150 / 867
第6部 移動は常にマイホームと共に 渡る世間は家さえあればなんとかなる
6 久しぶりの日本食
しおりを挟む
「おはよう」
「おはよう、懐記。おきるの早いね」
「まあな、朝飯作るから畑に行くわ」
「俺もいくよ」
「手伝う…」
ナイルや率、綴、ジラもまだ寝ている時間、詠斗、懐記、晴海、千眼、ラジカが畑に移動して朝食の支度に取り掛かる。
「昨日セットした米は出来てるな、おにぎりにする?味噌汁と魚と漬物とだし巻き玉子はどう?」
『さいこー!』
「これがおにぎりですか、シンプルでいて奥が深い」
「形…三角にするのは難しいな…」
「だし巻き玉子なんて作るの久しぶりだよー、晴海くん上手いね」
「手伝いでやってた」
「形なんか別にいいだろ」
「きれいに作ってる人に言われたくないなぁ」
「そうか?」
「おはようございます、遅くなりました」
『おはよう』
テントから出て来た、ナイル、率、綴、ジラもおにぎりとだし巻き玉子に取り掛かる、
「魚も焼いて、ついでに夜の仕込みもするか。今夜はチャーシューラーメンでいいか?煮卵も付けるけど」
『チャーシューラーメン!?』
「神様達からおにぎりやラーメン食べたいって」
「みてんのか?米炊くか」
「僕がやりますよ」
「ああ、じゃ俺はチャーシューと煮卵仕込むわ」
コンロと家にあった寸胴の鍋をいくつも複製し、水魔法で水張り玉子を大量に用意しておく。
「詠斗っちブロック肉出して、大量に」
「オッケー」
カークとエンフから貰ったダンジョン肉、肉屋で買った肉を出した。
「たくさんあるな、よし」
「懐記君たこ糸あります?縛ります」
「ん、ほら。玉子も茹でるわ」
「俺がやるよ」
手分けして作業を行うとあっという間に仕込みが終わる、今日は醤油ラーメンにでもしようかと思い、先に神々の分の朝食を備えていると大河とチグリスがやってくる。
「のんびりだなー」
「ああ、おはよう…おにぎりか?」
「ん…早く食お!」
「今日の夜はラーメンな」
「本当か?」
「チャーシューと煮卵の仕込みもしてますよ」
大河呆然としている、まだ夢でも見ているのか、味噌汁の匂いや並ぶ玉子焼きにおにぎりや漬け物…感慨深い、母親もこんな朝食を作っていた。
「さ、大河くん食べましょう」
「ああ…」
「おにぎりの具は梅干しとおかかだよー」
「梅干しは俺達用だから無理しないでね、中の種は出して」
「物は試し…いただきます」
「せっかくなのでいただきます」
「私はさっき1粒もらったんですが、酸味が強くて美味しかったですね」
「ん…食べる」
「俺も食うわ、いただき」
『すっぱ!!!』
ラジカ達の口がキュッとする、お茶で飲み込み種を出した。
「おばちゃん特製梅干しな、おにぎりや茶割りにして食うと美味いぞー」
「この酸っぱさ目が覚めるな、だし巻き玉子も美味い」
「皆で焼いたよ」
「私も作りたい…」
「私も是非教えて下さい」
「いいけど」
「ユナイドさんから小麦粉準備出来たと、それとラジカさんの品は全て《クイナト》で買い取りたいとの事ですが?」
「構いませんよ」
「俺は仕込みしとくから《ガルディア》行く時呼んで」
「詠斗さん、お昼は用意しますから取りに来て下さい」
「今日もありがとう!わかった」
「子供とかいるんだっけ?ミートボールとか小さいハンバーグとか作る?」
『え!?』
「みんなの分も作っとく」
「俺、手伝うよ」
「そう?」
「俺も…」
ひたすらおにぎりとだし巻き玉子を食べているチグリスも珍しく残る方を選んだ、味見する気しか伝わって来ない。
「なら、早くユナイドのとこ行って戻って、手伝っていこーぜ」
「そうだな、ユナイドの所に行ったら。ドワーフ達の所に俺は行ってから戻るか」
「屋敷も大分進んでいますよね、楽しみにです」
「そうだな、行くか」
『いってらっしゃーい』
「カークとエンフに肉の追加を頼みますね」
「なら、細かい肉多めでって伝えて」
「きゅう、殻たべるの?」
『きゅ!』
畑に残った懐記、晴海、チグリス、ナイル、千眼、晴海とチグリスが茹で卵の殻を剥いているときゅうが足元でおねだりしているのであげていく、千眼はチャーシューの様子をみつつ、玉子をまた茹でたりしていた。
「昼飯は何にする?」
「そうですね、いつもはサンドイッチとか食べやすい物ですね」
「なるほど、ならこれに入れるか」
収納から3段の黒塗りのお重を出す、サンドイッチは別としておかずはこれに入れるのをナイルに勧めた。
「きれいな絵の蓋の箱ですねー」
「大人数が外なんかで食べる時に使うもんだな、おかずは作るからナイルっちはサンドイッチ作ればいいでしょ」
「ありがとうございます、チーズのサンドイッチ出来たらお手伝いしますね」
「オーイ、肉持ってきたよーなんかいい匂い」
「腹へるー」
「肉サンキュー、飯くってけば?こっちはまだ仕込み中」
カークとエンフが肉を届けに来ると、チャーシューの匂いが広がり2人の食欲を刺激する。
「おにぎりと味噌汁食って待ってて」
懐記がおにぎりと味噌汁を出す、貰った肉と玉ねぎをさっと炒めた物を出す。
「うお、うま!」
「あーおいしい!」
「米って言うんだよ俺達がいた国の主食」
感動するカークとエンフに晴海が茹で玉子をと塩を渡す、チグリスも茹で玉子貰い、いつの間にやら懐記の作った肉炒めを食べている。
「いやあ、うまいわ!夜食いにきてもいい?肉持ってくるから!」
「たくさん持ってくるよ!」
「はいはい、良いけど」
「食ったから風呂行ってくるわ」
「じゃ」
「チャーシュー、増やすか。お、細切れ肉とか腸詰めもあるんだな」
「チャーシューは私がやる…」
「そう、サンキュ。ならこっちはまあミンチにする機械ないから風魔法で細かくすればいいな」
「サンドイッチ終わったので、私もやりますね」
「じゃ、頼むわ」
「こっちの玉子全部むいたよー」
「オッケ、こっちの鍋に入れて」
「こちらの茹で玉子は出来た…」
「なら俺剥くよ」
「ああ…」
「ならこっちの腸詰めをこうして、後は果物と野菜が足りないなサラダにして入れとくか。後は残った魚は蒸してと」
「懐記さん、お肉はこの位で良いですか?」
「お、いいね。もっと量作れる?玉ねぎやっとくわ」
「わかりました」
などミートボールやハンバーグの材料も仕込みつつ、差し入れの弁当も完成していった。
「ユナイドさんの所で仕入れ終わったよー、お昼持っていくね、店も無事に売り切れで今日は終わったみたい」
「はい、弁当とサンドイッチね」
「わ、もしかしてこれ風呂敷の中のお重?絶対おいしいやつじゃん」
「ミートボールもハンバーグも出来ましたよ、詠斗さんはい味見をどうぞ」
「わ、ガチのミートボール!いただきます!うま!」
「美味しかったよー」
ナイルからミートボールを食べさせて貰い目を輝かせる、晴海も小さいハンバーグを頬張っていた。
「大河っち達帰って来たら、軽く昼にしたら?」
「そうだね、行ってきまーす」
「いや、いい風呂だしって!何これ?」
「うわ!美味しいでしょ、これ」
「食べて良いぞ」
「やった!」
「この調子だとすぐ無くなりそうですね、もっと作りますね」
「俺も手伝うから作り方教えてよ!」
「俺にも!肉ダンジョンで広めるわ!」
カークとエンフが手を挙げる、ナイルと千眼は今日はひたすら料理をする1日になるだろうと思った。
「うわー何これ!」
「きれー」
詠斗がバルタルにお重とサンドイッチを渡す、孤児院の子供達や職員に店の従業員も外に集まりお重に注目していた。
1段目は魚の蒸し焼きと腸詰めをタコさんウィンナーにしたものが沢山詰まっている、2段目はミートボールとミニハンバーグがぎっしり詰まっていて、3段目はフルーツと野菜をたっぷり使ったサラダに皆で目を輝かせた。
「皆1人1つずつね、サラダも少しだけどサンドイッチとパンとミルクはあるから」
『はーい』
「すごいわねー美味しいわー」
「新しく来た詠斗さん達と同じ故郷の方でとても料理の上手な形なんです」
院長先生が顔を綻ばせる、カイネも笑いハンバーグを食べるととても美味しい、バルタルも食べながら何が入っているか確変しているようだ、後で戻った時に聞いて孤児院でも作ろうかと思った。
「この腸詰め可愛いね」
「なんだろこれーあむ!おいしい」
色々な所でおいしいと声が上がる、孤児院の子供達はかなり血色が良くなり走りまわっいる、瓦礫の廃墟で過ごしていた子供達の顔色も大分よくなっている。
それを眺めながら、ベルンから貰ったミルクを飲んでカイネが微笑んだ。
「おはよう、懐記。おきるの早いね」
「まあな、朝飯作るから畑に行くわ」
「俺もいくよ」
「手伝う…」
ナイルや率、綴、ジラもまだ寝ている時間、詠斗、懐記、晴海、千眼、ラジカが畑に移動して朝食の支度に取り掛かる。
「昨日セットした米は出来てるな、おにぎりにする?味噌汁と魚と漬物とだし巻き玉子はどう?」
『さいこー!』
「これがおにぎりですか、シンプルでいて奥が深い」
「形…三角にするのは難しいな…」
「だし巻き玉子なんて作るの久しぶりだよー、晴海くん上手いね」
「手伝いでやってた」
「形なんか別にいいだろ」
「きれいに作ってる人に言われたくないなぁ」
「そうか?」
「おはようございます、遅くなりました」
『おはよう』
テントから出て来た、ナイル、率、綴、ジラもおにぎりとだし巻き玉子に取り掛かる、
「魚も焼いて、ついでに夜の仕込みもするか。今夜はチャーシューラーメンでいいか?煮卵も付けるけど」
『チャーシューラーメン!?』
「神様達からおにぎりやラーメン食べたいって」
「みてんのか?米炊くか」
「僕がやりますよ」
「ああ、じゃ俺はチャーシューと煮卵仕込むわ」
コンロと家にあった寸胴の鍋をいくつも複製し、水魔法で水張り玉子を大量に用意しておく。
「詠斗っちブロック肉出して、大量に」
「オッケー」
カークとエンフから貰ったダンジョン肉、肉屋で買った肉を出した。
「たくさんあるな、よし」
「懐記君たこ糸あります?縛ります」
「ん、ほら。玉子も茹でるわ」
「俺がやるよ」
手分けして作業を行うとあっという間に仕込みが終わる、今日は醤油ラーメンにでもしようかと思い、先に神々の分の朝食を備えていると大河とチグリスがやってくる。
「のんびりだなー」
「ああ、おはよう…おにぎりか?」
「ん…早く食お!」
「今日の夜はラーメンな」
「本当か?」
「チャーシューと煮卵の仕込みもしてますよ」
大河呆然としている、まだ夢でも見ているのか、味噌汁の匂いや並ぶ玉子焼きにおにぎりや漬け物…感慨深い、母親もこんな朝食を作っていた。
「さ、大河くん食べましょう」
「ああ…」
「おにぎりの具は梅干しとおかかだよー」
「梅干しは俺達用だから無理しないでね、中の種は出して」
「物は試し…いただきます」
「せっかくなのでいただきます」
「私はさっき1粒もらったんですが、酸味が強くて美味しかったですね」
「ん…食べる」
「俺も食うわ、いただき」
『すっぱ!!!』
ラジカ達の口がキュッとする、お茶で飲み込み種を出した。
「おばちゃん特製梅干しな、おにぎりや茶割りにして食うと美味いぞー」
「この酸っぱさ目が覚めるな、だし巻き玉子も美味い」
「皆で焼いたよ」
「私も作りたい…」
「私も是非教えて下さい」
「いいけど」
「ユナイドさんから小麦粉準備出来たと、それとラジカさんの品は全て《クイナト》で買い取りたいとの事ですが?」
「構いませんよ」
「俺は仕込みしとくから《ガルディア》行く時呼んで」
「詠斗さん、お昼は用意しますから取りに来て下さい」
「今日もありがとう!わかった」
「子供とかいるんだっけ?ミートボールとか小さいハンバーグとか作る?」
『え!?』
「みんなの分も作っとく」
「俺、手伝うよ」
「そう?」
「俺も…」
ひたすらおにぎりとだし巻き玉子を食べているチグリスも珍しく残る方を選んだ、味見する気しか伝わって来ない。
「なら、早くユナイドのとこ行って戻って、手伝っていこーぜ」
「そうだな、ユナイドの所に行ったら。ドワーフ達の所に俺は行ってから戻るか」
「屋敷も大分進んでいますよね、楽しみにです」
「そうだな、行くか」
『いってらっしゃーい』
「カークとエンフに肉の追加を頼みますね」
「なら、細かい肉多めでって伝えて」
「きゅう、殻たべるの?」
『きゅ!』
畑に残った懐記、晴海、チグリス、ナイル、千眼、晴海とチグリスが茹で卵の殻を剥いているときゅうが足元でおねだりしているのであげていく、千眼はチャーシューの様子をみつつ、玉子をまた茹でたりしていた。
「昼飯は何にする?」
「そうですね、いつもはサンドイッチとか食べやすい物ですね」
「なるほど、ならこれに入れるか」
収納から3段の黒塗りのお重を出す、サンドイッチは別としておかずはこれに入れるのをナイルに勧めた。
「きれいな絵の蓋の箱ですねー」
「大人数が外なんかで食べる時に使うもんだな、おかずは作るからナイルっちはサンドイッチ作ればいいでしょ」
「ありがとうございます、チーズのサンドイッチ出来たらお手伝いしますね」
「オーイ、肉持ってきたよーなんかいい匂い」
「腹へるー」
「肉サンキュー、飯くってけば?こっちはまだ仕込み中」
カークとエンフが肉を届けに来ると、チャーシューの匂いが広がり2人の食欲を刺激する。
「おにぎりと味噌汁食って待ってて」
懐記がおにぎりと味噌汁を出す、貰った肉と玉ねぎをさっと炒めた物を出す。
「うお、うま!」
「あーおいしい!」
「米って言うんだよ俺達がいた国の主食」
感動するカークとエンフに晴海が茹で玉子をと塩を渡す、チグリスも茹で玉子貰い、いつの間にやら懐記の作った肉炒めを食べている。
「いやあ、うまいわ!夜食いにきてもいい?肉持ってくるから!」
「たくさん持ってくるよ!」
「はいはい、良いけど」
「食ったから風呂行ってくるわ」
「じゃ」
「チャーシュー、増やすか。お、細切れ肉とか腸詰めもあるんだな」
「チャーシューは私がやる…」
「そう、サンキュ。ならこっちはまあミンチにする機械ないから風魔法で細かくすればいいな」
「サンドイッチ終わったので、私もやりますね」
「じゃ、頼むわ」
「こっちの玉子全部むいたよー」
「オッケ、こっちの鍋に入れて」
「こちらの茹で玉子は出来た…」
「なら俺剥くよ」
「ああ…」
「ならこっちの腸詰めをこうして、後は果物と野菜が足りないなサラダにして入れとくか。後は残った魚は蒸してと」
「懐記さん、お肉はこの位で良いですか?」
「お、いいね。もっと量作れる?玉ねぎやっとくわ」
「わかりました」
などミートボールやハンバーグの材料も仕込みつつ、差し入れの弁当も完成していった。
「ユナイドさんの所で仕入れ終わったよー、お昼持っていくね、店も無事に売り切れで今日は終わったみたい」
「はい、弁当とサンドイッチね」
「わ、もしかしてこれ風呂敷の中のお重?絶対おいしいやつじゃん」
「ミートボールもハンバーグも出来ましたよ、詠斗さんはい味見をどうぞ」
「わ、ガチのミートボール!いただきます!うま!」
「美味しかったよー」
ナイルからミートボールを食べさせて貰い目を輝かせる、晴海も小さいハンバーグを頬張っていた。
「大河っち達帰って来たら、軽く昼にしたら?」
「そうだね、行ってきまーす」
「いや、いい風呂だしって!何これ?」
「うわ!美味しいでしょ、これ」
「食べて良いぞ」
「やった!」
「この調子だとすぐ無くなりそうですね、もっと作りますね」
「俺も手伝うから作り方教えてよ!」
「俺にも!肉ダンジョンで広めるわ!」
カークとエンフが手を挙げる、ナイルと千眼は今日はひたすら料理をする1日になるだろうと思った。
「うわー何これ!」
「きれー」
詠斗がバルタルにお重とサンドイッチを渡す、孤児院の子供達や職員に店の従業員も外に集まりお重に注目していた。
1段目は魚の蒸し焼きと腸詰めをタコさんウィンナーにしたものが沢山詰まっている、2段目はミートボールとミニハンバーグがぎっしり詰まっていて、3段目はフルーツと野菜をたっぷり使ったサラダに皆で目を輝かせた。
「皆1人1つずつね、サラダも少しだけどサンドイッチとパンとミルクはあるから」
『はーい』
「すごいわねー美味しいわー」
「新しく来た詠斗さん達と同じ故郷の方でとても料理の上手な形なんです」
院長先生が顔を綻ばせる、カイネも笑いハンバーグを食べるととても美味しい、バルタルも食べながら何が入っているか確変しているようだ、後で戻った時に聞いて孤児院でも作ろうかと思った。
「この腸詰め可愛いね」
「なんだろこれーあむ!おいしい」
色々な所でおいしいと声が上がる、孤児院の子供達はかなり血色が良くなり走りまわっいる、瓦礫の廃墟で過ごしていた子供達の顔色も大分よくなっている。
それを眺めながら、ベルンから貰ったミルクを飲んでカイネが微笑んだ。
26
お気に入りに追加
355
あなたにおすすめの小説
異世界ソロ暮らし 田舎の家ごと山奥に転生したので、自由気ままなスローライフ始めました。
長尾 隆生
ファンタジー
【書籍情報】書籍3巻発売中ですのでよろしくお願いします。
女神様の手違いにより現世の輪廻転生から外され異世界に転生させられた田中拓海。
お詫びに貰った生産型スキル『緑の手』と『野菜の種』で異世界スローライフを目指したが、お腹が空いて、なにげなく食べた『種』の力によって女神様も予想しなかった力を知らずに手に入れてしまう。
のんびりスローライフを目指していた拓海だったが、『その地には居るはずがない魔物』に襲われた少女を助けた事でその計画の歯車は狂っていく。
ドワーフ、エルフ、獣人、人間族……そして竜族。
拓海は立ちはだかるその壁を拳一つでぶち壊し、理想のスローライフを目指すのだった。
中二心溢れる剣と魔法の世界で、徒手空拳のみで戦う男の成り上がりファンタジー開幕。
旧題:チートの種~知らない間に異世界最強になってスローライフ~

うっかり『野良犬』を手懐けてしまった底辺男の逆転人生
野良 乃人
ファンタジー
辺境の田舎街に住むエリオは落ちこぼれの底辺冒険者。
普段から無能だの底辺だのと馬鹿にされ、薬草拾いと揶揄されている。
そんなエリオだが、ふとした事がきっかけで『野良犬』を手懐けてしまう。
そこから始まる底辺落ちこぼれエリオの成り上がりストーリー。
そしてこの世界に存在する宝玉がエリオに力を与えてくれる。
うっかり野良犬を手懐けた底辺男。冒険者という枠を超え乱世での逆転人生が始まります。
いずれは王となるのも夢ではないかも!?
◇世界観的に命の価値は軽いです◇
カクヨムでも同タイトルで掲載しています。

異世界へ五人の落ち人~聖女候補とされてしまいます~
かずきりり
ファンタジー
望んで異世界へと来たわけではない。
望んで召喚などしたわけでもない。
ただ、落ちただけ。
異世界から落ちて来た落ち人。
それは人知を超えた神力を体内に宿し、神からの「贈り人」とされる。
望まれていないけれど、偶々手に入る力を国は欲する。
だからこそ、より強い力を持つ者に聖女という称号を渡すわけだけれど……
中に男が混じっている!?
帰りたいと、それだけを望む者も居る。
護衛騎士という名の監視もつけられて……
でも、私はもう大切な人は作らない。
どうせ、無くしてしまうのだから。
異世界に落ちた五人。
五人が五人共、色々な思わくもあり……
だけれど、私はただ流れに流され……

異世界召喚?やっと社畜から抜け出せる!
アルテミス
ファンタジー
第13回ファンタジー大賞に応募しました。応援してもらえると嬉しいです。
->最終選考まで残ったようですが、奨励賞止まりだったようです。応援ありがとうございました!
ーーーー
ヤンキーが勇者として召喚された。
社畜歴十五年のベテラン社畜の俺は、世界に巻き込まれてしまう。
巻き込まれたので女神様の加護はないし、チートもらった訳でもない。幸い召喚の担当をした公爵様が俺の生活の面倒を見てくれるらしいけどね。
そんな俺が異世界で女神様と崇められている”下級神”より上位の"創造神"から加護を与えられる話。
ほのぼのライフを目指してます。
設定も決めずに書き始めたのでブレブレです。気楽〜に読んでください。
6/20-22HOT1位、ファンタジー1位頂きました。有難うございます。
はずれスキル念動力(ただしレベルMAX)で無双する~手をかざすだけです。詠唱とか必殺技とかいりません。念じるだけで倒せます~
さとう
ファンタジー
10歳になると、誰もがもらえるスキル。
キネーシス公爵家の長男、エルクがもらったスキルは『念動力』……ちょっとした物を引き寄せるだけの、はずれスキルだった。
弟のロシュオは『剣聖』、妹のサリッサは『魔聖』とレアなスキルをもらい、エルクの居場所は失われてしまう。そんなある日、後継者を決めるため、ロシュオと決闘をすることになったエルク。だが……その決闘は、エルクを除いた公爵家が仕組んだ『処刑』だった。
偶然の『事故』により、エルクは生死の境をさまよう。死にかけたエルクの魂が向かったのは『生と死の狭間』という不思議な空間で、そこにいた『神様』の気まぐれにより、エルクは自分を鍛えなおすことに。
二千年という長い時間、エルクは『念動力』を鍛えまくる。
現世に戻ったエルクは、十六歳になって目を覚ました。
はずれスキル『念動力』……ただしレベルMAXの力で無双する!!
『収納』は異世界最強です 正直すまんかったと思ってる
農民ヤズ―
ファンタジー
「ようこそおいでくださいました。勇者さま」
そんな言葉から始まった異世界召喚。
呼び出された他の勇者は複数の<スキル>を持っているはずなのに俺は収納スキル一つだけ!?
そんなふざけた事になったうえ俺たちを呼び出した国はなんだか色々とヤバそう!
このままじゃ俺は殺されてしまう。そうなる前にこの国から逃げ出さないといけない。
勇者なら全員が使える収納スキルのみしか使うことのできない勇者の出来損ないと呼ばれた男が収納スキルで無双して世界を旅する物語(予定
私のメンタルは金魚掬いのポイと同じ脆さなので感想を送っていただける際は語調が強くないと嬉しく思います。
ただそれでも初心者故、度々間違えることがあるとは思いますので感想にて教えていただけるとありがたいです。
他にも今後の進展や投稿済みの箇所でこうしたほうがいいと思われた方がいらっしゃったら感想にて待ってます。
なお、書籍化に伴い内容の齟齬がありますがご了承ください。

ペットたちと一緒に異世界へ転生!?魔法を覚えて、皆とのんびり過ごしたい。
千晶もーこ
ファンタジー
疲労で亡くなってしまった和菓。
気付いたら、異世界に転生していた。
なんと、そこには前世で飼っていた犬、猫、インコもいた!?
物語のような魔法も覚えたいけど、一番は皆で楽しくのんびり過ごすのが目標です!
※この話は小説家になろう様へも掲載しています

世界最強で始める異世界生活〜最強とは頼んだけど、災害レベルまでとは言ってない!〜
ワキヤク
ファンタジー
その日、春埼暁人は死んだ。トラックに轢かれかけた子供を庇ったのが原因だった。
そんな彼の自己犠牲精神は世界を創造し、見守る『創造神』の心を動かす。
創造神の力で剣と魔法の世界へと転生を果たした暁人。本人の『願い』と創造神の『粋な計らい』の影響で凄まじい力を手にしたが、彼の力は世界を救うどころか世界を滅ぼしかねないものだった。
普通に歩いても地割れが起き、彼が戦おうものなら瞬く間にその場所は更地と化す。
魔法もスキルも無効化吸収し、自分のものにもできる。
まさしく『最強』としての力を得た暁人だが、等の本人からすれば手に余る力だった。
制御の難しいその力のせいで、文字通り『歩く災害』となった暁人。彼は平穏な異世界生活を送ることができるのか……。
これは、やがてその世界で最強の英雄と呼ばれる男の物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる