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第5部 ここで生きていく 晴れた日は海を見て編
第1幕 第6話 2つの商会
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『は?ないの?』
「進化中だから…ない」
「ジラ!俺が戦闘するから!解毒しろ!」
「あ、ああ!」
「チグリス!ここから出る手は?」
「進化が終わるのを待つか…壊す」
『よし、壊そう!』
「ん?ライン電話か、…俺だ。急いでいるんだぞ、ならどうする?…分かった」
この3人は迷いが無く、すぐに即決断に走るが神々からのラインで大河が1度落ち着いた。
「進化中のダンジョンを壊すのは何が起こるか分からないから止めろと、その代わり転移魔法を使えるようにしたと神々から来た。行くぞ」
『了解』
大河はこの時思ったダンジョンて深化するなら、今ガンガンに周回している鉱物ダンジョンと肉ダンジョンは大丈夫なのだろうかと。
チグリスはこの時思った、進化中のダンジョンを破壊したらどうなるのかやってみたいと思ったが我慢した。
ジラはこの時思った、神様達って暇なのかなと。
それぞれ三者三葉に思考しながら、トッルとアゼを連れて瓦礫の廃墟まで戻った。
「この市場はこうして見ると、雑貨や布服が多いですね。後は干し肉とか持ちが良い食品類とか…野外用の道具とか」
「ここは様々な国に繋がる道にある街、行商の中継地ですから長持ちする食品なども豊富ですよ」
街への買い物に詠斗、率、ラジカで行う、ラジカの顔なじみの店で安く品物が買えてほくほくしていた。
「ラジカさんすごいね、顔を見せて品物買うだけで安くしてくれたり値引きしてくれたり」
「顔が広いんですね」
「まあ、顔は広いですね。商会は顔が広いのと商会の名が知れ渡っていれば話がスムーズに進みますから」
「なるほどね、この野菜初めて見る」
「お、いらっしゃい。うちの野菜はどれも美味いよ!ラジカの兄さんも!」
「こんにちは」
良く陽に焼けた肌の男がニカっと笑う、茣蓙の上に置かれた野菜が多く小振りな唐辛子に似た物もあった。
「これは?」
「これはな、このままで食べたら辛くて食えないが1本を料理と煮たり炒めたりすると辛くて味にメリハリが出て美味いぞ!」
「お、辛いのも良いね!1籠下さい!」
「はいよ、ラジカの兄さんのお連れだ!これもオマケな」
「ありがとう!」
葉にさらに5本追加して包んで渡してくれる、他にも変わった野菜を何種類か買い込んだ。
「辛い料理作れるんですか?」
「挑戦だよ、良い肉があるからそれと煮ても良いし」
「炒めてみても良いですね、刻んだりして」
「それは気になりますね、次のここは干した果物が美味しいですよ」
「色とりどりで綺麗ですね」
「いらっしゃい、あらラジカさんも」
「どうも」
「味見してみてね」
詠斗と同年代位の優し気な女性が干した果物を渡してくれる、柑橘系の物と青いまだ熟していない物干した果物に砂糖を掛けた物、どちらも美味しかった。
『おいしい』
「よかった」
「全種類を下さい!」
「嬉しい、ありがとう!」
そこでも沢山オマケをして貰いそこで、ラジカが足を止める。
「すみません、詠斗さん率さん。私この後ゲシュレンさんの所に挨拶に行きたいので…」
「僕、噂は聞いていてまだ見た事がないんですよ!ゲシュレンさんの見世物小屋!良ければ僕たちも連れて行ってくれませんか?」
「そうそう、ここに来た一番の目的がそれなんで!一緒に連れて行って!」
「それは、構いませんが。今日の夜から始まるので今行っても動物とかは見せないと思いますけど」
『いいです!』
「分かりました、ではこちらへ」
「ここが見世物小屋…」
「静かですね」
「大体の動物は夜行性ですし、他は薬で眠らせています。お2人とも今から喋らないで下さい、厄介な相手がいます。目を付けられると面倒なので、私が答えますから良いですか?」
「分かった」
「はい」
「では、行きましょう」
見世物小屋、ドラゴン達が使っている布と木で簡単に組まれたテントの前には、依然《コウトル》で見たゲシュレンとその後ろには腰の低い男その2人前には全身白い服に身を包んだ背の高い男とその付き人らしい男、計4人が何やら話しをしていた。
「ゲシュレンさん、コーカスさんどうも」
「これはこれは、ラジカ殿」
「おや、どうも。珍しいですね、連れがいるとは」
白い服の男コーカスが詠斗と率を上から下まで値踏みするように目を上下させた、どこか作り物めいたガラス玉の様な瞳だ、興味が無いのかすぐにゲシュレンに視線を戻す。
「こちらは私のお客様です、今夜の見世物小屋をとても楽しみにしていらっしゃるので下見がてらお連れしました」
「おお、そうでしたか!今夜はとても珍しい物を手に入れたのでご期待に添えますぞ!」
頬を紅潮させるゲシュレン、両手を広げ大げさに語ってみせた。
「しかし今回は残念でしたねぇ、珍しい卵が手に入ったと此処まで遥々来たのですが」
「コーカス殿、申し訳ないです。こちらの手配ミスですな…まさか崖から岩が落ちてくるとはいやはや…」
大仰に首を振るゲシュレンに内心、詠斗と率はお前の仕業だろうと怒鳴りたくなるがグッと堪えた。
「私もその卵に興味がありましたが、不慮の事故ですか。残念ですね、せめて殻でもあれば良かったのですが」
「申し訳ない、岩に潰れ何も回収出来ず…」
「仕方ありません、不慮の事故ならば。こちらは我が《ラグライック商会》から細やかな見舞金です、どうぞ」
コーカスが白い手袋を嵌めた手で懐から紙を出す、後ろに控えていた男がハネペンを差し出しさらさらと何かを記入し魔力を込めて硬質化させてゲシュレンに渡した。
「こ、こんなに!?」
恭しく受け取った紙に記載された数字にゲシュレンは目玉が飛び出るんじゃないのかという位、何度も札の数字とコーカスの顔を見返す。
「ええ、どうぞ。また珍しい卵が手に入ったらその時はね」
「は、はい!」
慌ててゲシュレンが懐に入れ興奮仕切った顔でコクコクと首を何度も下げる、ラジカはその光景を見てまた今夜と言い残し、率と綴を連れてその場を去った。
率と詠斗は念の為コーカスの鑑定を行う事にする、コーカス:《ラグライック商会》支配人 33歳 水魔法 ??? と表記が出る後で千眼に聞こうと思うと、ちらりとコーカスがこちらを見てニヤリと嗤う、詠斗は背筋がぞわっとし率は獲物を狙う何かを連想した。
「廃墟に戻りましょう」
「はい」
ちらとラジカもコーカスの方を見てすぐに視線を2人に戻す、大河達も良い知らせを持って戻って来て欲しいと詠斗と率は願いながら瓦礫の廃墟へと戻った。
「進化中だから…ない」
「ジラ!俺が戦闘するから!解毒しろ!」
「あ、ああ!」
「チグリス!ここから出る手は?」
「進化が終わるのを待つか…壊す」
『よし、壊そう!』
「ん?ライン電話か、…俺だ。急いでいるんだぞ、ならどうする?…分かった」
この3人は迷いが無く、すぐに即決断に走るが神々からのラインで大河が1度落ち着いた。
「進化中のダンジョンを壊すのは何が起こるか分からないから止めろと、その代わり転移魔法を使えるようにしたと神々から来た。行くぞ」
『了解』
大河はこの時思ったダンジョンて深化するなら、今ガンガンに周回している鉱物ダンジョンと肉ダンジョンは大丈夫なのだろうかと。
チグリスはこの時思った、進化中のダンジョンを破壊したらどうなるのかやってみたいと思ったが我慢した。
ジラはこの時思った、神様達って暇なのかなと。
それぞれ三者三葉に思考しながら、トッルとアゼを連れて瓦礫の廃墟まで戻った。
「この市場はこうして見ると、雑貨や布服が多いですね。後は干し肉とか持ちが良い食品類とか…野外用の道具とか」
「ここは様々な国に繋がる道にある街、行商の中継地ですから長持ちする食品なども豊富ですよ」
街への買い物に詠斗、率、ラジカで行う、ラジカの顔なじみの店で安く品物が買えてほくほくしていた。
「ラジカさんすごいね、顔を見せて品物買うだけで安くしてくれたり値引きしてくれたり」
「顔が広いんですね」
「まあ、顔は広いですね。商会は顔が広いのと商会の名が知れ渡っていれば話がスムーズに進みますから」
「なるほどね、この野菜初めて見る」
「お、いらっしゃい。うちの野菜はどれも美味いよ!ラジカの兄さんも!」
「こんにちは」
良く陽に焼けた肌の男がニカっと笑う、茣蓙の上に置かれた野菜が多く小振りな唐辛子に似た物もあった。
「これは?」
「これはな、このままで食べたら辛くて食えないが1本を料理と煮たり炒めたりすると辛くて味にメリハリが出て美味いぞ!」
「お、辛いのも良いね!1籠下さい!」
「はいよ、ラジカの兄さんのお連れだ!これもオマケな」
「ありがとう!」
葉にさらに5本追加して包んで渡してくれる、他にも変わった野菜を何種類か買い込んだ。
「辛い料理作れるんですか?」
「挑戦だよ、良い肉があるからそれと煮ても良いし」
「炒めてみても良いですね、刻んだりして」
「それは気になりますね、次のここは干した果物が美味しいですよ」
「色とりどりで綺麗ですね」
「いらっしゃい、あらラジカさんも」
「どうも」
「味見してみてね」
詠斗と同年代位の優し気な女性が干した果物を渡してくれる、柑橘系の物と青いまだ熟していない物干した果物に砂糖を掛けた物、どちらも美味しかった。
『おいしい』
「よかった」
「全種類を下さい!」
「嬉しい、ありがとう!」
そこでも沢山オマケをして貰いそこで、ラジカが足を止める。
「すみません、詠斗さん率さん。私この後ゲシュレンさんの所に挨拶に行きたいので…」
「僕、噂は聞いていてまだ見た事がないんですよ!ゲシュレンさんの見世物小屋!良ければ僕たちも連れて行ってくれませんか?」
「そうそう、ここに来た一番の目的がそれなんで!一緒に連れて行って!」
「それは、構いませんが。今日の夜から始まるので今行っても動物とかは見せないと思いますけど」
『いいです!』
「分かりました、ではこちらへ」
「ここが見世物小屋…」
「静かですね」
「大体の動物は夜行性ですし、他は薬で眠らせています。お2人とも今から喋らないで下さい、厄介な相手がいます。目を付けられると面倒なので、私が答えますから良いですか?」
「分かった」
「はい」
「では、行きましょう」
見世物小屋、ドラゴン達が使っている布と木で簡単に組まれたテントの前には、依然《コウトル》で見たゲシュレンとその後ろには腰の低い男その2人前には全身白い服に身を包んだ背の高い男とその付き人らしい男、計4人が何やら話しをしていた。
「ゲシュレンさん、コーカスさんどうも」
「これはこれは、ラジカ殿」
「おや、どうも。珍しいですね、連れがいるとは」
白い服の男コーカスが詠斗と率を上から下まで値踏みするように目を上下させた、どこか作り物めいたガラス玉の様な瞳だ、興味が無いのかすぐにゲシュレンに視線を戻す。
「こちらは私のお客様です、今夜の見世物小屋をとても楽しみにしていらっしゃるので下見がてらお連れしました」
「おお、そうでしたか!今夜はとても珍しい物を手に入れたのでご期待に添えますぞ!」
頬を紅潮させるゲシュレン、両手を広げ大げさに語ってみせた。
「しかし今回は残念でしたねぇ、珍しい卵が手に入ったと此処まで遥々来たのですが」
「コーカス殿、申し訳ないです。こちらの手配ミスですな…まさか崖から岩が落ちてくるとはいやはや…」
大仰に首を振るゲシュレンに内心、詠斗と率はお前の仕業だろうと怒鳴りたくなるがグッと堪えた。
「私もその卵に興味がありましたが、不慮の事故ですか。残念ですね、せめて殻でもあれば良かったのですが」
「申し訳ない、岩に潰れ何も回収出来ず…」
「仕方ありません、不慮の事故ならば。こちらは我が《ラグライック商会》から細やかな見舞金です、どうぞ」
コーカスが白い手袋を嵌めた手で懐から紙を出す、後ろに控えていた男がハネペンを差し出しさらさらと何かを記入し魔力を込めて硬質化させてゲシュレンに渡した。
「こ、こんなに!?」
恭しく受け取った紙に記載された数字にゲシュレンは目玉が飛び出るんじゃないのかという位、何度も札の数字とコーカスの顔を見返す。
「ええ、どうぞ。また珍しい卵が手に入ったらその時はね」
「は、はい!」
慌ててゲシュレンが懐に入れ興奮仕切った顔でコクコクと首を何度も下げる、ラジカはその光景を見てまた今夜と言い残し、率と綴を連れてその場を去った。
率と詠斗は念の為コーカスの鑑定を行う事にする、コーカス:《ラグライック商会》支配人 33歳 水魔法 ??? と表記が出る後で千眼に聞こうと思うと、ちらりとコーカスがこちらを見てニヤリと嗤う、詠斗は背筋がぞわっとし率は獲物を狙う何かを連想した。
「廃墟に戻りましょう」
「はい」
ちらとラジカもコーカスの方を見てすぐに視線を2人に戻す、大河達も良い知らせを持って戻って来て欲しいと詠斗と率は願いながら瓦礫の廃墟へと戻った。
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