと中々グロので更に巾着袋を作って中に入れて二重の巾着袋にしてみる。
「で、これで巾着袋を作って……」
チクチク…無言で縫い進める、テトラも店の制服の追加やカジノで懐記達との制服等の準備等もしている。
「おーい、晴海っちテトっちはいるー」
懐記が中に入ってくる、作業初めてからどれ程時間が経ったのか分からないが巾着袋は完成していた。
「なっきー」
「おばあちゃんが使ってた裁縫道具とか布とか持ってきたから」
「異界の裁縫道具!?」
「そーそ。料理ばかりに気を取られてたわ」
懐記が収納から出したのはアンティークな足踏みミシンと台、錆び付いたお菓子の缶に入った裁縫道具、祖母が生前集めていた布、そして…。
「うわ!」
「え?これ着物?どうするの!?」
たとう紙から丁寧に畳まれた華やかな着物達、晴海の目から見ても綺麗ですごい高そうな品々だった。
「どうするって、バラして布にする。増えるからこれも」
「えっ、あっ、そっか」
減っても増える、こんな綺麗で高価な着物も幾らでも増えるスキルに晴海はビックリして落ち着く。
「綺麗な衣装だねぇ」
カフとナフも着物黒地に大きめの椿が咲く着物に魅入られているようだ、淡い水色に桜の花が散っている柄は水に浮かぶ桜を連想させ、濃い小豆色に様々な色の牡丹んが咲く柄は遊び心があり晴海の目を楽しませてくれた。
「後は着物リメイクの本とか、千ちゃんからメガネ貰ってきた」
何冊か本を渡しメガネもテトラに渡す、陽気なテトラも空いた口が塞がらない程の見事な物達だった。
「ミシンの使い方教えるから、これ魔力で動くって。電気入らずでいいよな」
懐記が足踏みミシンのやり方を説明していく、複雑そうだがしっかりテトラは学び晴海も1台貰った。
「ありがとう、大事にする!」
「ん、壊れてもあげるから大事にするのもいいけど使いな。おばあちゃんはそう方が好きな人だから」
「なっきーありがとう!」
「ん、テトっちには色々世話になってるし。後で裁断した布とか持ってくるよ。所でそろそろ飯の時間だけど?そっちの芋虫くんとクモくんは?」
「カフとナフは葉っぱとか果物しか食べないのよー」
「そ、そろそろ来てよ」
『はーい』
「きゅう、ふーおかえり。おーたこたこ」
テトラの所から戻った懐記が森から戻ったきゅうとふーの頭上に水の玉の中に入れられたタコもどき3匹と魚、キノコが浮いていた。
『きゅ!』『ぱしゃ』
「キノコもあるの?たこ焼きに入れるかー」
「師匠…じゃないなっきー!餃子沢出来ました!」
「なっちゃん、こっちもいつでもオッケー」
ラウラスと詠斗が待ちきれないとばかりに、ウキウキとしている、ラウラスの前には沢山の大きい餃子が焼かれるのを待ち、詠斗の前にはシャキシャキとした食感の葉もの野菜を山のように刻み、小麦粉に出汁を溶いた物を兎に角作りまくり、これでもかと言う位たこ焼きを増殖させ熱する準備も出来ている。
タコモドキもご到着したので、さあ捌くぞというタイミングで晴海とテトラもやって来た。
「あ、タコ?俺捌けるよ」
「お、そう。じゃ一匹頼むわ」
「僕もタコ焼きの屋台でバイトした事があるので一匹やりますね」
「こっちで、先にお好み焼き始めるよー」
「んー」
懐記、綴、晴海でタコを捌き、詠斗、大河、率でお好み焼きを焼き始めた。
「締めたばかりの新鮮なやつだな」
「うん、やりやすい」
「頭の裏側に指をいれてっと…」
そこからは若干この世界の住人からはグロイと評されるような事が次々起こる、百戦錬磨のジラも顔を反らしラジカは怖いもの見たさで見たり見なかったり、ラウラスと千眼と手伝いに来たバルタルは手つきをガッツリ観察し、ナイルはやテトラやチグリスはお好み焼きに集中する。
「よし、出来た!」
「晴海っち、早。日本のタコより捌きやすいかも」
「こっちも終わりました」
タコ焼きプレートに入るサイズにした物が大量に出来上がる、詠斗達も1回目のお好み焼きが出来上がる所だった。
「引っくり返してっと…よし良い感じ」
「こっちも良さそうです」
「こっちはたこ焼き始めるー」
『はーい』
4枚1度に作りソースをヘラで塗り、マヨネーズをかけさすがに青のりは無いので鰹節を乗せるお好み焼きの上で踊る鰹節に感動してしまう。
「こっちはよく熱したプレートに油をたっぷり、ここからは時間との勝負。綴っち晴海っち準備は?」
『オッケー』
晴海がボールとお玉でプレートにタネを注ぐ係、綴はそれを追ってタコを入れる係、懐記は千枚通しでタコ焼きを引っくり返していく、一通りタコまで入れきれば綴も晴海もたこ焼きを千枚通しで返していく。
「はじめー」
スピーディーに晴海がタネを注ぐ、綴が追う、懐記がカッカカッカ丸めていく。
一気に100個焼けるようにしているため焼けば一気に出来上がる、お好み焼きは神様に供えてまた焼いているチグリスの目付きが鋭い、早く食べたいという気持ちが伝わる。
「100個出来ましたね」
「熱いとかは無いけど汗かいた」
「状態異常無効ってやつ?」
「そうですね、中々不思議な感覚ですよね」
山の形に盛ったたこ焼きにもソースマヨネーズ、鰹節を乗せ神神々に供えてまたさっきと同じ要領で焼いていく。
今度はは他の面子も参加するが、すぐに上手くたこ焼きを返せるようになったのはバルタル、カイネ、ラウラスだった。
「難しいですね…」
「歪…」
ニアや千眼にナイルもチャレンジするがいまいち上手く行かない、ラウラスを連れ戻しに来たニジェルガ(決して暇ではない)が試しにたこ焼きを返してみれば上手く出来た。
「ほう、中々に高度な技術だ」
「陛下!中々ですよ!」
「食べたら帰るぞ」
「え?帰りませんよ!ここで料理の腕を磨きます!」
「こちらの食事はどうするのだ?料理長」
「その間だけ戻ります!」
「…本気なのだな?」
「もっちろん!」
「…こうなるとは思ったが」
「では、お世話になります!よろしくお願いします!」
『はーい』
という事で押し掛け龍皇国料理長のラウラスが加わる、ニジェルガは内心これで上手い飯にありつければいっかと表面上だけは困った顔をした。
『いただきまーす!』
ホカホカとテーブルに並んだたこ焼きにお好み焼き、詠斗達は順番に交代交代で焼いて食べる事にし待ちきれないチグリスは早々に食べている。
たこ焼きお好み焼きたこ焼きお好み焼き…、晴海も早速たこ焼きにありつく熱々のそれを少し冷まして口に入れる…それは懐かしい思い出の味、かつての思い出が蘇る。
『晴海、うまいか?』
『うん!』
『そうかそうか、たくさん食え!』
確かギャンブルで大勝ちして酔っ払って、たこ焼きを2人で食い切れない程父親が買って来た日。
『でかくなれよー』
酔っ払って力加減など出来ずわしゃわしゃと晴海の頭を撫で回す父親、あの頃は確かに父親を嫌いでは無かった。
ここにくる直前まで恨んで殺意もあった、それは消せないだが今はもう日本に有守 晴海という存在は無い。
どうなろうとどういう風に父親が生きていくのかは知る術は無い、今晴海には新しい家族がいる賑やかで明るくて笑顔の溢れる毎日、帰るべき場所はこれから先もここなのだ。
晴海は日本で食べたたこ焼きの味も、今食べているたこ焼きの味も忘れない。
「次、俺も焼くよ!」
立ち上がり交代する、晴海は毎日笑顔溢れる家族にかこまれている…。
『おかえり』
「俺、テトラさんとこ行ってくる…」
「晴海っち、ちょい待ち。これナイルっちが作ったサンドイッチとドーナツな。こっちは千ちゃんが作った汁粉、テトっちと食べな。晩飯には帰っといで」
「ありがとー行ってきまーす」
タタタタ…魔法は便利だこういう時は転移魔法を使えばいいのかもしれないが、ちょっとの距離は自分の足を使うそう決めていた。
「テトラさんこんにちはー」
「晴海っちー」
「懐記さんがご飯持たせてくれたよ、おやつもあるからたべよー」
「わいわい!」
長い袖の腕を振り喜ぶ、中には芋虫とクモのカフとナフがせっせと糸と布の生産をしている。
「うまうま、カフとナフも食べるぞ!」
ドーナツをカフとナフが食べている、最初はビックリしたが見慣れれば可愛いものだ。
「俺は収納袋を作るから食べててね」
「ふぁい」
《天空ダンジョン》のドロップ品の胃袋の中に時間停止の札を入れる、容量は胃袋毎に差はあるがこれで収納袋の内側が完成である、試しに鑑定をすると 収納袋:中容量 時間停止は永久保証 すごい! 天才!ちょっと大袈裟に褒められて恥ずかしい、時間停止は術者が生きている間即ち永久的不変的とも言える、その胃袋に魔力を込めて柔らかさを調整して口部分をし織り込み縫い付け紐を通し巾着袋にする、これだと中々グロので更に巾着袋を作って中に入れて二重の巾着袋にしてみる。
「で、これで巾着袋を作って……」
チクチク…無言で縫い進める、テトラも店の制服の追加やカジノで懐記達との制服等の準備等もしている。
「おーい、晴海っちテトっちはいるー」
懐記が中に入ってくる、作業初めてからどれ程時間が経ったのか分からないが巾着袋は完成していた。
「なっきー」
「おばあちゃんが使ってた裁縫道具とか布とか持ってきたから」
「異界の裁縫道具!?」
「そーそ。料理ばかりに気を取られてたわ」
懐記が収納から出したのはアンティークな足踏みミシンと台、錆び付いたお菓子の缶に入った裁縫道具、祖母が生前集めていた布、そして…。
「うわ!」
「え?これ着物?どうするの!?」
たとう紙から丁寧に畳まれた華やかな着物達、晴海の目から見ても綺麗ですごい高そうな品々だった。
「どうするって、バラして布にする。増えるからこれも」
「えっ、あっ、そっか」
減っても増える、こんな綺麗で高価な着物も幾らでも増えるスキルに晴海はビックリして落ち着く。
「綺麗な衣装だねぇ」
カフとナフも着物黒地に大きめの椿が咲く着物に魅入られているようだ、淡い水色に桜の花が散っている柄は水に浮かぶ桜を連想させ、濃い小豆色に様々な色の牡丹んが咲く柄は遊び心があり晴海の目を楽しませてくれた。
「後は着物リメイクの本とか、千ちゃんからメガネ貰ってきた」
何冊か本を渡しメガネもテトラに渡す、陽気なテトラも空いた口が塞がらない程の見事な物達だった。
「ミシンの使い方教えるから、これ魔力で動くって。電気入らずでいいよな」
懐記が足踏みミシンのやり方を説明していく、複雑そうだがしっかりテトラは学び晴海も1台貰った。
「ありがとう、大事にする!」
「ん、壊れてもあげるから大事にするのもいいけど使いな。おばあちゃんはそう方が好きな人だから」
「なっきーありがとう!」
「ん、テトっちには色々世話になってるし。後で裁断した布とか持ってくるよ。所でそろそろ飯の時間だけど?そっちの芋虫くんとクモくんは?」
「カフとナフは葉っぱとか果物しか食べないのよー」
「そ、そろそろ来てよ」
『はーい』
「きゅう、ふーおかえり。おーたこたこ」
テトラの所から戻った懐記が森から戻ったきゅうとふーの頭上に水の玉の中に入れられたタコもどき3匹と魚、キノコが浮いていた。
『きゅ!』『ぱしゃ』
「キノコもあるの?たこ焼きに入れるかー」
「師匠…じゃないなっきー!餃子沢出来ました!」
「なっちゃん、こっちもいつでもオッケー」
ラウラスと詠斗が待ちきれないとばかりに、ウキウキとしている、ラウラスの前には沢山の大きい餃子が焼かれるのを待ち、詠斗の前にはシャキシャキとした食感の葉もの野菜を山のように刻み、小麦粉に出汁を溶いた物を兎に角作りまくり、これでもかと言う位たこ焼きを増殖させ熱する準備も出来ている。
タコモドキもご到着したので、さあ捌くぞというタイミングで晴海とテトラもやって来た。
「あ、タコ?俺捌けるよ」
「お、そう。じゃ一匹頼むわ」
「僕もタコ焼きの屋台でバイトした事があるので一匹やりますね」
「こっちで、先にお好み焼き始めるよー」
「んー」
懐記、綴、晴海でタコを捌き、詠斗、大河、率でお好み焼きを焼き始めた。
「締めたばかりの新鮮なやつだな」
「うん、やりやすい」
「頭の裏側に指をいれてっと…」
そこからは若干この世界の住人からはグロイと評されるような事が次々起こる、百戦錬磨のジラも顔を反らしラジカは怖いもの見たさで見たり見なかったり、ラウラスと千眼と手伝いに来たバルタルは手つきをガッツリ観察し、ナイルはやテトラやチグリスはお好み焼きに集中する。
「よし、出来た!」
「晴海っち、早。日本のタコより捌きやすいかも」
「こっちも終わりました」
タコ焼きプレートに入るサイズにした物が大量に出来上がる、詠斗達も1回目のお好み焼きが出来上がる所だった。
「引っくり返してっと…よし良い感じ」
「こっちも良さそうです」
「こっちはたこ焼き始めるー」
『はーい』
4枚1度に作りソースをヘラで塗り、マヨネーズをかけさすがに青のりは無いので鰹節を乗せるお好み焼きの上で踊る鰹節に感動してしまう。
「こっちはよく熱したプレートに油をたっぷり、ここからは時間との勝負。綴っち晴海っち準備は?」
『オッケー』
晴海がボールとお玉でプレートにタネを注ぐ係、綴はそれを追ってタコを入れる係、懐記は千枚通しでタコ焼きを引っくり返していく、一通りタコまで入れきれば綴も晴海もたこ焼きを千枚通しで返していく。
「はじめー」
スピーディーに晴海がタネを注ぐ、綴が追う、懐記がカッカカッカ丸めていく。
一気に100個焼けるようにしているため焼けば一気に出来上がる、お好み焼きは神様に供えてまた焼いているチグリスの目付きが鋭い、早く食べたいという気持ちが伝わる。
「100個出来ましたね」
「熱いとかは無いけど汗かいた」
「状態異常無効ってやつ?」
「そうですね、中々不思議な感覚ですよね」
山の形に盛ったたこ焼きにもソースマヨネーズ、鰹節を乗せ神神々に供えてまたさっきと同じ要領で焼いていく。
今度はは他の面子も参加するが、すぐに上手くたこ焼きを返せるようになったのはバルタル、カイネ、ラウラスだった。
「難しいですね…」
「歪…」
ニアや千眼にナイルもチャレンジするがいまいち上手く行かない、ラウラスを連れ戻しに来たニジェルガ(決して暇ではない)が試しにたこ焼きを返してみれば上手く出来た。
「ほう、中々に高度な技術だ」
「陛下!中々ですよ!」
「食べたら帰るぞ」
「え?帰りませんよ!ここで料理の腕を磨きます!」
「こちらの食事はどうするのだ?料理長」
「その間だけ戻ります!」
「…本気なのだな?」
「もっちろん!」
「…こうなるとは思ったが」
「では、お世話になります!よろしくお願いします!」
『はーい』
という事で押し掛け龍皇国料理長のラウラスが加わる、ニジェルガは内心これで上手い飯にありつければいっかと表面上だけは困った顔をした。
『いただきまーす!』
ホカホカとテーブルに並んだたこ焼きにお好み焼き、詠斗達は順番に交代交代で焼いて食べる事にし待ちきれないチグリスは早々に食べている。
たこ焼きお好み焼きたこ焼きお好み焼き…、晴海も早速たこ焼きにありつく熱々のそれを少し冷まして口に入れる…それは懐かしい思い出の味、かつての思い出が蘇る。
『晴海、うまいか?』
『うん!』
『そうかそうか、たくさん食え!』
確かギャンブルで大勝ちして酔っ払って、たこ焼きを2人で食い切れない程父親が買って来た日。
『でかくなれよー』
酔っ払って力加減など出来ずわしゃわしゃと晴海の頭を撫で回す父親、あの頃は確かに父親を嫌いでは無かった。
ここにくる直前まで恨んで殺意もあった、それは消せないだが今はもう日本に有守 晴海という存在は無い。
どうなろうとどういう風に父親が生きていくのかは知る術は無い、今晴海には新しい家族がいる賑やかで明るくて笑顔の溢れる毎日、帰るべき場所はこれから先もここなのだ。
晴海は日本で食べたたこ焼きの味も、今食べているたこ焼きの味も忘れない。
「次、俺も焼くよ!」
立ち上がり交代する、晴海は毎日笑顔溢れる家族にかこまれている…。
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